亡国のイージス

亡国のイージスの画像・ジャケット写真
亡国のイージス / 真田広之
全体の平均評価点:
(5点満点)

184

  • DVD
ジャンル:

「亡国のイージス」 の解説・あらすじ・ストーリー

ある日、東京湾沖で訓練航海中のイージス艦“いそかぜ”が乗っ取られた。それは、副長の宮津と某国対日工作員ヨンファが共謀して実行したものだった。すでに艦長は殺害され、乗務員たちも強制的に退艦させられる。さらに宮津は政府に対し、全ミサイルの照準を東京・首都圏内に合わせたことを宣言するのだった。しかもその弾頭には、僅か1リットルで東京を壊滅させる特殊兵器“GUSOH(グソー)”が搭載されていた。政府が対応に手間取る中、艦の構造を熟知している先任伍長の仙石が独り、艦を取り戻しに向かうのだが…。

「亡国のイージス」 の作品情報

製作年: 2005年
製作国: 日本

「亡国のイージス」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

亡国のイージスの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
127分 日本語 英語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DA9855 2005年12月22日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
42枚 2人 3人

関連作品

ユーザーレビュー:184件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全184件

海上自衛隊が、全面的に協力したことがネタバレ

投稿日:2007/04/24 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 すごいと思います。現職の自衛官が、最新鋭イージス艦を乗っ取って、クーデターを起こすという、ある意味荒唐無稽、別な角度から見れば、国防の根幹を揺るがす設定の映画に、防衛庁(当時、今は防衛省)がよく協力したもんだと思いました。(当初は協力を拒否したのですが、庁内にも石破前長官はじめ、原作のファンがいて、クーデター首謀者の宮津艦長を副長にしたりという調整の末、実現したそうです)
 作品としては、なかなか楽しめる物で、本物のイージス艦を撮影に使用したり、ほぼ実物大のセットを作ってみたりで、かなりリアリティがあります。軍事オタクで、隠れ左翼のparroleさんなどから見れば、垂涎モノなのでしょうね。
 キャストも現在の日本の俳優から、オールスターと言える面々を集め、かなり贅沢なつくりという印象です。寺尾聡は、最近めっきりお父さんに似てきましたね。風貌と言い、語り口と言い・・。中井貴一も、ちょっと冷徹さは出し切れていないモノの、いい味を出していると思います。
 原作と比べると、いろいろなところがはしょられているので、原作のファンに言わせれば、物足りないのでしょうが、もともと違う表現法のモノなので、同列に論じるよりは、別物として楽しんだ方が得策でしょう。なんせ原作者の福井晴敏が、脚本に絡み、いらない部分はカットしたそうですから。(福井本人は、ダイ・ハードのような映画をイメージしたそうです。でもこれは「ザ・ロック」ですよね)
 映像として、それなりに楽しめながら、あれ?ちょいと辻褄があわないぞ。じゃ、いっちょ原作も読んでみようかい、と思わせたら、福井晴敏の思惑通りというところでしょうか?
 もう少し、金を掛けることができれば、邦画でもハリウッド大作に負けないモノが作れるかも、という可能性を見せてくれたと言う点と、戦争というモノに対して、専守防衛というスタンスを取る日本のあり方を考えさせてくれると言う点で評価できる作品です。「戦国自衛隊1549」よりは、無駄なメッセージ性が無くて良いのではないのでしょうか。

 KEEさん、GUSOHとは、略称ではなく、原作では沖縄地方の方言で、あの世をさす「後生(ぐそう)」から命名されたとなっています。架空の毒ガス兵器で1リットルで東京を壊滅させるおっとろしいものです。きゃー、怖い!

このレビューは気に入りましたか? はい 18人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

軍事に詳しくなくても描かれる人間ドラマを充分に楽しめる作品

投稿日:2005/12/26 レビュアー:RUSH


「ローレライ」「戦国自衛隊1549」に続く福井晴敏氏の同名小説が原作の作品。この作品を見る前に「戦国自衛隊1549」を見て失望していたので「ひょっとしたらこの作品も・・・」と思いながら見てしまったのだが、それが過ちだとすぐにわかった。3作品の中では一番おもしろかった。専守防衛という自衛隊の弱点をついていたからかもしれない。僕は以前から「専守防衛を守る自衛隊に国は守れない」と考えているからだ。だがこの作品の魅力はそんなものにあるわけではない。この作品の良さ、おもしろさはそこに描かれる人間ドラマに他ならない。軍事に詳しくなくても武器類に詳しくなくても心配しなくてもいい。そんなものは無視してかまわない。作品に描かれる人間ドラマを見るだけでも充分に楽しめる作品に仕上がっているからだ。

この作品を見ていて僕は「レッドオクトーバーを追え!」などのジャック・ライアンシリーズを思い出した。何故なら先任伍長である仙石(真田広之)がイージス艦の中で孤軍奮闘する様がジャック・ライアンの姿とだぶって見えたからだ。僕は福井氏の原作は読んでいないので原作との違いは全くわからないし、ストーリーを知らないことが逆に楽しめた要因になったのかもしれない。「これからどうなる?」とワクワクして最後まで見ることが出来たし原作を読みたいとさえ思った。

この作品の人間ドラマをより魅力的にしていた俳優陣の演技は満足のいくものだったと言える。先任伍長である仙石を演じた真田広之、副長を演じた寺尾聰、ヨンファこと溝口を演じた中井貴一、如月を演じた勝地涼、DAIS内事本部長である渥美を演じた佐藤浩一、彼らがこの作品のキーマンとなっているのだがいずれの俳優も自分の役割を充分に果たしていたように思う。特に如月を演じた勝地涼のあのギラついた感じ、特に彼の目はとても印象に残った。彼の演技はお世辞にもうまいとは言えないが、あの目のギラついた感じがとても良かった。そしてもう一人、印象に残ったのは中井貴一だ。セリフは思いの外少ないがその存在感はさすがだと思わせ、彼ならではの演技だったように思う。

このレビューは気に入りましたか? はい 17人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

悪くないどころか、けっこう面白かったですよ(原作未読組です)

投稿日:2006/08/02 レビュアー:吟遊旅人

 paroleさん、ご返答ありがとうございました。HPどころかブログまで読んでいただいたとは、恐縮です。バタイユ月間はもう終わりました。終わった報告を書かないといけないのですが、さぼっております。そうですか、バタイユ全集をお持ちで! ではわたしも自慢返し。学生時代、サルトル全集をかなり買い揃えました。どれだけ読んだのかは訊かないでください(笑)。てか、ここは伝言板かい(^_^;)

 では本題に戻りまして、この映画、paroleさんほどの軍事オタクでないわたしもけっこう楽しめました。もっとも、イージス艦の中をあまり見せてくれなかったのは残念。

 本作は「説明は後で」という演出を貫いている。観客の興味をそそる場面を謎めかして提示し、人物の背景はフラッシュバックでチラリチラリと見せ、観客が想像力を総動員して類推しなければわからない。だが実はこういう映画ってわたしは好きなのだ。だからこの演出法が気に入らなかったわけではない。問題は<自衛隊の反乱>だ。

 反乱の動機や目的がきわめて不明瞭かつ馬鹿馬鹿しすぎる。そもそも大学生の書いた青臭い論文を読んで本気でクーデターを起こそうなどと大の大人達が思うだろうか? イージス艦を乗っ取ってそのまま死ぬつもりだったのか? 東京都民1200万人に向けた化学兵器の弾頭を使用してもいいと本気で思っていたのか? 日本という国が「国家の大義」を忘れた亡国だという認識に何の説明もなく、平和ボケ日本を批判したいなら別の方法もあるだろうに対案を差し出すような理性的葛藤も描かれない。

 要するに阪本監督はそんなことに興味なかったのね。だからこそ、反乱兵たちが途中で総崩れになってもその心理の葛藤経過を全然描かないのは、阪本監督に彼らの「大義名分」が共感できるものではなかったからだろう。あくまでもエンタメ・アクション作品を作ることに執心したわけで、自衛隊の反乱は「ネタ」に過ぎない。

 この作品を無理に2時間に収めなくてもよかったと思う。とりわけ後半、反乱兵たちの葛藤がまるで伝わってこないので全然感情移入ができないのには困った。大部な原作がある作品を映画化するのはどれだけ困難か、これが悪例だろう。

このレビューは気に入りましたか? はい 15人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

それほど悪くないんじゃないでしょうか?

投稿日:2006/07/24 レビュアー:parole

ラヴァ様、軍事オタクだなんて人聞きの悪いことを言わないでください。わたくしは、飽くまで平和を語る・・・(攻略)と言う観点から、軍事にも興味があるだけであって、別にオタクなんぞではありませぬ。だから、『亡国のイージス』だってCGとは言うもののハープーン艦対艦ミサイルが発射されるところや、それを艦対空ミサイルであるシースパローが受けて立つところに興奮したというわけではなくて・・・いや、確かにほんの少しくらいは興奮したのですが、でも世界で二番目の保有国であり、現時点においてもアメリカとスペインを含め三カ国しか保有していないイージス艦の実物がふんだんに出てくることほどは興奮しなかったわけで・・・(^_^;(以下省略)

とまあお約束のボケをカマした後で、真面目なレビューに移りますが、本作も『戦国自衛隊1549』に同じくレビューでの評判は余りよろしくないようですが、わたくし的にはそれほど悪くない作品だと感じました。原作と較べて云々という辛口の批評も見受けられますが、映画作品とその原作とは全く別なものとして考えることにしていますし、そもそも原作を読んでいないのだから比較のしようもありません。でもどうやら長大らしい原作を2時間で収めたが故の逆の良さが出ている、つまり物語を語ることに専念し瞬間のショットで背景やら何やらを表現しようとしていることが作品全体を締まりとスピード感あるものに仕上げていると感じました。さすが阪本順治、腐っても鯛だ、と(笑)。

CGもしょぼいとの見解があるようですが、わたくし的には必要にして充分なものだと思いました。そりゃあ、ハープーンをもっとバカスカぶっ放して欲しいとか、ど派手な護衛艦爆破シーンが観たかった・・・いや、軍事オタクの方ならそう感じたかもれませんが(^_^;、それがなかったが故にタイトな印象がより強くなっているので映画としてはこれで正解でしょう。

『戦国自衛隊1949』程ではないにせよ、人間ドラマ、メロドラマの部分がうるさい、余計だとは思いましたが、こういった単純明快な「言いたいこと」がないと人寄せができないのでしょうから、まあ妥協の産物として目をつぶることができる範囲だと思います。

また、演出演技もなかなか優れていますし、スター総出演ですから、俳優の映画としてもそこそこ楽しめるものだと思います。

このレビューは気に入りましたか? はい 10人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

原作未読なので悲しい結果となりました。ネタバレ

投稿日:2006/01/01 レビュアー:アッシュ2

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

映画館で鑑賞しましたが、原作は未読です。

まず、この映画は登場人物の相関図がほしいところです。
ワタクシとしては、中井貴一さんと工作員女性との関係が不明確ですし、寺尾聡さんが日本に反旗を翻す理由もイマイチ呑み込めず。さらに、中井貴一さんと寺尾聡さんが共に手を組む経緯も不透明さが残ります。あと、勝地涼さんの過去もおぼろげに脳裏に焼きつく程度。それぞれの関係や関わりをちょっとずつ摘んでは上映時間内に綺麗にまとめてしまったという雰囲気あり。映画で集約された人間関係の描写が稀薄とも読める。とかく、中井貴一さんと工作員女性の関係は、映画鑑賞後、原作を読んだ友人にメールで問い合わせて関係を知る始末。こうまでしないと分からないのは悲しかったですね。
しかしながら、海上自衛隊の協力もあって危険の孕む事態の重さはリアルで良いです。

キャスティングに関して言えば、中井貴一さんの非情さ、寺尾聡さんの冷酷さ、真田広之さんの熱血漢、佐藤浩市さんの冷静さ、割と似たような役をこなしてきた彼らなので意外性の無さは感じるも、内に秘めた熱さを持ちつつ、それぞれの演じ分け、流石に上手と思われます。若手の勝地涼さんの活躍も然り。

この映画で、スリリングさを味わうよりも男達の持つそれぞれのイデオロギーに共感し、ともすれば反感を覚え、考えてみたいと思っていたので、肩透かしをくらってしまったのは情けない結果でした。しかしながら、それをわかっても、平和ボケしているワタクシには「亡国」がどういうことなのか、「日本人の誇り」とはなんなのか理解に苦しむ処なのかもしれないですね。

ラスト、緊迫した雰囲気を解く場面での真田広之さんの動作は、苦笑を誘います。映画館でも皆、ニヤリとしているようでした。

この作品だけではスケールの大きさに甲乙をつけがたいので、「ローレライ」「戦国自衛隊1549」などの邦画軍事物を何作か鑑賞して比較したいと思います。

このレビューは気に入りましたか? はい 8人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全184件

亡国のイージス

月額課金で借りる

都度課金で借りる