仮面劇場

一大勢力を築いた小室ファミリー。
カラオケ、売れ筋を強烈に意識付けされたサウンドは、歌手個人のパワーを包み込み、プロデューサー・小室哲哉のカラーで染まってしまう。
歌手それぞれ特色はあるものの、”小室サウンド”と一括りにされてしまうのです。
そのようなグループ（ファミリー）の中に、実力・実績を兼ね備えた甲斐よしひろさんが加わってもうまく融合するわけがないのです。
双方及びファンにとって、黒歴史と認定したい。。。(・・。)ゞ

本作品を鑑賞して、そんな昔を思い出してしまいました。

本来、『仮面劇場』には名探偵金田一耕助は登場しません。
原作者の了承を得て作品に登場させているのですが、余計な恋愛エピソードまで載せてしまったのが一番いただけません。( ￣っ￣)
（『獄門島』の感動を返して！）

『横溝正史のドラマシリーズ』なのだから、由利麟太郎のままでもよかったのに。。。
確固たる世界観を持つ『仮面劇場』に、これまた独特の個性を持つ金田一耕助を登場させても、うまく融合するわけがありません。
また作品の特性でも、映像向きではなく登場人物の外見だけで怪しさが露呈してしまう残念な演出もマイナスに作用しています。(・・。)ゞ

被害を最小限に喰い留めたのは、やはり日和警部。
最終話エンディングで日和警部が金田一耕助にしつこく詰め寄るシーンだけは面白い。(*^.^*)

未亡人の役、熟年の司さんとても素敵です。
金田一さんまで惚れちゃって、鼻の下伸ばしますね（笑）。
日本の美しいおかあさんて感じですか。
「悪魔の手毬唄」では岸恵子さんに刑事が惚れていて金田一さんが「愛していたんですね。」と言いますが、これでは逆にラストで刑事から「惚れていたんでしょう。」とからかわれます。

３時間を超えるとっても長いドラマです。
ＴＶ放送用で４回くらいの１時間ドラマでしょう。
回毎にキャストと前回までのあらすじ邪魔ですね。
当然早送りです。

さて私も推理です。
Ｍプランだとレンタル候補の半分は借りることが出来ません。
不思議と貸し出し中の時、レンタル可が増えます。
私のように月に１０回も借りるとほとんど送料で儲からないと思います。
んで貸し出し中のとき本当に借りたいレンタル候補をレンタル可にします。
スポットレンタルに飛びつくしかありませんね。
今回は１６枚スポットレンタルしました、返送用の３９０円切手が貼ってありますので往復７８０円の送料が掛かっているのです。ポスパケットと言う郵便局の配達です。
３２００−７８０＝２４２０円儲かるわけです。
貸し出し中にレンタル可が増える、わざとやっているのでしょうねDISCAS。

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いきなり、虹ノ助（だったと思う）が棺に入れられて登場と、スリリングな展開だったのですが、どう見ても女性の男装とわかってしまい、という事は・・・。先が読めてしまう作品ではありますが、本来金田一が登場しない作品を脚色している様なので、一見の価値は有るかと。

ありえない物語ですが、犯人がなかなか意外で楽しめます。そんなんあり〜！？っていう結末ではありますが。・・・
日和警部の「あーた、惚れたのね？」という名セリフが聞けますよ。
菅井きんさんが夫にせまるところも笑えます。

どなたかも書かれてましたが、虹ノ助君はどう見ても女性の男装にしか見えない、、、なんか丸みがあるし、頬もふっくらしてるし、、、青白い、細い美少年でないと怖さ半減ですよ。

でもある意味ラストまでほんとに犯人てだれ？？？ってところは引っ張ってくれるので、、やっぱり虹ノ助の不気味さがもう少しほしかった。。。
その怖きもな感じと美少年ってのがこのお話のみそだと思うので。

うううん星三つで。