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白いカラス<全米公開版>

白いカラス<全米公開版>の画像・ジャケット写真

白いカラス<全米公開版> / ニコール・キッドマン

白いカラス<全米公開版> /ロバート・ベントン

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DVD

シリーズ

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

1998年、米マサチューセッツ州。名門アテナ大学の学部長コールマンは、ユダヤ人初の権威ある古典教授だった。だがある日の講義中に発した“スプーク”という一言が黒人学生への差別発言として波紋を呼び、辞職に追い込まれる。更にはこれにショックを受けた妻が間もなく亡くなってしまう。それ以来、怒りと失意の日々を送るコールマン。そんな彼はある時、フォーニアという若い掃除婦と出会い、恋に落ちる。夫の暴力から逃げている彼女は辛い過去を背負っていた。やがて、コールマンは妻にさえひた隠しにしていたある秘密を彼女に打ち明けようと決意する。

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「白いカラス<全米公開版>」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

1998年、米マサチューセッツ州。名門アテナ大学の学部長コールマンは、ユダヤ人初の権威ある古典教授だった。だがある日の講義中に発した“スプーク”という一言が黒人学生への差別発言として波紋を呼び、辞職に追い込まれる。更にはこれにショックを受けた妻が間もなく亡くなってしまう。それ以来、怒りと失意の日々を送るコールマン。そんな彼はある時、フォーニアという若い掃除婦と出会い、恋に落ちる。夫の暴力から逃げている彼女は辛い過去を背負っていた。やがて、コールマンは妻にさえひた隠しにしていたある秘密を彼女に打ち明けようと決意する。

「白いカラス<全米公開版>」 の作品情報

作品情報

製作年:

2003年

製作国:

アメリカ

原題:

THE HUMAN STAIN

「白いカラス<全米公開版>」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

「白いカラス<全米公開版>」 のシリーズ作品

シリーズ作品

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日本公開バージョンとUS公開バージョンの違い ネタバレ

投稿日:2007/09/29 レビュアー:nefeltarii

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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作品そのものの感想は、ほかのレビューアの方々に任せることにし、2バージョンの違いについて書かせていただきます。

違いについては私も以前から気になっていたので、あらためて2本を見比べてみました。今回、最初に日本公開バージョンを見、数日あけて US公開バージョンを見ました。そして、その違いは・・・

要所要所で、そういえば、このシーンなかったかも? あれ?そういえばあのシーンは? とは思ったものの、いずれも 「そういえば」 程度のもので映画の印象を変えてしまう程のことではなかったため、違いをハッキリさせるため、2バージョンを別々の再生機で同時に再生して見比べてみることにしました。

最初のオープニングで、日本公開バージョンには、これはどういう物語かという語りが少し入っています。続く、大学構内でコールマンの人物像が語られる場面では、セリフの順序が多少前後しますが内容は同じで、シーンのズレもありません。そして、30分ほどまったく同じ状態が続きます。

が、32分を経過するあたりから違いが見られるようになります。
フォーニアが昼間の仕事を次々にこなし、コールマンと駐車場で落ち合うまでのシーンが双方で前後し、日本公開バージョンのほうはややカットされている代わりに、次のベッドルームでのシーンでは日本公開バージョンの方がやや多く間を取ることでUS公開バージョンに追いつくことに始まり、レスターが尋問を受けるシーン、レストランでのシーン、遺骨のシーン・・・と、次々に相違が見られる場面が多々出てきます。会話が前後したり、少々カットされたりという些細な違いから、同じシーンでも完全にセリフや演技が違う、アングルまで違うという場面もありましたが、いずれも、本筋を変えてしまう、映画の印象を変えてしまうというほどの違いではありません。現に、2バージョンを見た私が、あえて違いを見つけようと同時再生するまで気がつかなかったシーンがけっこうあったわけですから。^^;

では、どちらか1本を見ようと思ったときに、どちらを見るべきか。私にはなんともいえませんが・・・軽く見たい方はどちらでもよいでしょう。ですが一点、ラストシーンでは、日本公開バージョンにはないシーンがUS公開バージョンに入っていました。US公開バージョンの方が本編が2分ほど短いですが、このシーンは日本公開バージョンには入っていないことを思えば、USバージョンを見たほうがお得かな、とも思います。(私はUS公開バージョンのラストの方が好きでした)

全体的に、どちらかにしか入っていないセリフがあったり、中盤から終盤に向けての「違い」に関しては、甲乙つけがたいものがありましたので、こだわってじっくり見たい方は、やはり両バージョンをみることをオススメします。見る順番は・・・ラストシーンのことを思えば、やはり、日本⇒USがよいのではないでしょうか。

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ウェントワース・ミラーが出ていると聞いて・・・ ネタバレ

投稿日:2007/02/05 レビュアー:kazupon

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借りてみました。
原題は「THE HUMAN STAIN(人間の傷)」
邦題の「白いカラス」は、作品の内容を端的に表していて、いい題名だと思いました。
両親は黒人ですが、コールマンは白い肌で産まれてきました。黙っていれば、自分は白人として生きていけるのです。
最初に結婚を考えた女性は、彼が黒人だと知り去って行きます。
その事があってから、コールマンは益々自分に流れている「血」を隠そうとします。
そのためには、親も兄弟もいない事にして。
彼の人生は、母親から言われたとおり「囚人」のような人生でした。秘密を持ち、秘密を隠す事に神経をすり減らすような日々。妻にさえも最後まで隠し通したのです。
最後の恋の相手には告白しますが、そのすぐ後には悲しい結末が・・・
しかし、フォーニアも彼と同じ「白いカラス」
人生で初めて、重荷を下ろした瞬間だったかも知れません。

秘密を持つのは辛い事。
まして、それが心の「傷」や「劣等感」につながっているとすれば、なおさらです。
人は誰かに打ち明ける時、多分それは1番目の秘密ではないそうです。自分が一番気にしている事は、やはり隠してしまうのです。他人はそれを知っても、何とも思わないでしょうし、逆にそんな事を思い煩う人に気にするなと言うでしょう。
目に見えて明らかな事は隠し様がないし、かえって敢然と立ち向かっていけるのかも知れません。
コールマンも他の兄弟と同じように、黒い肌を持って産まれていたなら、きっと、彼の父のように毅然として生きていたかも知れません。

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差別のなくならない哀しい現実 ネタバレ

投稿日:2008/07/07 レビュアー:ムーミンママ

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肌の色が白い黒人。
黒人なのに白人のユダヤ人。

一体彼はどっちだったんだろう?
きっとどちらでもなかったのかもしれない。

差別のなくならないこの社会の中で
自分を偽り社会に溶け込み生きていくのか、
社会からつまはじきにされてでも自分をさらけ出すのか?

彼はどう生きれば良かったのだろう?

彼の母は、胸をはって家族に誇りを持って生きて欲しかったのだろう。その気持ちもとてもよくわかる。
でも、胸をはり肌の色が白い黒人として生きたとしても
果たして黒人社会が受け入れてくれたのだろうか?

彼はただ、彼自身を認めて受け入れて欲しかっただけなのに。
そんな存在として、傷ついた彼女を選んだのだろう。

いつの日か、彼のような人が単に人として生きていかれる
社会がやってくるのだろうか?

アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、エド・ハリス、ウェントワース・ミラーと豪華なキャスティングながらも
緩やか過ぎる展開に退屈感をともなうので、映画としてはやや不満が残るけれど、いろいろと考えさせられた作品でした。

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傷を持つ者 ネタバレ

投稿日:2005/09/28 レビュアー:あさぷー

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原題は「The Human Stain」(人間の傷)。コレがこの物語のメインテーマ。
過去に傷(秘密)を持つ、コールマン(アンソニーホプキンス)とフォーニア(ニコールキッドマン)のラブストリー。しかし、ラブストーリーというのはふさわしくない表現かも。フォーニアは愛情を認めたくなかったから。
人種差別の世界から逃げ出した男が、人種差別の加害者になってしまう皮肉、愛の存在を認めない女が、愛を知り、失って、傷ついてなお、愛を求める姿。一番逃れたいものからは、逃れられないということなのか?
ストーリーテラーの役割を果たすコールマンの親友、ネイサン(ゲイリーシニーズ)にも傷がある。
コールマンのこの台詞が印象的だ。「She's not my first love.She's not my great love,but she sure as hell is my last love.」
Last loveという言葉は、独身の私には惹かれる言葉だけど、結婚相手がLast loveとは限らないし、恋する気持ちは持っていたいと思う。しかし、コールマンが言うからこそ(おじいさんなので)重みも、深みもある。
コールマンに子供がいなかったのは、子供の肌の色を恐れていたからなのだろうか?私はそう感じた。

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葬ったつもりの心の傷の囚人 ネタバレ

投稿日:2005/09/26 レビュアー:tautou

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 自由になろうともがき、心の傷を隠そうとして、かえってそれに囚われてしまう。葬ったつもりの過去が形を変えて、追いかけてくる。いつかばれるのではないかと不安を抱えて過ごす毎日。ようやく秘密を打ち明けて、受け入れられた幸せもつかの間だったという皮肉。

 人種問題に限らずに、彼らが抱えた問題をHuman Stainとしてとらえた私には胸の痛むシーンがいくつもありました。

 老人の恋愛映画ってあまりないので違和感があるのでしょうが、老人っていったって、人が思うほど老人も「老人」じゃないんじゃないかなあ。 

 脇役もしっかりとしていて、映画に奥行きを与えている。ベトナム帰りの暴力亭主役のエド・ハリスは本当におっかない。彼の魅力のおかげで、ニコール・キッドマンのことも”かつてはそんな男と結婚するからいけないんだよーん”じゃなくて、”この二人はかつては強く結びついていたんだろうな”と思わせる。ゲイリー・シニーズも、複雑な過去のありそうな「森に逃げてきた」作家を好演し、ぴりりと全体を引き締めています。

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日本公開バージョンとUS公開バージョンの違い

投稿日

2007/09/29

レビュアー

nefeltarii

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作品そのものの感想は、ほかのレビューアの方々に任せることにし、2バージョンの違いについて書かせていただきます。

違いについては私も以前から気になっていたので、あらためて2本を見比べてみました。今回、最初に日本公開バージョンを見、数日あけて US公開バージョンを見ました。そして、その違いは・・・

要所要所で、そういえば、このシーンなかったかも? あれ?そういえばあのシーンは? とは思ったものの、いずれも 「そういえば」 程度のもので映画の印象を変えてしまう程のことではなかったため、違いをハッキリさせるため、2バージョンを別々の再生機で同時に再生して見比べてみることにしました。

最初のオープニングで、日本公開バージョンには、これはどういう物語かという語りが少し入っています。続く、大学構内でコールマンの人物像が語られる場面では、セリフの順序が多少前後しますが内容は同じで、シーンのズレもありません。そして、30分ほどまったく同じ状態が続きます。

が、32分を経過するあたりから違いが見られるようになります。
フォーニアが昼間の仕事を次々にこなし、コールマンと駐車場で落ち合うまでのシーンが双方で前後し、日本公開バージョンのほうはややカットされている代わりに、次のベッドルームでのシーンでは日本公開バージョンの方がやや多く間を取ることでUS公開バージョンに追いつくことに始まり、レスターが尋問を受けるシーン、レストランでのシーン、遺骨のシーン・・・と、次々に相違が見られる場面が多々出てきます。会話が前後したり、少々カットされたりという些細な違いから、同じシーンでも完全にセリフや演技が違う、アングルまで違うという場面もありましたが、いずれも、本筋を変えてしまう、映画の印象を変えてしまうというほどの違いではありません。現に、2バージョンを見た私が、あえて違いを見つけようと同時再生するまで気がつかなかったシーンがけっこうあったわけですから。^^;

では、どちらか1本を見ようと思ったときに、どちらを見るべきか。私にはなんともいえませんが・・・軽く見たい方はどちらでもよいでしょう。ですが一点、ラストシーンでは、日本公開バージョンにはないシーンがUS公開バージョンに入っていました。US公開バージョンの方が本編が2分ほど短いですが、このシーンは日本公開バージョンには入っていないことを思えば、USバージョンを見たほうがお得かな、とも思います。(私はUS公開バージョンのラストの方が好きでした)

全体的に、どちらかにしか入っていないセリフがあったり、中盤から終盤に向けての「違い」に関しては、甲乙つけがたいものがありましたので、こだわってじっくり見たい方は、やはり両バージョンをみることをオススメします。見る順番は・・・ラストシーンのことを思えば、やはり、日本⇒USがよいのではないでしょうか。

ウェントワース・ミラーが出ていると聞いて・・・

投稿日

2007/02/05

レビュアー

kazupon

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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借りてみました。
原題は「THE HUMAN STAIN(人間の傷)」
邦題の「白いカラス」は、作品の内容を端的に表していて、いい題名だと思いました。
両親は黒人ですが、コールマンは白い肌で産まれてきました。黙っていれば、自分は白人として生きていけるのです。
最初に結婚を考えた女性は、彼が黒人だと知り去って行きます。
その事があってから、コールマンは益々自分に流れている「血」を隠そうとします。
そのためには、親も兄弟もいない事にして。
彼の人生は、母親から言われたとおり「囚人」のような人生でした。秘密を持ち、秘密を隠す事に神経をすり減らすような日々。妻にさえも最後まで隠し通したのです。
最後の恋の相手には告白しますが、そのすぐ後には悲しい結末が・・・
しかし、フォーニアも彼と同じ「白いカラス」
人生で初めて、重荷を下ろした瞬間だったかも知れません。

秘密を持つのは辛い事。
まして、それが心の「傷」や「劣等感」につながっているとすれば、なおさらです。
人は誰かに打ち明ける時、多分それは1番目の秘密ではないそうです。自分が一番気にしている事は、やはり隠してしまうのです。他人はそれを知っても、何とも思わないでしょうし、逆にそんな事を思い煩う人に気にするなと言うでしょう。
目に見えて明らかな事は隠し様がないし、かえって敢然と立ち向かっていけるのかも知れません。
コールマンも他の兄弟と同じように、黒い肌を持って産まれていたなら、きっと、彼の父のように毅然として生きていたかも知れません。

差別のなくならない哀しい現実

投稿日

2008/07/07

レビュアー

ムーミンママ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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肌の色が白い黒人。
黒人なのに白人のユダヤ人。

一体彼はどっちだったんだろう?
きっとどちらでもなかったのかもしれない。

差別のなくならないこの社会の中で
自分を偽り社会に溶け込み生きていくのか、
社会からつまはじきにされてでも自分をさらけ出すのか?

彼はどう生きれば良かったのだろう?

彼の母は、胸をはって家族に誇りを持って生きて欲しかったのだろう。その気持ちもとてもよくわかる。
でも、胸をはり肌の色が白い黒人として生きたとしても
果たして黒人社会が受け入れてくれたのだろうか?

彼はただ、彼自身を認めて受け入れて欲しかっただけなのに。
そんな存在として、傷ついた彼女を選んだのだろう。

いつの日か、彼のような人が単に人として生きていかれる
社会がやってくるのだろうか?

アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、エド・ハリス、ウェントワース・ミラーと豪華なキャスティングながらも
緩やか過ぎる展開に退屈感をともなうので、映画としてはやや不満が残るけれど、いろいろと考えさせられた作品でした。

傷を持つ者

投稿日

2005/09/28

レビュアー

あさぷー

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原題は「The Human Stain」(人間の傷)。コレがこの物語のメインテーマ。
過去に傷(秘密)を持つ、コールマン(アンソニーホプキンス)とフォーニア(ニコールキッドマン)のラブストリー。しかし、ラブストーリーというのはふさわしくない表現かも。フォーニアは愛情を認めたくなかったから。
人種差別の世界から逃げ出した男が、人種差別の加害者になってしまう皮肉、愛の存在を認めない女が、愛を知り、失って、傷ついてなお、愛を求める姿。一番逃れたいものからは、逃れられないということなのか?
ストーリーテラーの役割を果たすコールマンの親友、ネイサン(ゲイリーシニーズ)にも傷がある。
コールマンのこの台詞が印象的だ。「She's not my first love.She's not my great love,but she sure as hell is my last love.」
Last loveという言葉は、独身の私には惹かれる言葉だけど、結婚相手がLast loveとは限らないし、恋する気持ちは持っていたいと思う。しかし、コールマンが言うからこそ(おじいさんなので)重みも、深みもある。
コールマンに子供がいなかったのは、子供の肌の色を恐れていたからなのだろうか?私はそう感じた。

葬ったつもりの心の傷の囚人

投稿日

2005/09/26

レビュアー

tautou

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 自由になろうともがき、心の傷を隠そうとして、かえってそれに囚われてしまう。葬ったつもりの過去が形を変えて、追いかけてくる。いつかばれるのではないかと不安を抱えて過ごす毎日。ようやく秘密を打ち明けて、受け入れられた幸せもつかの間だったという皮肉。

 人種問題に限らずに、彼らが抱えた問題をHuman Stainとしてとらえた私には胸の痛むシーンがいくつもありました。

 老人の恋愛映画ってあまりないので違和感があるのでしょうが、老人っていったって、人が思うほど老人も「老人」じゃないんじゃないかなあ。 

 脇役もしっかりとしていて、映画に奥行きを与えている。ベトナム帰りの暴力亭主役のエド・ハリスは本当におっかない。彼の魅力のおかげで、ニコール・キッドマンのことも”かつてはそんな男と結婚するからいけないんだよーん”じゃなくて、”この二人はかつては強く結びついていたんだろうな”と思わせる。ゲイリー・シニーズも、複雑な過去のありそうな「森に逃げてきた」作家を好演し、ぴりりと全体を引き締めています。

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