ミーン・ガールズ

いじめは世界中どこにいってもあると思うが、アメリカの映画でこういう陰湿ないじめや仲間割れが取り上げられたことは、今まであまりなかったと思う。学校も銃などによる暴力事件には真剣に対応しているが、いじめは単に「居場所がなかった」という感じで受け止められることが多いような気がする。コロンバイン高校の銃乱射事件だって、根っこはいじめでしょう。だからこの映画、アメリカのティーンエージャーたちにとっては、ものすごくリアルだったんだと思います。

この映画の主人公はいわゆる「帰国子女」。 帰国子女ってだいたいのんびりしていて、どこかずれてることが多いんだけど、本人は普通に話してるつもりでも、回りと会話がずれてるところが私は笑えた。
大人からみるとそういうところがかわいいんだけど、この映画の主人公は「いじわる３人組をやっつけるために」と言いながら、簡単にその３人に染まってしまい、親に嘘はつく、化粧はけばいで、私はとても腹立たしかった。（学校であんな胸のあいた服を着るな！といいたい。）
ラストは「本来の自分に戻る」という、正統的な終わり方です。

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おすすめ度★★★☆☆

イジワルな女の子に復讐していくうちに、自分が一番イジワルで嫌な存在になっていた・・・という学園ドラマ。
でも、主人公のケイディ（リンジー）がずっとアフリカで育てられ、その間自宅学習をしていて、16歳で初めてアメリカの学校に通うことになったっていう設定がおもしろいです。

途中、観ているのが辛くなるほどケイディの復讐作戦がエスカレートしちゃうけど、最後には友情の大切さを思い出して落ち着きを取り戻して行きます。

生徒全員体育館に集められてお説教されたり、あ〜、なんだかこういう雰囲気って懐かしいな〜って思いました。

同じリンジーの『彼女は夢見るドラマクイーン』は子供向け学園ドラマだけど、この作品は大人も楽しめる『映画』に仕上がっていると思います。

ぜひ、おすすめです(^_^)v

おすすめ度★★★☆☆

イジワルな女の子に復讐していくうちに、自分が一番イジワルで嫌な存在になっていた・・・という学園ドラマ。
でも、主人公のケイディ（リンジー）がずっとアフリカで育てられ、その間自宅学習をしていて、16歳で初めてアメリカの学校に通うことになったっていう設定がおもしろいです。

途中、観ているのが辛くなるほどケイディの復讐作戦がエスカレートしちゃうけど、最後には友情の大切さを思い出して落ち着きを取り戻して行きます。

生徒全員体育館に集められてお説教されたり、あ〜、なんだかこういう雰囲気って懐かしいな〜って思いました。

同じリンジーの『彼女は夢見るドラマクイーン』は子供向け学園ドラマだけど、この作品は大人も楽しめる『映画』に仕上がっていると思います。

ぜひ、おすすめです(^_^)v

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　ラストのまとめ方が手抜きしすぎ。
　前半は盛り上げまくってるんだけど・・・

　主人公がアフリカ帰りだったり数学が得意だったり
　意地悪ブロンド軍団が極悪だったり
　そんな設定が結局生かされてない。

　もうちょっと丁寧に作れば「リンジーもの」以上の
　秀作になったはず、残念。

イントロダクションを読んで、「アフリカから都会に急に出てきて、最初はなじめないんだけれども、だんだん慣れて最後は大フィーバー」という映画なのかなと、なんとも短絡的な想像で借りてしまったらさぁ大変。
全然違います。
女性特有のけなしあい、いじめ、悪口、裏表の激しさなど、終始、「こんなのやっちゃっていいの？」と突っ込みどころ満載でした。とりあえず最後は無理やり？いい感じで終わっていますが、観客としては、「えぇそんな風になっていいの？」と叫びたくなる気持ちを抑えられません。

私的にはかなりブラックでした。皆さんはいかがでしたでしょうか。