ALWAYS 三丁目の夕日 / 吉岡秀隆
ALWAYS 三丁目の夕日
/山崎貴
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全体の平均評価点: (5点満点)
(326)
解説・ストーリー
西岸良平によるロングセラーコミックを『リターナー』の山崎貴監督が豪華キャストを迎えて映画化した感動作。昭和33年。集団就職で上京した六子は鈴木オートに就職。一方、鈴木家の向かいの駄菓子店の店主は見ず知らずの子供を預かることになるが…。
西岸良平によるロングセラーコミックを『リターナー』の山崎貴監督が豪華キャストを迎えて映画化した感動作。昭和33年。集団就職で上京した六子は鈴木オートに就職。一方、鈴木家の向かいの駄菓子店の店主は見ず知らずの子供を預かることになるが…。
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「ALWAYS 三丁目の夕日」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
西岸良平によるロングセラーコミックを『リターナー』の山崎貴監督が豪華キャストを迎えて映画化した感動作。昭和33年。集団就職で上京した六子は鈴木オートに就職。一方、鈴木家の向かいの駄菓子店の店主は見ず知らずの子供を預かることになるが…。
「ALWAYS 三丁目の夕日」 の作品情報
「ALWAYS 三丁目の夕日」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「ALWAYS 三丁目の夕日」 のシリーズ作品
ALWAYS 三丁目の夕日の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
133分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 3:DTS/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
SDV16138R |
2006年06月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
48枚
|
3人
|
2人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
3:DTS/5.1chサラウンド/日本語
ALWAYS 三丁目の夕日の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
133分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 3:DTS/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
SDV16138R |
2006年06月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
48枚
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3人
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2人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:326件
やさしさの缶詰。
投稿日:2006/09/12
レビュアー:JUCE
小5の息子のお勧めの映画。
「おとうさんALWAYASまだ見てへんの?。おもろかったで」との事。
この息子、月に30本は映画を見てます。完全に本数では私が負けてます。
で、映画はと言うと、いやあ予想に反して良かったです。
この映画の時代設定が昭和33年だったのは、単にノスタルジックに浸るためではなくてエネルギーに溢れていて、未来を向きしかもやさしさを持っていた人々を描くのには最適な時代だったのだと思います。たしかに今ほど物は豊かでなかったけど、今よりもなぜか豊かさを感じていた気がします。映画を見ていて我が家にカラーテレビがやって来た時のことがを鮮明に蘇リました。いやあその時は本当に嬉しかった。ちょうどその日は仮面ライダーが始まった日だった。
この映画は映像もすごいなあと思った。CGもそうだが、マットペイントも素晴らしい。現在の日本のVFXの粋を集めたと言うと言い過ぎでしょうか。さすが日本の特撮の草分け「白組」、良い仕事してます。生まれも育ちも関西なので昭和の東京は良く知りませんが、昭和の下町のイメージとしては私の感覚とマッチしています。
とかく頭でっかちになりがちな日本の時代物映画の中で、この映画はエンタテイメントして良くできた作品だと思います。
ラストシーン夕日を見ながらの親子のセリフ、ちょっとくさいけど良かったです。人のこころもあれから50年きれいなままだったのでしょうか。そしてさらに50年後は・・・。
このレビューは気に入りましたか?
28人の会員が気に入ったと投稿しています
ノスタルジーは感じます
投稿日:2007/05/14
レビュアー:こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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以前に、満を持してレンタルしたものの、最後まで見切る前に寝てしまうことを繰り返しました。やっと、改めて借り、フィニッシュしました。
私のような世代には、あの情景だけでノスタルジーを感じさせ、それだけで満足してしまうきらいがありました。(新横浜ラーメン博物館もね)
様々なサイトやレビューで絶賛され、「泣ける映画」との評判が・・・。それを聞けば聞くほど、もう一度ちゃんと見直そうという気持ちが失せてしまった私の心は汚れているのでしょうか?
ガラリーナさんが、本作のレビューや「今、あいに行きます」のレビューでおっしゃっているように、最近の映画(特に邦画)は、「話題の感動作」だの「全米が泣いた」だの「感涙の嵐」なんていう、アオリが多すぎますよね。泣ける映画=言い映画ではないと思うのですよ。
「これを観て泣けない人は、感性が鈍い」
「これで感動しない奴は、心が貧しい」
と言われているような、アオリにちょっと辟易します。
私は決して冷血漢ではないし、どちらかと言えば涙腺の緩い方だと思いますよ。しかも、感動することは大好きときてます。何かのレビューに書いたかも知れませんが、喜怒哀楽の感情は、動物にも有ると思うんですよ。餌を横取りされれば怒って威嚇するし、機嫌が良ければ表情もゆるむし(笑うという表情はないかな?)でも、素晴らしい絵や物語、音楽に感動するという感情は人間特有のものではないかと。だから、感動する作品や話に出会うと、私はとても嬉しくなります。
と・こ・ろ・が、やっぱりひねくれているのでしょうか、
「これはすごいぞ。さあ泣け!」
とやられると、途端に醒めてしまうんです・・。
この作品が悪いというわけではなく、(言わせてもらえれば、この作品が日本アカデミー賞を総なめにしてしまうような日本映画界と観客が悪い)良くできていると思います。薬師丸ひろ子は素晴らしい演技を披露しましたし、堀北真希のあの生き生きとした表情!(鉄板少女なんかやってるなよ)吉岡秀隆もいつもと違う鰺を出したし(芥川龍之介の家に吉行淳之介が居候って・・・)最後の方ではやはり泣いてしまったのですが、
「泣かせてやろう、さあ泣け!今泣け!ここで泣け!」
というあざとさが見え隠れして、それに乗せられて涙を流しても後味の悪さも同時に残ってしまうのです。
人は本当に感動したときは、感情とは無関係に涙が出てしまうのです。私も過去に、素晴らしい芸術に触れたとき、素晴らしい映画を鑑賞したとき、訳もわからず、自分が泣いているという自覚も持たずに涙を流していたことがあります。
そこら辺の詳しい解説は、本職のMasamuneさんにお任せするとして、こういう映画が、突出した作品ではなく、当たり前にできる映画界であって欲しいと思います。
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25人の会員が気に入ったと投稿しています
いい映画だなぁ〜感動で久々に涙流した 好きだなぁ〜こういう映画
投稿日:2006/08/20
レビュアー:RUSH
原作は漫画のはず。一度コンビニで立ち読みした記憶がある。西岸良平氏の漫画だったと思うが、彼の書く絵のほのぼの感が何とも言えない作品なのだが、その雰囲気をそのまま映画にしたような作品だ。とにかく暖かくつい微笑んでしまう様な作品なのだ。昭和33年といえば僕が生まれる7年も前の話。力道山が世間を励まし、テレビが普及し始め巨人軍の長嶋がデビューした頃の話なのだ。僕が物心ついた時、家には既にテレビも冷蔵庫も洗濯機もあった。俗に言う三種の神器である(笑)。テレビはまだ白黒で、チャンネルはとれてペンチで回していた(笑)。そんなことを思い出させてくれる作品だった。さぞかしご年配、特に僕よりも年上の人達でこの年代にピッタリと来る人達にとっては懐かしさに溢れる作品となっていることだろう。そんな時代の東京の下町風景を暖かく描いた作品だ。
中心となるのは鈴木オートとその向かいにある駄菓子屋がそれである。鈴木オートの社長に堤真一、駄菓子屋の主人に吉岡秀隆がそれぞれ個性を発揮し演じている。物語はその鈴木オートに集団就職で上京した星野六子(堀北真希)がやってきて、同じ頃駄菓子屋に古行淳之介(須賀健太)がやっかいになった所から描かれていく。とにかく懐かしい。駄菓子屋、集団就職(僕らの頃にはもうなかったが(^^ゞ)、納豆売り、豆腐売り、金魚売り、井戸水、水鉄砲、三輪自動車、薬の業者(薬売りのことで、僕が小学生の頃、実際に家によく来ていた)、障子の張り替えなどなど、今ではもう見られなくなった風景がこの作品の中で生き生きと描かれる。
しかし、この作品のメインはCGで再現された東京の下町風景(よくこれがニュースやワイドショーで取り上げられていた)や先ほど記述した懐かしい時代を表す沢山の事象ではない。そこに描かれる人間ドラマがメインなのだ。その人間ドラマは鈴木オートに来た星野六子と鈴木家の関係と駄菓子屋を営む傍ら小説を書いている茶川竜之介とそこに引き取られることになった古行淳之介の関係がおもしろおかしく、しかも感動的に描かれていく。過去、邦画で色々涙を流した経験があるがこの様なほのぼのとした作品でここまでの感動を覚えた作品を僕は知らない。物語終盤はもう感動の嵐!涙なしには見られないほど素晴らしい作品になっていた。期待を裏切らない作品に感謝したい。
とにかく全ての人に見て欲しい作品。
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20人の会員が気に入ったと投稿しています
小さいけれど 大切な夢に向かって生きる三丁目の人々
ベタな設定に、ベタなエピソード。
全てがどこかで、観たことがあるもの。
しかも、エピソードを重ねる手法も、珍しくはないのですが、
次の展開を見続けたいと、思わせる上質な出来。
鈴木オートのようなお父さんは、沢山いただろうし・・・
鈴木オートの奥さんみたいな母親も、沢山いた。
そんな庶民的な一家と、貧乏青年作家や、集団就職してきた少女。マドンナ的存在の、居酒屋ママ。
親に見捨てられた少年。家族を亡くした町医者・・・
それぞれが、愛で繋がり、物語を紡いでいる。
今まで持っていた日本人の、相手に弱いところをさらけ出し、
素直な気持ちで会話する事により、信頼関係を築きあげる。
相手への思いやりを持つ事が、目先の利益より素晴らしいことを・・・
暮らしやすい社会が、そこから始まることを・・・
私たちは、便利さと沢山の情報を手に入れた代わりに、その安心を手放したのでしょうか?
一生懸命生きている人々のリアルな姿が、じわじわと感動を誘い、ラスト、涙なしでは観られない。
夕日は、未来へと続く明日への希望であり、
少年の期待どおり、今日も夕日はきれいかな?
このレビューは気に入りましたか?
19人の会員が気に入ったと投稿しています
その夜、夢を見ました。UFOの中で・・・
投稿日:2006/09/25
レビュアー:よふかし
鑑賞後にこのページを開いて、いったいどういうレビューが多いのかなと思ったら、案外に自分に近い感想をもった方が少なくないので安心しました。
いやー泣きそうになったんです。というか本当はちょっとポロリ(くやしー)。最後のとこですね、ダメだろお前なんで戻ってくんだよ幸せになれるんだから俺だって迷惑なんだよ、子ども無言で顔くしゃくしゃで突進。ずるいよ。
でも泣けたり切なかったりしたって、いい映画じゃあないですね。鑑賞後は、なんだかなーという気持ち。どうしてあんなにヒットしたのかなー。こりゃむしろマイケル・ベイの『アルマゲドン』を参考にしているに違いない、などと思いました。
僕はparoleさんの嘆息にほぼ同意するもので、そちらを読んでいただければと思います。他の参考になったレビュアーさんの名は割愛しますが、少しだけ。
テーマパークだというのはその通りですね、物語よりも思いつく限り並べられた「懐かしアイテム」が本作の主人公です。全部出さなくたってねえ。
15分に一度感動というのもその通り、これはテレビ局製作のテレビ映画なので、放映するときのことを考えて作られています。エピソードの境目あたりで繰り返されるフェイドアウトは、CM明けへの引きまで計算していて、ちょっと下品です。
銭湯が出てこない、その通りですが、映画館が出てこないのはなぜでしょう!
いや怒ってはいません。ちょっと哀しくなっただけです。15点。
その夜、夢を観ました。何億光年と旅してきたUFOの中で、ナゾの知的生命体がヒソヒソ話しています。
「ケスクセ?(あれはいったいどういうことだ?)」
「ジュマペールジャックマルティノ(映画というものを観ているらしいな)」
「アロンザンファンドゥラパトリィ、ルジュドグロリィエタリベ(だが奴らが見ているのは、地球時間でほんの4、50年前の自分たちの姿だぞ)」
「オウジュウドゥイ、ママンエモー(わざわざ観にいって、泣いている)」
「ジュヌセパ(意味分からん)」
「ウイジュヌセパ(征服でもするか)」
このレビューは気に入りましたか?
16人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
やさしさの缶詰。
投稿日
2006/09/12
レビュアー
JUCE
小5の息子のお勧めの映画。
「おとうさんALWAYASまだ見てへんの?。おもろかったで」との事。
この息子、月に30本は映画を見てます。完全に本数では私が負けてます。
で、映画はと言うと、いやあ予想に反して良かったです。
この映画の時代設定が昭和33年だったのは、単にノスタルジックに浸るためではなくてエネルギーに溢れていて、未来を向きしかもやさしさを持っていた人々を描くのには最適な時代だったのだと思います。たしかに今ほど物は豊かでなかったけど、今よりもなぜか豊かさを感じていた気がします。映画を見ていて我が家にカラーテレビがやって来た時のことがを鮮明に蘇リました。いやあその時は本当に嬉しかった。ちょうどその日は仮面ライダーが始まった日だった。
この映画は映像もすごいなあと思った。CGもそうだが、マットペイントも素晴らしい。現在の日本のVFXの粋を集めたと言うと言い過ぎでしょうか。さすが日本の特撮の草分け「白組」、良い仕事してます。生まれも育ちも関西なので昭和の東京は良く知りませんが、昭和の下町のイメージとしては私の感覚とマッチしています。
とかく頭でっかちになりがちな日本の時代物映画の中で、この映画はエンタテイメントして良くできた作品だと思います。
ラストシーン夕日を見ながらの親子のセリフ、ちょっとくさいけど良かったです。人のこころもあれから50年きれいなままだったのでしょうか。そしてさらに50年後は・・・。
ノスタルジーは感じます
投稿日
2007/05/14
レビュアー
こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
以前に、満を持してレンタルしたものの、最後まで見切る前に寝てしまうことを繰り返しました。やっと、改めて借り、フィニッシュしました。
私のような世代には、あの情景だけでノスタルジーを感じさせ、それだけで満足してしまうきらいがありました。(新横浜ラーメン博物館もね)
様々なサイトやレビューで絶賛され、「泣ける映画」との評判が・・・。それを聞けば聞くほど、もう一度ちゃんと見直そうという気持ちが失せてしまった私の心は汚れているのでしょうか?
ガラリーナさんが、本作のレビューや「今、あいに行きます」のレビューでおっしゃっているように、最近の映画(特に邦画)は、「話題の感動作」だの「全米が泣いた」だの「感涙の嵐」なんていう、アオリが多すぎますよね。泣ける映画=言い映画ではないと思うのですよ。
「これを観て泣けない人は、感性が鈍い」
「これで感動しない奴は、心が貧しい」
と言われているような、アオリにちょっと辟易します。
私は決して冷血漢ではないし、どちらかと言えば涙腺の緩い方だと思いますよ。しかも、感動することは大好きときてます。何かのレビューに書いたかも知れませんが、喜怒哀楽の感情は、動物にも有ると思うんですよ。餌を横取りされれば怒って威嚇するし、機嫌が良ければ表情もゆるむし(笑うという表情はないかな?)でも、素晴らしい絵や物語、音楽に感動するという感情は人間特有のものではないかと。だから、感動する作品や話に出会うと、私はとても嬉しくなります。
と・こ・ろ・が、やっぱりひねくれているのでしょうか、
「これはすごいぞ。さあ泣け!」
とやられると、途端に醒めてしまうんです・・。
この作品が悪いというわけではなく、(言わせてもらえれば、この作品が日本アカデミー賞を総なめにしてしまうような日本映画界と観客が悪い)良くできていると思います。薬師丸ひろ子は素晴らしい演技を披露しましたし、堀北真希のあの生き生きとした表情!(鉄板少女なんかやってるなよ)吉岡秀隆もいつもと違う鰺を出したし(芥川龍之介の家に吉行淳之介が居候って・・・)最後の方ではやはり泣いてしまったのですが、
「泣かせてやろう、さあ泣け!今泣け!ここで泣け!」
というあざとさが見え隠れして、それに乗せられて涙を流しても後味の悪さも同時に残ってしまうのです。
人は本当に感動したときは、感情とは無関係に涙が出てしまうのです。私も過去に、素晴らしい芸術に触れたとき、素晴らしい映画を鑑賞したとき、訳もわからず、自分が泣いているという自覚も持たずに涙を流していたことがあります。
そこら辺の詳しい解説は、本職のMasamuneさんにお任せするとして、こういう映画が、突出した作品ではなく、当たり前にできる映画界であって欲しいと思います。
いい映画だなぁ〜感動で久々に涙流した 好きだなぁ〜こういう映画
投稿日
2006/08/20
レビュアー
RUSH
原作は漫画のはず。一度コンビニで立ち読みした記憶がある。西岸良平氏の漫画だったと思うが、彼の書く絵のほのぼの感が何とも言えない作品なのだが、その雰囲気をそのまま映画にしたような作品だ。とにかく暖かくつい微笑んでしまう様な作品なのだ。昭和33年といえば僕が生まれる7年も前の話。力道山が世間を励まし、テレビが普及し始め巨人軍の長嶋がデビューした頃の話なのだ。僕が物心ついた時、家には既にテレビも冷蔵庫も洗濯機もあった。俗に言う三種の神器である(笑)。テレビはまだ白黒で、チャンネルはとれてペンチで回していた(笑)。そんなことを思い出させてくれる作品だった。さぞかしご年配、特に僕よりも年上の人達でこの年代にピッタリと来る人達にとっては懐かしさに溢れる作品となっていることだろう。そんな時代の東京の下町風景を暖かく描いた作品だ。
中心となるのは鈴木オートとその向かいにある駄菓子屋がそれである。鈴木オートの社長に堤真一、駄菓子屋の主人に吉岡秀隆がそれぞれ個性を発揮し演じている。物語はその鈴木オートに集団就職で上京した星野六子(堀北真希)がやってきて、同じ頃駄菓子屋に古行淳之介(須賀健太)がやっかいになった所から描かれていく。とにかく懐かしい。駄菓子屋、集団就職(僕らの頃にはもうなかったが(^^ゞ)、納豆売り、豆腐売り、金魚売り、井戸水、水鉄砲、三輪自動車、薬の業者(薬売りのことで、僕が小学生の頃、実際に家によく来ていた)、障子の張り替えなどなど、今ではもう見られなくなった風景がこの作品の中で生き生きと描かれる。
しかし、この作品のメインはCGで再現された東京の下町風景(よくこれがニュースやワイドショーで取り上げられていた)や先ほど記述した懐かしい時代を表す沢山の事象ではない。そこに描かれる人間ドラマがメインなのだ。その人間ドラマは鈴木オートに来た星野六子と鈴木家の関係と駄菓子屋を営む傍ら小説を書いている茶川竜之介とそこに引き取られることになった古行淳之介の関係がおもしろおかしく、しかも感動的に描かれていく。過去、邦画で色々涙を流した経験があるがこの様なほのぼのとした作品でここまでの感動を覚えた作品を僕は知らない。物語終盤はもう感動の嵐!涙なしには見られないほど素晴らしい作品になっていた。期待を裏切らない作品に感謝したい。
とにかく全ての人に見て欲しい作品。
小さいけれど 大切な夢に向かって生きる三丁目の人々
投稿日
2007/06/14
レビュアー
ミルクチョコ
ベタな設定に、ベタなエピソード。
全てがどこかで、観たことがあるもの。
しかも、エピソードを重ねる手法も、珍しくはないのですが、
次の展開を見続けたいと、思わせる上質な出来。
鈴木オートのようなお父さんは、沢山いただろうし・・・
鈴木オートの奥さんみたいな母親も、沢山いた。
そんな庶民的な一家と、貧乏青年作家や、集団就職してきた少女。マドンナ的存在の、居酒屋ママ。
親に見捨てられた少年。家族を亡くした町医者・・・
それぞれが、愛で繋がり、物語を紡いでいる。
今まで持っていた日本人の、相手に弱いところをさらけ出し、
素直な気持ちで会話する事により、信頼関係を築きあげる。
相手への思いやりを持つ事が、目先の利益より素晴らしいことを・・・
暮らしやすい社会が、そこから始まることを・・・
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一生懸命生きている人々のリアルな姿が、じわじわと感動を誘い、ラスト、涙なしでは観られない。
夕日は、未来へと続く明日への希望であり、
少年の期待どおり、今日も夕日はきれいかな?
その夜、夢を見ました。UFOの中で・・・
投稿日
2006/09/25
レビュアー
よふかし
鑑賞後にこのページを開いて、いったいどういうレビューが多いのかなと思ったら、案外に自分に近い感想をもった方が少なくないので安心しました。
いやー泣きそうになったんです。というか本当はちょっとポロリ(くやしー)。最後のとこですね、ダメだろお前なんで戻ってくんだよ幸せになれるんだから俺だって迷惑なんだよ、子ども無言で顔くしゃくしゃで突進。ずるいよ。
でも泣けたり切なかったりしたって、いい映画じゃあないですね。鑑賞後は、なんだかなーという気持ち。どうしてあんなにヒットしたのかなー。こりゃむしろマイケル・ベイの『アルマゲドン』を参考にしているに違いない、などと思いました。
僕はparoleさんの嘆息にほぼ同意するもので、そちらを読んでいただければと思います。他の参考になったレビュアーさんの名は割愛しますが、少しだけ。
テーマパークだというのはその通りですね、物語よりも思いつく限り並べられた「懐かしアイテム」が本作の主人公です。全部出さなくたってねえ。
15分に一度感動というのもその通り、これはテレビ局製作のテレビ映画なので、放映するときのことを考えて作られています。エピソードの境目あたりで繰り返されるフェイドアウトは、CM明けへの引きまで計算していて、ちょっと下品です。
銭湯が出てこない、その通りですが、映画館が出てこないのはなぜでしょう!
いや怒ってはいません。ちょっと哀しくなっただけです。15点。
その夜、夢を観ました。何億光年と旅してきたUFOの中で、ナゾの知的生命体がヒソヒソ話しています。
「ケスクセ?(あれはいったいどういうことだ?)」
「ジュマペールジャックマルティノ(映画というものを観ているらしいな)」
「アロンザンファンドゥラパトリィ、ルジュドグロリィエタリベ(だが奴らが見ているのは、地球時間でほんの4、50年前の自分たちの姿だぞ)」
「オウジュウドゥイ、ママンエモー(わざわざ観にいって、泣いている)」
「ジュヌセパ(意味分からん)」
「ウイジュヌセパ(征服でもするか)」
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