疾走

疾走の画像・ジャケット写真

疾走 / 手越祐也
予告編を観る
  • 画質は本編映像とは異なります。

全体の平均評価点:(5点満点)

24

全体の平均評価点:

予告編を観る

DVD

TSUTAYA TV

動画ポイント利用可

ジャンル :

「疾走」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

TSUTAYA TV

動画ポイント利用可

解説・ストーリー

 一人の少年に降りかかる悲愴な運命を圧倒的な筆力で描ききった重松清の傑作小説を「弾丸ランナー」のSABU監督で映画化した衝撃のドラマ。主演はNEWSの手越祐也、共演に「誰も知らない」の韓英恵。“沖”と“浜”という2つの地域が存在する西日本のとある干拓地。“浜”の人々は“沖”を蔑み近寄ろうとはしなかった。“浜”に暮らす心優しい少年シュウジは、幼い頃、そんな“沖”のヤクザもの、鬼ケンに助けられたことがあった。やがて中学生になったシュウジは、好意を抱いている同級生のエリが出入りする“沖”の教会に興味を持つようになる…。

「疾走」 の作品情報

作品情報

製作年: 2005年
製作国: 日本

「疾走」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: SABU
原作: 重松清重松清
撮影: 中堀正夫
音楽: S.E.N.S.

関連作品

関連作品

我が胸に凶器あり

富豪刑事デラックス

春を背負って

Mogera Wogura

ユーザーレビュー:24件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全24件

SABU監督が描く、少年の疾走

投稿日:2006/05/29 レビュアー:オタエドン

原作が、重松清となれば、かなり内容も重いだろうと想像。
様々の作品のTVドラマを見てきましたが、正直、好みの作家ではありません。今回は、SABU監督が、どんな青春映画を撮ったかな〜?と、期待半分でありました。
孤独な少年シュウジ役を、手越祐也君が演じていますが、なかなか存在感があり、まなざしが、とても良かったですね。
次から次に不幸が押し寄せ、絶望のどん底の中にも、必死に生きる姿が描かれて行きます。これでもか、これでもか、いや、これでもか・・・!!と、いう位。最後の最後まで。信じ難い程の過酷な運命を背負った少年でした。やり切れない気分に。
この少年だけでなく、彼を取り巻く環境、人々にも問題だらけ。
ヤクザの鬼ケン、その女アカネを、話題の中谷美紀が好演。『嫌われ松子の一生』を予感させる演技。ぜひ映画館で見よう・・・
後半から、ラストに掛け、思いがけない展開となり、驚きと、かすかな救い、平安な思いがもたらされた気がします。
S.E.N.S.の音楽、豊川悦司の語りが、心に残りました。

このレビューは気に入りましたか? 11人の会員が気に入ったと投稿しています

これほど重いとは・・・

投稿日:2006/10/06 レビュアー:kazupon

予約リストに入れたものの、お届け率がいつも薄い三日月状態。
どんなに人気の作品かしら?と、期待して見たのですが。
レビューも少ないし、ネタバレもなく、イントロダクションでも”沖”だの”浜”だの意味が分からず・・・
NEWSの手越君がシュウジ、韓英恵ちゃんがエリを演じています。
台詞は棒読みなのですが、それが返って、二人がまだまだ子供で
あり、この先に待ち受けている運命に気づいていない状況を表しているようにも感じました。
シュウジが住むのは”浜”で、昔からの地元。
”沖”というのは、昔は海で今は干拓地。この”沖”に転校生のエリが住んでいます。
”浜”の住民は”沖”を目の仇にしています。
主な登場人物は、シュウジと出来の良い兄、その両親。
エリと牧師(豊悦)、牧師の弟。
鬼ケン(寺島進)とアカネ(中谷美紀)

シュウジの両親は、出来の良い兄を溺愛していましたが、シュウジは、両親が自慢の兄を褒めながらニコニコしているのを見ているのが好きだったのです。シュウジは、それほど兄が好きでした。
そんな幸せな家族も、兄のひょんな行動により崩壊していきます。
シュウジが鬼ケンとアカネに初めて出会ったのは、7歳の時。自転車で行った”沖”での出来事。将来に影響を与える出会いだとは知る由もなかった。
転校生のエリは、ちょっと大人びた反抗的な少女。
何故かシュウジには気になる存在でした。エリの誘いで”沖”の
教会に出入りする事になり、何か過去のありそうな牧師と知り合います。そして、シュウジが中学生になった頃、牧師の弟に会う機会があり、シュウジは何らかの暗示を受けてしまいます。

ネタバレせずにイントロダクションの補足を試みましたが、私には荷が重いようです。
aiaiさんが「脱aiai宣言」をしていらっしゃいました。
申し訳ありませんが、この作品でお手本をお願いできませんか?
よろしくお願いします。

このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

★★★★ 境界を越えた少年の物語

投稿日:2007/03/14 レビュアー:ガラリーナ

思春期の少年の心を実に細やかに描いた秀作。シュウジの人生は悲しいですが、彼はナイーブで心優しい青年全てを代表するシンボルのように思えました。

この物語を見るのに最も重要なのは「沖」と「浜」の位置づけだろうと思います。「沖」はヤクザなどのよそ者が住みつく「異の世界」です。「浜」は住宅地でいわゆる中流家庭の人々が多く住む「安寧の世界」です。しかし、この安寧の世界は、よそ者を蔑み、世間体を気にする腐った世界でもあります。シュウジは、少年らしい好奇心と元来持ち合わせている心の優しさがきっかけで「沖」の人々と交流を持ちます。つまり、境界線を越えてしまうんですね。それが、最終的には彼に悲劇をもたらす。

しかし「浜」の住人である兄もまた、道を踏み外します。つまり、どちらの世界にいても、少年は傷つく。であるならば、シュウジのように人間らしい心映えを持って、境界線を乗り越える生き方にも意味はある。だって、とてもささやかではあるけれど、彼は最後に「のぞみ」という名の希望をこの世にもたらすのですから。

現代の日本にもし「沖」と「浜」しか存在していないのなら、シュウジはさながら希望を創り出すための「生け贄」とも受け取れるかも知れません。シュウジは神に捧げられたのだ、と。聖書が物語で重要な役割を担っていることからも、そのような解釈は可能だと感じました。

さて、今作において、ヤクザの情婦を演じる中谷美紀が非常に印象的な演技を見せてくれます。私は「松子」より断然好きだな。驚いたのは、関西弁がとても上手だったこと。彼女は関西出身ではないと思ったんだけれど。それから、教師を演じる平泉成。いいかげんな大人を演じさせたら彼の右に出る者はいないかも。SABU監督の力強い演出も良かった。「沖」と「浜」を繋ぐために生き抜いたひとりの少年の物語をじっくりと受け止めてください。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

少年の疾走と、失踪する物語

投稿日:2006/12/03 レビュアー:aiai

kazuponさん、本作なかなか配送されなかったので、結局街のツタヤさんで借りました。でも、それにしてはkazuponさん以降誰も書いてなかったんだね。つまり、観る人はいるけど、レビューが書きずらいという作品なんだろうか。

確かにこう極端な、決して幸福になれない、後戻りできない、不幸のパラレルワールドが続くドラマというのは、とっつきにくいかもしれません。たぶんそれは、原作は読んでませんが、むしろ小説のほうが適してる物語というか、映像的な手法は向いてないからじゃないかと思うんです。別に本作に限ったことではなく、一般論的なあるいはつまらない言い方になりますが、小説が読者に与えるイメージの広がりはさまざまなんだけど、映像にするとかなり自由度がなくなり限定されてしまうというネガティブな話があって、反対にそれがいい方向に向いて、さらにイメージが広がるような映像になれば万々歳だし、いやそれこそが映像に携わる人たちの目標でもあると思うのだけど、それが失敗する場合もおうおうにしてあるわけで…

まあ、平たくいいますと、まずは何はともあれ、役者の力量。これにつきるのではないかと。特にこういう話の場合は。どこまでその悲惨な話に説得力を出せるかどうかにかかってるわけで、それができないかぎりは物語のための物語で終わってしまう(やはり主役の彼はどうみてもマイボスマイヒーローのような学園ドラマが似合ってる)

☆物語
何かしら不幸を背負い込んだ人々の不幸な話

☆aiai eye
偶然ですがワイフに重松清の作品を読むよう進められていますが、まだ一作も読んでません。どうもゲームのシナリオとかにも顔を出しているようで、守備範囲の広い物語作家なんですかね?
ボクは本作のような話は「作為感」が強く感じられてしまい、なんていうか「それで何なの?」みたいなしらけた気持ちになってしまって、あまり好きじゃないんですよ。登場人物達にあまりにひどく不幸が訪れすぎて、結局どこに主題があるのか見えなくなってしまってるというか、明らかに物語が失踪しているように感じます。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

最後に希望を・・・ ネタバレ

投稿日:2006/07/14 レビュアー:スターダスト

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

コメディー色を取り除いているが、状況がどんどん悪化していき、出口を探し求め走り続ける主人公シュウジ(福原秀次)の姿をみると、いかにもSABU監督らしいモチーフであると感じる。

救いようのない話ではあるが、最後に希望を抱かせるため静かな余韻を残します。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全24件

疾走

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:24件

SABU監督が描く、少年の疾走

投稿日

2006/05/29

レビュアー

オタエドン

原作が、重松清となれば、かなり内容も重いだろうと想像。
様々の作品のTVドラマを見てきましたが、正直、好みの作家ではありません。今回は、SABU監督が、どんな青春映画を撮ったかな〜?と、期待半分でありました。
孤独な少年シュウジ役を、手越祐也君が演じていますが、なかなか存在感があり、まなざしが、とても良かったですね。
次から次に不幸が押し寄せ、絶望のどん底の中にも、必死に生きる姿が描かれて行きます。これでもか、これでもか、いや、これでもか・・・!!と、いう位。最後の最後まで。信じ難い程の過酷な運命を背負った少年でした。やり切れない気分に。
この少年だけでなく、彼を取り巻く環境、人々にも問題だらけ。
ヤクザの鬼ケン、その女アカネを、話題の中谷美紀が好演。『嫌われ松子の一生』を予感させる演技。ぜひ映画館で見よう・・・
後半から、ラストに掛け、思いがけない展開となり、驚きと、かすかな救い、平安な思いがもたらされた気がします。
S.E.N.S.の音楽、豊川悦司の語りが、心に残りました。

これほど重いとは・・・

投稿日

2006/10/06

レビュアー

kazupon

予約リストに入れたものの、お届け率がいつも薄い三日月状態。
どんなに人気の作品かしら?と、期待して見たのですが。
レビューも少ないし、ネタバレもなく、イントロダクションでも”沖”だの”浜”だの意味が分からず・・・
NEWSの手越君がシュウジ、韓英恵ちゃんがエリを演じています。
台詞は棒読みなのですが、それが返って、二人がまだまだ子供で
あり、この先に待ち受けている運命に気づいていない状況を表しているようにも感じました。
シュウジが住むのは”浜”で、昔からの地元。
”沖”というのは、昔は海で今は干拓地。この”沖”に転校生のエリが住んでいます。
”浜”の住民は”沖”を目の仇にしています。
主な登場人物は、シュウジと出来の良い兄、その両親。
エリと牧師(豊悦)、牧師の弟。
鬼ケン(寺島進)とアカネ(中谷美紀)

シュウジの両親は、出来の良い兄を溺愛していましたが、シュウジは、両親が自慢の兄を褒めながらニコニコしているのを見ているのが好きだったのです。シュウジは、それほど兄が好きでした。
そんな幸せな家族も、兄のひょんな行動により崩壊していきます。
シュウジが鬼ケンとアカネに初めて出会ったのは、7歳の時。自転車で行った”沖”での出来事。将来に影響を与える出会いだとは知る由もなかった。
転校生のエリは、ちょっと大人びた反抗的な少女。
何故かシュウジには気になる存在でした。エリの誘いで”沖”の
教会に出入りする事になり、何か過去のありそうな牧師と知り合います。そして、シュウジが中学生になった頃、牧師の弟に会う機会があり、シュウジは何らかの暗示を受けてしまいます。

ネタバレせずにイントロダクションの補足を試みましたが、私には荷が重いようです。
aiaiさんが「脱aiai宣言」をしていらっしゃいました。
申し訳ありませんが、この作品でお手本をお願いできませんか?
よろしくお願いします。

★★★★ 境界を越えた少年の物語

投稿日

2007/03/14

レビュアー

ガラリーナ

思春期の少年の心を実に細やかに描いた秀作。シュウジの人生は悲しいですが、彼はナイーブで心優しい青年全てを代表するシンボルのように思えました。

この物語を見るのに最も重要なのは「沖」と「浜」の位置づけだろうと思います。「沖」はヤクザなどのよそ者が住みつく「異の世界」です。「浜」は住宅地でいわゆる中流家庭の人々が多く住む「安寧の世界」です。しかし、この安寧の世界は、よそ者を蔑み、世間体を気にする腐った世界でもあります。シュウジは、少年らしい好奇心と元来持ち合わせている心の優しさがきっかけで「沖」の人々と交流を持ちます。つまり、境界線を越えてしまうんですね。それが、最終的には彼に悲劇をもたらす。

しかし「浜」の住人である兄もまた、道を踏み外します。つまり、どちらの世界にいても、少年は傷つく。であるならば、シュウジのように人間らしい心映えを持って、境界線を乗り越える生き方にも意味はある。だって、とてもささやかではあるけれど、彼は最後に「のぞみ」という名の希望をこの世にもたらすのですから。

現代の日本にもし「沖」と「浜」しか存在していないのなら、シュウジはさながら希望を創り出すための「生け贄」とも受け取れるかも知れません。シュウジは神に捧げられたのだ、と。聖書が物語で重要な役割を担っていることからも、そのような解釈は可能だと感じました。

さて、今作において、ヤクザの情婦を演じる中谷美紀が非常に印象的な演技を見せてくれます。私は「松子」より断然好きだな。驚いたのは、関西弁がとても上手だったこと。彼女は関西出身ではないと思ったんだけれど。それから、教師を演じる平泉成。いいかげんな大人を演じさせたら彼の右に出る者はいないかも。SABU監督の力強い演出も良かった。「沖」と「浜」を繋ぐために生き抜いたひとりの少年の物語をじっくりと受け止めてください。

少年の疾走と、失踪する物語

投稿日

2006/12/03

レビュアー

aiai

kazuponさん、本作なかなか配送されなかったので、結局街のツタヤさんで借りました。でも、それにしてはkazuponさん以降誰も書いてなかったんだね。つまり、観る人はいるけど、レビューが書きずらいという作品なんだろうか。

確かにこう極端な、決して幸福になれない、後戻りできない、不幸のパラレルワールドが続くドラマというのは、とっつきにくいかもしれません。たぶんそれは、原作は読んでませんが、むしろ小説のほうが適してる物語というか、映像的な手法は向いてないからじゃないかと思うんです。別に本作に限ったことではなく、一般論的なあるいはつまらない言い方になりますが、小説が読者に与えるイメージの広がりはさまざまなんだけど、映像にするとかなり自由度がなくなり限定されてしまうというネガティブな話があって、反対にそれがいい方向に向いて、さらにイメージが広がるような映像になれば万々歳だし、いやそれこそが映像に携わる人たちの目標でもあると思うのだけど、それが失敗する場合もおうおうにしてあるわけで…

まあ、平たくいいますと、まずは何はともあれ、役者の力量。これにつきるのではないかと。特にこういう話の場合は。どこまでその悲惨な話に説得力を出せるかどうかにかかってるわけで、それができないかぎりは物語のための物語で終わってしまう(やはり主役の彼はどうみてもマイボスマイヒーローのような学園ドラマが似合ってる)

☆物語
何かしら不幸を背負い込んだ人々の不幸な話

☆aiai eye
偶然ですがワイフに重松清の作品を読むよう進められていますが、まだ一作も読んでません。どうもゲームのシナリオとかにも顔を出しているようで、守備範囲の広い物語作家なんですかね?
ボクは本作のような話は「作為感」が強く感じられてしまい、なんていうか「それで何なの?」みたいなしらけた気持ちになってしまって、あまり好きじゃないんですよ。登場人物達にあまりにひどく不幸が訪れすぎて、結局どこに主題があるのか見えなくなってしまってるというか、明らかに物語が失踪しているように感じます。

最後に希望を・・・

投稿日

2006/07/14

レビュアー

スターダスト

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

コメディー色を取り除いているが、状況がどんどん悪化していき、出口を探し求め走り続ける主人公シュウジ(福原秀次)の姿をみると、いかにもSABU監督らしいモチーフであると感じる。

救いようのない話ではあるが、最後に希望を抱かせるため静かな余韻を残します。

1〜 5件 / 全24件