１２人のパパ

「花嫁のパパ」のスティーブ・マーティンが
今度は１２人の子供のいる大家族のパパです。

日本のテレビでもよく大家族の暮らしに密着取材した
スペシャル番組なんかをよく放送してますが
１２人も子供がいれば、ドラマも生まれるのでしょう。

普段は悪ガキな子供たちが、何か問題が起きると一致団結！
家族っていいなぁ・・・という構成なのはわかります。

コメディなんだからハチャメチャなのもわかるんだけれど
やっぱり、パパやママの一大事って時に
ちっとも協力的じゃない子供たちに閉口。

ナニー・マクフィーを呼んで来て、子供たちの
心を入れ替えて欲しい気分に。
ナニー・マクフィーの方が断然面白いですよ。

ママもママで、せっかくのチャンスなのはわかるけど
３日の約束が急に２週間も留守にするなんて
はなっから無理なのはわかってるでしょ？
パパが仕事の合間に１２人の世話をひとりでするなんて
土台無茶。

コメディの設定に無茶があるのは百も承知ですけど
主人公たちに共感できなきゃ、さすがに笑えないです。
楽しい笑いが起きなければ、ホロリとする場面でも
感動に向かう気持ちにブレーキがかかってしまいます。

んー、なんか残念・・・

スティーブ・マーチンのあいかわらず安心して楽しめる善良なコメディーです。今回もなにもかもうまくいってハッピーエンドとはいきませんが、大事にしていることは守り通すすじです。しかし、おしつけがましくはないし、笑えますし、いい映画だと思います。
私的には満足度80％

つまらなくはなかったけど・・・
面白くもなかった。まあ平凡かなあ。
タイトルからして、予想のつく内容で、子供と夏休みに安心してみるにはいい作品かも。

がんばったんだね！

マグちゃんです。ピンクパンサーのスティーブマーティンがなかなか良かったので借りてみました。ファミリームービー大好きだし。全然だれる事もなく良く出来たアメリカ製の映画です。楽しい楽しいコメディタッチのヒューマンドラマ。キャスティングもうまく行っていて、大家族の不自然さがありません。監督がショーンレヴィという人で、コメンタリでとおおおおおおおおおおおおっても沢山しゃべっているので面白いから見るといいですね。この監督の人相って私の鬼門で、似たような顔つきの人と何回かややこしー目に遭った事あるのでギクっとしましたが、製作に当たっての話し等とても良く分かったしなかなかいい監督さんだと思います。
スティーブマーティンは髪が白いってだけでなんでいつまでもあんなに若いのだろう、整形とかしてないよね　男だし…この人の笑いの感触、かなり自然になれて楽しい気持にさせてくれるので大好きです。ピンクパンサーも良かったなあ。で、監督が特典ムービーで、配役の子どもは素人とプロ半分半分混ぜて自然な感じを出したと言っていましたが（良く考えてるんですほんとに）、ヒラリーダフがあえて言うならちょっとハナについたかな。もうちょっと自然な人が良かったなあ。あと、アシュトンカッチャー。70’Sショウでお笑いやってるハンサムっていう認識はあったけど、バタフライエフェクツやったと思えないくらいの間抜けっぷり。同じくショーンレヴィ監督のなんかウェディングの映画も見たけど、あんまりあけっぴろげな馬鹿っぷりで、最初この人を見た時になんてはかない感じのハンサムなんだろうと感動した自分がいやんなりました。あんたってマジでバカ？（爆）つか、この本当にアタマの悪そうな感じ。狙って出せていたらある意味本物です。
お話は子どもがまるで犬コロみたいに泣いたりわめいたりくるくるしていて超可愛いしテンポも良くて、キャスティングに私情を多少挟んだ所でこれはとっても楽しませてくれた一本なのですが、更にいいもんを発見致しました。

トム・ウェリング。

肉厚ーーー（笑）。寡黙ーーーーーーーーーーー。アシュトンと正反対。なんかちょっとクロマニヨンっぽい顔（何それ）だけど目が綺麗で、これはみっけもんをみっけたかな♪と思ったらヤングスーパーマンで主人公やってましたね。彼はなかなか掘出しです。彼のお陰でアシュトンがますますばかにみえちゃうのでありました。顔や体なんて大体、（自分も面食いの気が無い訳じゃないけど）親がくれたもんであります。男はやっぱり中身で勝負。これからも頑張って下さい。でも、アシュトンといいクリスエバンスといい、顔が目立つ人がやっぱり売れるのかなあ。寡黙で目の綺麗な人っていいけどなあ。どうかなあ。