ロミー＆ミッシェル

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紗里さんもおっしゃるとおり、リサ・クドロー演じるミッシェルが八代亜紀そのまんまなんですけれど（笑）、
そんなことはさておいて、楽しめる映画でした。

序盤はロミーとミッシェルのデリカシーのなさにちょっと嫌悪感を覚えたりしましたが、
2人が同窓会に行って、高校時代のいじめっ子を出し抜いてやろうという作戦がスタートしてからは断然面白くなります。
ただ、2人の浅はかな作戦は、すぐにバレてしまい、2人は余計にヘコむことになるのですが…。

最後は面白いお遊戯ダンス（？）に終わり、ロミーとミッシェルも幸せな女の子ライフを送ることになりますが、
凡人では彼女たちの生活を送ることはまず不可能なので、
観て楽しむだけにしておきましょう（笑）。

しかし、持つべきものは友達ですね。
ロミーとミッシェル、2人の間柄を指しているじゃなくて、
高校時代にミッシェルに想いを寄せていた、アラン・カミング演じる同級生なんだけれども。
彼が大金持ちになったおかげで、ロミーとミッシェルもステキな生活を送ることができるようになるわけですから（笑）。

アラン・カミングももちろん、ジャニーン・ガロファロがかなりエエ味出してました。
やっぱりこういう映画は、脇役がピリリとスパイスになってくるからいいんですよね〜。しみじみ。
音楽もキャッチーで懐かしいモノばかりで楽しめます。
この映画を観終わったあと、爽快にかつノリノリになれること間違いなしです。

あっけらかんとフリーター生活を続ける元いじめられっ子２人が、同窓会でいじめっ子相手に一発逆転劇を企むキュートなおバカコメディ。

「フレンズ」でもお馴染みのオフビートなコメディエンヌのリサ・クードロウと、「おつむの弱いブロンド」を嬉々と演じる実はインテリ娘ミラ・ソルヴィーノのコンビが◎。
シンプル・シックとはかけ離れた、派手でキッチュなファッションも楽しい。「女の子は少しくらいおバカでも、可愛くて明るいほうがいいなあ〜」なんて、オヤジになっちゃいました。

監督は「ザ・シンプソンズ」のシナリオを担当している人だそうで、何故この映画が凄く好きだったか納得しました。

なかなか面白かったです。懐かしい音楽も結構聴くことができます。だけど、70年後にストーリーが飛んだときは、オイオイと言ってしまった。とにかくすごいコンビです。必見です。

結構笑えた。
私はＬｉｓａ Ｋｕｄｒｏｗが、大好きである。
彼女の退廃的な匂いさえするジョークは、私のツボをいつも刺激してくれる。
彼女たちのＯｕｔｆｉｔも最高にかわいい。
Ｇｉｒｌｓ Ｍｏｖｉｅだけど、男のひとも結構わらえるはず。

ロミー＆ミッシェルは容姿はそこそこなのに高校生の時にいじめられてた。高校卒業して今は同居してる２人。
１０年ぶりに再会を果たす同窓会に向けてのドタバタコメディ。

人は誰しも劣等感を少なからず持ち合わせてるもので
人の魅力ってそんな劣等感すら受け入れて自然体でいられることなんだなーなんてことを、明るい彼女達を通して思いました。

高校時代のいじめっ子も相変わらず健在だったけど、
きっと彼女も劣等感の塊。
いじめっ子が魅力的に思えないのは、
その劣等感に気付いてないからなんじゃないかとこれまた思いました。

見終わった後にスッキリしてる映画です。

ロミーとミッシェルの友情が一番素敵。