笛吹川

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笛吹川 / 加藤嘉

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「笛吹川」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

深沢七郎の同名小説を木下恵介が脚色し監督した時代劇。戦国時代を舞台にしているものの、武将や合戦が中心ではなく、市井の人々を取り上げた異色作となっている。モノクロ映像に着色したパートカラーについては評価が分かれた。<BR> 甲斐国の笛吹橋のたもとに住む百姓のおじいは、孫の半蔵が合戦で手柄を立て、お屋形様である武田信虎のお役に立てたと大喜び。おじいはお屋形様の子の後産を埋める大役を仰せつかるが、御胞衣を血で汚し斬られてしまう。半蔵も戦で討ち死に、ミツは嫁ぎ先で焼き討ちにあうなど、次々と武田家に命を奪われていく。

「笛吹川」 の作品情報

作品情報

製作年: 1960年
製作国: 日本

「笛吹川」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 木下惠介
原作: 深沢七郎
音楽: 木下忠司

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ユーザーレビュー:4件

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1〜 4件 / 全4件

彩色しないほうが良かったのでは

投稿日:2006/06/25 レビュアー:伊達屋酔狂

戦国時代、武田信玄と上杉謙信の争いの中、度重なる合戦によって翻弄される庶民の姿を描いた作品。
全体の印象としては、なんだかまとまりがなかったです。そもそも現実の庶民の生活は、そんなにドラマチックじゃないぞって事かもしれませんが、どうも平板な感じがして、正直言って退屈な場面もありました。
俳優陣は、主演の田村高廣、高峰秀子をはじめとして加藤嘉、山岡久乃、歌舞伎界から市川染五郎(現・幸四郎)、中村万之助(現・吉右衛門)兄弟や、先代の松本幸四郎、中村勘三郎など、豪華キャストなんですけどね。
モノクロフィルムに後から部分的に彩色するという実験的試みがされているんですが、この彩色は失敗に思います。部分的に絵筆で色を載せている感じなので不自然なんですよ。モノクロのままが良かったんじゃないかなぁと思います。

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絶えない戦争、絶えない流れ ネタバレ

投稿日:2007/09/10 レビュアー:りん

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1960年、木下惠介監督作。
舞台は戦国時代。
笛吹川の橋のたもとに住む一人の百姓が、
武田信虎の配下となることから始まる物語。

貧乏だけど、平和な百姓を一生続けるか、
それとも一縷の望みを賭けて、武士となるか。

おじいさんが殺されようと、お父さんが戦で死のうと、
子や孫たちもこぞって戦争へ行く。
武士を選んだ若者は、皆最初は順風満帆だが、
いずれ彼らには死が訪れる。
戦いで死に、焼き打ちされて死に、
子を助けに行って死ぬ。

母は、子供を4人亡くす。
また別の母は、娘を亡くし、孫は自殺する。


静かに流れる笛吹川に架かる、長い長い橋。
いつも戦争はその対岸の、見えないところで起こる。
白黒の映画だが、実験的に、ところどころ彩色されているのも印象的。
青く塗られた死人の顔には、思わず鳥肌が立つ。

戦争は巡り巡り、絶えることはない。
生活の象徴である川にも、戦の旗が流れ付く。
旗を拾う、一人の男。
気がつけば、彼は家族5人全員を、戦争で失っていた。

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豪華キャストなんですが・・・

投稿日:2007/04/06 レビュアー:nekoyama

半世紀近く昔・・・とはいえ、かなりの大作でしたでしょう。なので、もしかしたら彩色という、多分、当時斬新な技術を取り入れたのでしょうが、「?」です。誰がそうすることにしたのかな?又、60年と言う長い時間を描くに無理があったのかな。時間の切り取り方が惜しい感じ。でも、きら星の様な役者さんの若い頃や古い日本の田園風景を観るにはいいかも。大好きな田村高広さんが見たくてお借りしましたが、うーん。平坦で面白みに欠けていると思いました。残念。

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親より先に死んだらあかん

投稿日:2015/03/08 レビュアー:daichan

戦国時代。武田家が統治する甲斐国(山梨県)。美しい甲府盆地を流れる笛吹川。橋のたもとに家を建てて住む貧しい農民の一家。若い半蔵は農作業を嫌って戦(いくさ)に行き、武功を立てて帰ってくる。しかし勝ち戦は続かない。相次ぐ戦で一家から、村から、次々と男手が失われていく。半蔵の甥にあたる定平(田村高廣)は戦に行くことを拒み、足の悪いおけい(高峰秀子)を嫁にとって、苦労の末三人の男子にも恵まれる。しかし、やがて成長した子たちは戦に行くと言い出し・・・。親にとって自分より先に子に死なれることが何よりもつらいこと。親がどんなに止めてもその手を振りほどいて子は戦に出かけていく。老女(原泉)の持つ鐘がチャリーン、チャリーンと響く・・・。

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笛吹川

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ユーザーレビュー:4件

彩色しないほうが良かったのでは

投稿日

2006/06/25

レビュアー

伊達屋酔狂

戦国時代、武田信玄と上杉謙信の争いの中、度重なる合戦によって翻弄される庶民の姿を描いた作品。
全体の印象としては、なんだかまとまりがなかったです。そもそも現実の庶民の生活は、そんなにドラマチックじゃないぞって事かもしれませんが、どうも平板な感じがして、正直言って退屈な場面もありました。
俳優陣は、主演の田村高廣、高峰秀子をはじめとして加藤嘉、山岡久乃、歌舞伎界から市川染五郎(現・幸四郎)、中村万之助(現・吉右衛門)兄弟や、先代の松本幸四郎、中村勘三郎など、豪華キャストなんですけどね。
モノクロフィルムに後から部分的に彩色するという実験的試みがされているんですが、この彩色は失敗に思います。部分的に絵筆で色を載せている感じなので不自然なんですよ。モノクロのままが良かったんじゃないかなぁと思います。

絶えない戦争、絶えない流れ

投稿日

2007/09/10

レビュアー

りん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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1960年、木下惠介監督作。
舞台は戦国時代。
笛吹川の橋のたもとに住む一人の百姓が、
武田信虎の配下となることから始まる物語。

貧乏だけど、平和な百姓を一生続けるか、
それとも一縷の望みを賭けて、武士となるか。

おじいさんが殺されようと、お父さんが戦で死のうと、
子や孫たちもこぞって戦争へ行く。
武士を選んだ若者は、皆最初は順風満帆だが、
いずれ彼らには死が訪れる。
戦いで死に、焼き打ちされて死に、
子を助けに行って死ぬ。

母は、子供を4人亡くす。
また別の母は、娘を亡くし、孫は自殺する。


静かに流れる笛吹川に架かる、長い長い橋。
いつも戦争はその対岸の、見えないところで起こる。
白黒の映画だが、実験的に、ところどころ彩色されているのも印象的。
青く塗られた死人の顔には、思わず鳥肌が立つ。

戦争は巡り巡り、絶えることはない。
生活の象徴である川にも、戦の旗が流れ付く。
旗を拾う、一人の男。
気がつけば、彼は家族5人全員を、戦争で失っていた。

豪華キャストなんですが・・・

投稿日

2007/04/06

レビュアー

nekoyama

半世紀近く昔・・・とはいえ、かなりの大作でしたでしょう。なので、もしかしたら彩色という、多分、当時斬新な技術を取り入れたのでしょうが、「?」です。誰がそうすることにしたのかな?又、60年と言う長い時間を描くに無理があったのかな。時間の切り取り方が惜しい感じ。でも、きら星の様な役者さんの若い頃や古い日本の田園風景を観るにはいいかも。大好きな田村高広さんが見たくてお借りしましたが、うーん。平坦で面白みに欠けていると思いました。残念。

親より先に死んだらあかん

投稿日

2015/03/08

レビュアー

daichan

戦国時代。武田家が統治する甲斐国(山梨県)。美しい甲府盆地を流れる笛吹川。橋のたもとに家を建てて住む貧しい農民の一家。若い半蔵は農作業を嫌って戦(いくさ)に行き、武功を立てて帰ってくる。しかし勝ち戦は続かない。相次ぐ戦で一家から、村から、次々と男手が失われていく。半蔵の甥にあたる定平(田村高廣)は戦に行くことを拒み、足の悪いおけい(高峰秀子)を嫁にとって、苦労の末三人の男子にも恵まれる。しかし、やがて成長した子たちは戦に行くと言い出し・・・。親にとって自分より先に子に死なれることが何よりもつらいこと。親がどんなに止めてもその手を振りほどいて子は戦に出かけていく。老女(原泉)の持つ鐘がチャリーン、チャリーンと響く・・・。

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