レディ・イン・ザ・ウォーター

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M. Night Shyamalan監督は「シックス・センス」以降はDisney(ブエナ・ヴィスタ)で「アンブレイカブル」「サイン」「ヴィレッジ」と3作連続で撮ってきた。しかし今回は寛容なDisneyを離れ、金は出すが口も出すWarnerで製作された。前作のレビューに書いたが大丈夫かな・・・と思ったら、ヤッパリだった。私は友人と2人で観に行ったのですが、これが評価がお互いで真っ二つ！。このレビュー欄でも対照的な評価が予想されますが、私は感じたまま書いてみたいと思います。一言で言えば本作は「おとぎ話」しかも明らかにお子様向けの印象が強い。母親が枕元で聞かせるベッドタイムストーリーの趣だが、監督のTVインタビューに寄れば「自分の幼い子供へ毎晩聞かせてた即興話」がベースとの事だが、これに見る側が感情移入できるかどうかに本作は掛かってる。私がスリラー好きのファンタジー苦手と言う事を差し引いても、少し脚本がご都合主義に陥っているのでは？と思う。まあキツイ言い方をすれば、独り善がりのお伽話に付き合うものほどつまらないものは無い。故にPaul Giamattiの様な実力派アクターが演じていても、なぜか空回りな印象は拭えなかった。百歩譲ってファンタジーだから何でも許されるとしても、それでも説明不足な点は理解に苦しむ。監督の脚本は、何時も「この世に存在しないモノを、主人公が何の違和感も無く受け入れる」事が良くも悪くもポイントだが、本作ではこの点が悪い方に強調されてる気がする。それは監督が「シックス・センス」以来踏襲してきた「意外なオチ」が本作には無いからだ。この「シックス・センス」の呪縛から自らを解き放ち、本来のストーリー・テラーとしての面白さを本作は全面に打ち出せば良かったと思う。その意味では本作は作る意義も有ったし、予定調和とも言うべき終わり方も、それ自体は悪くない。何事も脱皮するのは簡単ではないからだ。しかし・・・私達を驚かす事を諦めてもらって一向に構わないが、それでも本作は脚本が支離滅裂ではないかと思う。もう少し脚本を精査して、作り込んで行けば私は「大人版E.T」として楽しめたのではないかと思うと残念だ。途中で何度も睡魔に襲われたが、冒頭の話ではないがベッドタイムストーリーだから当然だ、では映画館では困るのだ。Warnerなので予算はしっかり付いてる筈なので、もしかすると時間が足りなかったのかもしれないが、「もったいない」作品だった。それでも従来のオカルト色やSF色を一掃した本作は、監督の生粋の信者には受け入れられる要素は兼ね備えてる。私の知る限り次回作は何も決まってない様だが、次は宜しくと期待したい。

因みに友人は寝そうな私を尻目に泣いていた・・・。友人に寄れば本作のテーマは「魂の救済」。ストーリーことBryce Dallas Howardが「ダ・ヴィンチ・コード」の名匠ロン・ハワード監督の娘と教えたら驚いてた(笑)。彼女は前作「ヴィレッジ」でも主役で来年の大作「スパイダーマン３」にも出演してる、旬なアクトレスですね。

賛否両論というか、非の方が若干多いですか。
お話的には「めぞん一刻」の住民達に「うる星やつら」の世界観をプラス、そこからコメディー部分を外した感じで、まあおとぎ話というか、コミックの世界のようなお話です。なんかとても全体的にゆるい感じで、登場する怪物なんかの造詣も大作とは思えないほど拙くて、一番最初の「ネバーエンディングストーリー」並み。でもそこがもしかするとこれはシャマラン監督狙ってやってるんじゃないだろうかと思えてくるから不思議だ。
一番それを強く感じたのがこの中で唯一犠牲者となった人物の存在。彼の職業は映画評論家。この作品はラジー候補にもなったくらい酷評されているが、シャマラン監督にはもともと映画評論家が酷評するような、シャマラン節映画を創るという意図があったのではないでしょうか。ベッドタイムストーリーとして、本当に映画の途中で寝ても良いような映画、それがこの映画の本当の狙い（？）というのは穿ち過ぎですかね。

シックス・センス以降ことごとく期待を裏切られて来たのですが、今回の「レディ・イン・ザ・ウォーター」はかなりすんなり受け入れられるものがありました。

毎回作る作品毎にかなり評価が割れ、いつか「シックス・センス」を超える作品を期待されるシャマラン監督にはやはり非凡なものがあるのでしょう。私も次回作に期待してます。

いやいやパープル様はぼろくそですな　勝王さんは面白いと　私目はシャマランをば肯定します　しかしまあこの映画は８０％の人が拒否反応を示すでしょう　「ＬＯＦＴ」「パビリオン山椒魚」と並べれば　やっぱわけのわからん映画に属するのではないでしょうか　この映画と「ブラック・ダリア」に関しては文学界のレヴューでアベちゃん（和重のほうの）が見事に分析してますので　本になるそうですからお読みになることをお勧めします
わしから言わしてもらえば　映画におけるフィクションの新しい可能性を探求していると思うんですね　それは「ライフ・アクアッテク」なんかの作家にも通じてるんではと・・公式見解です

ところで個人的にわしとシャマランの戦いとなると　話が別で「シックス・センス」以外を全部寝てしまっているんだけど　わっしはまたも爆睡　なんでだろうなあ　シャマランは評価してんだよ　今回はあまり好きでないクリストファー・ドイルの妙な視線のキャメラも興味深かったしい　う〜ん全作品をＤＶＤで見直さなきゃあきません　やっぱ退屈な部分はあると思うんだよね　ソクーロフで寝ないんだもん　俺え　なんか変だなあ　誰か説明してえ

私はシャマラン監督とは相性が良いらしく
ここで泣いてくれ！というキューだしで
またまた泣いてしまいました
villageを見たときも大泣きしましたが
何処が泣く所なの？と不思議がられたので
あまり参考にならないかもしれません
シャマラン監督の独特な世界観が好きです
出てくる人が善良なのが、本当のおとぎ話ですかね

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まぁ、レビューしようにも、あまりにも普通（悪い意味やないよ）で、何をゆーてええんかわからへんねのやけど・・・

とにかく・・・



シャマラン出すぎやろ！



ってことでш(｀∇´*)ш（しかも、むっちゃエエ役やし・・・）

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いつものように大仰な演出で"愛"や"運命"や"良心"を声高に叫ぶシャマラン節満載やけど、今回はファンタジー（寓話）ですよ！っていう前置きがあるんでそんなに気にならずに観れるっすね♪

それがエエのか悪いのかはなんとも微妙なとこではあるけど、自分はそんなに嫌いではないっす♪・・・好きでも無いけどね（←え？）

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人が一人死んでしまうのが全く納得いけへんけど、それを除けばオーソドックスな美しいファンタジーっす！

フリのわりにあまりにも展開がオーソドックスすぎると感じる人もいてるかもしれんけど、まぁシャマランなんでこんな感じでええんちゃう（てきとーかよ！）

オススメはせーへんけど、自分は嫌いではないっす！

個人的満足度　74点！