パリの恋人

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ラストに出てくる家政婦が小説を書いているせいで、これまでのお話がすべて彼女の小説の中の想像だったのか？！と、一瞬がっかり。
でも、彼女がポストの前で拾った新聞記事で、本物のテヨン＆ギジュ社長はちゃんとパリでゴールインしたことが分かります。家政婦はその記事を見て「うらやましい」とつぶやきますが、その後、彼女にも同じように会社社長との出会いが訪れます。
つまり、テヨンのようなシンデレラに憧れているあなた、これは決して夢物語なんかじゃなく、同じような出来事があなた自身にも起こるかもしれませんよ、という意味を込めたラストシーンなのだと、考えに考えて私なりに解釈しました（汗

ラストの家政婦＆社長を別の役者がやれば分かりやすかったのに・・・。最後の最後で混乱させられて、感動が半減してしまったのは非常に残念！
テヨン＆ギジュ社長がパリで再会した後、盛大に結婚式をして、テヨンの投げたブーケをユナとヤンミが奪い合い、それを見てスヒョクも会長もみーんなが笑っている・・・っていう平凡なハッピーエンドの方が、すっきり素直に拍手できたかな？と思います。

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２週間程親戚の別荘にお邪魔して来ました。
一昨年“冬のソナタ”のＤＶＤを持参した所、想像以上の評判。
韓国ドラマに全く興味の無い、７０歳半ばを過ぎた母など一睡もせず２０話一気に見終えました。
それから韓国ドラマの鑑賞会が恒例になり、昨年は“秋の童話”を持参。
で、今年は明るいドラマ‥と思い“パリの恋人”の鑑賞会に。

このドラマ４回位見ていますが、最後の所、何度見てもどう理解して良いのか分からないデス。
パリのシーンなどおもいきりゴージャスだし、役者さんも魅力的で、音楽も良い。ストリーもなかなか面白い。
叔母は「キジュが素敵！スヒョクがかっこいい！テヨンがかわいい！」と大喜びでした。

＜この下思い切りネタバレ！＞
最後の所、これまでの物語がシナリオの中での事(全て仮想)‥と言う事は分かりますが、その後に出てきたギジュとテヨンの記事の載っている新聞はどう理解したら良いのか？
「シンデレラはいた。GD自動車のハン・ギジュ社長がパリでフィアンセと再会」という内容でしたよね〜
主人に恥を偲んで「このドラマ最後どう理解したらいいの？」と聞いた所「僕も聞こうと思っていた所だ。」との返事。

面白いドラマだっただけに、シナリオと現実がゴッチャになり、残念な終わり方でした。

イ・ドンゴンは、財閥二世のギジュを慕う甥っ子という設定。
パリで偶然出会ったテヨンに惹かれ、最初は無邪気にアタック。その辺までは好青年なのですが、しかし、韓国に戻り、ギジュとテヨンが恋人関係にあると知ってからは、次第にダークな面を見せていきます。
良い人役の多かったイ・ドンゴンが今作で一転悪役ぶりを発揮しています。ギジュからテヨンを取り上げようと、あの手この手と繰り広げる姿は、驚きでしたが、役者としての成長振りをアピールしていたのではないでしょうか？（スマイル・アゲインはもっと後作なので・・・）
そんな、スヒョクの妨害にも負けず、テヨンをしっかり守るパク・シニャンの魅力も満載です。

ラストのラスト締めくくり方が、皆さんのご指摘のように腑に落ちないのですが、最終回は、韓国版と日本版では、いくつかのパターンがあるそうです。韓国でもその斬新な締めくくり方が、波紋をよんだそうですが、どんなパターンがあるのでしょうね？

イ・ドンゴン以外、メインキャストは初めての俳優さんばかりでした。
パク・シニャンは最初みたとき、「え？これが主役？大江千里みたいでただのオッサンやん〜。」とがっかりしましたが、観てるうちになかなか魅力的に見えてくるから不思議です。

キム・ジョンウン演じるカン・テヨンも、元気いっぱい！って感じでなかなかカワイイ。

イ・ドンゴンは今回も愛が報われない切ない役なんですが、かっこいいです！！
私だったらスヒョクがいいわぁ〜（＊´▽｀＊）☆
だってスヒョクの方がちょっとアウトローな感じでかっくいいんだもん♪
親の言いなりにはならなくて、好きなことして、男前で才能もあって、だけど金持ち♪みたいな。
最高〜！！じゃないですか？笑

ストーリーはまさに、シンデレラストーリー。
貧乏な女の子が超金持ちでかっこいい男二人に愛されて・・・ってやつです。

ずーーーっと「おもしろいな〜♪」って観てたんですけど。。。
ラスト３０分で「えぇぇぇぇ〜〜〜（＠□＠；）！！！」
って展開に。。。
もうね、台無しですよ。
今まで１９時間３０分観てきたのは何やったんやああああ！！
と脱力するほどの衝撃です。

なんか、夢オチ的な、最低な終わり方。。。
そりゃないよぉ〜〜〜（T□T)（T□T)（T□T)

私的には、ラスト３０分はいりませんっ！！

まぁ、あれはあれで、ハッピーエンドだったんだよね。
そしてまた同じことが繰り返されるんだよね。
それもまたハッピーエンドなんだよね？
・・・と、自分を納得させるのに必死でした。

日本でＴＶ放送されてるものには、ラスト３０分がごっそりカットされているものもあるとか。
その気持ち、わかります。うんうん。それ正解だよ。。。

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パリで苦学する留学生テヨン（キム・ジョンウォン）は、メイドの仕事に就き、そこの住人である財閥の御曹司ギジュ（パク・シニャン）と出会い、夢のようなひと時を味わう「プリティ・ウーマン」のワンシーンのような幕開けから、波乱万丈の恋愛劇がスタートします。

女性を愛したことのないギジュ。前妻にも愛想を尽かされ、彼女が何故別れたのか未だに理解できない彼。
しかし、テヨンに恋心を抱くようになってからは、ユーモラスな表情を見せるようになり、普段は、クールなギジュ社長が、テヨンを前に戸惑いまくる様子がなかなか可愛く見えてくるから不思議です。
一方、気付いてみたら借金まみれのテヨンは、正義感が強く、生活苦に負けず、健気に頑張り、夢を追う姿に、つい応援したくなります。
そしてギジュの甥であり、彼を慕うスヒョク（イ・ドンゴン）は、経済的には、何の不満もない家庭に育ちながら、世界を放浪して家に寄り付かないのですが、テヨンに恋心を抱いていきます。
キム・ジョンウォンの抜群なコメディセンスと、パク・シニャンのひょうひょうとした演技とテンポの良い展開が面白く、結構楽しめました。