私のイタリア映画旅行

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私のイタリア映画旅行 / マーティン・スコセッシ

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DVD

2枚組

「私のイタリア映画旅行」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

2枚組

解説・ストーリー

巨匠マーティン・スコセッシが誘うイタリア名作映画への旅。 現代映画に多大なる影響を与えたイタリア名作映画の数々とその歴史、映像に込められた監督達の想いと斬新なテクニックの見所が凝縮された貴重な作品。現代のハリウッドを代表するイタリア系アメリカ人の巨匠マーティン・スコセッシだからこそ実現しえた、20世紀映画史のマイルストーン。2002年度全米映画批評家協会映画遺産賞受賞作品。

「私のイタリア映画旅行」 の作品情報

作品情報

製作年: 1999年
製作国: アメリカ/イタリア
原題: IL MIO VIAGGIO IN ITALIA/MY VOYAGE TO IT

「私のイタリア映画旅行」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:17件

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世界一受けたい授業

投稿日:2006/10/04 レビュアー:武蔵野婦人

2枚組みで見ごたえがあるなあ、と思ったけれど、中身は4パートに別れていてそれぞれ1時間づつ。2日、朝夜とあいた時間に見れて長さを感じませんでした。

イタリア映画を叙情的にあれこれ紹介するのだろうか? と旅気分で借りたけれど、中身は非常に濃い映画の授業を、スコセッシからたっぷり4時間受けた、、、という感じ。しかもとびっきり面白い授業で、居眠りの余地なし。見てよかったです。

特に、ネオリアリズモ以前のイタリア映画についてはほとんど無知だったので、1910〜30年あたりの映画がここまでダイナミックに作られていたのか、というのは驚きでした。この舞台のスペクタクルなしつらえはなんだ? と思っていたら、スコセッシが解説でひとこと。「アメリカには草原しかなかったが、イタリアは街そのものが歴史に満ちた舞台装置となる」。ぎゃあ。まったくだ。コロッセオ、ポンペイ、トレビの泉。世界遺産みたいな場所でロケしてるしー!!!

イタリア映画のルーツと真髄の片鱗を、フルスピードで駆け抜ける感じ。ロベルト・ロッセリーニ、ヴィットリオ・デ・シーカ、ルキノ・ヴィスコンティ、フェデリコ・フェリーニ、ミケランジェロ・アントニオーニといった巨匠の映画のダイジェストが堪能できました。

1950年あたりから、見た映画が目白押しになってくる。自転車泥棒、無防備都市、甘い生活、太陽はひとりぼっち、8 1/2。
 改めてスコセッシの視点から説明が加わると、まったく違う見え方がしてきます。
「若い人にはこうした映画を見て、楽しむだけではなく、そこから学んで欲しい。イタリア映画にはその宝庫だ」。
 楽しむためだけにしか映画を見なくなっていた私には、かなり刺激的な1本でした。ああ、おもしろかった!

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これを入り口にしましょうね

投稿日:2006/01/26 レビュアー:裸足のラヴァース

ちょっと前ぶわつ殿に「ノロイ」評 先を越されちゃうし パロちゃんには 素晴らしい作品をどんどん擁護していただいて わっしの出る幕がなくて いい感じのレヴュアーが増えてきてますね あラヴァ様昭和48年生まれじゃないよ 土下座してマダム様たちにあやまってますのでこの冗談は 「力道山」でその時代のことでもやろうかと

「エレーナ」じゃない「マレーナ」はもうだいぶ前ね 馬鹿にしてやろうと映画館行ったんだけど 意外に感動したりして もう細部は忘れちゃってるので見直さないとあれだけど やはり距離のとり方でしょうね だらしなく対象に寄りかからず 娯楽映画としての節度がありますよね そしてその突出しない凡庸といっても良いカメラワークなんかの演出も なにか好ましい印象になったりして許せたりするのです また見てみたいな

このスコセージの俺のタイトルは 「犬なんて犬なんて」なんですけど実は 「いぬのえいが」てのかな そのあとに観たので「ウンベルトD」の犬が思い出されて泣けたのでした
パロちゃんいくらなんでも スコセージに厳しすぎます 入門編としてどなたにもお勧めできるなんといっても イタリア映画を猛烈に観たくなってしまう作品なのではないでしょうか
ロッセリーニに一時間以上も費やしていて その映画史に対する目配りは的確なもので驚きます 細かいとこではホラー好きなわしとしては ダリオ・アルジェントが過去の大物女優を起用するのは ビスコンティに対する オマージュがあるんだってことを気付かせてくれましたね モノクロ画面のすっきりしたルックはDVDでも充分堪能できますし 過去のイタリア映画と さっぱり公開されない現代イタリア映画に一人でも関心を 持っていただけたらと思います 

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これを入り口にするのもいいのかも

投稿日:2006/01/26 レビュアー:parole

恐らくはハリウッドきってのシネ・フィルと言いうるであろうスコセッシの鑑賞眼は確かなものだと思う。それはこの作品(?)においてフェリーニと並んでロッセリーニに多くの言及を割いていることからも伺えるし、個々のコメントや選び出したシーンも極めて適切なものばかりだ。また木訥とした語り口にも妙に人を惹き付けるものがあり、イタリア映画を(良く)知らない人に対するガイダンス、紹介のための作品としてはこれはこれでなかなか優れたものだとは思う。でも、この作品を観るちょっと前にゴダールの『映画史』を観ちまったもんだから、いちいちあちらと比較してしまい個人的には欲求不満を感じてしまった。
10年がかりで制作された世紀の快作(怪作)である『映画史』と、どうらやテレビ番組として制作されたらしい『私のイタリア映画旅行』とを比較するのは余りにもスコセッシに気の毒だとは思うが、スコセッシの余りに淀みが無く予定調和的な構成と語りには志の低さと彼の本質的な部分における通俗性とを感じざるを得ず、作家としてのスコセッシの限界を改めて見てしまった気がする。
別に『映画史』のような作品を作る必要はないし、ゴダール以外にあんな作品が作れるはずもないから両者があらゆる点において似ていないこと自体は全く問題ではない。そうではなくて、『私のイタリア映画旅行』が平明な紹介に徹しており、それがわかりやすくて嚥下しやすい枠からはみ出す可能性がないような紹介の仕方であることがちょっとばかり気持ちが悪いのだ。この作品を観て少なからぬ人間が紹介されている作品に興味を覚え、実際に作品に接する人もまたたくさんいると思う。でも、あのような図式的でわかりやすい紹介を元に、そしてそれを確認するために作品に当たったとしてもそこに見出すのはスコセッシの言っていたことの確認に過ぎないのではなかろうか、と。

とは言うものの、見ないで敬遠するよりは、入り口はともかく観た方がいいに決まっている。スコセッシの鑑賞眼は間違いのないものなので、ここで紹介されている作品と着眼点自体はみな折紙付きのものだ。こんなところから映画の愉しさに触れるのもまたいいのかもしれない。

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ネオリアリズモ 大いなる足跡をふり返る。

投稿日:2007/11/19 レビュアー:mayumi


マーチン・スコセッシ自身のイタリア巡礼。
移民の子孫が祖先の祖国にあこがれるような感じ。
彼はやはり、ニューヨーク派でしょう。

「映画の仕事を始めた頃は、私の生きる場所はハリウッドだと考えていた。しかし私は、イタリア映画から大きな影響を受けている。
映画が好きな若者には、私と同じ体験をしてもらいたい。
様々なことを吸収できる若いうちは、ただ映画を楽しむのではなく、そこから何かを学んでほしい。
きっと、人生を左右する映画に出会う。」

まじめなお言葉。

ヴィットリオ・デ・シーカ
ロベルト・ロッセリーニ
ルキノ・ヴィスコンティ
ミケランジェロ・アントニオーニ
フェデリコ・フェリーニ

こうやって名前を書くだけでも、うれしくなっちゃう。

そうそうたるメンバー。

ネオレアリズモの映画史に与えた大いなる足跡。





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監督が、私達に見せたい作品紹介

投稿日:2005/04/06 レビュアー:ピエール

マーティン・スコセッシ監督が、若い時に見て、
感銘を受けた作品の紹介をしています。
決してイタリアの観光案内ではないです。

DVDは4時間近く、各作品のダイジェストに、
監督の音声解説(字幕)が入ってます。

古い映画は、現代から見ると冗長に感じることが多く、
敬遠されがちですが、
見たい!と思える作品が、きっと見つかるはずです。

監督も、是非、見て学んで欲しいとおっしゃってます。

大戦後のイタリアネオレアリズム傑作集。

4時間は苦になりません。
紹介された作品があまりディスカスにないのが、むしろ苦です(2005年4月現在)。

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私のイタリア映画旅行

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世界一受けたい授業

投稿日

2006/10/04

レビュアー

武蔵野婦人

2枚組みで見ごたえがあるなあ、と思ったけれど、中身は4パートに別れていてそれぞれ1時間づつ。2日、朝夜とあいた時間に見れて長さを感じませんでした。

イタリア映画を叙情的にあれこれ紹介するのだろうか? と旅気分で借りたけれど、中身は非常に濃い映画の授業を、スコセッシからたっぷり4時間受けた、、、という感じ。しかもとびっきり面白い授業で、居眠りの余地なし。見てよかったです。

特に、ネオリアリズモ以前のイタリア映画についてはほとんど無知だったので、1910〜30年あたりの映画がここまでダイナミックに作られていたのか、というのは驚きでした。この舞台のスペクタクルなしつらえはなんだ? と思っていたら、スコセッシが解説でひとこと。「アメリカには草原しかなかったが、イタリアは街そのものが歴史に満ちた舞台装置となる」。ぎゃあ。まったくだ。コロッセオ、ポンペイ、トレビの泉。世界遺産みたいな場所でロケしてるしー!!!

イタリア映画のルーツと真髄の片鱗を、フルスピードで駆け抜ける感じ。ロベルト・ロッセリーニ、ヴィットリオ・デ・シーカ、ルキノ・ヴィスコンティ、フェデリコ・フェリーニ、ミケランジェロ・アントニオーニといった巨匠の映画のダイジェストが堪能できました。

1950年あたりから、見た映画が目白押しになってくる。自転車泥棒、無防備都市、甘い生活、太陽はひとりぼっち、8 1/2。
 改めてスコセッシの視点から説明が加わると、まったく違う見え方がしてきます。
「若い人にはこうした映画を見て、楽しむだけではなく、そこから学んで欲しい。イタリア映画にはその宝庫だ」。
 楽しむためだけにしか映画を見なくなっていた私には、かなり刺激的な1本でした。ああ、おもしろかった!

これを入り口にしましょうね

投稿日

2006/01/26

レビュアー

裸足のラヴァース

ちょっと前ぶわつ殿に「ノロイ」評 先を越されちゃうし パロちゃんには 素晴らしい作品をどんどん擁護していただいて わっしの出る幕がなくて いい感じのレヴュアーが増えてきてますね あラヴァ様昭和48年生まれじゃないよ 土下座してマダム様たちにあやまってますのでこの冗談は 「力道山」でその時代のことでもやろうかと

「エレーナ」じゃない「マレーナ」はもうだいぶ前ね 馬鹿にしてやろうと映画館行ったんだけど 意外に感動したりして もう細部は忘れちゃってるので見直さないとあれだけど やはり距離のとり方でしょうね だらしなく対象に寄りかからず 娯楽映画としての節度がありますよね そしてその突出しない凡庸といっても良いカメラワークなんかの演出も なにか好ましい印象になったりして許せたりするのです また見てみたいな

このスコセージの俺のタイトルは 「犬なんて犬なんて」なんですけど実は 「いぬのえいが」てのかな そのあとに観たので「ウンベルトD」の犬が思い出されて泣けたのでした
パロちゃんいくらなんでも スコセージに厳しすぎます 入門編としてどなたにもお勧めできるなんといっても イタリア映画を猛烈に観たくなってしまう作品なのではないでしょうか
ロッセリーニに一時間以上も費やしていて その映画史に対する目配りは的確なもので驚きます 細かいとこではホラー好きなわしとしては ダリオ・アルジェントが過去の大物女優を起用するのは ビスコンティに対する オマージュがあるんだってことを気付かせてくれましたね モノクロ画面のすっきりしたルックはDVDでも充分堪能できますし 過去のイタリア映画と さっぱり公開されない現代イタリア映画に一人でも関心を 持っていただけたらと思います 

これを入り口にするのもいいのかも

投稿日

2006/01/26

レビュアー

parole

恐らくはハリウッドきってのシネ・フィルと言いうるであろうスコセッシの鑑賞眼は確かなものだと思う。それはこの作品(?)においてフェリーニと並んでロッセリーニに多くの言及を割いていることからも伺えるし、個々のコメントや選び出したシーンも極めて適切なものばかりだ。また木訥とした語り口にも妙に人を惹き付けるものがあり、イタリア映画を(良く)知らない人に対するガイダンス、紹介のための作品としてはこれはこれでなかなか優れたものだとは思う。でも、この作品を観るちょっと前にゴダールの『映画史』を観ちまったもんだから、いちいちあちらと比較してしまい個人的には欲求不満を感じてしまった。
10年がかりで制作された世紀の快作(怪作)である『映画史』と、どうらやテレビ番組として制作されたらしい『私のイタリア映画旅行』とを比較するのは余りにもスコセッシに気の毒だとは思うが、スコセッシの余りに淀みが無く予定調和的な構成と語りには志の低さと彼の本質的な部分における通俗性とを感じざるを得ず、作家としてのスコセッシの限界を改めて見てしまった気がする。
別に『映画史』のような作品を作る必要はないし、ゴダール以外にあんな作品が作れるはずもないから両者があらゆる点において似ていないこと自体は全く問題ではない。そうではなくて、『私のイタリア映画旅行』が平明な紹介に徹しており、それがわかりやすくて嚥下しやすい枠からはみ出す可能性がないような紹介の仕方であることがちょっとばかり気持ちが悪いのだ。この作品を観て少なからぬ人間が紹介されている作品に興味を覚え、実際に作品に接する人もまたたくさんいると思う。でも、あのような図式的でわかりやすい紹介を元に、そしてそれを確認するために作品に当たったとしてもそこに見出すのはスコセッシの言っていたことの確認に過ぎないのではなかろうか、と。

とは言うものの、見ないで敬遠するよりは、入り口はともかく観た方がいいに決まっている。スコセッシの鑑賞眼は間違いのないものなので、ここで紹介されている作品と着眼点自体はみな折紙付きのものだ。こんなところから映画の愉しさに触れるのもまたいいのかもしれない。

ネオリアリズモ 大いなる足跡をふり返る。

投稿日

2007/11/19

レビュアー

mayumi


マーチン・スコセッシ自身のイタリア巡礼。
移民の子孫が祖先の祖国にあこがれるような感じ。
彼はやはり、ニューヨーク派でしょう。

「映画の仕事を始めた頃は、私の生きる場所はハリウッドだと考えていた。しかし私は、イタリア映画から大きな影響を受けている。
映画が好きな若者には、私と同じ体験をしてもらいたい。
様々なことを吸収できる若いうちは、ただ映画を楽しむのではなく、そこから何かを学んでほしい。
きっと、人生を左右する映画に出会う。」

まじめなお言葉。

ヴィットリオ・デ・シーカ
ロベルト・ロッセリーニ
ルキノ・ヴィスコンティ
ミケランジェロ・アントニオーニ
フェデリコ・フェリーニ

こうやって名前を書くだけでも、うれしくなっちゃう。

そうそうたるメンバー。

ネオレアリズモの映画史に与えた大いなる足跡。





監督が、私達に見せたい作品紹介

投稿日

2005/04/06

レビュアー

ピエール

マーティン・スコセッシ監督が、若い時に見て、
感銘を受けた作品の紹介をしています。
決してイタリアの観光案内ではないです。

DVDは4時間近く、各作品のダイジェストに、
監督の音声解説(字幕)が入ってます。

古い映画は、現代から見ると冗長に感じることが多く、
敬遠されがちですが、
見たい!と思える作品が、きっと見つかるはずです。

監督も、是非、見て学んで欲しいとおっしゃってます。

大戦後のイタリアネオレアリズム傑作集。

4時間は苦になりません。
紹介された作品があまりディスカスにないのが、むしろ苦です(2005年4月現在)。

1〜 5件 / 全17件