初恋

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　ペ・ヨンジュンが、注目され始めた作品です。「冬のソナタ」の異常なブームの中、一応それに乗ってみて
「韓流、なかなかいいじゃないか」
とかみさんと二人で、しばらく韓国ドラマにはまっていました。

　「愛の挨拶」（なんじゃ、そのタイトルは？）でデビュー後、何作かに出演したものの、爆発的ヒットがなかったペ・ヨンジュンがこの作品でブレイクしたそうです。主演ではないのでしょうが、お兄ちゃん思いの好青年を熱演しています。今のさらさらヘアーのペではなく、スポーツ刈りの兄ちゃんですが、やはりはにかむような表情が、後年「微笑みの貴公子」と表される片鱗を見せてくれます。
　貧乏ながらも父を尊敬し、仲良く暮らす家族。身分違いの恋に苦悩するチャニョク（なかなかかっこいい役者だと思うのですが、日本ではあまり売れませんね）韓国ドラマのエキスは全てたっぷりと入っています。
　何作か観て、ペ・ヨンジュン物にハズレはないと思っていたのですが、「愛の挨拶」「若者のひなた」で裏切られました。
　これもどうかなと思って借りたのですが、各話毎に飽きさせない展開もあり、全６６話という果てしない物でしたが（当時のレンタル屋で、１０巻くらいまであり、その後２週間毎に２巻ずつのペースで出ていました）最後まで飽きることもなく、いや、かえって待ち遠しいとさえ思いながら鑑賞しました。

　ヒョギョン役のイ・スンヨンはＣＡからミス・コリアに入賞後、芸能界入りしただけあって、とても綺麗な子。演技は・・・ま、いっか。
　チェ・ジウやチャ・テヒョンが出演していたり、けっこう泣かせる部分もあったりで、私的には、韓国ドラマの中では一番の出来ではないかと思います。（かみさんは、「愛の群像」がいいと言いますが）


　初恋は切なくて、実りづらい物です。私の初恋は、幼稚園の年少の時、同じクラスの富士子ちゃんでした。今では顔も思い出せませんが・・・。
　本作品で、ペ・ヨンジュン演ずるチャヌの初恋の相手は、兄の彼女（？）であるヒョギョン。告白することもなくあきらめ、兄と幸せになってくれることを願うのですが・・・。
　長編ドラマにありがちな、こんなに長くする必要はないだろうという思いをほとんど持たずに観れたので、余計なエピソード等はほとんどなかったのでしょう。

　エンディングでは、あえて結末を見せない終わり方をしますが、
「どっちかはっきりしろよ！」
とも思わずに、観客側に結末をゆだねた姿勢なのだろうと好意的に感じることができましたね。

　韓国では放映時、６５．８％の最高視聴率を記録し、いまだに越える作品は無いそうですが、（昔の日本もそうでしたが、ほかに娯楽があまり無かったんですかね）まあ、それもうなずけます。ペ・ヨンジュンは、この作品で「韓国のジェームス・ディーン」と言われたそうですが、それは言い過ぎというもの。「冬のソナタ」の後に、悲劇的な事故で亡くなったりしていれば、そうなったかもしれませんが（ファンの方、ゴメンナサイ！）

　とはいえ、良くできたドラマだと思いますので、飽きっぽくない方にはおすすめします。

やっぱり見てしまいました。素朴な話の展開から時代の移り変わりと共に、このドラマの世界の虜になってしまった。根気よく最後まで見るつもりです。貧富の差とともに、切ない青春の思い、そしてやりきれないほどの運命のいたずらに、翻弄される若者の姿。
しっかし、女の人の喧嘩のけたたましいこと！！韓国ドラマで、いつも気になってましたが。ピストル攻撃ですよ、まさに。
気にせず、しっかりと楽しもう。根気のある方、ぜひご覧を。

冬ソナコンビ、監督、出演者の顔ぶれで。１，２話はみましたが、最後まで、見ないで来たドラマでした。この作品は確か、６０話位あるんですよね。１、２年前に出てたら見てたでしょうが・・・・今回は涙を呑んで予約せず。その内ゆっくり全話見よう！　　　　　　かのぺ・ヨンジュンが、韓国のジェイムズ・ディーン？と言われていたとか・・・根気のある方、ヨンジュン大ファンの方は、ぜひご覧を。

羨ましいほど家族の繋がりが濃密なソン家。子供たちは父を尊敬し助け合い、姉は弟たちのため自分が犠牲になるのも厭わない。弟たちはそんな姉を慕い、庇い、尊う。長男は父、姉、弟のことを思い。弟はまたその家族のことを思う。ただ兄弟が出逢った初恋の相手。この存在によってソン家にたびたび事件が起こる。でもそれも家族で乗り越えて行きます。
今の日本では家族の繋がりが希薄になってしまって、その所為で色んな哀しい事件が起こっているような気がします。このドラマを見て、家族とは・・。もう一度考えて見ませんか。

随分前に見終わってしまった私めですが、さすがに途中幾度も挫折しかかったほどでした。韓国での記録的な視聴率は、やはり放送された時代と内容のせいもあるでしょう。今なら、ここまでは無理でしょうね〜・・・それでも、完見した達成感はあります？？話の内容の結末うんぬんはさておいて。
ヨンジュンの演技はさる事ながら、チェ・ジウの演技、セリフ回しの下手さが、印象に残った作品でもあります。最近は随分と上手くなってきたかな？冬ソナ演技、天国の階段などと比べると、よ〜く判りますね。ファンの方には、怒られそうですが、演技はあんまり上手ではありませんね。雰囲気と涙で勝負なのかな？
ともあれ、苦難のドラマ観賞になってしまいましたが。
な〜んと、この春からBS１１で放送が始まるそうですが・・・・吹き替え放送は、正直<(_ _)>ですね。聞き取れなくても、生の声、ハングル語が聞きたい。切なる願いですが、無理でしょうね？
途中で挫折した方、未見の方、ご覧になれる方は、どうぞこの機会に。