真珠の耳飾りの少女

真珠の耳飾りの少女の画像・ジャケット写真
真珠の耳飾りの少女 / スカーレット・ヨハンソン
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(5点満点)

143

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「真珠の耳飾りの少女」 の解説・あらすじ・ストーリー

1665年のオランダ、デルフト。つましい家庭の少女グリート。彼女は、タイル職人の父が事故で失明したことから一家の家計を支えるため働きに出る。そして、画家ヨハネス・フェルメールの家で奉公することとなった。夫婦ゲンカが絶えず、子供たちが騒々しい中で日夜働き続けるグリート。そんなある日、フェルメールはグリートの窓掃除がきっかけで新作を描くきっかけを掴む。フェルメールは彼女の色彩感覚を認め、絵の具の調合を手伝わせるようになる。しかし、フェルメールの創作意欲を刺激するグリートの存在は、やがて周囲に思わぬ波風を起こしていった…。

「真珠の耳飾りの少女」 の作品情報

製作年: 2003年
製作国: イギリス/ルクセンブルク
原題: GIRL WITH A PEARL EARRING
受賞記録: 2003年 LA批評家協会賞 撮影賞

「真珠の耳飾りの少女」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

真珠の耳飾りの少女の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
100分 日本語・音声解説用字幕 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説)
レイティング: 記番: レンタル開始日:
ZMBY1879R 2005年01月14日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
28枚 0人 3人

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ユーザーレビュー:143件

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果たして監督の狙いは何処に?

投稿日:2007/06/01 レビュアー:JUCE

「ウーン」困ったな、これは。確かに絵画的な構図であったり、色彩や光、美術などフェルメールの絵画の世界を想起させるような美しい描写は幾度となく出てきます。
でもこの映画で監督は観客に何を伝えたかったのだろうと考えてみると「???」。結局絵作りに執着しただけで肝心な部分を置き忘れてしまったような気がします。
冒頭の本当に絵画的なシーンや厳寒の町並み、豪華絢爛なディナー風景。そしてスカーレット・ヨハンソンの抜けるように白い肌などは確かに素晴らしいと思います。ただそうした美しいシーンも作品を通してみると一貫したトーンでは無く、また変化も法則らしきものもなく脈絡も無くトーンが変わるので散漫な印象を受けました。

人物の描写も甘く、また当時のオランダの身分制というか封建的な風俗も中途半端で分かりにくく当時のオランダを良く知らない私にとっては、スカーレット・ヨハンソン演じるグリートとフェルメールの関係が江戸時代の武士と農民ほどの違いなのか、はたまた豪商と農民くらいの違いなのかが良く分からず二人の心情が汲み取れませんでした。

雰囲気だけで押し切って最後までスーッと見ることが出来ますが、その雰囲気の割にはフェルメールの描いた「真珠の耳飾りの少女」の美しい印象しか残りません。まるでフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」のプロモーションビデオの様です。この物語がノンフィクションならば、それはそれで良いのでしょうが、これはアメリカの作家トレイシー・シュヴァリエが「真珠の耳飾りの少女」からインスパイアされて書いたフィクションが原作との事なので、やはり伝えるべきポイントを間違っているように思います。おそらくなんの予備知識も無くこの映画を見た人は「真珠の耳飾りの少女」にまつわるノンフィクションベースの話だと思うでしょう。

私としては中途半端なドキュメンタリー風を見せられるのならば、美しい映像で本当に絵の謎を追求していくドキュメンタリー映画を見たかったような気がします。

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オランダのモナリザ

投稿日:2007/09/06 レビュアー:mmi

と謳われる、
オランダ黄金時代の絵画の巨匠、
ヨハネス・フェルメールの最高傑作のひとつ『真珠の耳飾の少女』にまつわる物語です。


私はこの映画を見て以前から気になっていたフェルメールがさらに大好きになり、ついにこの夏休み、オランダ デン・ハーグのマウスリッツハウス美術館まで赴き
本物の『真珠の耳飾の少女』に対面してきました!!

筆舌に尽くしがたい美しさでした。

私はこの映画が大大大大大大大好きです。

私は今回でこの映画を見るのは2,3年前以来2回目ですが、フェルメールについてたくさんのことを知ったあとであるためか、前回の何倍も感動したし楽しめました。

この映画に関しては、17世紀当時のオランダを舞台とした衣装、大道具・小道具を含め、構図までもが、シーンの一つ一つがもはやフェルメールの絵画と一致しているのです。
挙げるならば、壁の質感から水差しの輝き具合からカーテンの質感から家具の置き方から椅子の形状や素材まで…。

それだけフェルメールの描写力が並外れているということです。
そう、彼は素材にあわせて絵の具の塗り方を変える画家だったのです。
軽い素材の布は、薄くさぁーっと塗る。
同じ布でも、パリッした質感を出したいときは何度も何度も重ねて塗る。
更なる厚みや無機質感を出したいときは下地に鉛を混ぜることも。
オランダ風景画の傑作『デルフトの眺望』にいたっては、建物の壁の質感を出すために絵の具に砂粒を混ぜたといいます。

ゆえに、彼女と画家が接近する過程で絵の具の調合をしていることはフェルメールの特性を考慮すれば極めて自然なことなので、むしろ納得がいきます。

彼女に買わせに行った絵の具は『真珠の耳飾の少女』に用いる青い布を塗るためでしょう。
あの目のさえるような青。
非常に高価であった顔料のウルトラマリンです。


彩の美しさも有名ですが、フェルメールといえば、なんといってもその光の表現力。

彼はその生涯における作品が36点しかまだ見つかってないという寡作の画家で、主に室内における一般的な家庭風景を題材としたことで有名です。

そのどの作品も、窓から差し込む光によって陰影が美しく表現されているのです。

そのフェルメールにおける窓からの光の重要性を、序盤からストーリーにとりいれていて頭が下がりました。

ほかにも、フェルメールはこの作品に限らず真珠を多く題材に用いることでも有名で、この作品では日常的な団欒で婦人が真珠を手にとっているシーンにも目が留まりました。

妻が真珠を手にした作品『真珠の首飾りの婦人』も 劇中で窓に佇むグリートにインスパイアされた『水差しを持つ女』も、史実において『真珠の耳飾の少女』と同時期に描かれていることになっているので、今作がきちんと史実に即していることがわかります。

フェルメールの作品を知れば知るほどこの映画はおもしろいのです!!!
序盤でパトロンがえらそうに話す背後にぼやけて映っているのはまぎれもなく秀作『牛乳を注ぐ女』だし、同室に上述した『デルフトの眺望』もあります!


カメラ・オブスキュラまででてくるとは驚きです。
なんでも、今作の監督はかつて美術史の学生だったそうです。
フェルメールに対する計り知れない尊敬と敬愛が感じ取れます。




とはいえ、以上のような絵画についての話がよく理解できない方にも、この作品を楽しむことは存分にできます。

まずは、なんといってもスカーレット・ヨハンソンの美しさ。

最近の演技ではあまり見ることのできない慎ましやかな演技、まだ大人になりきれていない少女の醸し出すフェロモン、、、などなどみどころは多々ありますが私が特筆しますは彼女の肌の美しさ!

耳にピアスを空けられるシーンの、涙が頬をつたうシーンの肌の滑らかさ・透明感は計り知れません。
このシーンはかつて日本の美容女性誌の代表『FRAU』の美肌特集でも取り扱われていたほどです。

ほかにも、画家と使用人のプラトニックな関係。絵画・色彩に対する感性、という超越したレベルでつながってしまわれたら、妻がいくら嫉妬にかられても太刀打ちできないというものです。

妻は肉体関係がないとわかっても、もうそれは恋愛関係をはるかに凌駕する二人の関係。
「どうして私じゃないの?」
と絵を見て嘆く彼女の演技も、私は大好きです。

パトロンや娘たちによるいじめなど、演出がありきたりではないかとのご指摘もありますが彼らなど脇役の中の脇役の中の脇役。

この作品の主役は 名画『真珠の耳飾の少女』と そのモデルとなった少女と画家 なのです。





作品の要となるその真珠の輝きを、かの天才画家はわずか絵筆の2はけで完成させたという。

花畑と風車と運河の国オランダが誇る奇才の最高傑作を、どうぞご堪能ください。

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なぜスカーレット・ヨハンソンはお口ぽかんなのか?

投稿日:2006/05/16 レビュアー:よふかし

 おなじオランダ代表のゴッホ映画から、気になっていた本作へ。ところが。
 
 よかったところ、いくつか。
 デルフトはよく知らないのですが、オランダらしく運河の町だなあ、ベネチアと違って冬には結氷するんだなあと関心。
 フェルメールの映画であること(カメラ・オブスキュラまで出してた)。「青いターバンの女」の視線と表情は、たとえば「モナ・リザ」に比べて、モダン。静かで美しい光線、どこか羞恥とか躊躇いといった繊細な感情を湛えているフェルメール作品は、女子ファン率高いような気がする。その作品を再現したいくつかのカット、全編にわたる時代考証、衣装、照明、色彩など。
 ピアス穴を開けるときのグリートのアップ。
 
 よくなかったところ・・・挑発的に書けば上記以外のすべて。まずこの映画から、衣装や美術という要素を外してみましょう(『マトリックス』からSFXを取って考えてみるように)。
 すると見えるのは俳優の凡庸な演技、ことにスカーレット・ヨハンソン。ぽてっとした唇を開き、眉間にシワを寄せ、視線を神経質に動かすというだけでは、彼女がフェルメールやその家族に対して、肉屋の男に対して、その時いったいどう思っているのか、少しも伝わってきません。かつての素晴らしさはどこへ? 
 陳腐な脚本(いやらしいパトロン、イジワル娘、収入第一のフェルメール母など)は、演出によって魅力的になったはずですが、数カットでワンシーン、せわしなくシーンを切り替えていくスタイル(つなぎもおかしなところばかり)は、肝心の、本作が志向するはずの「細やかな感情」を描けない。
 したがって官能もないのです。グリートが髪を露にするシーン、フェルメールと初めて触れ合うシーンなど、もう少しなんとかしてよと言いたくなってしまう。そのときグリートは恐れているのか? 悦びに溢れているのか? それは恋? 畏怖? 官能? 分からない。なにも表現できていない。この映画、もしトリュフォーが撮ってたらすごく良かったでしょう!
 若い監督のようですが、俳優の振る舞い(フェルメール少しも絵を描いてない、画家に見えない)、身体(ヨハンソンのむっちり感がもたらす影響も考慮されていないみたい)、そのアクションに対する感度があまりよくない人です。少し人生経験つんでからのほうが良い題材でしたね。
 ゆめゆめ美しく厚い衣に惑わされませぬよう。15点。

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フェルメールの世界観が見事に映像化された作品

投稿日:2005/01/14 レビュアー:オタエドン

世界中で愛され続けている画家フェルメールの代表作『青いターバンの女』の製作裏話でもあります。
スカーレット・ヨハンセンがすばらしい存在感。まるであの絵の中の少女が、語りかけてくるのでは?と錯覚をする程。
瞳の中に吸い込まれていきました。あの時代に私自身もいる感じ。
時代考証の完璧さ。光線のあたり方、部屋の中の様子、そして人々の佇まい。リアルな市場での様子、17世紀中頃を見事に再現。そして、オランダの冬の映像もすばらしかった。
コリン・ファース演じるフェルメールと、少女グリートの心の触れ合いと、切なくなる程のシーンの数々に、胸の奥がしびれました。
後半の嫉妬に狂った妻のシーンから、屋敷を去るラストシーンは、忘れられない名シーンになりそうです。
アレクサンドル・デプラの音楽が、これまたすばらしく良かった。
静かな秀作といえるでしょう。絵画好きな方はぜひご覧下さい。

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1枚の絵画から広がる世界

投稿日:2005/01/14 レビュアー:パープルローズ

17世紀のオランダの画家ヨハネス・フェルメールは、現存する作品がわずか30数点と少なく、その生涯も謎が多いそうです。フェルメールを主人公にしたこの作品も、たぶん製作者の想像の世界だと思うのですが、たった1点の絵画から想像をひろげて、よくここまでの作品ができたものだと感心しました。
グリードを演じるスカーレット・ヨハンセン、「ロスト・イン・トランスレーション」のようにむちむちの太ももを披露しているわけではありませんが、ものすごく官能的です。(特にフェルメールに真珠の耳飾りをつけてもらうシーン)
コリン・ファースのフェルメールも素敵でした。こうなるとコリンが主演している「高慢と偏見」というイギリスのTVドラマをますます見たくなるのですが、何とかしてくれませんか、discasさん。韓国ドラマばっかり入れないで・・・

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