スタンドアップ

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スタンドアップ / シャーリーズ・セロン
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「スタンドアップ」 の解説・あらすじ・ストーリー

 全米で最初にセクシャルハラスメント訴訟に勝った実在の女性をモデルに映画化した感動ドラマ。主演は「モンスター」でアカデミー主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロン。監督は「クジラの島の少女」のニキ・カーロ。暴力夫と別れ、2人の子どもを連れて故郷の北ミネソタの町に戻ってきたジョージー・エイムズ。周囲の冷たい視線に耐え、自分一人の手で子どもたちを養うために彼女が選んだ仕事は鉱山労働者。しかし、同僚のほとんどを占める男性たちからの露骨で悪質な嫌がらせは、ジョージーの予想を遥かに上回る酷さだった…。

「スタンドアップ」 の作品情報

製作年: 2005年
製作国: アメリカ
原題: NORTH COUNTRY

「スタンドアップ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

スタンドアップ 特別版の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
126分 日本語 英語 吹き替え用 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
R-15 DLR59340 2006年06月02日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
11枚 2人 0人

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ユーザーレビュー:199件

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1〜 5件 / 全199件

すさまじいセクハラ、劣悪な労働環境、重い映画です。

投稿日:2006/05/26 レビュアー:パープルローズ

観終わってしばらく席を立てませんでした。
それほど重く苦しい映画です。ドメスティックバイオレンス、レイプ、そして生命の危険を感じるようなセクハラ。TVスポットでは、「仕事も恋もうまくいかない」とまるでブリジットジョーンズのようなお気楽な宣伝をしてましたが、決してそんな映画じゃありません。
炭鉱で働く女性たちの受けるすさまじいほどのいやがらせ。とくに簡易トイレの話は悲惨でした。しかも、これが遠い昔の話ではなく、せいぜい20年くらい前の現実だったとは。

日本では今も営業している炭鉱は1つだけということで、炭鉱なんて「青春の門」の世界、過去の遺物という感じがしますが、アメリカでは今も毎年必ず何件かは落盤事故のニュースがある。さらに最近では、できちゃった結婚の若いカップルが、手っ取り早い収入を求めて、都市近郊から地方の炭鉱に流れていくという社会問題もあるらしい。
つまりこの映画は、「過去にはこんなこともありました」という話ではなく、現代の社会問題を描いた作品なのでしょう。
ジョージ・クルーニーの「シリアナ」や「グッドナイト&グッドラック」(どちらも難しすぎて撃沈しましたが)のプロダクションと同じ会社の製作です。

ただし、後半の法廷シーンはかなりご都合主義。娘を認めていなかった父親が突然「いい父親」になってしまうのにも驚いたけど、炭鉱で働く男性たちが、法廷での主人公に賛同して「スタンドアップ」するシーンはちょっとね。だってあんたたち、加害者でしょ??

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自分に正直にこのレビューを書こうと思う。

投稿日:2006/06/08 レビュアー:アッシュ2

主人公の境遇は身から出た錆なのではないだろうかと、始めは思った。彼女が俗に言う、不良娘に思えたから。でも、違った。私には子供はいない。だが、主人公と似たような、いいえ、変わらない環境にいた事はある。社会で長く働く女性ならば大なり小なり私と同じ経験をすると思う。

この映画の主人公は男性に露骨なセクハラを受けている。言葉だけじゃない。諸々な事だ。しかし、彼女は逃げる事は出来ない。生活がかかっているのだから。私は男性に引けをとらない程の仕事をする自身はある。男性と机を並べて仕事をしている。資格も持っている。だが、男性は私を認めようとはしない。答えは簡単。私が「女」だからだ。

ここ数年、リストラと言う文字が吹き荒れた。年の瀬にはその文字が流行語大賞にでもなってしまいそうな勢いだった。そんな流行文句を背負って、ある人間が私の勤める事務所にやって来た。世間の目は冷たい。いち早く事務所の雰囲気を感じ取ったのは彼だった。職務は違うが私はそんな彼に同情の眼差しを向けた。自分もその一人になってしまう可能性も無いこともない。だが、彼はこんな私を気に入らなかったようだ。じわりじわりと彼からの私に対する嫌がらせが始まった。

彼は私を所長の愛人だとまで言い出した。この一言は職場に迫撃砲を撃ち込む程の勢いだった。これを切欠に男性陣の私に対する陰口が始まった。「女だからさぁ、いろいろと優遇されている面もあるんじゃないの?」「女だからさぁ…」

この時、私は事務所でたった一人の女だった。事務所には守ってくれる父親もいなかった。この主人公は仲間がいた。同士が出来た。だが、私にはなす術が無かった。所長に言えばそんなこと気になさんな。の一言だった。挙句、私は精神的に追い込まれ、体を患い事務所を去ることになった。「法律」を心得ていてもだ。

邦題の「スタンド・アップ」は私に向けられた言葉だと思った。終始泣かされっぱなしの映画だった。特に働く女性だったら主人公のこの気持ちに共感できると思う。裁判の判決が言い渡されるまで、エンドロールの字幕に頼らず、もっと続きが観たかった。だが、その反面、ドラマのような大団円に仕上げた映画だとも思った。不条理さが足らない。


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重いけど、なかなかネタバレ

投稿日:2007/03/03 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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考えさせられる内容でした。みなさんの評価が高いので見てみましたが、良い作品だと思います。
 セクハラというものが社会問題となるきっかけとなる実話だそうですが、似たようなストーリー展開のものに「エリン・ブロコビッチ」がありました。甲乙つけがたいのですが、映画の出来としては「エリン・・・」の方が上でしょうか?
 何人かの方が指摘されておられますが、裁判の展開で論点がずれてしまうこともありますし、親子愛や自立という側面をもたせることで「Class Action集団訴訟」という原作からは、焦点がぼけてしまっているかもしれません。
 良くも悪くも女流監督の女性としての視線で描かれていますね。裁判中にボビー・シャープがビルに詰問されて「レイプだった」と認めるくだりの心情の変化がわかりませんし、作中のジョージーの母親の
「あなたが、お父さんと同じ職場で働くことは、お父さんにとってはいやなことなの」というのは、父親の立場として、私は同調できません。警官が、娘が婦警になることを(危険だからとか別の意味はあるでしょうが)反対しないと思いますし、父親の職業を見て、あんな仕事はまっぴら!と言われるよりはいいんじゃないでしょうか?
 ただ、作中でも言われることですが、男と女の役割というか、特性があることを理解すべきで、女性が鉱山で働く必要はないよな・・とも思います。男女平等と声高に言う人ほど本質に目を背けているような気がします。私は長年、営業の仕事をしていますが、男も女もありませんし、女性の仕事を見て、なるほど、女性ならではの気配りはすごいなと思います。けれど、力仕事ではやはり、男の方が使えるでしょうし、きつい仕事、汚い仕事は男にまかせた!と思えばいいんじゃないでしょうか?
 人間は生まれながらに平等ですが、実はその人その人によって、様々に違いがあります。同じ労働時間で10の仕事をこなす人と、3の仕事しかこなせない人が、同等の報酬を得ることは理不尽ではないですか?でも、現実社会では、同期入社であれば、能力に差があってもそんなに収入に差はつきません。本来10の仕事をこなした人は10の報酬を、3の仕事だった人は3の報酬になるべきでしょう。それは平等でなく公平ということです。
 そういう意味で言えば、鉱山の仕事に関して言えば、おそらく女性が男性と同じ仕事はこなせないでしょうから、男性からすれば「男の仕事を奪う」という見方になってしまうのでしょうね。(それとセクハラは全く別問題ですが)
 シャーリーズ・セロンは綺麗というか、本当に可愛い!あんな人がそばにいたら、
「君は仕事しなくていい。俺が養ってあげるから」と思うはずなんですが・・。ちょっと、鉱山労働者としては美しすぎますね。 ジョージーのエゴイスティックなところが、同僚が当初協力的でない原因かもしれません。ショーン・ビーン演ずるカイルが男の本当の包容力と言うものを見せてくれます。
 リチャード・ジェンキンス演じるところの父親も、いい味だしてます。木訥な親父が娘を擁護する演説をぶつシーンではぐっと来るものがあり、反発していた2組の親子の邂逅は、なかなか感動しました。が、それによって、集団訴訟の焦点がぼけてしまったのは残念・・。
 ちなみに、「24」のメイソン支部長が、鉱山のやな上司として出てました。

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面白い

投稿日:2006/11/19 レビュアー:よふかし

 この映画の持っているリアルな感じというのは、寒々とした北の町、道路に舞う雪や鉱山の荒涼とした風景をきちんと捉えていること、しょぼいバーや、安い服と汚いヒゲ面といった、田舎のディティールを押さえていることにある。
 映像はきちんと計算されていて、美しい。鉱山内の青やグレーを基調とした冷たさ、室内での黄色を基調とした温かさの対比。鉱山で夕日を浴びてがっこんがっこんと動く大きな機械は、対抗する個人の無力さを感じさせるし(もうちょっと労働の辛さがほしかったけど)、車で移動するカットを繰り返しているのも、独りで走る主人公を映像として分かりやすく提示する。
 そういう細かなところ、時制をいろいろいじくっても実にスッキリしているところなどに、監督の力量を感じる。

 監督の力量の及ばないところのひとつは、既に指摘があるような、裁判の論点のズレとご都合主義的な展開。よくも悪くもアメリカ映画だなと思ってしまう。僕はそれまでの積み重ねがしっかりしているので、許すけど。
 またひとつは、役者。脇ことにシシー・スペイセクや敵方の女弁護士などは実に素晴らしいと思うのだけれど、シャーリーズ・セロンにはあまり惹かれなかった。主人公は強いというより、普通の、人間的には未熟でやや薄っぺらい、でも誠実な女性が頑張っているというふうに描こうとしているのだと思うが、セロンの美しさそのものが、「強さ」を感じさせてしまう。でもそれは贅沢かもしれないけれど。

 本作のテーマのひとつは、「自立」だ。ひとりで子どもを育てようと奮闘する未熟な主人公は、壁にぶつかり、さまざまな人物に助けられ、親と和解し、成長のきざしを見せる。息子との葛藤を経て、その自立を助けようとする(車の運転は自立の象徴なので、ラストはあれでいいのです)。
 それはこの映画の冠である「セクハラ」とも深く結びついている。だって、自立とはつまり「他者への思いやり」だから。主人公を「男の職場に押しかけた迷惑女」という記号でしか見られない、意思と感情をもった個人として見なせない男たちこそ、集団におもねて未だ自立できない幼児的な存在なのでる。
 ハラスメントの概念は興味深い。客観的事実と主観的事実(被害感情)が同等、あるいは後者が重要という考え方(セクハラや虐待の場合有効だ)が定着しつつあることは、従来の価値観に転換を迫ったという意味で実に画期的だと思う。
 過去のレビューに女権論者云々という声があるが、フェミニズムの狭小な部分とこういうハラスメントの問題を一緒くたにしちゃあいけません。性差に関係なく、個人の尊厳の問題なんです。
 というわけで楽しみましたので少し甘い65点。

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セクハラ問題もさることながら、親子の絆にグっときた!

投稿日:2006/09/02 レビュアー:しゃれこうべ

実話をそのまま映画化したのかと思っていたのですが、
“実話を元にした”映画ということだったことが少々意外に感じました。
が! それはそれで結果オーライだったと思われます。
かなり観ごたえがありました。

まだセクハラ問題が社会的に取り沙汰されていない時代において、実際にそれに立ち向かった女性たちの存在にまず感銘を受けます。
ただ、私自身も女性ですが、敢えて言うならば女性はズルい部分も持ち合わせていると思うのです。
あるときはレディーファーストを当然と言い、セクハラ的なことでも自分が好意を持つ相手では容認してしまうことたあったり、他愛もないジョークをセクハラとしてしまうこともあったり…。
そのへんの線引きがいまだに難しい部分もあるのでは…と思うのけれど、女性であれ男性であれ、どれだけ“精神的苦痛”を感じたか…、
セクハラは、そこを尺度に考えねばならない…と再認識しました。

セクハラ訴訟の行方もさることながら、
私が最も感動したのはジョージーとその父の関係。
娘・ジョージーを「一家の恥さらし」と疎んじていた父が、
職場のミーティングで壇上に立ちながらも会場中からブーイングを受ける娘を見て、助け船を出すシーン。
父は同僚たちに向かって「私の娘なんだ」訴えかける。
私は涙が止まりませんでした。
やはりいつまでたっても、どんなに確執はあっても親子は親子であると…。

セクハラ問題という核の中に、上記で挙げたような親子関係であったり、弁護士が初めての訴訟に挑戦する葛藤であったり、友人との絆であったり…。
さまざまな考えさせられる要素が含まれていて、かなり深みのある映画だったと感じます。
『クジラの島の少女』でも感じた深みが、この映画にもバッチリあったところで、監督の手腕を感じさせられました。

ちなみに…原題からガラリと変わってつけられたこちらの邦題『スタンドアップ』。
『ミニミニ大作戦』のようにヒドい(失礼)ものもありますが、
この『スタンドアップ』というのは、珍しく(笑)ナイス邦題! ウディ・ハレルソン演じる弁護士が力説するシーンで、「ほほぉ…」と納得させられました。

女性はもちろんですが、男性も一見の価値アリ映画!
フランシス・マクドーマンドも「さっすが!」と感動させてくれる演技と存在感で魅せてくれていますよ。

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