Ｗｅ　Ａｒｅ　Ｔｈｅ　Ｗｏｒｌｄ

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良く確認しないで借りちゃったら、以前借りたDVD「ウィ・アー・ザ・ワールド　We Are The World　-THE STORY BEHIND THE SONG−」の最終完成歌曲部分のみのビデオクリップ、そしてカラオケ（同じビデオクリップで画面いっぱいに英語歌詞が表示されます。これ結構観やすい文字でした。馬鹿デカイとも言いますが）のDVD1枚と、一曲だけ収録のCD1枚がセットになったものでした。
DVD「ウィ・アー・ザ・ワールド　We Are The World　-THE STORY BEHIND THE SONG−」を借りた人ならばもう借りる必要ありません。
これで2枚分のレンタル料というのはヒドイ・・・。

１９８４年、ボブ・ゲルドフが発起人となってイギリスとアイルランドのミュージシャンが集まって「Ｂａｎｄ・Ａｉｄ」というチャリティ・プロジェクトが立ち上がりました。『Ｄｏ　Ｔｈｅｙ　Ｋｎｏｗ　Ｉｔ’ｓ　Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ？』という曲をご存知でしょうか。エチオピアの飢餓をプロジェクトの収益を寄付することで助けよう、という素晴らしいプロジェクトでした。
これを受けてアメリカでもハリー・ベラフォンテが同様の活動を喚起、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソンが作った曲が『Ｗｅ　Ａｒｅ　Ｔｈｅ　Ｗｏｒｌｄ』です。１９８５年のレコーディングには４５人ものミュージシャンが参加しています。（Ｕｎｉｔｅｄ　Ｓｕｐｐｏｒｔ　ｏｆ　Ａｒｔｉｓｔｓで”ＵＳＡ”　ｆｏｒ　Ａｆｒｉｃａ。）製作スタッフもボランティア。印税はチャリティとして寄付されます。
このＤＶＤは『Ｗｅ　Ａｒｅ　Ｔｈｅ　Ｗｏｒｌｄ』のメイキングとミュージック・クリップが収録されていて、あの世界を魅了した曲が出来上がって行く過程と参加ミュージシャンのハートを肌で感じることが出来ます。

曲は特にソロからハーモニーが素晴らしいです。ダイアナ・ロスとマイケル・ジャクソンのハーモニーの美しさ。スティービー・ワンダーとブルース・スプリングスティーンのソウルフルな架け合い。ボブ・ディランが最初コーラスの場面では居心地悪そうに見えたのでハラハラしましたが、ソロを歌い終わった後の笑顔がとても幸せそうで感動しました。スプリングスティーン、ケニー・ロジャース、ダリル・ホールの歌唱力。レイ・チャールズとスティービー・ワンダーは点字で歌詞を覚えるため、相当な精神力も必要だったと伺えます。

アフリカの飢餓問題。
このバンド・エイドやＵＳＡ　ｆｏｒ　Ａｆｒｉｃａはミュージシャンによるアフリカの飢餓救済プロジェクトでした。この後、様々な国で同様のプロジェクトが発足されていたのです。このメイキングは見て頂く価値があります。そして何かを感じて頂ければ嬉しく思います。
「We are the ones who make a brighter day.So let's start giving．」
２０年以上経った今見ても素晴らしい歌詞であり、メッセージだと思います。何度観ても涙が流れるミュージック・クリップです。２００４年に２０周年記念ということでこのＤＶＤが出ていたのも知らなかったので購入したいと思います。

先日思わず『ＬＩＶＥ　ＡＩＤ』（やはりボブ・ゲルドフが発起人のロンドンとフィラデルフィアを衛星でつないだチャリティ・コンサートのＤＶＤ）を引っ張り出して来て、感動がよみがえりました。


「ｙａｓｕｙａｓｕ１２３」さんのレビューを拝見しなければ、このメイキングに出会えませんでした。有難うございます。
沢山の方に観て頂きたいですし、真のミュージシャンの歌声にも感動して頂きたいですね。

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ビデオ・クリップとカラオケのみ。もう一枚もＣＤで、２曲(内１曲はカラオケ)、それだけ？それで２枚組み？あまりの容量不足に、びっくりしてしまった。

昔買ったビデオまだ持ってます。
比較したい意味もあってDVD借りました。内容は同じでしたが、やはり画像はビデオと比べると十分満足（僕だけ？）できますけど（笑）
それにこの作品の勝負どころは、アーティストたちのハート、「心意気」ってやつじゃないでしょうか。
徹夜のスタジオの中で疲れと戦いながらテンションを保とうとする一流人達の姿に目頭があつくなります。
「意気に感じる」ことのできる人が聴き、そして観ると、十分に心が潤う作品だとおもいますよ。

言わずと知れたタイトル。アメリカが優しかった時代。貴重な記録だ。しかし、なぜに、マスターがVHSしか残っていないのか。DVDなのだから放送レベルの画質と音質を期待していたのだが、アンダースキャン上下に見えるジラジラはまさしくVHSの証。このような劣悪な商品を発売する版元の気持ちがうかがい知れない。