ジェイ・チョウを探して

『頭文字Ｄ』の【ジェイ・チョウ】つながりで見ました。
本作品が映画初出演作品だとか…。
この作品、かなり豪華な出演者だそうです。（私にはわからん）
同じく『頭文字Ｄ』にでてた【ショーン・ユー】が出てます。

主人公【ポポ】が失恋した彼との思い出の曲（ジェイ・チョウのＣＤ）を探しながら、新しい恋を見つけるというお話。

飼い犬を失い、つらい毎日を送る中古ＣＤショップの男【ユウ】
何も感じない男（健康オタク？）
いくつもの名前を持つ男
女性タクシードライバー
恐怖のマザコン男
普通の男を好きになれない同性愛者の男
そして、ジェイ・チョウ本人（＆ジェイチョウ人形）

とにかく、【ポポ】が可愛い！
特典のメイキングもＰＯＰでキュート！

この作品、どうも女性監督ラムさん（かなり美人です）自身
【ジェイ・チョウ】に個人的思いいれがあるようです。
上野樹里の『亀は意外と速く泳ぐ』に似た雰囲気を
感じてしまいました。

★★★☆☆

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他のレビューアーさん同様に、ストーリーはそんなに面白いとは思いませんが、ところどころに流れるジェイの音楽があってこそこの映画が成り立っていると思います。
　ショーン・ユー？？？と分かるまでかなり時間がかかるほどムサイ感じの男の人でビックリ。
　主演のポポは、この映画で抜擢された新人女優さん。特典のメイキングの彼女は、映画の時とは違い綺麗で洗練とされています。ジェイがずっと出ているのかと思いきや、ほんとにちゃんと観ないと見落としそうな頻度で出てきます。
　題名が「ジェイチョウを探して」のとおり、ウォーリー的にどこに居るの？？と観ている人も探してしまうかも（笑）
　ジェイファンじゃなかったら観なかった作品かもしれません。

聴覚を直接刺激する“音楽”は、無意識に記憶を刻んでいたりします。
旅先や、人の鼻歌や、店内有線や。
それぞれにある状況にリンクすると、忘れられない“音”になったりします。
でも、それが何の曲なのか、わからないままだったり…。
わからないまま探してる時の、漠然とした“ふぉんわり感”を感じられる作品でした。
そんな感覚も、漠然としてますが。
個人的には、好きか嫌いかではなく、曖昧な感覚が好きな映画です。
音楽って、凄いですよ。

余談ですが、ジェイ・チョウは、彼の音楽があってこそ“ジェイ・チョウ”だなぁと感じました。
あと、この映画のショーン・ユーは、嫌いじゃないです。
２枚目ではないけれど(笑)。

なのに、最初の頃のむささはダレ？でした。
ポポはかわいくて、全体にポップな感じで、失恋も乗り越えて明るく次の恋にチャレンジです。ジェイチョウと共演しているときはとてもかわいいです。
ジェイチョウのよさは、私にはわからない。
特典映像のインタビューはお勧めです。香港ものは監督が良く出てきますよね著作権のない中国だからかな？

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“恋する惑星のフェイ・ウォンがアメリの世界に入り込んだ”っていうようなことが書かれているのを見たのですが、正にそんな感じです。主演のポポが単純にフェイ・ウォンに似てますし、全体的な世界観がアメリっぽくてまあかわいらしい映画でした。