楳図かずお恐怖劇場　プレゼント

言葉が見つからないほどの衝撃でした。
ホラー、血、スプラッター大好き！な私ですら
「うえっっーーーー」の一言です。

こんなに面白い作品は珍しい。
久しぶりの大当たり作品です。グロテスクですが...

子供の頃から、楳図かずお先生のマンガが好きで
「ヘビ少女」「イアラ」「赤ん坊少女」「神の左手悪魔の右手」「漂流教室」「14歳」「まことちゃん」など、
沢山の作品を見ていた私ですが、実写映画でどこまで、
あの素晴らしさ、恐怖を見ることが出来るのか？
楽しみでしたが、裏切りは全くなく、予想外の素晴らしさです！

かなりの血、エグさなので苦手な人は注意してください。

＞６つの短編を厳選し
↑
そう書いてあったので、オムニバスで６本入ってるのかと思ったら、違うみたいですね。
次も続けて観たいです。

絶対、オススメです！
こんなに期待を裏切らないスプラッターは他に無いでしょう。

ホラーのジャンルじゃないです。
血の海、スプラッターの世界です。
短い時間でしたが、最高に楽しめました。

楳図かずお先生の、前説があり、それを見ると先生がどんなに、
想像力豊かな人であり、少年の純粋さをも持っている人なのだと、
実感しました。

我が家の娘たちが幼い頃（サンタをまだ信じていた頃）には、クリスマスが近づくと、良い子にしていないとサンタは来ないよ。と教えていました。
娘たちは、サンタさんに「良い子にします」と誓い、ついでに「サンタさんが下さるなら何でも嬉しいけど、○○を貰えたらもっと嬉しいです」というお手紙を書いたりしていました。
この物語の優子の親は「良い子にしていないと、青い目のサンタがお仕置きにくるよ」と教えていましたが、素直に頷く優子は、その約束が永遠に守らなければならないものだとは思いもしなかったでしょう。
そして月日は流れ・・・成長した優子は、3組のカップルでクリスマスの夜を過ごします。

楳図かずおの怪奇漫画の実写化ですが、この作品の原作は読んだことがありませんでした。
猫目や蛇女が現れるパターンではなく、みんなが「善意の人」だと信じているサンタクロースがお仕置きに来るのです。
そのお仕置きのシーンが殆どスプラッターで、いつもとはちがった怖さでした。
血飛沫、内臓、蛆虫など、かなりグロいので覚悟してください。
面白いと思ったのは、サンタクロースの姿が、見る人によって違って見えるという点でした。
ある人には女のサンタクロース、ある人には父親の顔をしたサンタ、優子には青い目の外国人サンタです。
どうも幼い頃に教え込まれたサンタの姿で見えるらしいのです。
聖なる夜を汚すとどうなるのか？
あなたが小さい頃に思い描いていたサンタクロースの姿を思い出しながらご覧ください。
決して、お子様に観せてはいけません。トラウマになりますから・・・

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「妖怪大戦争」の河姫役で知った高橋真唯の喫煙シーンで、いきなりえええ〜；と絶望的なうめき声をあげてしまったんですが、楳図のコアともいえる少女の聖性と懲らしめはきっちり清算されてて納得。

そういやディスカスさんには同シリーズのカナメともいえる「ねがい」と「へび少女」が欠けてるんですねぇ。
「ねがい」はモクメがあまりにリアルで夢に出てきそうだったし、「へび少女」は清純（野生）派美少女”瑠璃ちゃん”成海璃子がフルメイクでがんばってておもしろかったですよ。
この品揃えってオトナ買いへのススメなのかな？

楳図かずお恐怖劇場４作品の中で一番まし。とのレビューに期待していましたが、「あぁ〜っ？！」でした。

　まぁ、若いお嬢さんが嫌いなのかもしれないが・・・

漫画のままが、いいのかな？私には？

痛い度、流血度、えぐい度は、一番かも？

　切断・・・とか、苦手な人は、避けてね？

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この「楳図かずお恐怖劇場」シリーズは、原作通りの設定・展開にしないで作り、それでいて驚くほどつまらないものがあるが、今作は当たり！
クリスマスを汚した若者に対してサンタクロースがお仕置きにやってくる、というコンセプトは変わらないが、原作には無い場面が追加されている。
その場面はなかなかグロいもので、「悪魔のいけにえ」、「ホステル」、「ヒルズ・ハブ・アイズ」といった切り株映画とも呼ばれる海外作品からの影響が強く感じられる。
人体の解体場面があるので、その手のものがダメな人は気をつけた方がいいかも。
といってもこのレビューは「ネタバレあり」で登録しているので鑑賞前にこのレビューを見る人は少ないかな。