ドノバン珊瑚礁

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ドノバン珊瑚礁 / ジョン・ウェイン

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「ドノバン珊瑚礁」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

南太平洋の孤島に暮らすディダムは、娘に内緒で、現地の女性と結婚し子供までつくっていた。ところがある日、彼のもとにボストンにいる娘がやってくるという報せがとどく。慌てた彼は、親友のドノバン(J・ウェイン)を三人の子供の父親、ということにするが……。南海の美しい珊瑚礁を舞台に、男の友情、家族愛、そして男女の恋愛を描く。

「ドノバン珊瑚礁」 の作品情報

作品情報

製作年: 1963年
製作国: アメリカ
原題: DONOVAN’S REEF

「ドノバン珊瑚礁」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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フォード&ウェイン

投稿日:2011/05/11 レビュアー:よふかし

 大好きな『静かなる男』の系譜に連なるフォード&ウェインのドタバタ・コメディなのだが、どうにも置いてきぼりをくったような気にさせられる作品。
 冒頭の船上で、リー・マーヴィンが船長をモップでぶん殴ってから、船から飛び降りてウェインのいる島に泳いで向かう。その時の殴り方が実に荒っぽく、コメディのお約束というよりは暴力映画のそれなのだ。笑いのシーンなのに、荒っぽ過ぎて笑えないというのは、もともとフォードの映画の特徴でもあって(たとえば『黄色いリボン』にさえそんなシーンはある)、たぶんアイリッシュな(酒飲みの)笑いなのだ。酔っぱらって騒いでいる当人たちはおかしくてたまらないが、傍から見ているとうんざりしてしまうような。
 ただ、内に入り込んでさえしまえば、この南洋の楽園の、当時としてもおそらく反時代的な幸福感は、ただごとではない。とくに島の住民が大挙登場する到着歓迎のシーンや、教会でのクリスマスなどはただただ、幸福だ。
 その一方で、同じ「じゃじゃ馬飼いならし」にも関わらず、『静かなる男』にあったような詩情というかロマンティックなシーンがどこか投げやりで、都会の女は尻をひっぱたけばうまく行くという投げやりで、ロマンスもドタバタに落ちてしまった。
 晩年のフォードがインディアンの描き方を修正していたのとリンクして、本作では人種問題に対するフォードの率直な気持ちが吐露されていて微笑ましいし、興味深い。ハワイ人や日本人の描き方が差別的と受け取る人もいるかもしれないが、僕はそうは思わない。
 数々の名作を生んだフォード&ウェイン最後のコンビ作の掉尾を飾る作品としてはいま一つな仕上がりだが、これは閉幕後の気楽なアンコールであったと思えば良いような気がする。50点。

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リー・マーヴィンがお気に入り ネタバレ

投稿日:2008/04/26 レビュアー:銀の粒

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 最晩年期の代表作である”リバティ・バランスを射った男”('61)を撮った後のジョン・フォードには程度の差こそ異色の作品がそろっている。遺作となった”荒野の女たち”などはその典型なのだろうけど、南太平洋の島を舞台にしたトロピカルな楽天気分あふるるコメディである本作もまたこの巨匠らしからぬ意匠の一篇だ。と云っても今回はまあ、渾身を込めた力作西部劇を完成させた後でもあるし、楽園で主演のジョン・ウェインともども半分バカンスモードでのお仕事とシャレこんだのかも知れない。御大にとって南太平洋は、第二次大戦の太平洋戦線を描いた戦記ものとか、南の孤島を襲うハリケーンをネタにしたスペクタクル大作でお馴染みの地。本作でも登場するアメリカ人の男どもは日本軍と戦った元兵士が戦後そのまま南の島に居ついた事なっているし、もちろん劇中にハリケーンも襲ってくるのだ。
 そんなこんなで、観る方も作り手の気分に乗って、のんびりとビールなぞ片手に繰り返し流されるハワイアン音楽風の旋律に耳を傾けながら、自己パロディとも取れるゆるいギャクにニンマリ眺めていればこれは結構楽しめる一篇となっている。本土から島にやって来た生意気なインテリ女に求婚はしたもののラブシーンなぞそっちのけで、いきなりじゃじゃ馬娘にお仕置きをとばかり彼女のお尻をペンペン叩く、いかにもJ・ウェインらしい仕草なぞ、自身が前作で演じた屈折した人物像を振り払うかのような愉快なアナクロぶりだ。
 ”リバティ・バランス〜”からの繋ぎではもうひとり、ウェインのケンカ友達に扮するリー・マーヴィンが印象的。粗野で乱暴な男の直情径行ぶりに不思議な愛嬌を感じさせるこの役者得意のキャラクターは本作あたりから始まっただろうか。そんな人物像はまた大戦前のフォードが非西部劇(例えば、”周遊する蒸気船”や“タバコロード”)でたびたび描いてきた南部アメリカの男達にも通づるものがある。巨匠の活躍がもう少し長く続いていたらマーヴィンは必ずしや<フォード一家>の重き一員になっていたに違いない。

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ジョンウェインは子供好き?

投稿日:2007/10/20 レビュアー:せきやん

ジョンウェインが気楽?に出演した作品です。
西部劇とは無関係。お笑い、子供でも十分鑑賞できます。
自身の西部劇イメージを払拭するためにつくったのか?
ハタリ!からの流れ?

恋愛物がからむ、という点ではジョンウェイン中期作品。

尤も、本作品は
ジョンフォード&ジョンウェインコンビの最後の作品。
だったら、西部劇の集大成にすればよかったのになー。

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こんなフォード作品も良い。

投稿日:2014/05/30 レビュアー:ricoppin

ジョン・フォードによる痛快ラブコメ といったところでしょうか、珍しく肩の力を抜いて見れる作品。激しい戦いや深いメッセージではなく、そこに描かれる人間模様に重きを置いたシンプルな作品・・ですが、彼の手にかかるとそれだけで終らないところが素晴らしいです。
何といっても南の島という設定上 画面の色彩が美しい。そこで3人の男達を中心に描かれる友情、家族愛、恋愛そして人情・・・それら全てが絶妙なバランスで凝縮されていて、見るべき要素が多い点もジョン・フォードならでは。 
腐れ縁のドノバン(ウェイン)とギルフーリー(リー・マービン)は会えば喧嘩ばかりなんてのも面白かったし、デダム嬢(エリザベス・アレン)とドノバンも喧嘩ばかり ・・酒場などあちこちで戦いが繰り広げられるも、決して人が死ぬことはなく、むしろ滑稽な喧嘩ばかりで最後にはハッピーエンドにまとまるあたりはまさに痛快でした。
 個人的にリー・マービンも好きなので、思ったより出番が少なかったのが残念でしたが・・デュークとの共演は嬉しいですね。切り口はいつもと違えど、根底に流れる人間愛やアイリッシュ精神はそのままで、ジョンフォードの違った一面が垣間見れるような作品でした。

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ドノバン珊瑚礁 1963

投稿日:2011/08/28 レビュアー:UPTAILAGEO

エリザベス・アレン

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ドノバン珊瑚礁

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フォード&ウェイン

投稿日

2011/05/11

レビュアー

よふかし

 大好きな『静かなる男』の系譜に連なるフォード&ウェインのドタバタ・コメディなのだが、どうにも置いてきぼりをくったような気にさせられる作品。
 冒頭の船上で、リー・マーヴィンが船長をモップでぶん殴ってから、船から飛び降りてウェインのいる島に泳いで向かう。その時の殴り方が実に荒っぽく、コメディのお約束というよりは暴力映画のそれなのだ。笑いのシーンなのに、荒っぽ過ぎて笑えないというのは、もともとフォードの映画の特徴でもあって(たとえば『黄色いリボン』にさえそんなシーンはある)、たぶんアイリッシュな(酒飲みの)笑いなのだ。酔っぱらって騒いでいる当人たちはおかしくてたまらないが、傍から見ているとうんざりしてしまうような。
 ただ、内に入り込んでさえしまえば、この南洋の楽園の、当時としてもおそらく反時代的な幸福感は、ただごとではない。とくに島の住民が大挙登場する到着歓迎のシーンや、教会でのクリスマスなどはただただ、幸福だ。
 その一方で、同じ「じゃじゃ馬飼いならし」にも関わらず、『静かなる男』にあったような詩情というかロマンティックなシーンがどこか投げやりで、都会の女は尻をひっぱたけばうまく行くという投げやりで、ロマンスもドタバタに落ちてしまった。
 晩年のフォードがインディアンの描き方を修正していたのとリンクして、本作では人種問題に対するフォードの率直な気持ちが吐露されていて微笑ましいし、興味深い。ハワイ人や日本人の描き方が差別的と受け取る人もいるかもしれないが、僕はそうは思わない。
 数々の名作を生んだフォード&ウェイン最後のコンビ作の掉尾を飾る作品としてはいま一つな仕上がりだが、これは閉幕後の気楽なアンコールであったと思えば良いような気がする。50点。

リー・マーヴィンがお気に入り

投稿日

2008/04/26

レビュアー

銀の粒

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 最晩年期の代表作である”リバティ・バランスを射った男”('61)を撮った後のジョン・フォードには程度の差こそ異色の作品がそろっている。遺作となった”荒野の女たち”などはその典型なのだろうけど、南太平洋の島を舞台にしたトロピカルな楽天気分あふるるコメディである本作もまたこの巨匠らしからぬ意匠の一篇だ。と云っても今回はまあ、渾身を込めた力作西部劇を完成させた後でもあるし、楽園で主演のジョン・ウェインともども半分バカンスモードでのお仕事とシャレこんだのかも知れない。御大にとって南太平洋は、第二次大戦の太平洋戦線を描いた戦記ものとか、南の孤島を襲うハリケーンをネタにしたスペクタクル大作でお馴染みの地。本作でも登場するアメリカ人の男どもは日本軍と戦った元兵士が戦後そのまま南の島に居ついた事なっているし、もちろん劇中にハリケーンも襲ってくるのだ。
 そんなこんなで、観る方も作り手の気分に乗って、のんびりとビールなぞ片手に繰り返し流されるハワイアン音楽風の旋律に耳を傾けながら、自己パロディとも取れるゆるいギャクにニンマリ眺めていればこれは結構楽しめる一篇となっている。本土から島にやって来た生意気なインテリ女に求婚はしたもののラブシーンなぞそっちのけで、いきなりじゃじゃ馬娘にお仕置きをとばかり彼女のお尻をペンペン叩く、いかにもJ・ウェインらしい仕草なぞ、自身が前作で演じた屈折した人物像を振り払うかのような愉快なアナクロぶりだ。
 ”リバティ・バランス〜”からの繋ぎではもうひとり、ウェインのケンカ友達に扮するリー・マーヴィンが印象的。粗野で乱暴な男の直情径行ぶりに不思議な愛嬌を感じさせるこの役者得意のキャラクターは本作あたりから始まっただろうか。そんな人物像はまた大戦前のフォードが非西部劇(例えば、”周遊する蒸気船”や“タバコロード”)でたびたび描いてきた南部アメリカの男達にも通づるものがある。巨匠の活躍がもう少し長く続いていたらマーヴィンは必ずしや<フォード一家>の重き一員になっていたに違いない。

ジョンウェインは子供好き?

投稿日

2007/10/20

レビュアー

せきやん

ジョンウェインが気楽?に出演した作品です。
西部劇とは無関係。お笑い、子供でも十分鑑賞できます。
自身の西部劇イメージを払拭するためにつくったのか?
ハタリ!からの流れ?

恋愛物がからむ、という点ではジョンウェイン中期作品。

尤も、本作品は
ジョンフォード&ジョンウェインコンビの最後の作品。
だったら、西部劇の集大成にすればよかったのになー。

こんなフォード作品も良い。

投稿日

2014/05/30

レビュアー

ricoppin

ジョン・フォードによる痛快ラブコメ といったところでしょうか、珍しく肩の力を抜いて見れる作品。激しい戦いや深いメッセージではなく、そこに描かれる人間模様に重きを置いたシンプルな作品・・ですが、彼の手にかかるとそれだけで終らないところが素晴らしいです。
何といっても南の島という設定上 画面の色彩が美しい。そこで3人の男達を中心に描かれる友情、家族愛、恋愛そして人情・・・それら全てが絶妙なバランスで凝縮されていて、見るべき要素が多い点もジョン・フォードならでは。 
腐れ縁のドノバン(ウェイン)とギルフーリー(リー・マービン)は会えば喧嘩ばかりなんてのも面白かったし、デダム嬢(エリザベス・アレン)とドノバンも喧嘩ばかり ・・酒場などあちこちで戦いが繰り広げられるも、決して人が死ぬことはなく、むしろ滑稽な喧嘩ばかりで最後にはハッピーエンドにまとまるあたりはまさに痛快でした。
 個人的にリー・マービンも好きなので、思ったより出番が少なかったのが残念でしたが・・デュークとの共演は嬉しいですね。切り口はいつもと違えど、根底に流れる人間愛やアイリッシュ精神はそのままで、ジョンフォードの違った一面が垣間見れるような作品でした。

ドノバン珊瑚礁 1963

投稿日

2011/08/28

レビュアー

UPTAILAGEO

エリザベス・アレン

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