サーティーン　あの頃欲しかった愛のこと

アメリカで話題になっていた頃から観たいと思っていたが、その後主演のふたりがゴールデングローブの候補になっても日本では音沙汰がなく、DVDを取り寄せてみようかと思っていたくらいでした。３年も待ちました！

万引き、舌＆へそピアス、セックス、ドラッグと坂を転げるように落ちてしまう１３歳の少女。私はどうしても親の立場でみてしまうので、なぜ歯止めがきかないのか全くできない。
母親も自分のことで精一杯というのはわかるのだけど、娘の変化に気づくきっかけは何度もあったはず。
観ているのがつらい映画だったけど、最後に母親が「絶対にあなたを見捨てない」といって、娘を抱きしめたことで救われた感じがした。だからといって、彼女が立ち直れるかどうかはわからないけど。

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映画の中の話とは思えませんでした。
思春期ってどうしてこんな風になっちゃうのかな？
どんどんだめになっていく子供。そのきっかけがわからないけど、本当にこんな理由なく無茶苦茶になっていくのが、この年頃なんでしょうねえ。
母親がきれて床をはがすシーンは、本当に共感しました。どうして娘が変わってしまったのか、怒りのやり場がない！こんなことうちでもあります！だって１３歳だもん。
最後に娘を抱きしめて終わるけど、あれでいいの？あの後が知りたいよ。愛情が足りなくてああなってたっていうこと？題からしても、そういうことなのかなあ。
恋人を連れ込んだり、子供のプライバシーにおかまいなしで知人を泊めたりとかが原因？
ああ、やっぱり思春期の子供って大変だ！
親の立場でしか見れなかったけど、だれか子供の立場でレヴューかいて、教えてください。

　イケてる子の仲間入りをして、自分もイケてるって思われたいってこの頃の女の子なら割とよくある感情だと思います。
　盗みもドラッグもＳＥＸもそれをやること自体が楽しいわけではなくて、それをやることで仲間に認めてもらうことが彼女にとっては重要だったんだと思う。悪い子になり切れない普通の子だったんです。
　私はもちろんこの映画と同じ経験はありませんが、＜悪いこと＝イケてること＞に思えた13歳の頃の自分を思い出してトレイシーに感情移入したり、大人になってからの視点でメラニーに感情移入したり、普遍的な心の動きや感情みたいなものがよく描かれてて、いろんな意味で共感できました。
　同じような＜中高生の女の子社会＞を鋭い視点で描いている、桐野夏生著『グロテスク』という本があります。テーマは全く異なりますが、この映画に共感できた女性にはお勧めかな、と思いました。

え〜〜〜っと・・・。
まず言いたいんですけど、年頃の反抗期の娘を持ってる母親は絶対借りてください。
（＠＿＠）
この映画は１５Ｒなんで、高校生や若い人達が見たんだとおもいますが、これはお母さん方が見るべきです。
娘のことが分からない、または、娘に興味が無いって人は
「うちの子に限ってこんなことはないわ」
「アメリカの話でしょ」
「へぇ〜〜〜」
とか思うかもしれませんが、私の感覚で言うと、この話はほぼ真実です。
あと、彼女がいる男性諸君！！
「俺の彼女はそんなんじゃないに決まってるだろう」
と、思ってます？？
女の子は男にかなりの秘密を持ってるもんですよ。
その秘密に対して
「つらかったんだなぁ」
と思うか
「コイツ！この嘘つきが！！俺を裏切ったな！！」
と思うかは男性諸君の器量によりますが。
（＾＿＾；）
この物語はホント普通にあります。
初体験なんて中学生であたりまえですよ。
麻薬なんて中学生でもやってる人いるし、売人に小学生もいます。これ警察なんかにばれなくていいそうですね。（私のまわりだけ？）
リストカットなんてよく聞きます。
私も何度もやりました。
部屋が血の海になってやばかったんだけどね（＾＿＾；）
お母さん達は、勝手に自分の子供のすべてを知ってる気になっていませんか？
この物語に出てくる主人公の母を見習いましょう。
この母は逃げませんよ。
娘のすべてを受け入れ、娘を大事にしています。
母の愛ここにありです。
世のお母さんたち、「分からないから」とか「子どもの好きにやらせばいい」とか言わないで。
この話、いい話だから、母子で見てください。
お願いします。

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私も父親がいなくて母親の恋人が家に住んでました。
休みの日は2人で出掛ける2人が本当に嫌いで嫌いで色んな物にあたったり。。家にいるというその空間、時間が嫌で嫌ででもどうしようもなくて。
高校でちょっと悪い友達ができて、その後は悪いことをするのがかっこいいくらいの気持ちでした。
もちろんこの映画みたいにドラッグやセックスし放題なんて事はなかったですが・・・。

同じ状況じゃなくても昔ちょっと悪いことしたって人はきっと共感できるんじゃないでしょうか。
トレイシーみたいに突っ走ったわけじゃないにしろ、どうにも出来ない思いを抱えたことのある人はきっととても沁みる映画だと思います。
私の知り合い（親と同じ世代の方）も「どうしてあんなに悪い方向ばかりに向かって歯止めがきかないのか」と疑問に思ってましたが、思春期の時って何が良くて何が悪いかとかが自分の中で曖昧になったりするんですよね。
どこかで悪いと思ってながらもその時の状況に流されてしまったり。だからこそトレイシーの母にはもっと早くに気付いて欲しかったと思います。
何か変わった節を見つけたらすぐに気付いてあげられる親たちが必要なんだと思います。