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アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷
アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷
アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷 / サミュエル・L・ジャクソン
アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷
/サミュエル・L・ジャクソン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
解説・ストーリー
アン・リー、ジョン・ウー、ジャッキー・チェンなど、豪華アクション俳優・スタッフ陣がマーシャル・アーツを語るドキュメンタリー。
アン・リー、ジョン・ウー、ジャッキー・チェンなど、豪華アクション俳優・スタッフ陣がマーシャル・アーツを語るドキュメンタリー。
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「アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
アン・リー、ジョン・ウー、ジャッキー・チェンなど、豪華アクション俳優・スタッフ陣がマーシャル・アーツを語るドキュメンタリー。
「アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷」 の作品情報
「アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変換の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD33575 |
2003年05月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
0人
|
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アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変換の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD33575 |
2003年05月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:9件
ダンス・ウィズ・ カンフー♪
投稿日:2007/09/10
レビュアー:ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
マーシャル・アーツという用語は、広く輪郭のぼやけた概念であり、また我々日本人が、捉え間違ってきた言葉でもある。本作で扱われている映画の数々もマーシャル・アーツという括りには馴染まない様に思うので、ここではカンフー(攻夫)映画と呼ぶ。
宗教弾圧を受けた少林寺の残党が、清王朝の圧制に抗する為、京劇役者に武術を教え、反抗の種を蒔いた…いかにも中国的なストーリーだ。
その事をあまりに「ドラマ的」過ぎると、野暮を言う気は無い。中国に於ける功夫映画が、京劇の発展型であることは疑いようが無いし、その多くが、権力や侵略者への抵抗というテーマを包含している事も事実であるし。
作中述べられているが、中国のカンフー映画と、日本の時代劇が交叉する時期があった。優劣を語るのは詮無い事だが、確かにその影響を感じる瞬間があった。それまでのカンフー物の、格闘が始まると一本調子になっていたスタイルから、緊張と緩和・静と動のリズムが刻めるようになった。『七人の侍』に於ける宮口精二、『座頭市』に於ける勝新太郎の殺陣、等々が参考にされていたんじゃないかと想像。
ブルース・リーを評して、「欧米的であり、中国的で無い」(アン・リー)とは、面白い見方だと思った。誰が見たって、ブルースの思想は東洋的である。禅の思想、老荘思想…サムライ的でもある。だが、中国人からすると、そのシンプルさ、アピール力、そして進歩性が、欧米的に見えたのだろう。確かにスクリーンの中で、彼は筋肉を常に緊張させて「みせている」。感情を筋肉で分かりやすくアピールしているのだ。そこに中国的な「複雑な感情を内に秘める」といった伝統からの脱却があった、ということなのか。
ツイ・ハークがカンフー映画を発展させたことに疑いは無いが、彼がワイヤー使用過多の元凶でもあるように思えて、個人的には好きで無い。 ワイヤーワークがカンフー映画の世界的ブレイクのキッカケであったと同時に、カンフー本来の凄みを、どれほど奪ったか。事実、このドキュメンタリーを見ても、ツイ・ハーク以前と以後で、質が完全に変わったのが分かる。以前の作品では、当たった分の衝撃が素直に表れている。ワイヤー全否定とは言わないが、本人の運動+15%くらいに収まらないものか、といつも思う。
その意味でも、ジャッキーは素晴らしい。ジェット・リーには引退前にぜひ、ノー・ワイヤーで一本作って欲しい。『少林寺』を思い出せっ、リー・リンチェイ。
もちろん『グリーン・デスティニー』に於けるワイヤーワークは、別格・別次元の物として、敬意を表します。
話は逸れるが、私は常々、なぜマーシャルアーツ・ミュージカルが無いのか不思議に思っていた。何しろ起源は京劇なのだし、回転系の技などの動的表現はバレエに近い。カンフーが出来る女優さんや、手足の長い俳優も増えた。本編でも少し試されているが、BGMさえ巧く充てれば相性は悪くないはず。 きっと楽しくなるはずだけどなぁ。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
アクション映画ファンは見とけ
カンフー映画の起源からブルースリー、ジャッキーチェン...グリーンデスティニーやマトリックスまでを監督や俳優のインタビューを交えて紹介。
出てくる映画の数はこれでもかっていうぐらい盛りだくさん。
カンフー映画でかっこいい場面だけを何度も見ちゃう様な人は見て損は無いはず。興味持てたし面白かったです。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
アメリカが 認めることが メジャーなの?
投稿日:2007/07/08
レビュアー:Yの3乗
なかなか良く出来たドキュメンタリー
サミエル・L・ジャクソンが司会で、なかなかしっかりしたつくりでした。
カンフー映画の歴史が良く分かりました。
ちゃんと中国の歴史や流派が受け継がれていることが良く分かりました。
昔のカンフー映画の主役は女性!女性が男役をやっていたとのこ。理由は妻にカッコイイ男優を見せたくなかったから?
黒澤明の影響がここにもあったとは流石です。
期待以上に良かった作品。
ドキュメントですが、お勧めします。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
2カット、ふた言
こちらもスティーブン・セガールのウィキペディアで見つけた1本。
今度は、インタビューに答えた2カットだった。(笑)
S.セガール御大のファンとしては、騙されたような気分だが、まぁ仕方あるまい。ウィキペディアなんて、こんなモンだろう。(苦笑)
さて、本作品は、中国映画の黎明期からマーシャル・アーツ(中国武術)を追ったドキュメンタリー。
フィルムを繋げてナレーションをかぶせただけの安直なドキュメンタリーとは違う。情報を整理し、体系化し、ひとつのストーリーを織りなそうと試みている。必ずしも成功しているわけではないし、説明不足なところも多々ある。集めた情報に欠落があるからだろう。
それでも、古い中国の剣劇やカンフー映画など滅多に見ることが出来ない映像を紹介している点など資料的な価値も高く、興味深い出来映えだった。
面白いのは、ナビゲーターをサミュエル・L.ジャクソンがつとめていたこと。彼の存在感が番組に説得力を持たせることに成功している。
さて、本作品は、マーシャル・アーツの源を少林寺に求める。その武術は京劇に受け継がれて行くと、そう説明する。
“戦う坊さん”のスキルが、絢爛豪華な京劇の舞いのカタへと変化して行った過程を思うと、如何にも中国っぽい。生き残りの5人の僧侶が、いつか蜂起して復讐することを誓い、民衆を味方にするために旅の役者たちに拳法のカタを伝授したと言うのだから……。1700年代のことらしい。
100年後、旅の役者たちの芸は、京劇として花開く。
1900年代初頭、映画は京劇の役者を迎えて撮られたが、演じていたのは女性。女剣劇だ。その頃のスターの孫が、サム・ハン・キンポーだそうだ。
50年代、中国映画は、黒澤明監督作品などの日本の活劇に学んで作られるようになる。
そして、70年代、不世出のスター、ブルース・リーが登場する。彼のインタビュー映像が流されるが、かなりインパクトがあった。
B.リーの死後、幾人もの後継者が現れては消えて行く。
ジャッキー・チェンが登場するのは、80年代に入ってから。当初は復讐劇を中心とした暗いカンフー映画だった。
それが『蛇拳』『酔拳』といったコメディ路線にシフトしてから、持ち前のキャラクターが華開いて行く。
90年代から米国映画への挑戦が続き、『レッドブロンクス』辺りから受け入れられ始め、『ラッシュアワー』で興行収入がついて来るようになった。
その影響は、ハリウッドにも浸透して行く。『マトリックス』や『チャーリーズ・エンジェル』等で、アクション・シーンの新しいバリエーションとして取り入れられたのだ。
本作品は、同時にツイ・ハーク監督作品やアン・リー監督の『グリーン・ディスティニー』、ジョン・ウー監督の『フェイス/オフ』を紹介し、役者ばかりではなく、京劇に遡ることが出来る演出の技術についても言及する。
最も興味深いのは、ショウ・ブラザーズとゴールデン・ハーベストの関係について語ったこと。さらりとした内容だが、映画製作の会社について語ったのは、何かしら構成上の意図があってのことだろう。
ディープな世界なだけに、キチンとしたドキュメンタリーを作ることは難しい。然も、レビューでは紹介し切れないほど世界を広げている。
出来れば、全6巻くらいで、更に深く広くまとめてくれていたら、最高の作品になったに違いない。
後半は、ハリウッドにおもねるような東洋人の姿勢が見え隠れしていて気持ち悪いが、それでも、なかなか面白い作品だった。
カンフー映画ファンには、間違いなくオススメ!
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1人の会員が気に入ったと投稿しています
香港武術(カンフー)映画の歴史がわかる!
ストーリーものではなく、マーシャル・アーツ・フィルムのカンフー映画の歴史がわかる内容になっている。
どのような経緯で香港カンフー映画が作られてきたのか?
京劇になぜ武術が取り入れられているのか?
ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、サモ・ハン、ミッシェル・ヨーなどのスターがどのように誕生していったのか?・・・、
などを俯瞰的に知ることができ、香港カンフー映画を観るときの幅が大きくなるような気がする。
カンフー映画をもっと知りたいファンは観て損はしないと思う。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ダンス・ウィズ・ カンフー♪
投稿日
2007/09/10
レビュアー
ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
マーシャル・アーツという用語は、広く輪郭のぼやけた概念であり、また我々日本人が、捉え間違ってきた言葉でもある。本作で扱われている映画の数々もマーシャル・アーツという括りには馴染まない様に思うので、ここではカンフー(攻夫)映画と呼ぶ。
宗教弾圧を受けた少林寺の残党が、清王朝の圧制に抗する為、京劇役者に武術を教え、反抗の種を蒔いた…いかにも中国的なストーリーだ。
その事をあまりに「ドラマ的」過ぎると、野暮を言う気は無い。中国に於ける功夫映画が、京劇の発展型であることは疑いようが無いし、その多くが、権力や侵略者への抵抗というテーマを包含している事も事実であるし。
作中述べられているが、中国のカンフー映画と、日本の時代劇が交叉する時期があった。優劣を語るのは詮無い事だが、確かにその影響を感じる瞬間があった。それまでのカンフー物の、格闘が始まると一本調子になっていたスタイルから、緊張と緩和・静と動のリズムが刻めるようになった。『七人の侍』に於ける宮口精二、『座頭市』に於ける勝新太郎の殺陣、等々が参考にされていたんじゃないかと想像。
ブルース・リーを評して、「欧米的であり、中国的で無い」(アン・リー)とは、面白い見方だと思った。誰が見たって、ブルースの思想は東洋的である。禅の思想、老荘思想…サムライ的でもある。だが、中国人からすると、そのシンプルさ、アピール力、そして進歩性が、欧米的に見えたのだろう。確かにスクリーンの中で、彼は筋肉を常に緊張させて「みせている」。感情を筋肉で分かりやすくアピールしているのだ。そこに中国的な「複雑な感情を内に秘める」といった伝統からの脱却があった、ということなのか。
ツイ・ハークがカンフー映画を発展させたことに疑いは無いが、彼がワイヤー使用過多の元凶でもあるように思えて、個人的には好きで無い。 ワイヤーワークがカンフー映画の世界的ブレイクのキッカケであったと同時に、カンフー本来の凄みを、どれほど奪ったか。事実、このドキュメンタリーを見ても、ツイ・ハーク以前と以後で、質が完全に変わったのが分かる。以前の作品では、当たった分の衝撃が素直に表れている。ワイヤー全否定とは言わないが、本人の運動+15%くらいに収まらないものか、といつも思う。
その意味でも、ジャッキーは素晴らしい。ジェット・リーには引退前にぜひ、ノー・ワイヤーで一本作って欲しい。『少林寺』を思い出せっ、リー・リンチェイ。
もちろん『グリーン・デスティニー』に於けるワイヤーワークは、別格・別次元の物として、敬意を表します。
話は逸れるが、私は常々、なぜマーシャルアーツ・ミュージカルが無いのか不思議に思っていた。何しろ起源は京劇なのだし、回転系の技などの動的表現はバレエに近い。カンフーが出来る女優さんや、手足の長い俳優も増えた。本編でも少し試されているが、BGMさえ巧く充てれば相性は悪くないはず。 きっと楽しくなるはずだけどなぁ。
アクション映画ファンは見とけ
投稿日
2003/06/28
レビュアー
miz@hms
カンフー映画の起源からブルースリー、ジャッキーチェン...グリーンデスティニーやマトリックスまでを監督や俳優のインタビューを交えて紹介。
出てくる映画の数はこれでもかっていうぐらい盛りだくさん。
カンフー映画でかっこいい場面だけを何度も見ちゃう様な人は見て損は無いはず。興味持てたし面白かったです。
アメリカが 認めることが メジャーなの?
投稿日
2007/07/08
レビュアー
Yの3乗
なかなか良く出来たドキュメンタリー
サミエル・L・ジャクソンが司会で、なかなかしっかりしたつくりでした。
カンフー映画の歴史が良く分かりました。
ちゃんと中国の歴史や流派が受け継がれていることが良く分かりました。
昔のカンフー映画の主役は女性!女性が男役をやっていたとのこ。理由は妻にカッコイイ男優を見せたくなかったから?
黒澤明の影響がここにもあったとは流石です。
期待以上に良かった作品。
ドキュメントですが、お勧めします。
2カット、ふた言
投稿日
2016/05/02
レビュアー
みなさん(退会)
こちらもスティーブン・セガールのウィキペディアで見つけた1本。
今度は、インタビューに答えた2カットだった。(笑)
S.セガール御大のファンとしては、騙されたような気分だが、まぁ仕方あるまい。ウィキペディアなんて、こんなモンだろう。(苦笑)
さて、本作品は、中国映画の黎明期からマーシャル・アーツ(中国武術)を追ったドキュメンタリー。
フィルムを繋げてナレーションをかぶせただけの安直なドキュメンタリーとは違う。情報を整理し、体系化し、ひとつのストーリーを織りなそうと試みている。必ずしも成功しているわけではないし、説明不足なところも多々ある。集めた情報に欠落があるからだろう。
それでも、古い中国の剣劇やカンフー映画など滅多に見ることが出来ない映像を紹介している点など資料的な価値も高く、興味深い出来映えだった。
面白いのは、ナビゲーターをサミュエル・L.ジャクソンがつとめていたこと。彼の存在感が番組に説得力を持たせることに成功している。
さて、本作品は、マーシャル・アーツの源を少林寺に求める。その武術は京劇に受け継がれて行くと、そう説明する。
“戦う坊さん”のスキルが、絢爛豪華な京劇の舞いのカタへと変化して行った過程を思うと、如何にも中国っぽい。生き残りの5人の僧侶が、いつか蜂起して復讐することを誓い、民衆を味方にするために旅の役者たちに拳法のカタを伝授したと言うのだから……。1700年代のことらしい。
100年後、旅の役者たちの芸は、京劇として花開く。
1900年代初頭、映画は京劇の役者を迎えて撮られたが、演じていたのは女性。女剣劇だ。その頃のスターの孫が、サム・ハン・キンポーだそうだ。
50年代、中国映画は、黒澤明監督作品などの日本の活劇に学んで作られるようになる。
そして、70年代、不世出のスター、ブルース・リーが登場する。彼のインタビュー映像が流されるが、かなりインパクトがあった。
B.リーの死後、幾人もの後継者が現れては消えて行く。
ジャッキー・チェンが登場するのは、80年代に入ってから。当初は復讐劇を中心とした暗いカンフー映画だった。
それが『蛇拳』『酔拳』といったコメディ路線にシフトしてから、持ち前のキャラクターが華開いて行く。
90年代から米国映画への挑戦が続き、『レッドブロンクス』辺りから受け入れられ始め、『ラッシュアワー』で興行収入がついて来るようになった。
その影響は、ハリウッドにも浸透して行く。『マトリックス』や『チャーリーズ・エンジェル』等で、アクション・シーンの新しいバリエーションとして取り入れられたのだ。
本作品は、同時にツイ・ハーク監督作品やアン・リー監督の『グリーン・ディスティニー』、ジョン・ウー監督の『フェイス/オフ』を紹介し、役者ばかりではなく、京劇に遡ることが出来る演出の技術についても言及する。
最も興味深いのは、ショウ・ブラザーズとゴールデン・ハーベストの関係について語ったこと。さらりとした内容だが、映画製作の会社について語ったのは、何かしら構成上の意図があってのことだろう。
ディープな世界なだけに、キチンとしたドキュメンタリーを作ることは難しい。然も、レビューでは紹介し切れないほど世界を広げている。
出来れば、全6巻くらいで、更に深く広くまとめてくれていたら、最高の作品になったに違いない。
後半は、ハリウッドにおもねるような東洋人の姿勢が見え隠れしていて気持ち悪いが、それでも、なかなか面白い作品だった。
カンフー映画ファンには、間違いなくオススメ!
香港武術(カンフー)映画の歴史がわかる!
投稿日
2009/03/01
レビュアー
ジャッキー映画好き♪
ストーリーものではなく、マーシャル・アーツ・フィルムのカンフー映画の歴史がわかる内容になっている。
どのような経緯で香港カンフー映画が作られてきたのか?
京劇になぜ武術が取り入れられているのか?
ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、サモ・ハン、ミッシェル・ヨーなどのスターがどのように誕生していったのか?・・・、
などを俯瞰的に知ることができ、香港カンフー映画を観るときの幅が大きくなるような気がする。
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