香港国際警察／ＮＥＷ　ＰＯＬＩＣＥ　ＳＴＯＲＹ

聞けば、ジャッキー・チェンも５０歳を過ぎたようだ。
私も年をとるわけだ。が〜ん。これはしょうがないか。

さてさて、この作品。主人につられて観ましたが、「ゲッ！」超おもしろいじゃん。と一言。今までジャッキーは勘弁。と敬遠していた私ものめり込んでしまった。

まず、ストーリーに筋が１本通っている。コメディータッチなドラマではなくシリアスドラマだ。部下を失ったシャッキーが酔いどれオヤジで町を徘徊するシーンから始まり、犯人を捕らえるまで笑いはなかったんじゃないか？逆にジ〜ンときて胸熱くなるシーンのほうが大きく印象に残っている。このおっさんこんなに観ているほうを魅了する演技ができたのかと驚愕。
それに、おきまりのアクションだが、迫力満点。金かけてるなぁ。体はってるなぁ。すっげ〜。この迫力はハリウッドも真っ青だ。もちろんカンフーも入っている。香港映画恐るべし。

そして、なんといっても私を満足させてくれたのが、イケメンの若いお兄ちゃんの登場だ。準主役で頑張っているところがいい。恐らく今までのジャッキーは１人芝居が多くて年齢相応の演技をしていないから、無理してるなぁ〜。ジャッキーもうおしまいじゃん。と感じさせていたと思うが今回は違う！世代交代がわかっている賢いおやじになっている。日本映画だと青島君と和久さんのコンビネーションを思い出させる。（大げさに言うとだけどね。）若いお兄ちゃん、青島君愛用の緑のコート着てるからかな？（違う違う、そうじゃない。）犯人役も若いお兄ちゃん、お姉ちゃん達だ。

それにしてもこの作品、びっくりするほど良かったぞ。バカにできたもんじゃない。若手育成も目的とした気分爽快アクション映画だ。

そして、新たな発見もあった。ジャッキーの姿は金八先生に似ている。恐らく、あの足の短さと黒髪のつややかさから連想させるのだろうが・・・。それと、彼はダイヤモンドマークの日本車がお気に入りのようだ。

こんなことはいいとして、もし次回作があったらまた観てみようと思う。

　ブラボー、ジャッキー！ジャッキー、フォーエバー！
　『ラッシュアワー』や『シャンハイヌーン』も、かなり彼の魅力が出ていてよかったと思ってましたが、やっぱりこうやって観てみると、香港に戻ってきたジャッキーはまさに水を得た魚状態ですね。比べ物にならない感じです。
　「絶対これ、ノースタントでジャッキーがやっているでしょ？」と本来なら逆のツッコミをするであろう場面で、我らがジャッキーはしっかりと期待に応えてくれてます。火も爆発もＣＧじゃありません！（ＣＧの方が安くあがりそうなのに！）
　もっと体が動く若手は沢山いるだろうけど、ジャッキーの代わりは誰も務まりません。いつまでも元気でいてほしいな。体に気をつけて頑張ってください。

お〜、ジャッキーいいじゃん。

なかなかよかった、最後まで一気に観た感じです。
確かにジャッキー年はとってますが、まだまだ、いけます。
見せ場もたくさんあって、変なハリウッド映画よりもよっぽどいい。

イケ面俳優も多かったし。
でも、香港って英語と広東語を混ぜながら話をするんだなあ、と感心。
これはおススメ。しかし、なんだ、この「踊る〜」のようなポスターは。

ジャッキー・チェンもついに「警部」の役をやるようになりました。しかもアル中で無精ヒゲはやしているんですから、月日の流れは早いものです。ジャッキー映画としてはかなり暗い映画で、前半のアル中のところは見ていてキツイです。アップだと「年とったなあ」と思ってしまいます。でも、アル中から立ち直ったとたん、往年の動きを見せるジャッキーに感動です。いつも通りのアクション、と書いてしまえばそれまでですが、あのようなもの凄いアクションをいつもながらにやってしまうジャッキーは立派です。尊敬してしまいます。犯人たちの犯罪があんまりにずさんだったり、警官でもないのに警官のふりして警察署に入ったりがあまりに簡単に出来たりなど、いくら香港映画とはいえユルすぎて納得できない設定はありますが、恋人、そして相棒との関係が人情劇としてとても感動的です。ジャッキー映画はやっぱりいいです。

警察キャリア組幹部の息子が首謀者！！！？
我が子可愛さに・・・・？
でも最後は自ら射殺されるよう望む！
日本の警察のキャリアの息子が事件を起こせば闇に葬られるんだろうな〜