クラッシュ

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クラッシュ / サンドラ・ブロック

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映画賞受賞作品

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「クラッシュ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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映画賞受賞作品

解説・ストーリー

 「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本で注目を集めたポール・ハギスが脚本に加えて自ら製作と監督も務め、豪華キャストの競演で描く衝撃のヒューマン群像サスペンス。黒人刑事グラハムとその同僚でヒスパニックの恋人リア。銃砲店で不当な差別に憤慨するペルシャ人の雑貨店経営者ファハド。白人に敵意を抱く黒人青年アンソニーとピーター。地方検事のリックとその妻ジーン。差別主義者の白人警官ライアンと同僚のハンセン。裕福な黒人夫婦キャメロンとクリスティン。やがて彼らの人生は思いがけない形で交錯、大きく狂い始める…。

「クラッシュ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2004年
製作国: アメリカ
原題: CRASH
受賞記録: 2005年 アカデミー賞 作品賞

「クラッシュ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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いいこともするし悪いこともする ネタバレ

投稿日:2006/08/27 レビュアー:masamune

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米国で暮らした人(私も少々)と、そうで無い人で評価に絶対的な差が出る人種の坩堝アメリカの内省映画。今のイラク戦争に僻僻してるハリウッドは自戒の念を込めて、様々な映画をリリースしましたが、本作はその究極系とも言える人種問題に焦点を絞った作品。の様に見えますが実際は政権に対する痛烈な風刺映画と言えると思う。米国に住めば分かる事だが、貧富の差・銃や麻薬・医療の貧富の差など何れも「人種差別が問題」などとニュースは語っているが、日本人から見れば冗談じゃない!それは政治の怠慢さである事にアメリカ人(白人のみ)は気づいているのに直そうとしない。二言目には「自己責任・Own risk」の名の下に、レールから脱落した人々を政府が救済すると言う概念すらない。これでは雨水の様に下へ下へと流れていくのは当たり前だ。それを言えば今度は「自由競争」と詭弁を使う。そして失業した人達を国防省が軍に入れば身分が保証されると入隊を大々的に募集する。何か間違ってる、どころの話でない現実が米国には内在する。本作はそんな誰も助けてくれない米国の恐さを描くと同時に、人への思いやりを丁寧に描いてる点が数々のOscarを受賞できた理由だと思う。脚本がうま過ぎて綺麗にまとまり過ぎてるきらいはあるが、監督のPaul Haggisは久々の大型新人(と言っても50代半ば)で才能の高さを存分に感じさせてくれた作品だ。普通これだけ風呂敷を広げてしまうと収拾がつかなくなる場合が殆どですが、よく2時間以内でまとめたと思う。肝心の内容は出だしが「トラフィック」で段々「マグノリア」になる、と言えば映画ファンには分かる。(と思う)。ある人が首相になってから我が国も急激に悪い方のアメリカ型社会に変貌していると感じているのは、私だけだろうか?少子化に特段手立てを講じないのは、足りなくなったら外人を入れれば良いと思っているに他ならない。そうすれば本作の様な出来事が国内でも起こる可能性が無いと誰が言えるだろうか?その意味では10年後の日本を示唆していると言えば、言い過ぎか(で、あってほしい)。

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超おすすめ映画!!!

投稿日:2006/07/06 レビュアー:KEE


これは、ここ最近見た中ではダントツの一番。

アメリカで人種差別を身近に感じた私には、まさにまさに、という感じ。

アメリカの大きな問題点というか、アメリカという国の根底に流れるもの。
それを2日間にロスで起こった出来事、人と人がCrashするということで、見事にあらわされている。

音楽も映像も素晴らしい。

実際に二日間でこんなに人間が連鎖することはないにしろ、切ないしやりきれない思いも重ねあうのだが、暖かい気持ちにもなれる映画。

警察の現状なんて確かにこんなものなんだよね。

役者たちがそれぞれ渾身の演技でどんどん入り込んでしまう。
なかでもMichael Pena演じるヒスパニックのファミリーのエピソードはよい。

Larenz TateとRyan Phillippeのくだりは本当に切ないんだよね。
人種差別主義の上司、Matt Dillon を軽蔑し、自分は違うんだ、と思っているRyan Phillippe 演じる警官が実際自分はどうなんだ、という悲しい現実。

避けて通れない問題で身近なもの、とくにLAやNYでは人種が多すぎてスゴイことになってるからね。

考えさせられ、また懐かしい感じもした映画です。

ラッパーLudacris が、意外に演技が出来てびっくりです。
必ず観てほしい映画。
観終わって、誰かに「I love you」といいたくなりました。

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100万回生きた猫さんに ネタバレ

投稿日:2007/03/11 レビュアー:こんちゃん

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賛同します。こういったメッセージ性の強い作品は、見るのに
体力と、鑑賞力が必要です。
 つまらないとは思いませんが、同様の形式では「マグノリア」
人種間の問題については「ホテル・ルワンダ」のほうがうまく
表現できているような・・・。
 豪華キャストが生かし切れていないような印象も受けます。
 最近のアカデミー賞受賞作って、こういう玄人好みというか
難解なものが多いですよね。鑑賞する大多数の人間は素人
だし、娯楽として映画を楽しむのですから、そんなに人間の
暗い部分を突きつけなくてもと思います。
 ハギス氏の脚本は、やはりさすがと思わせるものが
ありますが、こちらが準備万端でないと受け止め切れません。

 自分をレイプした男に命を救われた女性の心理って
どうなのでしょう?ちょっと問題あり?ですか。

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つまんない

投稿日:2006/11/15 レビュアー:よふかし

 好きな人いればごめんなさい。冒頭からテレビドラマのような弛緩した映像、既視感ただよう脚本に、眠気を誘われる。僕にとっては、観なくてもよい映画だった。10点。

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★★★★ クラッシュして浮かび上がる ネタバレ

投稿日:2006/11/28 レビュアー:ガラリーナ

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複数のエピソードが並行して描かれてゆく。それが2つや3つではない。ゆえに、観客はそれぞれのエピソードを咀嚼するのが結構大変である。しかし、次から次へと展開される別々の物語(点)がお互いにぶつかり合って、つまりクラッシュして、次第にひとつの物語(線)になる後半から、観客はどの点とどの点が結びつくのか、固唾を呑んで見守ることになる。

この映画の最も大きなテーマは「人種差別」である。登場人物が非常に多いのでいちいち書かないが、それぞれの差別観というものは、日常のささいな出来事で顕わになる。例えば、サンドラ・ブロック演じる白人女性は、街角で若い黒人男性と擦れちがう時、思わず体をずらして夫の腕に手を回してしまう。それを黒人は「俺たちのことを怖がっているんだ」と解釈する。しかし、彼女に悪気はない。この悪気のない差別は、あちこちで発生する。しかし、お互いの領域に侵入することで(クラッシュすることで)、初めてこの「悪気のなさ」がいかに罪深いものであるかを人々は知ることになるのだ。

やはり数あるエピソードの中で最も印象深いのは、白人警官を演じるマット・ディロンだろう。職務質問と称して、黒人のリッチな夫婦に近づき、根掘り葉掘り聞いたあげく、警官という職に乗じて妻に卑猥な行為を働く。しかし、彼は偶然居合わせた事故で、警官としての正義感からその黒人の妻を命がけで助ける。死ぬかも知れない黒人女性に「あなたにだけは助けられたくない」と叫ばれながら。果たして、この白人警官は、黒人差別者なのかどうか、わからなくなる。しかし、人間の差別とは、得てしてこのようなものではないのだろうか、と思わせられるのだ。

立場や環境が変われば、差別観だって、変わる。逆に言えば、差別とはそれほど個々の強い信念の元に成り立っているわけではないのかも知れない。だが、この事実が結構やっかいなのだ。それは、ちょっとしたきっかけで差別がなくなることもあれば、またその逆もあるということ。「差別」というものがいかにファジィなもので、故にいかにやっかいなものかをこの映画は物語っている。しかし、それを知るためには我々はもっとクラッシュしなけれなならないのだ。差別でどん底まで落ちる主人公がいて、ただ声高に「差別はいけないのだ!」と叫ぶ映画とは、明らかに手法が異なる。しかし、だからこそ差別とは何なのだろうと観客に深く考えさせるのだ。

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投稿日

2006/08/27

レビュアー

masamune

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米国で暮らした人(私も少々)と、そうで無い人で評価に絶対的な差が出る人種の坩堝アメリカの内省映画。今のイラク戦争に僻僻してるハリウッドは自戒の念を込めて、様々な映画をリリースしましたが、本作はその究極系とも言える人種問題に焦点を絞った作品。の様に見えますが実際は政権に対する痛烈な風刺映画と言えると思う。米国に住めば分かる事だが、貧富の差・銃や麻薬・医療の貧富の差など何れも「人種差別が問題」などとニュースは語っているが、日本人から見れば冗談じゃない!それは政治の怠慢さである事にアメリカ人(白人のみ)は気づいているのに直そうとしない。二言目には「自己責任・Own risk」の名の下に、レールから脱落した人々を政府が救済すると言う概念すらない。これでは雨水の様に下へ下へと流れていくのは当たり前だ。それを言えば今度は「自由競争」と詭弁を使う。そして失業した人達を国防省が軍に入れば身分が保証されると入隊を大々的に募集する。何か間違ってる、どころの話でない現実が米国には内在する。本作はそんな誰も助けてくれない米国の恐さを描くと同時に、人への思いやりを丁寧に描いてる点が数々のOscarを受賞できた理由だと思う。脚本がうま過ぎて綺麗にまとまり過ぎてるきらいはあるが、監督のPaul Haggisは久々の大型新人(と言っても50代半ば)で才能の高さを存分に感じさせてくれた作品だ。普通これだけ風呂敷を広げてしまうと収拾がつかなくなる場合が殆どですが、よく2時間以内でまとめたと思う。肝心の内容は出だしが「トラフィック」で段々「マグノリア」になる、と言えば映画ファンには分かる。(と思う)。ある人が首相になってから我が国も急激に悪い方のアメリカ型社会に変貌していると感じているのは、私だけだろうか?少子化に特段手立てを講じないのは、足りなくなったら外人を入れれば良いと思っているに他ならない。そうすれば本作の様な出来事が国内でも起こる可能性が無いと誰が言えるだろうか?その意味では10年後の日本を示唆していると言えば、言い過ぎか(で、あってほしい)。

超おすすめ映画!!!

投稿日

2006/07/06

レビュアー

KEE


これは、ここ最近見た中ではダントツの一番。

アメリカで人種差別を身近に感じた私には、まさにまさに、という感じ。

アメリカの大きな問題点というか、アメリカという国の根底に流れるもの。
それを2日間にロスで起こった出来事、人と人がCrashするということで、見事にあらわされている。

音楽も映像も素晴らしい。

実際に二日間でこんなに人間が連鎖することはないにしろ、切ないしやりきれない思いも重ねあうのだが、暖かい気持ちにもなれる映画。

警察の現状なんて確かにこんなものなんだよね。

役者たちがそれぞれ渾身の演技でどんどん入り込んでしまう。
なかでもMichael Pena演じるヒスパニックのファミリーのエピソードはよい。

Larenz TateとRyan Phillippeのくだりは本当に切ないんだよね。
人種差別主義の上司、Matt Dillon を軽蔑し、自分は違うんだ、と思っているRyan Phillippe 演じる警官が実際自分はどうなんだ、という悲しい現実。

避けて通れない問題で身近なもの、とくにLAやNYでは人種が多すぎてスゴイことになってるからね。

考えさせられ、また懐かしい感じもした映画です。

ラッパーLudacris が、意外に演技が出来てびっくりです。
必ず観てほしい映画。
観終わって、誰かに「I love you」といいたくなりました。

100万回生きた猫さんに

投稿日

2007/03/11

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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賛同します。こういったメッセージ性の強い作品は、見るのに
体力と、鑑賞力が必要です。
 つまらないとは思いませんが、同様の形式では「マグノリア」
人種間の問題については「ホテル・ルワンダ」のほうがうまく
表現できているような・・・。
 豪華キャストが生かし切れていないような印象も受けます。
 最近のアカデミー賞受賞作って、こういう玄人好みというか
難解なものが多いですよね。鑑賞する大多数の人間は素人
だし、娯楽として映画を楽しむのですから、そんなに人間の
暗い部分を突きつけなくてもと思います。
 ハギス氏の脚本は、やはりさすがと思わせるものが
ありますが、こちらが準備万端でないと受け止め切れません。

 自分をレイプした男に命を救われた女性の心理って
どうなのでしょう?ちょっと問題あり?ですか。

つまんない

投稿日

2006/11/15

レビュアー

よふかし

 好きな人いればごめんなさい。冒頭からテレビドラマのような弛緩した映像、既視感ただよう脚本に、眠気を誘われる。僕にとっては、観なくてもよい映画だった。10点。

★★★★ クラッシュして浮かび上がる

投稿日

2006/11/28

レビュアー

ガラリーナ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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複数のエピソードが並行して描かれてゆく。それが2つや3つではない。ゆえに、観客はそれぞれのエピソードを咀嚼するのが結構大変である。しかし、次から次へと展開される別々の物語(点)がお互いにぶつかり合って、つまりクラッシュして、次第にひとつの物語(線)になる後半から、観客はどの点とどの点が結びつくのか、固唾を呑んで見守ることになる。

この映画の最も大きなテーマは「人種差別」である。登場人物が非常に多いのでいちいち書かないが、それぞれの差別観というものは、日常のささいな出来事で顕わになる。例えば、サンドラ・ブロック演じる白人女性は、街角で若い黒人男性と擦れちがう時、思わず体をずらして夫の腕に手を回してしまう。それを黒人は「俺たちのことを怖がっているんだ」と解釈する。しかし、彼女に悪気はない。この悪気のない差別は、あちこちで発生する。しかし、お互いの領域に侵入することで(クラッシュすることで)、初めてこの「悪気のなさ」がいかに罪深いものであるかを人々は知ることになるのだ。

やはり数あるエピソードの中で最も印象深いのは、白人警官を演じるマット・ディロンだろう。職務質問と称して、黒人のリッチな夫婦に近づき、根掘り葉掘り聞いたあげく、警官という職に乗じて妻に卑猥な行為を働く。しかし、彼は偶然居合わせた事故で、警官としての正義感からその黒人の妻を命がけで助ける。死ぬかも知れない黒人女性に「あなたにだけは助けられたくない」と叫ばれながら。果たして、この白人警官は、黒人差別者なのかどうか、わからなくなる。しかし、人間の差別とは、得てしてこのようなものではないのだろうか、と思わせられるのだ。

立場や環境が変われば、差別観だって、変わる。逆に言えば、差別とはそれほど個々の強い信念の元に成り立っているわけではないのかも知れない。だが、この事実が結構やっかいなのだ。それは、ちょっとしたきっかけで差別がなくなることもあれば、またその逆もあるということ。「差別」というものがいかにファジィなもので、故にいかにやっかいなものかをこの映画は物語っている。しかし、それを知るためには我々はもっとクラッシュしなけれなならないのだ。差別でどん底まで落ちる主人公がいて、ただ声高に「差別はいけないのだ!」と叫ぶ映画とは、明らかに手法が異なる。しかし、だからこそ差別とは何なのだろうと観客に深く考えさせるのだ。

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