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アメリカ陸軍組織の腐敗と兵士個々の愛憎を描いてベストセラーとなった、ジェームズ・ジョーンズの長編小説の映画化。1941年の夏、ハワイ・ホノルルの兵営にプルーと呼ばれる青年兵が転隊して来た。プルーはこの部隊に公正な待遇を期待してきたのだが、現実は彼の考えていた様にはいかなかった……。バート・ランカスター、フランク・シナトラらが出演する昔ながらの名作。
製作年: |
1953年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
FROM HERE TO ETERNITY |
受賞記録: |
1953年 アカデミー賞 作品賞
1954年 カンヌ国際映画祭 特別グランプリ 1953年 ゴールデン・グローブ 助演男優賞 1953年 NY批評家協会賞 作品賞 |
監督: |
フレッド・ジンネマン |
---|---|
製作: |
バディ・アドラー 、 バディ・アドラー |
出演: |
バート・ランカスター 、 モンゴメリー・クリフト 、 デボラ・カー 、 フランク・シナトラ 、 ドナ・リード 、 アーネスト・ボーグナイン 、 ジャック・ウォーデン 、 ミッキー・ショーネシー 、 クロード・エイキンズ 、 ドナ・リード |
脚本: |
ダニエル・タラダッシュ 、 ダニエル・タラダッシュ |
原作: |
ジェームズ・ジョーンズ 、 ジェームズ・ジョーンズ |
撮影: |
バーネット・ガフィ 、 バーネット・ガフィ |
音楽: |
バーネット・ガフィ 、 モリス・W・ストロフ |
アメリカ陸軍組織の腐敗と兵士個々の愛憎を描いてベストセラーとなった、ジェームズ・ジョーンズの長編小説の映画化。1941年の夏、ハワイ・ホノルルの兵営にプルーと呼ばれる青年兵が転隊して来た。プルーはこの部隊に公正な待遇を期待してきたのだが、現実は彼の考えていた様にはいかなかった……。バート・ランカスター、フランク・シナトラらが出演する昔ながらの名作。
製作年: |
1953年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
FROM HERE TO ETERNITY |
受賞記録: |
1953年 アカデミー賞 作品賞
1954年 カンヌ国際映画祭 特別グランプリ 1953年 ゴールデン・グローブ 助演男優賞 1953年 NY批評家協会賞 作品賞 |
監督: |
フレッド・ジンネマン |
---|---|
製作: |
バディ・アドラー 、 バディ・アドラー |
出演: |
バート・ランカスター 、 モンゴメリー・クリフト 、 デボラ・カー 、 フランク・シナトラ 、 ドナ・リード 、 アーネスト・ボーグナイン 、 ジャック・ウォーデン 、 ミッキー・ショーネシー 、 クロード・エイキンズ 、 ドナ・リード |
脚本: |
ダニエル・タラダッシュ 、 ダニエル・タラダッシュ |
---|---|
原作: |
ジェームズ・ジョーンズ 、 ジェームズ・ジョーンズ |
撮影: |
バーネット・ガフィ 、 バーネット・ガフィ |
音楽: |
バーネット・ガフィ 、 モリス・W・ストロフ |
1〜 2件 / 全2件
アメリカ陸軍組織の腐敗と兵士個々の愛憎を描いてベストセラーとなった、ジェームズ・ジョーンズの長編小説の映画化。1941年の夏、ハワイ・ホノルルの兵営にプルーと呼ばれる青年兵が転隊して来た。プルーはこの部隊に公正な待遇を期待してきたのだが、現実は彼の考えていた様にはいかなかった……。バート・ランカスター、フランク・シナトラらが出演する昔ながらの名作。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
118分 | 日本語・英語・音声解説用 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 3:ドルビーデジタル//英語/音声解説 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD10254 | 2003年05月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
3枚 | 0人 | 0人 |
1941年のホノルルを舞台にした米国陸軍組織の腐敗と人間模様を描いたベストセラー小説を、バート・ランカスターなど豪華キャストで映画化。ハワイのホノルルの兵営に転隊して来た青年兵が厳しい現実に直面する。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
118分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
MAXTR0026 | 2006年03月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
1〜 2件 / 全2件
DVD
1〜 2件 / 全2件
1〜 2件 / 全2件
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
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※2022年2月 現在のタイトル数
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「夕凪の街 桜の国」を貶したのでそのフォローにと。
1941年のハワイ、誰しもが真珠湾攻撃を意識すると思いますが、この作品は表面的には陸軍組織の腐敗を描きながら、その実は戦争という暴力的行為に解決を求める愚かな人間を描いているのだと思います。
組織の腐敗によりいじめ抜かれるプルーイット(モンゴメリー・クリフト)ですが、彼自身も自尊心と自己顕示欲に支えられた生き方をしている人間じゃないかと思います。拳闘は二度としないと上官からのあらゆる理不尽に耐えていても、自己の身が危険にさらされれば、やはり自らが持つ力を使ってしまうのが人間なのです。
ウォーデン曹長(バート・ランカスター)は、プルーイットとは対照的に抜け目なく切り抜けていく人間ですね。ホルムズ大尉(フィリップ・オーバー)に表面的には服従しているように見せて、彼の復讐心は大尉の妻・カレン(デボラ・カー)を寝取ることによって満たされています。
妻・カレンも浮気を続けるのは夫・ウォーデンへの復讐心ですね。
【以降ネタバレ】
この物語には愛など無いんですよね。酒場の女性・ロリーン(ドナ・リード)に対してのプルーイットの心は、軍隊という場所にしか身を置く場がなく、さらにその場でも理不尽に虐げられた傷心からの一時の逃避だったのかもしれません。真珠湾攻撃の後、彼は女性よりも軍隊を選びます。「止まれ」と言われても止まらない、彼の身に染みついた一徹さ、「最強の陸軍」と染みついた考え方、真珠湾攻撃に対する復讐心、それらが重なり合って彼の身に最後の悲劇が訪れたんじゃないでしょうかね。
1953年(昭和28年)の作品です。終戦からわずか8年、真珠湾攻撃からでもわずか12年です。こんな時期に、既に真珠湾攻撃に至るまでの暴力のメカニズム、戦争や暴力がいかにして引き起こされるかを人間を見つめることで描き出しているんですよね。
こういう作品に比べると、日本映画はいったい何を描いているのでしょうね。
「地上より永遠に」その後に続く言葉は、こんな人間の本性を踏まえた上で、永遠に戦争が繰り返されるのか、歯止めが掛かるのか、そう問いかけるタイトルじゃないでしょうか。
ラストシーンの船から投げられたレイは、さてどちらに向かって流れていくのでしょう。
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ここのところ広場の一角で「レビュアーランキング」をめぐって、論争?が起きている。確かに一目瞭然と数字でランク付けされては、心穏やかでいられないかもしれない。
でも、レビューは「読まれる」ためにある。読まれて読み手の映画体験に、何らかの波紋を呼び起こすことができればもっといい。その波紋が「この意見には反対だ」ならふつうは投票はされないし、ランキングには反映されない。しかしレビューとしては素晴らしい働きをした。
ランキングよりそっちの方がはるかに重要だと、私は思う。
で、本作に寄せられた3件のレビュー、どれもすばらしい。
吟遊旅人さんは自分の感性を信じて、アカデミー賞何となく名作、といった世の通念を力強く打ち砕いておられるし、本作に戦争を生む心理構造を見るケチケチさんの深い省察も見事。題名の意味とラストのレイの行方の解釈など、唸りました。
その2件をおそらくふまえた上で、コリンスキーさんはこの映画の原作者があの「シン・レッド・ライン」と同じ人であること、しかも映画化にあたって原作がかなり改変されたと、教えてくださった。そうか、ガダルカナルのウイット二等兵は、ハワイの基地のプルウイット二等兵の変身だったんだ。
この映画の軍隊内パワハラ批判が何となく甘く中途半端なわけもわかった。逆にアメリカの軍隊はなんて「民主的」なのかと驚いたくらいだ。原作と反対のことをしたのね。
日本の「真空地帯」や「陸軍残酷物語」の方がその点でははるかに立派だ。もっとも平和主義に転じた敗戦国と当時朝鮮戦争を戦っていた世界最強の軍隊を持つ国との国情の相違を考えに入れる必要はあるが。
そこでわたし自身の「地上より永遠に」評。
軍隊を部隊にした「チェーホフ劇」という印象をもった。ふた組の男女を軸に軍隊という苛酷な環境のもとで生きる人間たちの心模様が、思いがけない繊細さで織り出される。弦楽四重奏、いや、シナトラをピアノにして五重奏の趨きだろうか。
つい「かもめ」を思い浮かべてしまった。「恋」がいくつも出てくるところも同じ。フランク・シナトラとの友情もちょっと恋に似ている。
プルーウィットのモンゴメリー・クリフトは惨めな人生から抜けだそうとあがき続けた果てに、撃ち落とされて死んだ純白のカモメだ。オープニング、兵士の隊列が過ぎ去った後、一人憂いを帯びた表情で登場するシーンから、既に悲劇が予感される。不器用で繊細で傷つきやすい男を演じて、モンティは絶品。あの瞳の奥に吸い込まれそうになった。
最後は真珠湾攻撃だ。繊細な人間たちが無惨にも毀されていく。
楽器の弦ははじき飛び、美しい音楽は爆音と銃撃音に取って代わられる。周到に隠された戦争忌避の思想。それもまたよし。
このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
39年入隊のJames Jones(本作原作者)はスコフィールド兵営に駐屯する第25歩兵師団に配属され
そこで日本軍の真珠湾攻撃を体験する。
ガダルカナルでは負傷し 後に「シン・レッド・ライン」を著した。
「シンレッドライン」のWitt二等兵は、Prewitt二等兵の化身だろう。
数々の不名誉な死こそが軍隊組織内部の卑劣さを告発するものだったが
本作は国防総省の介入により原作の持つ過激さと皮肉は、蚊が刺した程度にまで封じ込まれた。
J・ジョーンズが激怒したのは(ホームズ大尉は原作では昇進するというように)
180度、転換してしまった箇々の描写においてである。
ホームズ大尉のような(愚劣な)奴が昇進するなど有り得ないとする圧力は都度、
脚本の手直しを迫り、その象徴的な死の狭間にメロドラマを注入させる事になる。
(営倉送りになった者への虐待行為は当然カットされた)
波打ち際のラブシーンが有名。
寄せては返す波がsexをイメージさせる事には成功しているようだ。
(B・ランカスターは全然セクシーでないから引く一方だが
デボラ・カーは軍人だった夫を捨てピーター・ビアテルに走った人。それなりの説得力はあると思った)
「昔ながらの名作」とした上記イントロダクションは苦笑ものだが、
それまで聖域だった軍隊という組織に斬り込んだ事と
朝鮮戦争の最中に制作されたという意義は記憶されていい。
それともう1つ、「シン・レッド・ライン」「ここより永遠に」に潜在する女性不信という観念。
モンゴメリー・クリフトは兵士にもボクサーにも見えないが
役と一体化した素晴らしさだったのだ。
本作はゲイ術という銘作としても記憶されていいはずだ。
因みにアカデミーは、これでもかという程、賞を授けて
アメリカの良識というのを示している。
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:20件
投稿日
2008/04/07
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「夕凪の街 桜の国」を貶したのでそのフォローにと。
1941年のハワイ、誰しもが真珠湾攻撃を意識すると思いますが、この作品は表面的には陸軍組織の腐敗を描きながら、その実は戦争という暴力的行為に解決を求める愚かな人間を描いているのだと思います。
組織の腐敗によりいじめ抜かれるプルーイット(モンゴメリー・クリフト)ですが、彼自身も自尊心と自己顕示欲に支えられた生き方をしている人間じゃないかと思います。拳闘は二度としないと上官からのあらゆる理不尽に耐えていても、自己の身が危険にさらされれば、やはり自らが持つ力を使ってしまうのが人間なのです。
ウォーデン曹長(バート・ランカスター)は、プルーイットとは対照的に抜け目なく切り抜けていく人間ですね。ホルムズ大尉(フィリップ・オーバー)に表面的には服従しているように見せて、彼の復讐心は大尉の妻・カレン(デボラ・カー)を寝取ることによって満たされています。
妻・カレンも浮気を続けるのは夫・ウォーデンへの復讐心ですね。
【以降ネタバレ】
この物語には愛など無いんですよね。酒場の女性・ロリーン(ドナ・リード)に対してのプルーイットの心は、軍隊という場所にしか身を置く場がなく、さらにその場でも理不尽に虐げられた傷心からの一時の逃避だったのかもしれません。真珠湾攻撃の後、彼は女性よりも軍隊を選びます。「止まれ」と言われても止まらない、彼の身に染みついた一徹さ、「最強の陸軍」と染みついた考え方、真珠湾攻撃に対する復讐心、それらが重なり合って彼の身に最後の悲劇が訪れたんじゃないでしょうかね。
1953年(昭和28年)の作品です。終戦からわずか8年、真珠湾攻撃からでもわずか12年です。こんな時期に、既に真珠湾攻撃に至るまでの暴力のメカニズム、戦争や暴力がいかにして引き起こされるかを人間を見つめることで描き出しているんですよね。
こういう作品に比べると、日本映画はいったい何を描いているのでしょうね。
「地上より永遠に」その後に続く言葉は、こんな人間の本性を踏まえた上で、永遠に戦争が繰り返されるのか、歯止めが掛かるのか、そう問いかけるタイトルじゃないでしょうか。
ラストシーンの船から投げられたレイは、さてどちらに向かって流れていくのでしょう。
投稿日
2009/06/17
レビュアー
港のマリー※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ここのところ広場の一角で「レビュアーランキング」をめぐって、論争?が起きている。確かに一目瞭然と数字でランク付けされては、心穏やかでいられないかもしれない。
でも、レビューは「読まれる」ためにある。読まれて読み手の映画体験に、何らかの波紋を呼び起こすことができればもっといい。その波紋が「この意見には反対だ」ならふつうは投票はされないし、ランキングには反映されない。しかしレビューとしては素晴らしい働きをした。
ランキングよりそっちの方がはるかに重要だと、私は思う。
で、本作に寄せられた3件のレビュー、どれもすばらしい。
吟遊旅人さんは自分の感性を信じて、アカデミー賞何となく名作、といった世の通念を力強く打ち砕いておられるし、本作に戦争を生む心理構造を見るケチケチさんの深い省察も見事。題名の意味とラストのレイの行方の解釈など、唸りました。
その2件をおそらくふまえた上で、コリンスキーさんはこの映画の原作者があの「シン・レッド・ライン」と同じ人であること、しかも映画化にあたって原作がかなり改変されたと、教えてくださった。そうか、ガダルカナルのウイット二等兵は、ハワイの基地のプルウイット二等兵の変身だったんだ。
この映画の軍隊内パワハラ批判が何となく甘く中途半端なわけもわかった。逆にアメリカの軍隊はなんて「民主的」なのかと驚いたくらいだ。原作と反対のことをしたのね。
日本の「真空地帯」や「陸軍残酷物語」の方がその点でははるかに立派だ。もっとも平和主義に転じた敗戦国と当時朝鮮戦争を戦っていた世界最強の軍隊を持つ国との国情の相違を考えに入れる必要はあるが。
そこでわたし自身の「地上より永遠に」評。
軍隊を部隊にした「チェーホフ劇」という印象をもった。ふた組の男女を軸に軍隊という苛酷な環境のもとで生きる人間たちの心模様が、思いがけない繊細さで織り出される。弦楽四重奏、いや、シナトラをピアノにして五重奏の趨きだろうか。
つい「かもめ」を思い浮かべてしまった。「恋」がいくつも出てくるところも同じ。フランク・シナトラとの友情もちょっと恋に似ている。
プルーウィットのモンゴメリー・クリフトは惨めな人生から抜けだそうとあがき続けた果てに、撃ち落とされて死んだ純白のカモメだ。オープニング、兵士の隊列が過ぎ去った後、一人憂いを帯びた表情で登場するシーンから、既に悲劇が予感される。不器用で繊細で傷つきやすい男を演じて、モンティは絶品。あの瞳の奥に吸い込まれそうになった。
最後は真珠湾攻撃だ。繊細な人間たちが無惨にも毀されていく。
楽器の弦ははじき飛び、美しい音楽は爆音と銃撃音に取って代わられる。周到に隠された戦争忌避の思想。それもまたよし。
投稿日
2009/03/08
レビュアー
コリンスキー※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
39年入隊のJames Jones(本作原作者)はスコフィールド兵営に駐屯する第25歩兵師団に配属され
そこで日本軍の真珠湾攻撃を体験する。
ガダルカナルでは負傷し 後に「シン・レッド・ライン」を著した。
「シンレッドライン」のWitt二等兵は、Prewitt二等兵の化身だろう。
数々の不名誉な死こそが軍隊組織内部の卑劣さを告発するものだったが
本作は国防総省の介入により原作の持つ過激さと皮肉は、蚊が刺した程度にまで封じ込まれた。
J・ジョーンズが激怒したのは(ホームズ大尉は原作では昇進するというように)
180度、転換してしまった箇々の描写においてである。
ホームズ大尉のような(愚劣な)奴が昇進するなど有り得ないとする圧力は都度、
脚本の手直しを迫り、その象徴的な死の狭間にメロドラマを注入させる事になる。
(営倉送りになった者への虐待行為は当然カットされた)
波打ち際のラブシーンが有名。
寄せては返す波がsexをイメージさせる事には成功しているようだ。
(B・ランカスターは全然セクシーでないから引く一方だが
デボラ・カーは軍人だった夫を捨てピーター・ビアテルに走った人。それなりの説得力はあると思った)
「昔ながらの名作」とした上記イントロダクションは苦笑ものだが、
それまで聖域だった軍隊という組織に斬り込んだ事と
朝鮮戦争の最中に制作されたという意義は記憶されていい。
それともう1つ、「シン・レッド・ライン」「ここより永遠に」に潜在する女性不信という観念。
モンゴメリー・クリフトは兵士にもボクサーにも見えないが
役と一体化した素晴らしさだったのだ。
本作はゲイ術という銘作としても記憶されていいはずだ。
因みにアカデミーは、これでもかという程、賞を授けて
アメリカの良識というのを示している。
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地上(ここ)より永遠(とわ)に