死亡特急

（2006年製作・ドイツ）ディータード・クエスター監督
新年早々、「死亡」だの「殺人」だの、気配りがなくて申し訳ありません・・(^o^;。
えーと。ドイツの作品ですね。
『カサンドラクロス』『新幹線大爆破』『アンストッパブル』などなど、暴走系列車ものは
おしなべて面白いのですが『死亡列車』はアンテナの先にも引っかかってなくて、
（えー、なに？死んじゃうんですか？）と期待せずに観たものの、案外面白かったので
ご紹介いたします。

とある研究施設から盗んだ凶悪ウイルスを持った犯罪者4人は、沢山の巡礼者に混じって、警察の目をそらし、
「ルルド行き特急」に乗り込む。
（列車に乗っちまえば警察も追ってこれないだろう）という計算。
ところが、警察が列車を止めようと画策するので、止めるんならここでウイルスを撒くぞ！
と脅す。
それには警察が、ルルドの街に殺人ウイルスがバラまかれたら50万市民が被害にあう！というので、今度は列車コースを変え、
僻地の化学工場に激突させて止めようとする。
乗客は被害にあうが50万市民よりはマシ・・という考えなのだ。

ドイツから遠くフランス南西部の聖地ルルドを目指す列車・。
ルルドに行くとなれば巡礼のためシスターや修道僧たちで溢れている。中には、治療の方法もなく一縷ののぞみを託して、
神に最後のお願いを・・という人たちを殺人ウイルスで一網打尽にしちゃ神の仏もありませんわな。
そのうえ警察までも、犠牲もやむなしと見捨てられるとは。オーマイゴットとはこの事か。
希望のルルド行き特急が、地獄行き絶望一直線に・・・。

しかし、その列車には偶然乗り合わせた修道士ラスコ（元特殊工作員）がいた。
カンフーアクションでキレッキレの足技を蹴り出すラスコ。犯人もタジタジだが
なかなか死なない（笑）猛スピードで走る屋根の上でのアクションって、ハラハラしますよね。スゴイわー。ドキドキ。
何がぶつかってきても、進み続ける特急列車。車やヘリが大破しても、痛くもかゆくもない。特殊合金なの？　
その化学工場とやらに突っ込む前に車両を分離しなければいけないが、そこらへんはどっかで見たことある感じ。
はずれなかった連結器が、カン一発、外れるのだ。（あ、ネタバレしちまった・・）
まぁ、わかっててもハラハラしますよね（笑）
ちょっと大味な部分もありますが、私は楽しめました。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ドイツ製アクションで珍しいが、何故か台詞は英語。ルルドの洞窟への巡礼列車が舞台で興味があったのだが、殆どその感じがないのは残念。スリルはなかなかあって楽しめる。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

アクションがウリとネットで見て、借りました。

全盛期のセガールの暴走特急には負けていますが、（吹き替えのせいか？）ドイツ的ジョークやアクションは、楽しめました。
ただ、主人公の回想シーンが、所々入って、話がわかりにくくなっているのはどうかなと思いました。それと、敵役の間抜けぶりには苦笑しました。人生の最後があんなのは、嫌ですね。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

最初は訳のわからない話で始まり、最後まで見るとやっと「あぁなるほどね」って感じの映画でした。感動はあまりしない映画ですね。
神を掲げている信者が、あんな格闘していいの？人殺してるし・・
アーノルド・ヴォスルーはやっぱ悪役ピッタリて感じでした＾＾
ウィルスと盗むときはあんなにハイテクな機械を使ってあっさり盗んだのにあっけなすぎです。部下はあっさりやられるのもどうかとおもいますがｗ
アクション（格闘）はいまいち・・もっと激しく戦ってほしかったです＾＾；
最後もあんなにうまい事、ヘリはおちてこないでしょう・・＾＾；

個人的に
★★☆☆☆
ですq(T▽Tq)(pT▽T)p