やさしくキスをして / エヴァ・バーシッスル
やさしくキスをして
/ケン・ローチ
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(51)
解説・ストーリー
スコットランド・グラスゴー。カトリックの高校で音楽教師をする女性ロシーンはある日、パキスタン移民二世の女子生徒タハラの兄カシムと出会う。別居中の夫がいるロシーンだったが、クラブのDJをするカシムの誠実さに好感を抱き、ほどなく2人は恋に落ちる。しかし、敬虔なイスラム教徒であるカシムの両親は、子どもの結婚相手は同じイスラム教徒と決めており、カシムについてもすでに勝手に縁談話を進めていた。ロシーンにそのことを打ち明けられずにいたカシムは2人でスペイン旅行へ出かけた際、ついに婚約者の存在を告白するのだが…。
スコットランド・グラスゴー。カトリックの高校で音楽教師をする女性ロシーンはある日、パキスタン移民二世の女子生徒タハラの兄カシムと出会う。別居中の夫がいるロシーンだったが、クラブのDJをするカシムの誠実さに好感を抱き、ほどなく2人は恋に落ちる。しかし、敬虔なイスラム教徒であるカシムの両親は、子どもの結婚相手は同じイスラム教徒と決めており、カシムについてもすでに勝手に縁談話を進めていた。ロシーンにそのことを打ち明けられずにいたカシムは2人でスペイン旅行へ出かけた際、ついに婚約者の存在を告白するのだが…。
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「やさしくキスをして」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
スコットランド・グラスゴー。カトリックの高校で音楽教師をする女性ロシーンはある日、パキスタン移民二世の女子生徒タハラの兄カシムと出会う。別居中の夫がいるロシーンだったが、クラブのDJをするカシムの誠実さに好感を抱き、ほどなく2人は恋に落ちる。しかし、敬虔なイスラム教徒であるカシムの両親は、子どもの結婚相手は同じイスラム教徒と決めており、カシムについてもすでに勝手に縁談話を進めていた。ロシーンにそのことを打ち明けられずにいたカシムは2人でスペイン旅行へ出かけた際、ついに婚約者の存在を告白するのだが…。
「やさしくキスをして」 の作品情報
「やさしくキスをして」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
やさしくキスをしての詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX5295 |
2006年01月27日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
1人
|
2人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
やさしくキスをしての詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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ASBX5295 |
2006年01月27日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
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|
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:51件
オルタナティブな愛について。
投稿日:2007/06/22
レビュアー:JUCE
確かに悪くは無いとは思うのですが、ケン・ローチが描くラブストーリーってこんなものなのというのが感想です。社会派と呼ばれる割には物事の上面をなめただけに終わってしまったように思えます。まあ物語の奥深さだけを追求するのであれば、書物(小説)に映画は敵いません。かたや数十時間あるいは数日間かけて頭の中にじっくりと世界を構築させていくのに対し、映画はたかだか2時間ほど。そもそも密度が違います。だからストーリーの深さだけを映画に求めるのはお門違いというのは私にも分かっています。しかし映画には書物には無い、映像(光や陰)や音といったたくさんの武器があるのです。でもケン・ローチ監督は『明日へのチケット』でも感じたのですが、あまり画面をつくるといった行為は好きではないのかもしれません。特に照明などの光に関してはこだわりは無さそうで絵がきれいというような印象がありません。おそらくは現実的な描写で押し付けを排したいという思いなのでしょうか・・・。
物語はイスラムとカソリックという宗教の違いから生じた“家族への愛”と“恋人への愛”というオルタナティブな選択を迫られたカップルの物語ですが、どちらの宗教にも詳しくない私にも映画の言わんとすることは分かりました。これは形の違いこそあれ、このような状況は私の周りでもよく聞くストーリーですし、映画の題材としても手を変え、品を変え描かれてきたポピュラーなものでしょう。その最たるものが『ロミオとジュリエット』だと思います。
なんとなく「良い映画ですよ」というだけで終わってしまいそうな“良い映画”です。
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甘いタイトルに背く重い恋愛映画
投稿日:2006/03/03
レビュアー:吟遊旅人
グラスゴーというのは陰気で保守的な土地柄という先入観があるのだが、実際はどうなのだろう。公立学校勤務なのに教会の信仰証明書が必要だなんて、初めて知ってびっくりした。
カシムとロシーンの結婚の前に立ちはだかる問題は日本では在日朝鮮人と日本人との国際結婚でいくらでも見受けられる話だ。「お前はいいよ、好きな人と一緒になって。だけど、お前のせいできょうだいの縁談がだめになる。親戚にも迷惑がかかる」。こういう物言いで在日との結婚に反対された日本人はいくらでもいるだろう。今でこそかなり結婚差別は減ったけれど、この映画の話はとても他人事とは思えず、身につまされてしまう。単に民族が違うというだけではない。「人種」も宗教も違うという点では日本での結婚差別とは比べ物にならない大きな壁が立ちはだかっている。
カシムは家族をとるか恋をとるかで悩む。ロシーンに婚約者の存在を打ち明けることができず悩むカシム。「親なんか無視して自分たちの愛を貫けばいい」なんてことは簡単には言えないのだ。カシムには、パキスタン移民として苦労してきた父親の存在を否定することなどできない。移民一世たちは祖国に残った者よりいっそう伝統文化や風習に固執する傾向があるようだが、それが若い2世との摩擦を生む。
ケン・ローチの視点はどちらかに偏ったものではない。両者の言い分をきちんと描いているだけに、わたしにはカシムの気持ちも親の気持ちも分かって、気持ちが重くなる。
「永遠の愛を誓えるのか? 明日には弟を捨ててしまうかもしれないあなたとの結婚を認めるわけにはいかない」とロシーヌに詰め寄るカシムの姉にとって、クリスチャンのいい加減な恋愛よりも、家族との愛のほうが大事なのだ。この価値観の違いはいかんともしがたい。愛と愛が争ったらどっちが勝つのか?
ラストシーンはずいぶん甘い終わり方のようにも思えるし、あるいはまた不安だらけのようにも思える。けれど、これだけは言える。「愛はすべてを越える」。あるいはまた、他者との葛藤は「愛がなければ越えられない」。
希望のないところに希望を見出そうとするケン・ローチの思いにはいつも感動する。イスラム教徒とクリスチャンとの恋愛を通して、二つの世界の架橋の困難さを描いたケン・ローチは、9.11後の世界をわたしたちに気づかせる。
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ケン・ローチの描くラブストーリー
これはだいぶ前に、梅田ガーデンシネマだったか、シネリーブルだったかで観たのだが、レディースデーにもかかわらずガラガラだった。隣りでやってた韓国映画(マイブラザーかな?)は立ち見だったのに。韓流ファンのみなさま、ケン・ローチも観てね〜!
ケン・ローチにしては珍しくラブストーリー。でも、甘々のラブストーリーにはならないところがやっぱりケン・ローチ。 人種も宗教も全く違うふたりの恋は、それぞれの家族や、それぞれが属する社会に大きな波紋を引き起こす。
カトリック教徒であるロシーンは、イスラム教徒の恋人カシムの姉に、「私たち家族の愛は永遠だけど、あなたの愛はいつまで続くの?」といわれ、I don't knowと答える。永遠の愛なんて存在しないかもしれないし、確約できることなんて何もない。けれども、困難を乗り越えてく道を選んだふたりに拍手をおくりたいと思った。
私自身は、はるか昔に結婚しようと思った人の家族に反対され、「親は捨てられない」と相手にいわれて、結局別れてしまったという経験があります。私には「旧家の嫁」なんかできなかっただろうし、今となってはそのことに何の後悔もないので、わざわざ困難に立ち向かわなくても別の道もあるよといいたいけど。
ところで、最近新作ものに出演者や監督の名前がはいっていないことが多いのですが、これは困ります。discasさん、何とかしてください。あと、検索の精度ももっと上げて欲しい。たとえば、俳優名で検索したときに、チョイ役ででてる作品もあがってくるようにしてほしい。
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2人の行く末に幸せがあるとは思えない
すごく突き放した言い方かもしれませんが、私にはどうしても彼らが本当に愛し合っているとは思えません。
相手のことを愛するというのは、性格が合うとか一緒にいて楽しいというのがもちろん一番重要だとは思います。でも相手を形作ってきたものや、相手が大切だと思っているものをどれだけ理解できるかも、同じくらい重要だと思う。それらと天秤にかけて「自分よりもそっちが大切なの?」と迫る時点で、もう既に破綻しているように思う。
終盤では、彼らはすでに愛し合っているのではなく、自分の主張が認められない不条理な世の中に対して、単に意地を張っているだけのように思えてきてしまいました。
もちろん私だって、こんなのは不条理だとは思います。
でもここまで酷くはなくても、身近にだってこういうことはあります。本人同士が個人的にいくら愛し合っても、違う要因で愛が壊れることは、彼ら2人だけに限ったことではないし。そして宗教や人種の壁に限ったことでもないと思う。
ケン・ローチの作品は大好きなんですが、本作についてはどうしてもこの2人に同情しきれませんでした。
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10人の会員が気に入ったと投稿しています
葛藤は当然
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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生活環境の決定的な違い。その溝を巧く説明できず、カシム(アッタ・ヤクブ)はロシーン(エヴァ・バーシッスル)に「白人には理解できない」と断言してしまう場面が続く。
二人が結婚を前提に巧く生活するためには、どちらかがそれまでの文化や宗教を捨てて、相手側のそれに合わせなければならないのだ。しかし、そのことは自分のアイデンティティを失うことでもある。カシムが優柔不断のように見えるが、その葛藤は至極当然である。
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ユーザーレビュー
オルタナティブな愛について。
投稿日
2007/06/22
レビュアー
JUCE
確かに悪くは無いとは思うのですが、ケン・ローチが描くラブストーリーってこんなものなのというのが感想です。社会派と呼ばれる割には物事の上面をなめただけに終わってしまったように思えます。まあ物語の奥深さだけを追求するのであれば、書物(小説)に映画は敵いません。かたや数十時間あるいは数日間かけて頭の中にじっくりと世界を構築させていくのに対し、映画はたかだか2時間ほど。そもそも密度が違います。だからストーリーの深さだけを映画に求めるのはお門違いというのは私にも分かっています。しかし映画には書物には無い、映像(光や陰)や音といったたくさんの武器があるのです。でもケン・ローチ監督は『明日へのチケット』でも感じたのですが、あまり画面をつくるといった行為は好きではないのかもしれません。特に照明などの光に関してはこだわりは無さそうで絵がきれいというような印象がありません。おそらくは現実的な描写で押し付けを排したいという思いなのでしょうか・・・。
物語はイスラムとカソリックという宗教の違いから生じた“家族への愛”と“恋人への愛”というオルタナティブな選択を迫られたカップルの物語ですが、どちらの宗教にも詳しくない私にも映画の言わんとすることは分かりました。これは形の違いこそあれ、このような状況は私の周りでもよく聞くストーリーですし、映画の題材としても手を変え、品を変え描かれてきたポピュラーなものでしょう。その最たるものが『ロミオとジュリエット』だと思います。
なんとなく「良い映画ですよ」というだけで終わってしまいそうな“良い映画”です。
甘いタイトルに背く重い恋愛映画
投稿日
2006/03/03
レビュアー
吟遊旅人
グラスゴーというのは陰気で保守的な土地柄という先入観があるのだが、実際はどうなのだろう。公立学校勤務なのに教会の信仰証明書が必要だなんて、初めて知ってびっくりした。
カシムとロシーンの結婚の前に立ちはだかる問題は日本では在日朝鮮人と日本人との国際結婚でいくらでも見受けられる話だ。「お前はいいよ、好きな人と一緒になって。だけど、お前のせいできょうだいの縁談がだめになる。親戚にも迷惑がかかる」。こういう物言いで在日との結婚に反対された日本人はいくらでもいるだろう。今でこそかなり結婚差別は減ったけれど、この映画の話はとても他人事とは思えず、身につまされてしまう。単に民族が違うというだけではない。「人種」も宗教も違うという点では日本での結婚差別とは比べ物にならない大きな壁が立ちはだかっている。
カシムは家族をとるか恋をとるかで悩む。ロシーンに婚約者の存在を打ち明けることができず悩むカシム。「親なんか無視して自分たちの愛を貫けばいい」なんてことは簡単には言えないのだ。カシムには、パキスタン移民として苦労してきた父親の存在を否定することなどできない。移民一世たちは祖国に残った者よりいっそう伝統文化や風習に固執する傾向があるようだが、それが若い2世との摩擦を生む。
ケン・ローチの視点はどちらかに偏ったものではない。両者の言い分をきちんと描いているだけに、わたしにはカシムの気持ちも親の気持ちも分かって、気持ちが重くなる。
「永遠の愛を誓えるのか? 明日には弟を捨ててしまうかもしれないあなたとの結婚を認めるわけにはいかない」とロシーヌに詰め寄るカシムの姉にとって、クリスチャンのいい加減な恋愛よりも、家族との愛のほうが大事なのだ。この価値観の違いはいかんともしがたい。愛と愛が争ったらどっちが勝つのか?
ラストシーンはずいぶん甘い終わり方のようにも思えるし、あるいはまた不安だらけのようにも思える。けれど、これだけは言える。「愛はすべてを越える」。あるいはまた、他者との葛藤は「愛がなければ越えられない」。
希望のないところに希望を見出そうとするケン・ローチの思いにはいつも感動する。イスラム教徒とクリスチャンとの恋愛を通して、二つの世界の架橋の困難さを描いたケン・ローチは、9.11後の世界をわたしたちに気づかせる。
ケン・ローチの描くラブストーリー
投稿日
2006/01/27
レビュアー
パープルローズ
これはだいぶ前に、梅田ガーデンシネマだったか、シネリーブルだったかで観たのだが、レディースデーにもかかわらずガラガラだった。隣りでやってた韓国映画(マイブラザーかな?)は立ち見だったのに。韓流ファンのみなさま、ケン・ローチも観てね〜!
ケン・ローチにしては珍しくラブストーリー。でも、甘々のラブストーリーにはならないところがやっぱりケン・ローチ。 人種も宗教も全く違うふたりの恋は、それぞれの家族や、それぞれが属する社会に大きな波紋を引き起こす。
カトリック教徒であるロシーンは、イスラム教徒の恋人カシムの姉に、「私たち家族の愛は永遠だけど、あなたの愛はいつまで続くの?」といわれ、I don't knowと答える。永遠の愛なんて存在しないかもしれないし、確約できることなんて何もない。けれども、困難を乗り越えてく道を選んだふたりに拍手をおくりたいと思った。
私自身は、はるか昔に結婚しようと思った人の家族に反対され、「親は捨てられない」と相手にいわれて、結局別れてしまったという経験があります。私には「旧家の嫁」なんかできなかっただろうし、今となってはそのことに何の後悔もないので、わざわざ困難に立ち向かわなくても別の道もあるよといいたいけど。
ところで、最近新作ものに出演者や監督の名前がはいっていないことが多いのですが、これは困ります。discasさん、何とかしてください。あと、検索の精度ももっと上げて欲しい。たとえば、俳優名で検索したときに、チョイ役ででてる作品もあがってくるようにしてほしい。
2人の行く末に幸せがあるとは思えない
投稿日
2006/07/26
レビュアー
みみ
すごく突き放した言い方かもしれませんが、私にはどうしても彼らが本当に愛し合っているとは思えません。
相手のことを愛するというのは、性格が合うとか一緒にいて楽しいというのがもちろん一番重要だとは思います。でも相手を形作ってきたものや、相手が大切だと思っているものをどれだけ理解できるかも、同じくらい重要だと思う。それらと天秤にかけて「自分よりもそっちが大切なの?」と迫る時点で、もう既に破綻しているように思う。
終盤では、彼らはすでに愛し合っているのではなく、自分の主張が認められない不条理な世の中に対して、単に意地を張っているだけのように思えてきてしまいました。
もちろん私だって、こんなのは不条理だとは思います。
でもここまで酷くはなくても、身近にだってこういうことはあります。本人同士が個人的にいくら愛し合っても、違う要因で愛が壊れることは、彼ら2人だけに限ったことではないし。そして宗教や人種の壁に限ったことでもないと思う。
ケン・ローチの作品は大好きなんですが、本作についてはどうしてもこの2人に同情しきれませんでした。
葛藤は当然
投稿日
2006/04/29
レビュアー
スターダスト
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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生活環境の決定的な違い。その溝を巧く説明できず、カシム(アッタ・ヤクブ)はロシーン(エヴァ・バーシッスル)に「白人には理解できない」と断言してしまう場面が続く。
二人が結婚を前提に巧く生活するためには、どちらかがそれまでの文化や宗教を捨てて、相手側のそれに合わせなければならないのだ。しかし、そのことは自分のアイデンティティを失うことでもある。カシムが優柔不断のように見えるが、その葛藤は至極当然である。
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