Ｌｏｖｅ　Ｓｔｏｒｙ

今のアイドルとされる女性タレントは、歌なら歌に力を入れていて、女優として活躍する人は歌も一応出すけどそこそこだと思う。
中山美穂は８０，９０年代とアイドルというか多彩な才能を発揮する存在として非常に人気が高かった。
コンサートは満杯だし、女優業では視聴率トップをたたき出す。おまけに小説まで出版してしまうし、その才能は多方面にわたり、中山美穂の世界が大きく広がっていたと思う。
彼女のライブをDVDで見ているとほんとに観客との一体感というか、よく考えられた丁寧な演出が施されていて、これは彼女が出演したドラマのほとんどにも当てはまることだと思う。
ラブストーリーは０１年の作品で、彼女が三十路を迎えて、ありていにいえば「さてこれからどんな魅力を見せていくか」という課題をクリアしていくべき性格を持っていたと思う。
それ以前の「眠れる森」「二千年の恋」といったシリアスで彼女の美しさが際立つ内容から、正反対といってもいいコミカルな役どころにチャレンジしていて、結果的に大成功だったと思う。
さえない女性編集者と偏屈なかつての売れっ子小説家という組みあわせは今考えても斬新だし、面白い。
もちろんコミカルな役どころといっても中山の美しさは相変わらずで、それだけに一層楽しめる内容になっている。
自分で自分のことを「あたし、美人じゃん」とか言わせて無理なく笑えるのは彼女の持っている天性のパワーだと思う。
現在は結婚して子供の誕生を待つばかりの彼女だが、そうした生活上の劇的な変化がこれからの活躍にどうプラスに働くかが楽しみである。
ラブストーリーはそうした意味でもかつての彼女とこれからの彼女をつなぐ過程を知るには格好の作品である。
とにかく毎回笑えてはらはらもするのでぜひ見るべき楽しい作品であることは間違いない。

第１０話と最終話。香乃は、結婚式の日にさらいに来てくれなかった鍋友に、再度迎えに来てと手紙をだす。しかし、鍋友がその手紙の内容を知ったのは数日後のことで・・・。一方、美咲は永瀬の担当をはずされ、思い切って愛の告白をするが、永瀬に断られる。そこで、美咲は幼なじみと見合いをするが・・・。
最後までハラハラさせるのは、ありがちなパターン。だけど、第１０話に出てくる香乃の「がぎっ」。これは必見。か〜わいいという感じ。それと、最終話で紹介される永瀬の新作は、美咲の事を思う永瀬の気持ちを表しており、切なくて、とてもいい感じだった。
私は、ラストシーンの美咲が「私たちもこれからだね。」と言ったセリフと、「待って」と言って永瀬を追いかける美咲の姿が印象に残った。重い女だった美咲が、少し軽く見えたような気がしたからか・・。
ところで、石清水弘なんて、今時１０人に１人ぐらいは知っているのだろうか？
これで、とうとうすべての巻にレビューを書いてしまいました。暇な人だなぁと思われるかもしれませんが、それだけ気に入ったドラマだということで、ぜひおすすめします。

第６話。永瀬はだんだん美咲に惹かれていく。そして、美咲のために・・・するが、すれ違ってしまう。男性のこういった不器用さ共感できます。と言うか、私も似た経験したような気がします。皆さんはありませんか？
第７話は、鍋友と香乃の思い出作りのデートと、美咲と池谷のデートを対比しながらストーリーが進む。だけど、美咲と池谷のデートはストーリー的に無理があるような気がします。しかし、この回で語られる永瀬の２作目の物語はとても気に入った。とくに、なつかしい風のくだりはいい感じだ。
ところで、テレビドラマは１クール１０回程度になるようだが、この回数は途中で変更になったりするのだろうか？調整で１回サブストーリーを追加したりとか、途中をカットしてつじつまを合わせたりとか。時々、冗長に思える回があるような気がするのはそのせいか？
Vol.5に続く

美穂ちゃんとトヨエツの共演でリアルタイムでも見てたけど懐かしくて借りました。
スピッツの主題歌とドラマのストーリーが合っていてすはらしかったです。

不器用なトヨエツとズケズケ言ってしまう美穂ちゃんの掛け合いが面白いです。

　この数ヶ月リクエストしていますが

　全く借りれません・・

　どうしたら良いですか？？？？？