ミリオンダラー・ベイビー

ミリオンダラー・ベイビーの画像・ジャケット写真
ミリオンダラー・ベイビー / クリント・イーストウッド
全体の平均評価点:
(5点満点)
累計評価件数:

429

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「ミリオンダラー・ベイビー」 の解説・あらすじ・ストーリー

ロサンジェルスのダウンタウンにある小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。その指導力に疑いのない彼だったが、選手を大切に育てるあまり、成功を急ぐ優秀なボクサーは彼のもとを去ってしまう。そんなある日、31歳になる女性マギーがジムの門を叩き、フランキーに弟子入りを志願する。13歳の時からウェイトレスで生計を立てるなど不遇の人生を送ってきた彼女は、唯一誇れるボクシングの才能に最後の望みを託したのだった。ところが、そんなマギーの必死な思いにも、頑固なフランキーは、“女性ボクサーは取らない”のひと言ですげなく追い返してしまう。それでも諦めずジムに通い、ひとり黙々と練習を続けるマギー。フランキーの唯一の親友スクラップはそんなマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。やがてマギーの執念が勝ち、フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…。

「ミリオンダラー・ベイビー」 の作品情報

製作年: 2004年
製作国: アメリカ
原題: MILLION DOLLAR BABY
受賞記録: 2004年 アカデミー賞 作品賞
2004年 ゴールデン・グローブ 女優賞(ドラマ)
2004年 NY批評家協会賞 監督賞

「ミリオンダラー・ベイビー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

ミリオンダラー・ベイビーの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
133分 日本語 吹き替え用 英語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
PG-12 PCBG70825 2005年10月28日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
157枚 13人 8人

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ユーザーレビュー:429件

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1〜 5件 / 全429件

本当にそこまでの名作か?ネタバレ

投稿日:2005/11/27 レビュアー:セス

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アカデミー受賞という触れ込みや相当な感動作だという口コミや大絶賛のレビューを見て、かなりな作品なんだろうと思って鑑賞しました。
しかし、最後まで見ても私にはそこまでの感動は一切ありませんでした。これは本当に名作と呼べるほどのものか?とあえて言いたいと思います。
前半はそんなに悪くないです。ありがちかもしれませんが、微笑ましいサクセスストーリーという感じです。しかし、あの一戦はいただけない。とりあえずボクシングや格闘技などをそれなりに見ている人間にとっては、相手選手の反則は非現実的すぎます。もっと早い段階で反則負けになるような試合内容です。しかも相手選手はそういう反則をすることで有名だったとか。そんな選手がチャンピオンになるわけがない。その時点で、あのような悲劇が起こる展開は理不尽すぎて、現実として捉えられません。
しかも、そこから後半に向かってどう展開するかと思えば、まさかの尊厳死。それがイーストウッドが描きたいことだったのでしょうか?あまりにも陳腐な展開だと思います。
ロッキーばりのサクセスストーリーから尊厳死という誰しもが多少なりとも共感してしまうテーマにつなげるという、いかにも安易な展開にまったく感動できませんでした。尊厳死の苦悩を取り上げたいのなら、もっと方法はあっただろうし、中途半端な印象を受けてしまいました。
この作品を名作と捉える人がいるならば、それは個人の感性なので全く構わないと思います。ただ、私のようにこの映画の作りに納得いかない人間もいるのではないでしょうか。個人的に同じ想いをしている人がいるかどうかが知りたくてレビューを書きました。同じように感じている人がいれば、参考になったレビューとして示していただけるとありがたいです。

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いろんな話をしたくなるネタバレ

投稿日:2006/01/30 レビュアー:よふかし

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 とかく賞というものは信用できない。アカデミー作品賞というならなおさらだ。
 それに、『許されざる者』以降のイーストウッドは、評論筋から持ち上げられすぎで、巨匠然として違和感があった。
 そんなわけで、期待していなかったこの『ミリオンダラー・ベイビー』は、見事に僕を打ちのめした。
 傑作だ。
 観た後で、いろんな話をしたくなる映画だ。
 そしてきっと、人によってずいぶん印象の違う映画だ。
 それはつまり、名作ということだと思う。

 タイトル後、試合の描写を通じて主人公の紹介をし、ヒロインを登場させて、主人公に声をかけさせる。そして物語は動き出すのだが、ここまでで、映画が始まってからわずか三分ほど。いつもながらこの手際のよさには驚く。撮るべきもの、見せるべきものを彼は知っているのだ。
「個人的なルール」「プロの手際よさ」へのこだわりはいつも通りだが、ヒラリー・スワンクの鍛え上げた身体を清潔感をもって描写しており、普段のイーストウッドの、ぬめっとしたいやらしさは感じられない。
 物語に影を差すのは、主人公とその娘との関係、教会との関係だ。娘から開封されずに返送される手紙を書き続け、神父を待ち伏せてはからかうようにごく初歩的な質問を繰り返す執拗さは、本作が単なるヒーロー物、ボクシング物ではないことを否応なく気づかせる。
 アイリッシュである主人公はおそらく敬虔なカトリック教徒だが、娘と断絶し、その救いを教会に求めるが、神父の言葉は何の役にも立たない。やはり家族から拒絶されたヒロインとの擬似親子関係に安らぎを見出しかける。
 そして後半、前半の映画的リズムは転調し、表面では静かさを増し、しかし登場人物たちの内面の激しさを増してゆく。
 主人公の助けによって短くも生のきらめきを見せたヒロインの、壮絶なる最後の願いを聞き入れることは、主人公が信仰、家族(娘)、ボクシングを捨てることでもあった。それらは主人公と生とを結び付けていたのであり、生を否定した以上、すべてと決別しなければならないのだ。
 主人公はジムを去り、娘への手紙は他人によって書かれる。
 映画をテーマで語るのは好きではない。
 けれどこの作品の中の出会い、生と死は、僕に答えようのない問いを突きつけている。95点。

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人生の価値、その尺度を問う。ネタバレ

投稿日:2008/08/17 レビュアー:JUCE

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 この映画は誰かのモノローグ(男)で語られる。冒頭ではその声の主は分からない。少し経ってくるとどうやらこれは主人公のフランキーの声では無いらしいことが分かってくる。そしてようやくこの声の主がフランキーのジムの手伝いをしているスクラップ(モーガン・フリーマン)であることが分かのですが、何故マギーとフランキーの物語を彼が語らなければいけないのかということと、彼がどうしてその物語を語りたかったのかがこの映画のポイントでしょう。

 このスクラップは元ボクサー。そして彼自身もある原因でボクシングを辞めるという経験をしています。だから彼はマギーのよき理解者なのです。そしてそれと同時にフランキーのことも非常に理解している人物です。ボクサーとしての経験が無いフランキーには理解できない「ボクサーの持つ価値観」がスクラップには痛いほど分かります。

 前半と後半の2段落で落差が激しいのですが、どちらも丁寧に描いているからこそ深く考えさせられる映画として成立しているのだと思います。テーマは全く違うのですが『口裂け女2』と同様の描き方で、前半で緻密に背景を描き、それに対比させて後半を描く。この作品の場合にはこの前半があるからこそマギーの願いが痛烈に観客の心に響くのです。

 感動できる作品かと言うとちょっと疑問があります。おそらくその人の性格や人生観でかなり変わってくる作品です。私自身は感動はしませんでした。ただし終わってから深く考えさせられる映画です。感動とは違っても心を揺すぶられる映画はやはり良い映画なのではないでしょうか。

 しかしこのフランキーやはり「ダーティーハリー」と被りますね。常に神と対話を試みながらも(神に救われたいと願っている)、神からはなんの救いの手が差し伸べられないことも知っている。結論を出すのは自分しかいないという悲しい現実。そしてどういった結論を出そうとも、その責任は自分にあるという認識。フランキーもまた「ダーティーハリー」なのです。


★☆ここから重要なネタバレあり★☆

 この作品は「尊厳死」について語っていますが、その是非について問うているのではありません。むしろ人生の価値観。ただ漫然と暮らして長生きするのが幸せなのか、それとも短くても夢に突き進んでその生を謳歌するのが幸せなのか。そうした人生の価値感を問われているように思います。
 ボクサーだったスクラップの目線で語られるこの作品はどちらかと言うと、後者を肯定しているのでしょう。ですからフランキーの結論にも肯定的です。
 この結論に違和感を覚える人もいるでしょう。だからこの映画ではあえてスクラップという語り部個人の目線で語ることで、絶対的な価値観として結論を提示することを避けているのでしょう。逆に言えば価値観は観客一人一人が考えてくださいということだと思います。

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投稿日:2005/11/21 レビュアー:裸足のラヴァース

あまり勝手気ままに生きてきたので 離婚とゆう事態になってしまったのがもう15年以上も前のことでしょうか そのとき娘がまだ小学生で大変つらい思いをしました だから父と娘の物語はどうもだめなのですが この映画も途中からヒラリーが自分の娘に見えて涙でぐちゃぐちゃになってしまいました<<ラヴァース様可哀想〜

冒頭 試合中のリングで再び血が噴出すはずの傷口のアップ そこにふらりとかすかに微笑むヒラリーが入って来て さながら幽霊のような不吉な印象 親に受け入れられない娘と 娘に受け入れられない父の愛の物語 それは一方で陽子ちゃんの言う生贄 残酷な儀式と試練 まるでアブラハムとイサクの逸話のような話でもあり 彼女は神に捧げられたのか・・・

ラスト すりガラスの向こうに亡霊のようにうつる主人公 いつも以上に突き放され 映画の中で人を殴ることもしない普通の男代わりに人を殴るのがM・フリーマンであり このフリーマンがナレーションを担当し この出来事の全容を把握し最後に彼の手紙で終わらせるのが うなる構成なのであり この映画の肝になる

娘に読まれない手紙のように封じられてしまう たくさんの言われないこと 誰にも伝わらない思いが 悲劇の選択の後に実の娘に届く この一通の手紙が希望として幕が閉じられる これが神意でなくてなんであろう しかしそこには恐ろしい犠牲(生贄)がともなうのかもしれない イーストウッド映画の残酷なところだ 

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言葉では言い表せない感動

投稿日:2005/11/04 レビュアー:パープルローズ

なかなかレビューが書けないでいた作品です。どんな言葉でこの作品を言い表せばいいのか、言葉がみつからない、そんな深い感動を与えてくれる作品だと思います。
私はこの映画がボクシング映画だとは思いません。ボクシングはこの映画が表現したかったことための道具にしか過ぎない。この映画のあとで観たボクシング映画「シンデレラマン」がなんと陳腐にみえたことか。
これは年老いたトレーナー、フランキーとマギーの魂の交流の物語。

それにしてもマギーのつつましい生き方には、心を動かされました。客の残した肉をこっそり持ち帰って食べる。あんなに細かくチェックブックをつけてる人なんてそういないと思う。倹約と努力の末に手にいれた栄光。しかし、実の母親にはそのことをあっさり否定されてしまって、「私にはあなたしかいない。」とフランキーに言うシーンでは本当に泣けました。
一方フランキーも若い頃に捨てた娘に対して、罪の意識を抱き続けている。そんな彼が「モクシュラ」と呼んだマギー。そんなふたりに何故これほどの過酷な運命が訪れるのか?

さて、イーストウッド監督の作品は2作続けて、俳優たちにたくさんの賞を与えています。おのずと次回作への期待が高まっています。しかも次の作品の主役は、私の好きなライアン・フィリップ!ぜひ頑張って、奥さん(リース)より評価を上げて欲しいもんです。

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