アウト・オブ・タイム

「ブレイド」でお馴染みのウェズリー・スナイプス主演のサスペンスアクション作品。主人公ディーン（ウェズリー・スナイプス）は特殊部隊にいた有能な元兵士でボスニア紛争を最後に帰還していた。その理由は精神に異常をきたしたことによるもの。紛争中の戦友であり親友のスコットと共に敵に捕まった時の記憶がＰＴＳＤを引き起こしていたのだ。彼は親友スコットの妹であり恋人のエイミー（ジャクリーン・オブラドース）に全てを話す為、彼女と待ち合わせするのだが、麻薬密売組織にＦＢＩと間違われ、国家機密である新型幻覚剤ＸＥをうたれ、そのせいで意識朦朧としたディーンは麻薬密売組織に拉致されてしまう。ここから物語は始まる。

ディーンが見る幻覚によりボスニア紛争でスコットと彼に何があったのか、ディーンが何に苦しんでいるのかがストーリーが進むにつれてわかるように演出されていた。スコットの妹のエイミーは刑事をしており、彼女はディーンを救うべく、行動を起こす。ＦＢＩも絡んできたがその実、ＣＩＡがその裏で暗躍していた事を知り、ＸＥのことを聞き出すエイミー。それによりディーンの命に危険が迫っている事を知り、なんとか救おうとするのだが・・・。

この作品に登場し、主役ディーンがうたれる幻覚剤ＸＥは人を暗示にかけられ、どうにでも操る事が出来て、うたれて８時間後に神経を破壊されて死に至るという恐ろしい幻覚剤。８時間の間に解毒剤をうたなければ死んでしまうという代物だ。警察にボスニア紛争の特殊部隊帰還兵ということもあって帰還兵が起こした事件という見方をされ、ディーンの味方はエイミーただ一人という厳しい状況の中、ディーンとエイミーの解毒剤奪還作戦が描かれる。

アクションに関しては満足のいくものだったし、ストーリーも充分楽しめる作品に仕上がっていたように思う。なかなかハードコアなアクション作品でそれだけで満足だった（最近、おちゃらけた作品がおおいからねぇ（笑））。主人公ディーンの見る幻覚の映像はなかなか工夫がされていてよかった。今回のウェズリーは幻覚剤によってヘロヘロだけど、そんな中でたまに見せるキラッと光るアクションは見物だ。相変わらずキレが良い（笑）。「ブレイド３」も期待出来るかも（＾＾ゞ。久しぶりに硬派なアクション映画を見たという感じがした作品だった。

アイディアは良かった。
アクションもまぁまぁ。
アウトオブタイムというくらいだから
時間に追われて、ハラハラどきどき・・・
かと思ったら緊迫感はそれほどでもなかった。

FBI内部に敵が・・・とか警察が腐ってる・・・
なんていう映画が多いけれど、そういうのは無しだったのは
良かったんじゃないかな。

午後のロードショーにはお誂え向きと言った感じです。
軽く見られて、そこそこ楽しいですよ。

設定は面白いです。
ただ終始ひと晩の出来事なので、暗くてみにくい場面もあります。
悪者たちが皆お間抜け揃いですけど・・・
まあ、あまり期待しなければ観て損はないです。

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なんかダラダラした映画だった。

アイディアは悪くないが、恋人エイミー役、Jacqueline Obradorsが大活躍の映画。ウェズリーは、ずっとラリっていた。

ラストも、へ？？？って感じ。

サスペンス？？かしら？
アクションとは違う気がするし・・・。
イマイチどっちつかずのような映画でした。