猫三味線

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猫三味線 / 梅田佳声

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「猫三味線」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

紙芝居の名人である梅田佳声が続ける長編怪猫復讐紙芝居の口演を映像化したもの。江戸の豪商を殺して大金を奪った浪人は、その家の娘に取り入って夫婦となった。だが、娘の父親になついていた飼い猫だけは、犯人を見破っていたのだった。それに気が付いた浪人は、猫を殺して猫三味線にしてしまう。猫の魂は浪人と娘の子どもに乗り移る……。演出に唐沢俊一を迎え、全56巻、合計600枚の長編をDVD2枚に収めた大作となっている。

「猫三味線」 の作品情報

作品情報

製作年: 2006年
製作国: 日本

「猫三味線」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

監督: 唐沢俊一
製作: 富士会
出演: 梅田佳声橋沢進一小栗由加開田あや

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投稿日:2006/07/26 レビュアー:勝王

何と梅田佳声先生の傑作紙芝居「猫三味線」がDVDに!快挙です。山田誠二の「新怪談裸女大虐殺・化け猫魔界少女拳」でもその一部が紹介されておりました。話の面白さ、絵のおどろおどろしさ、そして佳声さんの名人芸と、紙芝居を芸術にまで高めた作品です。通しで3時間ですからライブではなかなか体験出来ないので、DVD化され(ドラマも挿入されておりますが)、しかもディスカスのリストに入っているのは素晴らしいと思います。私はDVDを購入したのですが、セルでは2枚組み。レンタルは1枚だけのようなので、佳声さんと唐沢俊一の対談などが入っていないようです。私は古い漫画や紙芝居の独特の絵が大好きなので、非常に感激いたしました。特にこの作品は、場末の遊園地のお化け屋敷的なムードがあります。確かに通しで3時間、集中して見るのはキツイ面もあるので、勝手に全編・後編に分けて見たりしてもよいのではないでしょうか。紙芝居ですから「続く」ということで。夏の夜、ビールとも合う映像でした。

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弾けばニャーンと鳴く、猫三味線♪

投稿日:2009/09/10 レビュアー:ぴよさん


こりゃあ凄い。怒涛の恩讐劇!連鎖する怨念! これでもかこれでもかと襲い来る不幸の波は、『嫌われ松子』をちらりと想起させるがレベルが違う、いや決定的に違うのは、アレが被害者を中心核として展開する物語なのに対して、こちらは加害者がコアに在る。例えるなら『復讐するは我にあり』の榎津厳か。高大之進の徹底的なピカレスクぶりが、鮮烈だ。
神も仏も無いのかよと嘆きたくなる酷い話ながら、どこか黒い笑いを含んでいて、ニヤリともしてしまう。

知る人ぞ知る梅田佳声の名調子。プロ紙芝居師の面目躍如だ。いわゆる講談師の様な、うねりのある喋りでは無い。紙芝居を捲る場面展開に、ブレスのタイミングがシンクロし、細かいリズムが刻まれるジャズのカウント。即興も入れば、言い淀みもそのまま、それがなんとも温かい臨場感を醸し出す。田舎のおじいちゃんが、ブツブツ話す思い出話のようでもある。

恩ある主人の恨みを飲みこんで生まれた、怪娘おタマ。幾重もの怨念によって、その姿はもはや人で無い。「親の因果が子に報い、生まれ出たる不肖の子。あな痛ましや」…では無いが、いや、確かに猛烈に痛ましいのだ。(けど、ちょっとカワイかったりもするおタマちゃん♪)
絵がまた良い。画:ケイ・タジミとある。当時、多く居た紙芝居画家のひとりであろうか。描線は迷いなしの力強さ。着色がセピア調なのは、原画が日に焼けているせい?それもまた味わいだ。

てな風に誉めてはみたものの、もちろん万人に薦められる作品ではない。「二時間半を超える救いの無いドロドロとした怪談紙芝居」こんなフレーズにムズムズする方に限って、お薦めしておこう。ニャ〜〜ン。 




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渋くて面白い!

投稿日:2006/07/30 レビュアー:らてらるろっと

とにかく時間を気にせず見せる!という魅力があり、なんと奥深い作品・・・と感心しました。絵はもちろん語りも良い塩梅で、ほんとに良かったです。話の内容は、チャングムのドラマに似ているというか、悪い奴がとことん悪く、しかもそいつの想い通りに事が進む歯痒さを感じるものです。でも最後に猫娘の儚い想いが語られた時、何か煮え切らないような哀しい感情が湧き上がるかも・・・

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小沢昭一的

投稿日:2010/05/23 レビュアー:シュルルー

評価の分かれる作品でしょう。
紙芝居という媒体が数十年前に市場から消えたことを考えると、2006年にこの作品を発表するのはレトロ以外の何ものでもありません。CDグラフィックから時代は3Dに来ています。そんな中で会えて、究極の2次元ワールドです。ただ、この2次元が只者ではない。

紙芝居世代の最後尾を着いて行った当方にとってさえ、レトロというより新鮮な表現媒体に映るのですから、意識的な若い鑑賞者にとってはかなり面白い気がします。

ラジオ番組でありますよね。小沢昭一的こころ、って奴が。これなかなかの曲者。小沢さんは伝承芸能、大道芸などの知るひとぞ知る大家です。極論すれば、親の因果が子に報い、の世界です。おどろおどろしいものに対する日本人が感じるDNAといいますか。彼の世界観に近いものをこの作品には感じます。ただ、それを表現するのに2時間40分の時間が必要だったかどうか。

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タイムスリップ

投稿日:2006/09/25 レビュアー:ぷるぷる天使

長いのですが絵が非常にいい味で巧く、つい引き込まれて見入ってしまいました。
語り口も面白いので、それもあって昔の紙芝居を今でも充分に面白いと思いました。

途中でたま〜に入る実写の猫娘が怖い〜。
ただ、実写の挿入箇所やタイミングがちょっと微妙だと思います。実写を挿入すること自体の意図はわかるのですが...。

紙芝居をこうしてDVDにしたものってはじめて見たんですが、本物の紙芝居を見るより現実を忘れてタイムスリップしてしまうかも。
こういった作品がDVDになってレンタルできるのは非常にいいことだと思います。

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猫三味線

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投稿日

2006/07/26

レビュアー

勝王

何と梅田佳声先生の傑作紙芝居「猫三味線」がDVDに!快挙です。山田誠二の「新怪談裸女大虐殺・化け猫魔界少女拳」でもその一部が紹介されておりました。話の面白さ、絵のおどろおどろしさ、そして佳声さんの名人芸と、紙芝居を芸術にまで高めた作品です。通しで3時間ですからライブではなかなか体験出来ないので、DVD化され(ドラマも挿入されておりますが)、しかもディスカスのリストに入っているのは素晴らしいと思います。私はDVDを購入したのですが、セルでは2枚組み。レンタルは1枚だけのようなので、佳声さんと唐沢俊一の対談などが入っていないようです。私は古い漫画や紙芝居の独特の絵が大好きなので、非常に感激いたしました。特にこの作品は、場末の遊園地のお化け屋敷的なムードがあります。確かに通しで3時間、集中して見るのはキツイ面もあるので、勝手に全編・後編に分けて見たりしてもよいのではないでしょうか。紙芝居ですから「続く」ということで。夏の夜、ビールとも合う映像でした。

弾けばニャーンと鳴く、猫三味線♪

投稿日

2009/09/10

レビュアー

ぴよさん


こりゃあ凄い。怒涛の恩讐劇!連鎖する怨念! これでもかこれでもかと襲い来る不幸の波は、『嫌われ松子』をちらりと想起させるがレベルが違う、いや決定的に違うのは、アレが被害者を中心核として展開する物語なのに対して、こちらは加害者がコアに在る。例えるなら『復讐するは我にあり』の榎津厳か。高大之進の徹底的なピカレスクぶりが、鮮烈だ。
神も仏も無いのかよと嘆きたくなる酷い話ながら、どこか黒い笑いを含んでいて、ニヤリともしてしまう。

知る人ぞ知る梅田佳声の名調子。プロ紙芝居師の面目躍如だ。いわゆる講談師の様な、うねりのある喋りでは無い。紙芝居を捲る場面展開に、ブレスのタイミングがシンクロし、細かいリズムが刻まれるジャズのカウント。即興も入れば、言い淀みもそのまま、それがなんとも温かい臨場感を醸し出す。田舎のおじいちゃんが、ブツブツ話す思い出話のようでもある。

恩ある主人の恨みを飲みこんで生まれた、怪娘おタマ。幾重もの怨念によって、その姿はもはや人で無い。「親の因果が子に報い、生まれ出たる不肖の子。あな痛ましや」…では無いが、いや、確かに猛烈に痛ましいのだ。(けど、ちょっとカワイかったりもするおタマちゃん♪)
絵がまた良い。画:ケイ・タジミとある。当時、多く居た紙芝居画家のひとりであろうか。描線は迷いなしの力強さ。着色がセピア調なのは、原画が日に焼けているせい?それもまた味わいだ。

てな風に誉めてはみたものの、もちろん万人に薦められる作品ではない。「二時間半を超える救いの無いドロドロとした怪談紙芝居」こんなフレーズにムズムズする方に限って、お薦めしておこう。ニャ〜〜ン。 




渋くて面白い!

投稿日

2006/07/30

レビュアー

らてらるろっと

とにかく時間を気にせず見せる!という魅力があり、なんと奥深い作品・・・と感心しました。絵はもちろん語りも良い塩梅で、ほんとに良かったです。話の内容は、チャングムのドラマに似ているというか、悪い奴がとことん悪く、しかもそいつの想い通りに事が進む歯痒さを感じるものです。でも最後に猫娘の儚い想いが語られた時、何か煮え切らないような哀しい感情が湧き上がるかも・・・

小沢昭一的

投稿日

2010/05/23

レビュアー

シュルルー

評価の分かれる作品でしょう。
紙芝居という媒体が数十年前に市場から消えたことを考えると、2006年にこの作品を発表するのはレトロ以外の何ものでもありません。CDグラフィックから時代は3Dに来ています。そんな中で会えて、究極の2次元ワールドです。ただ、この2次元が只者ではない。

紙芝居世代の最後尾を着いて行った当方にとってさえ、レトロというより新鮮な表現媒体に映るのですから、意識的な若い鑑賞者にとってはかなり面白い気がします。

ラジオ番組でありますよね。小沢昭一的こころ、って奴が。これなかなかの曲者。小沢さんは伝承芸能、大道芸などの知るひとぞ知る大家です。極論すれば、親の因果が子に報い、の世界です。おどろおどろしいものに対する日本人が感じるDNAといいますか。彼の世界観に近いものをこの作品には感じます。ただ、それを表現するのに2時間40分の時間が必要だったかどうか。

タイムスリップ

投稿日

2006/09/25

レビュアー

ぷるぷる天使

長いのですが絵が非常にいい味で巧く、つい引き込まれて見入ってしまいました。
語り口も面白いので、それもあって昔の紙芝居を今でも充分に面白いと思いました。

途中でたま〜に入る実写の猫娘が怖い〜。
ただ、実写の挿入箇所やタイミングがちょっと微妙だと思います。実写を挿入すること自体の意図はわかるのですが...。

紙芝居をこうしてDVDにしたものってはじめて見たんですが、本物の紙芝居を見るより現実を忘れてタイムスリップしてしまうかも。
こういった作品がDVDになってレンタルできるのは非常にいいことだと思います。

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