砦なき者 / 役所広司
全体の平均評価点: (5点満点)
(39)
解説・ストーリー
役所広司と妻夫木聡共演で贈るテレビ朝日開局45周年記念のサスペンスドラマ。報道キャスターの長坂はある女子高生の自殺をきっかけに、彼女の恋人だった凶悪犯罪者と知り合う。その後、彼は犯罪者の罠にはまり…。
役所広司と妻夫木聡共演で贈るテレビ朝日開局45周年記念のサスペンスドラマ。報道キャスターの長坂はある女子高生の自殺をきっかけに、彼女の恋人だった凶悪犯罪者と知り合う。その後、彼は犯罪者の罠にはまり…。
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「砦なき者」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
役所広司と妻夫木聡共演で贈るテレビ朝日開局45周年記念のサスペンスドラマ。報道キャスターの長坂はある女子高生の自殺をきっかけに、彼女の恋人だった凶悪犯罪者と知り合う。その後、彼は犯罪者の罠にはまり…。
「砦なき者」 の作品情報
「砦なき者」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
砦なき者の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TBDR5610 |
2004年09月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
6枚
|
0人
|
1人
|
砦なき者の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TBDR5610 |
2004年09月24日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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ユーザーレビュー:39件
悪役の妻夫木は期待していた以上に良かった。
投稿日:2004/10/13
レビュアー:RUSH
野沢尚氏の遺作になった作品です。テレビで見逃してしまいずっと見たくてたまらなかった作品でした。本格的な悪役の妻夫木をどうしても見たかったからです。私は妻夫木という俳優は悪役が似合うと思っていました。それだけに期待していたのです。やっぱり彼には悪役が似合います。今回の犯人役は彼にしかできないと思わせるほどハマリ役だったと思います。彼が悪役向きなのでは?と思ったのは映画「きょうのできごと」で関西弁を話している妻夫木を見た時でした。関西弁は関東の人が聞けばまるで喧嘩をしているように聞こえるというようにちょっとワルぶった妻夫木に見えたのです。その時の妻夫木にはなんの違和感もなくいい感じだと思ったのです。その時に「コイツ悪役やったら似合うんじゃないの?(失礼(^^ゞ)」と思ったのです。思った通りだと言うことがこの作品が証明してくれました。
この作品は役所広司、鈴木京香そして妻夫木聡の3人のでき次第で良くも悪くもなってしまうドラマだと思うのですが3名とも完璧でした。さすがとしか言いようがないです。脚本の出来も文句なしです。最後の方で妻夫木と役所が対峙するシーンはとても見応えがありました。特に妻夫木が見せた涙、このシーンを見た時、妻夫木の役者としての素質や才能の片鱗を見たような気がしました。ますます彼のファンになりました。
この作品を見て感じたことは、私は今、非常に不安定で危うい時代に生きているのだということです。メール一つで殺人や恐喝を依頼できてしまう時代です。最近、ネット上だけの知り合いで顔見合わせたこともない人に殺人を依頼し殺人未遂に終わった事件がありました。それにこの間もネットで自殺を呼びかけ集団自殺した事件もありました。この作品の中に描かれていた犯人がしたことは誰にでも出来る時代なのです。それだけに怖さは十分で良質のサスペンスになっていました。
私はこの作品を脚本家野沢尚氏が亡くなったことを知ってから拝見しました。彼はこの作品を書き上げていた時、何を思って書き上げていたのでしょうか?まるで自分の未来を決めてから書き上げたような内容でした。正直、見ていて寒気がするぐらいでした。ラストで出てくる主役の長坂が遺体となって発見されたシーンの長坂の顔が野沢氏の顔にだぶって見えました。ご冥福をお祈り致します。
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野沢尚さんの遺作になってしまいました
投稿日:2004/09/24
レビュアー:オタエドン
心から冥福を祈りつつ、自ら命を絶たなければならなかった野沢氏の心の奥を思う時、この作品のラストのシーンにあるメッセージを感じずには、いられません。数々の名脚本を残し、これからさらに活躍?と思っていた矢先でした。本当に惜しい、早すぎる死でした。以前『反乱のボヤージュ』や『破線のマリス』などでも、話題になりました。今回の作品も、テレビなどのマスコミへの批判、厳しい視線を痛切に感じました。オリジナルの脚本にこだわり、過去の名作のリメークや、人気コミックの使用など安易な風潮を、さぞ嘆いていたのでは・・・と、思ったりもしてみます。この作品の主役のニュースキャスターを役所広司、その彼を追い詰めていく若き男、謎の犯人?を妻夫木君が好演していました。2000年、『リミットもしも、わが子が・・・』で初めて妻夫木君を見た際、なかなかだな〜と感じたのですが、今では若手有望ナンバー1です。その彼が、役所広司を追い詰めて行く、そしてラスト、命を掛けた役所の反撃の闘いとなります。かなり鳥肌が立ちました。そして目が潤んで・・・今回見直すと、号泣してしまいそうです。脇の人達、演出の鶴橋さんなど、そうそうの顔ぶれ。TVドラマでは、なかなか見ごたえあり。社会派の苦手な方にはちときついかも。
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
命よりも暴くことを選んだ男
これはTV放映された時、リアルタイムで観た作品です。
かなり楽しめた記憶があり、再鑑賞したくなりました。
妻夫木聡は全然好きじゃないし、
演戯もあまりうまくないと今でも思ってますが、
この作品に関しては別です。
この役は彼しかありえないと言ってもいいです。
意外なほど、いい演戯をしてると思います。
実は彼にはこの路線のほうが合ってるのではないかさえと感じました。
彼の出演作をすべて観ているわけではないけど、
普段ほぼ好青年役ばかりの彼が演じてることで
その意外性がこのドラマに深みを持たせてると思います。
それに非の打ちどころがないほどの好青年な容姿なので
却って悪役としてインパクトがあり、
このキャラを引き立てていると思います。
かなり印象が強かった作品なので、
ストーリーはほとんど覚えてたんですが、それでも楽しめました。
確かTV放映時も妻夫木聡が悪役ということは隠してなかったと思うので
(やっぱりイントロダクションでも隠してませんね)
それはどんでん返しではなく、この作品の見どころなんでしょう。
そして、一番の見どころは終盤の役所氏との
命を賭け、策略を尽くした攻防だと思います。
野沢尚氏がキャスティングしたのかどうかも知らないのですが、
そのどこから見ても好青年にしか見えない、
失礼ながら幅のない彼に奥行きを与え、
容姿を逆手にとった、とてもいいキャスティングだと思いました。
展開・ストーリー・特に終盤・そしてラストシーンは秀逸です。
野沢尚氏の死が惜しまれます。
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★★★★ 鶴橋×野沢+妻夫木×役所で最高のドラマに
投稿日:2007/04/15
レビュアー:ガラリーナ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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野沢尚のメディア批判ものを締めくくる最終章。「破線のマリス」よりもその切り方はパワーアップしてる。実際公式HPで野沢氏自身が、『この「砦なき者」のテーマは、テレビを信じてはいけないということ』、と言い切っている。テレビドラマというジャンルで曲がりなりにもギャラをもらっている人が、ここまで痛烈な批判を行う勇気はあっぱれだと思う。
そして、恋人の自殺はメディアの報道にあると訴えて一躍カリスマになっていく妻夫木聡が非常にいい。実は、私はオンエア当時、この悪役を妻夫木君がやると聞いて、少々不安だった。でも、蓋を開けてみればなんの、なんの。影のある青年を見事に演じている。2003年の「ジョセと虎と魚たち」、2004年の「砦なき者」で妻夫木聡は、確実に演技派への階段を上ったと思う。
妻夫木聡演じる八尋樹一郎は、報道の被害者という世間の同情をうまく利用してカリスマになっていく。これは、メディアそのものが「叩かれることに慣れていない」ことをうまく利用しているわけだ。つまり、被害者だと訴えられたことで萎縮してしまい、彼に対してまるでお手上げ状態。お祭り騒ぎは上手だが、批判されるとめっぽう弱いメディアの体質を痛烈に描写している。しかし、メディアをそのように甘やかしているのも私たち自身なのだ。メディアに映るものを本質と受け取ってしまう、大衆心理の愚かさ。
最初から最後まで緊張感が持続し、監督の鶴橋康夫の演出も非常に冴えてます。やっぱり彼は社会派作品が得意分野。なぜ「愛の流刑地」なんてとんでもないものに手を出してしまったのか。あの映画にはエロスが全くなかったですから。映画での初監督作品と言うことで、敢えて慣れないジャンルに挑戦したのかな。ともかく、社会派鶴橋康夫の面目躍如の見応え満点のドラマです。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
どんな色にも染まる妻夫木君
悪いやつの役もなかなか嵌ってました。
研修医役をすれば研修医に、普通の大学生役ならば大学生に見えてしまう妻夫木君。いつも感心してしまいます。それは彼自身の演技力なのか天性のものなのか分かりませんが、どの役を演じてもその人が出てくるタイプとは対極にいる人だとは思います。違う見かたをすれば個性がないと言えるのかも・・・
最近は柴咲コウ色にちょこっと染まっていますが。
さてこの作品、評判の良さに違わず見応えがありました。野沢尚 さんの脚本で鶴橋康夫さんの演出であればつまらないはずがありません。2時間があっというまに過ぎてしまいました。
そういえば 鶴橋康夫さんの映画初監督作品『愛の流刑地』の出来はどうなんでしょうか?
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ユーザーレビュー
悪役の妻夫木は期待していた以上に良かった。
投稿日
2004/10/13
レビュアー
RUSH
野沢尚氏の遺作になった作品です。テレビで見逃してしまいずっと見たくてたまらなかった作品でした。本格的な悪役の妻夫木をどうしても見たかったからです。私は妻夫木という俳優は悪役が似合うと思っていました。それだけに期待していたのです。やっぱり彼には悪役が似合います。今回の犯人役は彼にしかできないと思わせるほどハマリ役だったと思います。彼が悪役向きなのでは?と思ったのは映画「きょうのできごと」で関西弁を話している妻夫木を見た時でした。関西弁は関東の人が聞けばまるで喧嘩をしているように聞こえるというようにちょっとワルぶった妻夫木に見えたのです。その時の妻夫木にはなんの違和感もなくいい感じだと思ったのです。その時に「コイツ悪役やったら似合うんじゃないの?(失礼(^^ゞ)」と思ったのです。思った通りだと言うことがこの作品が証明してくれました。
この作品は役所広司、鈴木京香そして妻夫木聡の3人のでき次第で良くも悪くもなってしまうドラマだと思うのですが3名とも完璧でした。さすがとしか言いようがないです。脚本の出来も文句なしです。最後の方で妻夫木と役所が対峙するシーンはとても見応えがありました。特に妻夫木が見せた涙、このシーンを見た時、妻夫木の役者としての素質や才能の片鱗を見たような気がしました。ますます彼のファンになりました。
この作品を見て感じたことは、私は今、非常に不安定で危うい時代に生きているのだということです。メール一つで殺人や恐喝を依頼できてしまう時代です。最近、ネット上だけの知り合いで顔見合わせたこともない人に殺人を依頼し殺人未遂に終わった事件がありました。それにこの間もネットで自殺を呼びかけ集団自殺した事件もありました。この作品の中に描かれていた犯人がしたことは誰にでも出来る時代なのです。それだけに怖さは十分で良質のサスペンスになっていました。
私はこの作品を脚本家野沢尚氏が亡くなったことを知ってから拝見しました。彼はこの作品を書き上げていた時、何を思って書き上げていたのでしょうか?まるで自分の未来を決めてから書き上げたような内容でした。正直、見ていて寒気がするぐらいでした。ラストで出てくる主役の長坂が遺体となって発見されたシーンの長坂の顔が野沢氏の顔にだぶって見えました。ご冥福をお祈り致します。
野沢尚さんの遺作になってしまいました
投稿日
2004/09/24
レビュアー
オタエドン
心から冥福を祈りつつ、自ら命を絶たなければならなかった野沢氏の心の奥を思う時、この作品のラストのシーンにあるメッセージを感じずには、いられません。数々の名脚本を残し、これからさらに活躍?と思っていた矢先でした。本当に惜しい、早すぎる死でした。以前『反乱のボヤージュ』や『破線のマリス』などでも、話題になりました。今回の作品も、テレビなどのマスコミへの批判、厳しい視線を痛切に感じました。オリジナルの脚本にこだわり、過去の名作のリメークや、人気コミックの使用など安易な風潮を、さぞ嘆いていたのでは・・・と、思ったりもしてみます。この作品の主役のニュースキャスターを役所広司、その彼を追い詰めていく若き男、謎の犯人?を妻夫木君が好演していました。2000年、『リミットもしも、わが子が・・・』で初めて妻夫木君を見た際、なかなかだな〜と感じたのですが、今では若手有望ナンバー1です。その彼が、役所広司を追い詰めて行く、そしてラスト、命を掛けた役所の反撃の闘いとなります。かなり鳥肌が立ちました。そして目が潤んで・・・今回見直すと、号泣してしまいそうです。脇の人達、演出の鶴橋さんなど、そうそうの顔ぶれ。TVドラマでは、なかなか見ごたえあり。社会派の苦手な方にはちときついかも。
命よりも暴くことを選んだ男
投稿日
2010/04/19
レビュアー
蒼生
これはTV放映された時、リアルタイムで観た作品です。
かなり楽しめた記憶があり、再鑑賞したくなりました。
妻夫木聡は全然好きじゃないし、
演戯もあまりうまくないと今でも思ってますが、
この作品に関しては別です。
この役は彼しかありえないと言ってもいいです。
意外なほど、いい演戯をしてると思います。
実は彼にはこの路線のほうが合ってるのではないかさえと感じました。
彼の出演作をすべて観ているわけではないけど、
普段ほぼ好青年役ばかりの彼が演じてることで
その意外性がこのドラマに深みを持たせてると思います。
それに非の打ちどころがないほどの好青年な容姿なので
却って悪役としてインパクトがあり、
このキャラを引き立てていると思います。
かなり印象が強かった作品なので、
ストーリーはほとんど覚えてたんですが、それでも楽しめました。
確かTV放映時も妻夫木聡が悪役ということは隠してなかったと思うので
(やっぱりイントロダクションでも隠してませんね)
それはどんでん返しではなく、この作品の見どころなんでしょう。
そして、一番の見どころは終盤の役所氏との
命を賭け、策略を尽くした攻防だと思います。
野沢尚氏がキャスティングしたのかどうかも知らないのですが、
そのどこから見ても好青年にしか見えない、
失礼ながら幅のない彼に奥行きを与え、
容姿を逆手にとった、とてもいいキャスティングだと思いました。
展開・ストーリー・特に終盤・そしてラストシーンは秀逸です。
野沢尚氏の死が惜しまれます。
★★★★ 鶴橋×野沢+妻夫木×役所で最高のドラマに
投稿日
2007/04/15
レビュアー
ガラリーナ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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野沢尚のメディア批判ものを締めくくる最終章。「破線のマリス」よりもその切り方はパワーアップしてる。実際公式HPで野沢氏自身が、『この「砦なき者」のテーマは、テレビを信じてはいけないということ』、と言い切っている。テレビドラマというジャンルで曲がりなりにもギャラをもらっている人が、ここまで痛烈な批判を行う勇気はあっぱれだと思う。
そして、恋人の自殺はメディアの報道にあると訴えて一躍カリスマになっていく妻夫木聡が非常にいい。実は、私はオンエア当時、この悪役を妻夫木君がやると聞いて、少々不安だった。でも、蓋を開けてみればなんの、なんの。影のある青年を見事に演じている。2003年の「ジョセと虎と魚たち」、2004年の「砦なき者」で妻夫木聡は、確実に演技派への階段を上ったと思う。
妻夫木聡演じる八尋樹一郎は、報道の被害者という世間の同情をうまく利用してカリスマになっていく。これは、メディアそのものが「叩かれることに慣れていない」ことをうまく利用しているわけだ。つまり、被害者だと訴えられたことで萎縮してしまい、彼に対してまるでお手上げ状態。お祭り騒ぎは上手だが、批判されるとめっぽう弱いメディアの体質を痛烈に描写している。しかし、メディアをそのように甘やかしているのも私たち自身なのだ。メディアに映るものを本質と受け取ってしまう、大衆心理の愚かさ。
最初から最後まで緊張感が持続し、監督の鶴橋康夫の演出も非常に冴えてます。やっぱり彼は社会派作品が得意分野。なぜ「愛の流刑地」なんてとんでもないものに手を出してしまったのか。あの映画にはエロスが全くなかったですから。映画での初監督作品と言うことで、敢えて慣れないジャンルに挑戦したのかな。ともかく、社会派鶴橋康夫の面目躍如の見応え満点のドラマです。
どんな色にも染まる妻夫木君
投稿日
2007/01/16
レビュアー
おうち大好き
悪いやつの役もなかなか嵌ってました。
研修医役をすれば研修医に、普通の大学生役ならば大学生に見えてしまう妻夫木君。いつも感心してしまいます。それは彼自身の演技力なのか天性のものなのか分かりませんが、どの役を演じてもその人が出てくるタイプとは対極にいる人だとは思います。違う見かたをすれば個性がないと言えるのかも・・・
最近は柴咲コウ色にちょこっと染まっていますが。
さてこの作品、評判の良さに違わず見応えがありました。野沢尚 さんの脚本で鶴橋康夫さんの演出であればつまらないはずがありません。2時間があっというまに過ぎてしまいました。
そういえば 鶴橋康夫さんの映画初監督作品『愛の流刑地』の出来はどうなんでしょうか?
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砦なき者