ポセイドン / カート・ラッセル
ポセイドン
/ウォルフガング・ペーターゼン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(217)
解説・ストーリー
パニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」を、「トロイ」「パーフェクト ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン監督が最新の映像技術を駆使してリメイク。大晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”が巨大な波の直撃を受け転覆、船底を上に向けて完全にひっくり返ってしまう。僅かに残った数百名の生存者に対し、救助が来るまでその場に止まるよう命じる船長。しかしギャンブラーのディラン、前NY市長のロバートはじめ数名は、船長の命令を無視して、自力で脱出すべく行動を開始するのだった…。
パニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」を、「トロイ」「パーフェクト ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン監督が最新の映像技術を駆使してリメイク。大晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”が巨大な波の直撃を受け転覆、船底を上に向けて完全にひっくり返ってしまう。僅かに残った数百名の生存者に対し、救助が来るまでその場に止まるよう命じる船長。しかしギャンブラーのディラン、前NY市長のロバートはじめ数名は、船長の命令を無視して、自力で脱出すべく行動を開始するのだった…。
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「ポセイドン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
パニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」を、「トロイ」「パーフェクト ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン監督が最新の映像技術を駆使してリメイク。大晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”が巨大な波の直撃を受け転覆、船底を上に向けて完全にひっくり返ってしまう。僅かに残った数百名の生存者に対し、救助が来るまでその場に止まるよう命じる船長。しかしギャンブラーのディラン、前NY市長のロバートはじめ数名は、船長の命令を無視して、自力で脱出すべく行動を開始するのだった…。
「ポセイドン」 の作品情報
「ポセイドン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ポセイドンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
98分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DLR83013 |
2006年10月06日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
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0人
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】ポセイドン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
98分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
CWBR82971 |
2010年07月16日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
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0人
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ポセイドンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
98分 |
日本語・英語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
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レンタル開始日: |
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DLR83013 |
2006年10月06日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
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2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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収録時間: |
字幕: |
音声: |
98分 |
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記番: |
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CWBR82971 |
2010年07月16日
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ユーザーレビュー:217件
製作会社の運命もさかさまに転覆し始める・・・
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
前作はディザスター・ムービーの先駆として、その高いドラマ性が色褪せる事の無い名作と語り継がれてますが、製作がFOXだったのに本作はWarner、オヤッと思われた方も多いのでは?前作を作ったIrwin Allenはもう一つの傑作「タワーリング・インフェルノ」(アクション監督も兼務)も製作。ここで止めておけば良かったが、どうしてもピンで監督がやりたかったらしく世紀の大駄作「ポセイドン・アドベンチャー2」を作り自身も沈没。多額の負債を抱え「世界崩壊の序曲」で自身も崩壊、晩節を汚したまま1991年に他界。本作は夫の意思を受け継いだSheila Allen未亡人が「2」の罪滅ぼし?の為に製作したとも言える。一から作り直しと気合を入れてナント製作費1億6000万ドル(誰か計算して!)も掛けてリメイク、THE DA VINCI CODE に勝てるのは本作と気合入り捲りだったがフタを開ければ4倍以上の差を付けられて惨敗、Warnerで責任問題化しているのも当然だろう。どうして本作が転覆したかはご覧頂ければ一目瞭然で、まず元来「人」が描けないWolfgang Petersenに監督させたのが一つ。そして人間ドラマと言ったオリジナルが持ってた良さを全て流してしまった映画会社の罪は重い。私が初見したのはうん十年も前だが、未だに老婦人が潜水するシーンなどハッキリと憶えてる。その理由を製作者と監督は何一つ汲み取っていない。パニック映画は「人」が描けなければ只のアトラクション、映画では無くなるのだ。特撮も前作は撮影ステージが船と同様に、左右に揺れる(DVDをお持ちの方はよく見て!)など斬新なアイデアでOscarを受賞した、本作は所詮C.Gなので何でもアリと言う先入観を打破する程の見せ場も無い。前作を超えるチャンスがあるとすれば物語の発端だろう、Paul Gallicoの原作では海洋物理学的にあり得ない展開(沖合を航行する巨大客船が海底地震によって転覆する)を前作は踏襲した。ならば現代の様なハイテク満艦飾の客船が、なぜ転覆するのか描けば少しは盛り上がったかもしれないが、本作では台風でも来たのか?程度で巨大客船が綺麗にひっくり返る、ひっくり返りたいのは私の方だと言いたくなった。
苦言ばかりですが一つだけ良い所。それは冒頭の全景シーン、あれは凄い!でも、それだけだった。
このレビューは気に入りましたか?
34人の会員が気に入ったと投稿しています
人間ドラマは何処へ?迫力だけ?旧作の方が遙かに完成度が高いぞ!
投稿日:2006/10/09
レビュアー:RUSH
旧作「ポセイドン・アドベンチャー」はパニックものの名作中の名作だと僕は考えている(タワーリング・インフェルノの方が好きだけど(^^ゞ)。タイタニック号の悲劇を題材に作られた豪華客船でのサバイバル劇は今でも鮮明に覚えている。この旧作のリメイク作品が今作にあたるのだが、たいがいリメイク作品で満足した試しがないので今作に関しても期待はしていなかった。しかも監督が「トロイ」や「パーフェクト・ストーム」のウォルフガング・ペーターセンだからだ。この人の作品で感動したことが一度もなかったのだ。特にパーフェクト・ストームに関しては最低で「なんじゃこりゃ?」とさえ思ったものだ。この人の作品から感動は絶対に得られないだろう、感じられないだろうなと常々思っていたことも期待していなかった理由の一つだ。
そして悲しいかなその予想は見事に的中してしまった。旧作の良さを台無しにしてしまったかのような作品になっているではないか。一体この監督は何を考えているんだ?このサバイバル劇で一番大切で絶対に描かなければいけない「信じられないような危機的状況の中で見せる人間のエゴや浅ましさ、優しさやそれぞれの人の信念、嬉しさや悲しみを含んだ人間ドラマ」をほとんど描けていないじゃないか。それらしいシーンはあるにはあったが内容が薄っぺらでないに等しいものになってしまっているではないか。一番大切なものをないがしろにして、CGを多用した迫力ある映像に力を入れても意味がないだろうに。この監督は絶対に何か勘違いしているんじゃないか?とさえ思ってしまう様な内容にガッカリだった。
内容もそうだがこのポセイドン号は豪華客船のはず。なのにその豪華さを全く感じられなかったのはどういうことだろう?ニューイヤーパーティをしていたボールホールやディスコの内装や客の衣装に豪華さを全く感じられなかった。どう見ても安っぽい客船と言った感じにしか僕には見えなかった。それに対してCGはとても力が入っていたといえる。ポセイドン号の外観は全てCGで描かれている。映画「タイタニック」のように等身大のセットを作る様なことは一切していない。また、彼得意の津波や転覆シーンのほとんどはCGになっている。客船内部の映像はセットが中心だが爆発炎上やエレベーターシャフトなど本当に多くのCGを使用している。これが迫力に繋がっているのだが、大事な人間ドラマが描けてない以上、宝の持ち腐れでしかないのが残念だ。旧作はCGなど全くない時代の作品であるにも関わらずあれだけの感動的な人間ドラマを描けていたというのにまったく・・。どうしても旧作が素晴らしい作品であるがゆえに比較してしまい、辛口批評になってしまうが製作サイドは覚悟の上であったはず。一体何処でどう間違ったのやら・・(苦笑)。
さて作品の内容だが脱出しようとする人の内の何人かは犠牲になってしまうというのは旧作と同じだが、脱出を試みる人達は10名。その構成は女性が3人、男性6人、子供1人となっている。この10人を3つのグループに分けることが出来る。一つはカート・ラッセル演じるロバート・ラムジー一家の3人(婚約者含む)、もう一つはジョシュ・ルーカス演じるディラン・ジョーンズとマギー&コナー親子、そしてそれ以外の人達の3つに分けられる。「ロバート一家の父と娘の確執と愛、娘と婚約者の愛」「ディランとマギーの愛の進展具合やディランとコナーの信頼関係」をもっと深く描いて欲しかったし、「ロバートとディランの意見の食い違いによる言い争い」を旧作のようにもっと激しく説得力のあるものにして欲しかった。何であんなに簡単に流してしまえるのか僕には全く理解出来ない。そしてバーテンや密航者の女や自殺志願のおっさんなどの「それ以外の人達グループ」の存在意味が全く見られないのはふざけているとしか思えない。旧作では脱出を試みる人それぞれに存在意味がありそれがキッチリと描かれていたが、この作品ではただの脇役になってしまっている。98分という短い時間から嫌な予感はしていたが、ここまで大切な人間ドラマをさらっと流してしまうなんて全く信じられない。脚本が悪いのか?編集が悪いのか?いずれにしても内容は旧作を考えなければ並、考えれば並以下の作品と評価すべきだろう。
脱出を試みる人達が陥る危機、これが見所となるが、この作品ではそれが6つある。「エレベーターシャフト」「グランドロビー」「ダクト内部」「バラストタンク内」「行き止まりの廊下」「船底のプロペラ室」がそれである。しかし、残念ながら僕にはいずれのシーンも緊張感や恐怖、感動は全く感じられなかった。とても残念だと思うし、リメイクするならCGなど特殊効果は旧作レベルでもかまわないがもっと旧作以上の素晴らしい人間ドラマを盛り込んで欲しかったというのが率直な感想である。
このレビューは気に入りましたか?
17人の会員が気に入ったと投稿しています
オリジナルは観てません
おすすめ度★★★☆☆
オリジナルとの比較でお気の毒な評価の本作品。
私はオリジナル未見なので結構楽しめました。
ただ、お金を掛けて大ヒットを狙った割には人間の描写が希薄で、感情移入するネタがありません。
一般的には涙するような人間ドラマがないとウケが悪いでしょうね。
だから映画の宣伝なんかは、「泣ける」とか「感動」とかバカのひとつ覚えみたいにそればっかり言ってますもんね。
個人的には「泣けるから何なの?」って感じですけど・・・。
まあ市場がそんな状態なのでただ映像がすごいだけのこの映画がそれほど評価が高くないのは致し方ないですねえ。
でも映画会社もこれでヨシとしたのは大失敗だったんじゃ・・・??。
冒頭、中途半端にキャストそれぞれの背景がちょっとだけ語られてたりするから期待しちゃうんだな〜。
そこをバッチリ描くとそれこそ『タイタニック』になっちゃうけど。
もっと潔くSFっぽくすればよかっただろうけど、それじゃリメイクじゃなくなるしなあ・・・。う〜ん・・・。
これ、よく撮ったなあっていうシーンがたくさんあるし、
金掛かってる分、きちんと楽しめました。
ただやっぱり、最後のシーンなんかは犠牲になった人がたくさんいるなか、ちょっと軽いなあ〜という印象は残りました。
市長の娘なんかは父親が命を捨ててくれた割にはただ助かってホッとしちゃってるし(^_^;)
迫力あるし、映像特典は勉強になるのでオススメです(^^)
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13人の会員が気に入ったと投稿しています
「パーフェクトストーム」よりはまし。
ウォルフガング・ペーターゼンの「水もの」といえば、「パーフェクトストーム」でひどい目にあっているので、警戒しながらみましたが、「パーフェクトストーム」ほどひどくはないような気がしました。
確かに人間の描き方は薄っぺらですが、90何分かでは登場人物の背景描写も充分できるわけもない。オリジナルの牧師さんや水泳おばさんのように、自分を犠牲にして他人を助けようという人もいない。牧師さんにかわる主人公と思われるジョシュ・ルーカスも自分が助かることしか考えていないし、元消防士でNY市長というすごい肩書きのカート・ラッセルも、とにかく愛する娘を助けたいだけで、他のひとのことなんか眼中にないという感じだけど、これも現代的といえるのでは。
深く考えなければ、それなりに楽しめるんじゃないでしょうか。
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
良くできてるけど・・・前作が今観ても傑作なだけに・・・
なかなか良くできてるんやけど、元ネタ(ポセイドンアドベンチャー)が今観てもムチャクチャ面白い傑作なだけに、ちょっとリメイクはどーなんやろ・・・。しかも、"新しいジャンルを生み出した"とまでいわれた作品やもんなー・・・。
まぁ、監督がウォルフガング・ペーターゼンで、主役がカート・ラッセル、脇にリチャード・ドレイファスってきたらさすがにつまらない作品にはなってない(というか結構面白い)んやけど、前作を超えるようなインパクトは全く無いんよねー・・・
□■□■□
確かに、映像的にはかなり進歩してるんやけど、進歩の仕方が巨大セット→CGという進歩の仕方やから、(セットでは表現できないシーンは多少あるんやけど)"迫力"の面では前作の方があったように感じるのもどーなんやろね?
で、ほとんど同じようなストーリーでありながら、前作の名シーン、名キャラクターがことごとく無くなってるのもどうなん?
せやったら、もう完全にオリジナルにしたほうが良かったんちゃう?
決して悪い作品では無いんやで!(どっちかゆうたら面白い)決して悪い作品ではないんやけど、まんまリメイク(多少の違いはあるけど)する意味は無いよ・・・。
ゆーたら、『ベンハー』をまんまリメイクしたり、『ダイハード』をまんまリメイクしたり、『ローマの休日』をまんまリメイクするようなもんやもん!製作者側は、絶対に手をつけたらアカン映画があるってことをわからんとあかんよねー・・・。
□■□■□
前作を観てない方は、結構面白いと思います!
前作を観てる方は、特に見る必要はないかなぁー・・・。
満足度 60点
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
製作会社の運命もさかさまに転覆し始める・・・
投稿日
2006/08/28
レビュアー
masamune
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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前作はディザスター・ムービーの先駆として、その高いドラマ性が色褪せる事の無い名作と語り継がれてますが、製作がFOXだったのに本作はWarner、オヤッと思われた方も多いのでは?前作を作ったIrwin Allenはもう一つの傑作「タワーリング・インフェルノ」(アクション監督も兼務)も製作。ここで止めておけば良かったが、どうしてもピンで監督がやりたかったらしく世紀の大駄作「ポセイドン・アドベンチャー2」を作り自身も沈没。多額の負債を抱え「世界崩壊の序曲」で自身も崩壊、晩節を汚したまま1991年に他界。本作は夫の意思を受け継いだSheila Allen未亡人が「2」の罪滅ぼし?の為に製作したとも言える。一から作り直しと気合を入れてナント製作費1億6000万ドル(誰か計算して!)も掛けてリメイク、THE DA VINCI CODE に勝てるのは本作と気合入り捲りだったがフタを開ければ4倍以上の差を付けられて惨敗、Warnerで責任問題化しているのも当然だろう。どうして本作が転覆したかはご覧頂ければ一目瞭然で、まず元来「人」が描けないWolfgang Petersenに監督させたのが一つ。そして人間ドラマと言ったオリジナルが持ってた良さを全て流してしまった映画会社の罪は重い。私が初見したのはうん十年も前だが、未だに老婦人が潜水するシーンなどハッキリと憶えてる。その理由を製作者と監督は何一つ汲み取っていない。パニック映画は「人」が描けなければ只のアトラクション、映画では無くなるのだ。特撮も前作は撮影ステージが船と同様に、左右に揺れる(DVDをお持ちの方はよく見て!)など斬新なアイデアでOscarを受賞した、本作は所詮C.Gなので何でもアリと言う先入観を打破する程の見せ場も無い。前作を超えるチャンスがあるとすれば物語の発端だろう、Paul Gallicoの原作では海洋物理学的にあり得ない展開(沖合を航行する巨大客船が海底地震によって転覆する)を前作は踏襲した。ならば現代の様なハイテク満艦飾の客船が、なぜ転覆するのか描けば少しは盛り上がったかもしれないが、本作では台風でも来たのか?程度で巨大客船が綺麗にひっくり返る、ひっくり返りたいのは私の方だと言いたくなった。
苦言ばかりですが一つだけ良い所。それは冒頭の全景シーン、あれは凄い!でも、それだけだった。
人間ドラマは何処へ?迫力だけ?旧作の方が遙かに完成度が高いぞ!
投稿日
2006/10/09
レビュアー
RUSH
旧作「ポセイドン・アドベンチャー」はパニックものの名作中の名作だと僕は考えている(タワーリング・インフェルノの方が好きだけど(^^ゞ)。タイタニック号の悲劇を題材に作られた豪華客船でのサバイバル劇は今でも鮮明に覚えている。この旧作のリメイク作品が今作にあたるのだが、たいがいリメイク作品で満足した試しがないので今作に関しても期待はしていなかった。しかも監督が「トロイ」や「パーフェクト・ストーム」のウォルフガング・ペーターセンだからだ。この人の作品で感動したことが一度もなかったのだ。特にパーフェクト・ストームに関しては最低で「なんじゃこりゃ?」とさえ思ったものだ。この人の作品から感動は絶対に得られないだろう、感じられないだろうなと常々思っていたことも期待していなかった理由の一つだ。
そして悲しいかなその予想は見事に的中してしまった。旧作の良さを台無しにしてしまったかのような作品になっているではないか。一体この監督は何を考えているんだ?このサバイバル劇で一番大切で絶対に描かなければいけない「信じられないような危機的状況の中で見せる人間のエゴや浅ましさ、優しさやそれぞれの人の信念、嬉しさや悲しみを含んだ人間ドラマ」をほとんど描けていないじゃないか。それらしいシーンはあるにはあったが内容が薄っぺらでないに等しいものになってしまっているではないか。一番大切なものをないがしろにして、CGを多用した迫力ある映像に力を入れても意味がないだろうに。この監督は絶対に何か勘違いしているんじゃないか?とさえ思ってしまう様な内容にガッカリだった。
内容もそうだがこのポセイドン号は豪華客船のはず。なのにその豪華さを全く感じられなかったのはどういうことだろう?ニューイヤーパーティをしていたボールホールやディスコの内装や客の衣装に豪華さを全く感じられなかった。どう見ても安っぽい客船と言った感じにしか僕には見えなかった。それに対してCGはとても力が入っていたといえる。ポセイドン号の外観は全てCGで描かれている。映画「タイタニック」のように等身大のセットを作る様なことは一切していない。また、彼得意の津波や転覆シーンのほとんどはCGになっている。客船内部の映像はセットが中心だが爆発炎上やエレベーターシャフトなど本当に多くのCGを使用している。これが迫力に繋がっているのだが、大事な人間ドラマが描けてない以上、宝の持ち腐れでしかないのが残念だ。旧作はCGなど全くない時代の作品であるにも関わらずあれだけの感動的な人間ドラマを描けていたというのにまったく・・。どうしても旧作が素晴らしい作品であるがゆえに比較してしまい、辛口批評になってしまうが製作サイドは覚悟の上であったはず。一体何処でどう間違ったのやら・・(苦笑)。
さて作品の内容だが脱出しようとする人の内の何人かは犠牲になってしまうというのは旧作と同じだが、脱出を試みる人達は10名。その構成は女性が3人、男性6人、子供1人となっている。この10人を3つのグループに分けることが出来る。一つはカート・ラッセル演じるロバート・ラムジー一家の3人(婚約者含む)、もう一つはジョシュ・ルーカス演じるディラン・ジョーンズとマギー&コナー親子、そしてそれ以外の人達の3つに分けられる。「ロバート一家の父と娘の確執と愛、娘と婚約者の愛」「ディランとマギーの愛の進展具合やディランとコナーの信頼関係」をもっと深く描いて欲しかったし、「ロバートとディランの意見の食い違いによる言い争い」を旧作のようにもっと激しく説得力のあるものにして欲しかった。何であんなに簡単に流してしまえるのか僕には全く理解出来ない。そしてバーテンや密航者の女や自殺志願のおっさんなどの「それ以外の人達グループ」の存在意味が全く見られないのはふざけているとしか思えない。旧作では脱出を試みる人それぞれに存在意味がありそれがキッチリと描かれていたが、この作品ではただの脇役になってしまっている。98分という短い時間から嫌な予感はしていたが、ここまで大切な人間ドラマをさらっと流してしまうなんて全く信じられない。脚本が悪いのか?編集が悪いのか?いずれにしても内容は旧作を考えなければ並、考えれば並以下の作品と評価すべきだろう。
脱出を試みる人達が陥る危機、これが見所となるが、この作品ではそれが6つある。「エレベーターシャフト」「グランドロビー」「ダクト内部」「バラストタンク内」「行き止まりの廊下」「船底のプロペラ室」がそれである。しかし、残念ながら僕にはいずれのシーンも緊張感や恐怖、感動は全く感じられなかった。とても残念だと思うし、リメイクするならCGなど特殊効果は旧作レベルでもかまわないがもっと旧作以上の素晴らしい人間ドラマを盛り込んで欲しかったというのが率直な感想である。
オリジナルは観てません
投稿日
2012/03/03
レビュアー
vanilla coke
おすすめ度★★★☆☆
オリジナルとの比較でお気の毒な評価の本作品。
私はオリジナル未見なので結構楽しめました。
ただ、お金を掛けて大ヒットを狙った割には人間の描写が希薄で、感情移入するネタがありません。
一般的には涙するような人間ドラマがないとウケが悪いでしょうね。
だから映画の宣伝なんかは、「泣ける」とか「感動」とかバカのひとつ覚えみたいにそればっかり言ってますもんね。
個人的には「泣けるから何なの?」って感じですけど・・・。
まあ市場がそんな状態なのでただ映像がすごいだけのこの映画がそれほど評価が高くないのは致し方ないですねえ。
でも映画会社もこれでヨシとしたのは大失敗だったんじゃ・・・??。
冒頭、中途半端にキャストそれぞれの背景がちょっとだけ語られてたりするから期待しちゃうんだな〜。
そこをバッチリ描くとそれこそ『タイタニック』になっちゃうけど。
もっと潔くSFっぽくすればよかっただろうけど、それじゃリメイクじゃなくなるしなあ・・・。う〜ん・・・。
これ、よく撮ったなあっていうシーンがたくさんあるし、
金掛かってる分、きちんと楽しめました。
ただやっぱり、最後のシーンなんかは犠牲になった人がたくさんいるなか、ちょっと軽いなあ〜という印象は残りました。
市長の娘なんかは父親が命を捨ててくれた割にはただ助かってホッとしちゃってるし(^_^;)
迫力あるし、映像特典は勉強になるのでオススメです(^^)
「パーフェクトストーム」よりはまし。
投稿日
2006/08/30
レビュアー
パープルローズ
ウォルフガング・ペーターゼンの「水もの」といえば、「パーフェクトストーム」でひどい目にあっているので、警戒しながらみましたが、「パーフェクトストーム」ほどひどくはないような気がしました。
確かに人間の描き方は薄っぺらですが、90何分かでは登場人物の背景描写も充分できるわけもない。オリジナルの牧師さんや水泳おばさんのように、自分を犠牲にして他人を助けようという人もいない。牧師さんにかわる主人公と思われるジョシュ・ルーカスも自分が助かることしか考えていないし、元消防士でNY市長というすごい肩書きのカート・ラッセルも、とにかく愛する娘を助けたいだけで、他のひとのことなんか眼中にないという感じだけど、これも現代的といえるのでは。
深く考えなければ、それなりに楽しめるんじゃないでしょうか。
良くできてるけど・・・前作が今観ても傑作なだけに・・・
投稿日
2009/06/26
レビュアー
KASPAR
なかなか良くできてるんやけど、元ネタ(ポセイドンアドベンチャー)が今観てもムチャクチャ面白い傑作なだけに、ちょっとリメイクはどーなんやろ・・・。しかも、"新しいジャンルを生み出した"とまでいわれた作品やもんなー・・・。
まぁ、監督がウォルフガング・ペーターゼンで、主役がカート・ラッセル、脇にリチャード・ドレイファスってきたらさすがにつまらない作品にはなってない(というか結構面白い)んやけど、前作を超えるようなインパクトは全く無いんよねー・・・
□■□■□
確かに、映像的にはかなり進歩してるんやけど、進歩の仕方が巨大セット→CGという進歩の仕方やから、(セットでは表現できないシーンは多少あるんやけど)"迫力"の面では前作の方があったように感じるのもどーなんやろね?
で、ほとんど同じようなストーリーでありながら、前作の名シーン、名キャラクターがことごとく無くなってるのもどうなん?
せやったら、もう完全にオリジナルにしたほうが良かったんちゃう?
決して悪い作品では無いんやで!(どっちかゆうたら面白い)決して悪い作品ではないんやけど、まんまリメイク(多少の違いはあるけど)する意味は無いよ・・・。
ゆーたら、『ベンハー』をまんまリメイクしたり、『ダイハード』をまんまリメイクしたり、『ローマの休日』をまんまリメイクするようなもんやもん!製作者側は、絶対に手をつけたらアカン映画があるってことをわからんとあかんよねー・・・。
□■□■□
前作を観てない方は、結構面白いと思います!
前作を観てる方は、特に見る必要はないかなぁー・・・。
満足度 60点
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