ジョゼと虎と魚たち

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ジョゼと虎と魚たち / 妻夫木聡

全体の平均評価点:(5点満点)

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DVD

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「ジョゼと虎と魚たち」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

解説・ストーリー

大学生の恒夫はアルバイト先の麻雀屋である噂を耳にする。それは、近所に出没するひとりの老婆のこと。彼女はいつも乳母車を押しているが、その中身を知る者は誰もいないというのだ。そんなある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる例の乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。

「ジョゼと虎と魚たち」 の作品情報

作品情報

製作年: 2003年
製作国: 日本

「ジョゼと虎と魚たち」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 渡辺あや
原作: 田辺聖子
撮影: 蔦井孝洋
音楽: くるり

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ユーザーレビュー:315件

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1〜 5件 / 全315件

ああ…イイため息&切ないため息の嵐!

投稿日:2004/11/15 レビュアー:しゃれこうべ

リアルなんだけれど幻想的、淡いんだけれど力強い…
なんだかそんな対照的な2つが共存している不思議な作品でした。

みなさんレビューで書いてる通り、妻夫木君演じる大学生の恒夫はめちゃめちゃリアルな人物像なんです。ほんとにこんな大学生いますよね(っていうか私はたくさん見た)!
でもその反対にジョゼの存在はファンタジック。
で、そんな恒夫とジョゼの恋愛は、すご〜くリアルでもありファンタジックでもあったと思うんです。
でも、どちらかというとリアルなのかな…。

とにかく観ててたくさんため息が出ました。
まずは妻夫木くんのステキなキス(笑)。特に彼のファンでもない私ですが、もう彼がジョゼにするキスの嵐は愛おしさが溢れてるのが分かるんです(他の女性にしているキスにもドギマギしましたが…)!
おでこにチュ、鼻にチュ、それだけ観ててもドキドキしちゃって、ため息が…。
そして、終盤からラストでもため息(これはストーリーで)。
ジョゼが感じる別れの予感、そして恒夫の決断、その哀しさと切なさ…。寂しくなって…でも、恒夫はひどいわけではない…。そう考えるとため息がふ〜っと出ました。
でも、その切ないため息も、ラストのラスト、下から流しへニョキっと伸びてくるジョゼのまっすぐな手を見れば引っ込みました。
切ないけれど希望が溢れる…そんな対照的な2つをラストにも観た気がします。

そして、池脇千鶴ちゃんのたゆたうような大阪弁。これもとっても心地よくて、これにもため息!
本当ならちょっと腹が立ってもおかしくないようなキャラのジョゼなんだけれど、彼女だからこそ憎めないんですよね〜。

最後に余談ですが、かなりツボだったのは、本当に中小企業の社員さんでしょ? って感じの板尾さん(130R)! もう彼の姿を見るだけで爆笑しちゃいました! これまたため息(笑)。

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主演のふたりがとても素晴らしい ネタバレ

投稿日:2006/04/14 レビュアー:ガラリーナ

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邦画の純粋なラブストーリーで、これは!という作品に出会えることはあまりない。大体旬の若手女優を起用して、センチメンタルな音楽とありきたりなストーリーで泣かせようという作り手の魂胆が丸見えで、見終わったら「アホか」という言葉しか出てこない。だけど、この映画は違う。正直妻夫木くんは、この映画を見るまではただの人気俳優の1人だと思ってたけど、この映画を見てからはれっきとした映画俳優だな、と認識を改めた。それぐらいいい。

そして、ジョゼを演じる池脇千鶴。もう、強烈なキャラクターを自分のものにしてます。この子、すんごい口悪いんです。初めて出会った恒夫に「アンタ」呼ばわりやし、「アホか」とか「どっかいけ」とか大阪弁で連発。普通、こんな子好きにならんやろう、と思うのだが、なんとも魅力的なんですね。まっ、こんなにぶっきらぼうな女が料理を作らせるとうまい。そんなギャップがいいんです。足が不自由ということで台所の椅子から突然ドサッと落ちるシーンは、毎回ドキドキしてしまいます。ジョゼの危うさとかぶっきらぼうさを象徴したシーンです。

(以下ネタバレ)結末は悲しい。だけど、私にはこの結末があまりにリアルに感じられて怖いくらいだった。ジョゼの部屋を出て行った恒夫が、そのすぐ後で女友達と待ち合わせをしていて、しかもその女の目の前で別れのつらさに泣いてしまう。ほんとにどうしようもない男。だけど、なんか許せてしまう。そこは妻夫木くんの演技力によるところが大きいと思う。カンチは許せなかったけど、恒夫は許せるぞ。

好きになればなるほど、相手のために何かしたいと思う。でも、それが行き過ぎると空回りしたり、相手はそんなこと望んでなかったりして、臆病になったりする。でも恒夫は、ジョゼの笑顔が見たくて、がんばる。他人から見れば、同情や偽善と言われかねない行動も、恒夫にとっては純粋な愛情から出た行為。その末に行き着いた結末だからこそ、二人は受け入れられる。恒夫の愛という贈り物をもらったからこそ、ジョゼはようやく外界に飛び出す勇気を得たのだ。しかしまた、あんなに人を愛することはもうないことも、ジョゼはわかっている。いつも通り鮭を焼く彼女の表情は、晴れやかで、そして、切ない。

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日本にもこんなにいい映画があるだ・・と思わせてくれた作品。

投稿日:2004/08/07 レビュアー:RUSH

この作品を見ようと思ったのは妻夫木・池脇というキャスティングが理由です。この二人がどんな演技を見せてくれるのか?とても気になったからです。ホント見て良かったです。最後にとても切なくなる作品なんですが主役の二人の演技はたとえストーリーがどんなに変であっても見るだけの価値ありだと思いました。あ、この作品のストーリーは変じゃないですよ、念のため(笑)。あ、それとこの作品のタイトル「ジョゼと虎と魚たち」これっていったいなんだ?と思いませんでしたか?おいらはずぅ〜っと気になっていました(^^ゞ。でもこの作品を見終わって「あ、なるほど」と納得できました。何のことはないそのまんまだったんです(笑)。見ればきっとわかりますよ(^^ゞ。

この作品は妻夫木くんと池脇さんの魅力が炸裂しています・・う〜ん、ちょっとほめすぎかな?(^^ゞ。特に池脇さんの演技には見とれてしまいました。この女優さんはきっといい女優さんになるっていうかもうなっているのかもしれません(^^ゞ。以前からファンでしたがますます好きになりました。ホントいい演技を見せくれます(^○^)。妻夫木くんの方は彼らしい軽いノリのキャラを演じていました(^^ゞ。彼はやっぱり明るい役がよく似合いますね。人気があるのもうなずけます。この二人の息がぴったり合っているので海岸でのシーンやラブホテルでのシーンは本当に恋人同士って言う感じがすごくしていていい感じに仕上がっていました。それだけではなく、江口さんとのラブシーンや上野さんとのラブシーンもすごく自然な感じでいかにも今風な恋人達って言う感じがして「あぁ〜なんかいいなぁ〜こういうのって」と思わず思ってしまいました(^^ゞ。

作品の中に出てくる「あの雲、もって帰りたいわ」「ずっとそばにおって」「兄ちゃん、ひるんだと?」この3つのセリフは主人公の二人の心情をものの見事に表していると思いました。見ているおいらの心にズゥ〜ンっと響きました(^^ゞ。

おいらはラブロマンスは苦手であまり見ないのですがこの作品はすごく気に入りました。ちょっと切ないラブストーリーが見たいならこの作品をお薦めします。いい雰囲気を持った作品ですよ(^○^)。

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今年の邦画DVD'超'最高傑作

投稿日:2004/08/13 レビュアー:SKY MESSAGE

まだ8月の段階ですが、おそらく個人的ランキングで今年見た邦画NO.1になるでしょう。今まで見たきた邦画の中でもTOP3に入ります。ただこの映画の良さを書こうと思うのだが、言葉が見付かりません。どう表現すればいいのだろう・・・。

まぁとにかくレンタルせずに、DVDを買いなさい!!

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カナイハルキのSMキング

投稿日:2009/03/28 レビュアー:こんちゃん

 これ、手元にありながら何故か見ていなかった作品です。
 いろんなところでの高評価を聞いて構えてしまっていたのかもしれませんが、素直に良い映画です。

 最近はちょっと尻すぼみな感じですが、妻夫木聡ってちゃんとした演技も出来るんだなあと感心しました。池脇千鶴がベッドシーンに挑戦したということで話題になったらしいですが、演技として考えればこの作品では、妻夫木がすごいです。
 カナイハルキをコンパで発見し、大笑いしながら、
「何で、こんなところにいるんだよ!」
とぼこ殴りにするシーンや、ジョゼとの最初のときの、
「やべ・・俺、なんだか泣きそう・・」
なんてセリフは、普通脈絡が無くてうまく言えないと思うんですよね。
 どうも妻夫木と言うと泣きの芝居ばかりと思って辟易してしまうんですけど、この作品のエンディングの「泣き」は見事です。思わずもらい泣きしてしまいます。
 ジョゼの特異なキャラクターに対し、どこまでも平凡な大学生を演じきっています。この「普通」とか「平凡」とかを演技で出すのはめちゃくちゃ難しいんですよね。

 池脇千鶴は、この時点ではまだ演技は完成されていないんでしょうが、いい女優に育つだろうなと言う可能性は感じますね。セリフの「間」に関するセンスは絶妙です。こう言う感覚って訓練で習得できるものではなく、持って生まれたセンスみたいなものが大きいと思うのですが、彼女はお笑い芸人と言うか、漫才の「ボケ」でも、そこそこいけるんじゃないかと言うセンスを感じます。
 同じように上野樹里も。この作品の当時はたぶん、17か18でしょう。そこはかとなく嫌な女を演じながらも、どこか不思議な魅力が滲み出している不思議な感覚ですよね(顔はパンパンですけど・・・笑)
 新家英子や板尾創路、江口のりこ、大倉孝二、荒川良々、森下能幸等々、個性派俳優の中にあっても主演二人が食われることもなく、良質の青春ドラマが展開されます。ここらへんは犬童一心のうまさなんでしょうね。

 実際にはありえないのに、どこにでもありそうなストーリーに感じさせる普遍性が渡辺あやの脚本と共に料理にも感じられます。よく言うことですが(そして、敵を増やしてますが・・・笑)まったく熱さや匂いを感じない「かもめ食堂」や「めがね」の料理に比べると、
「うわ!出し巻き卵で熱いご飯、食いてえなあ・・・」
と思わせます。そして、それを妻夫木が実に旨そうに食うんですよね。常日頃、かみさんから、
「あなたって、ホントにおいしそうに食べてくれないから作り甲斐がない」
と言われている私としては、うらやましい限りなのです(笑)
 恒夫が最後に「逃げる」のですが、その逃げを責められない情景に描いているところに脚本としての完成度を感じますよね。お涙頂戴物語にしてしまうと、恒夫はとんでもない悪者になるんでしょうけど、
「いや・・・お前は悪くないよ。俺でも逃げるさ・・」
と感じてしまうんですよね。

 そして使われている音楽が良いです。くるりの「ハイウェイ」ですか・・・単体でもそこそこ良い曲なんですが、この映画に載せてみると、
エンディングでのジョゼの、
「それでも、あたしは生きていく」
と言う強さと言うかしたたかさが際立つんですよね。
 映画でもTVドラマでもいえる事だと思うんですけど、良い作品には必ず良い音楽がセットで提供されています。その曲を聴いた途端に映像が浮かび上がってくるんですよね。

 くるりの「ハイウェイ」を聞いたら、きっと恒夫におぶさったジョゼを思い出すに違いありません。




 

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ジョゼと虎と魚たち

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ああ…イイため息&切ないため息の嵐!

投稿日

2004/11/15

レビュアー

しゃれこうべ

リアルなんだけれど幻想的、淡いんだけれど力強い…
なんだかそんな対照的な2つが共存している不思議な作品でした。

みなさんレビューで書いてる通り、妻夫木君演じる大学生の恒夫はめちゃめちゃリアルな人物像なんです。ほんとにこんな大学生いますよね(っていうか私はたくさん見た)!
でもその反対にジョゼの存在はファンタジック。
で、そんな恒夫とジョゼの恋愛は、すご〜くリアルでもありファンタジックでもあったと思うんです。
でも、どちらかというとリアルなのかな…。

とにかく観ててたくさんため息が出ました。
まずは妻夫木くんのステキなキス(笑)。特に彼のファンでもない私ですが、もう彼がジョゼにするキスの嵐は愛おしさが溢れてるのが分かるんです(他の女性にしているキスにもドギマギしましたが…)!
おでこにチュ、鼻にチュ、それだけ観ててもドキドキしちゃって、ため息が…。
そして、終盤からラストでもため息(これはストーリーで)。
ジョゼが感じる別れの予感、そして恒夫の決断、その哀しさと切なさ…。寂しくなって…でも、恒夫はひどいわけではない…。そう考えるとため息がふ〜っと出ました。
でも、その切ないため息も、ラストのラスト、下から流しへニョキっと伸びてくるジョゼのまっすぐな手を見れば引っ込みました。
切ないけれど希望が溢れる…そんな対照的な2つをラストにも観た気がします。

そして、池脇千鶴ちゃんのたゆたうような大阪弁。これもとっても心地よくて、これにもため息!
本当ならちょっと腹が立ってもおかしくないようなキャラのジョゼなんだけれど、彼女だからこそ憎めないんですよね〜。

最後に余談ですが、かなりツボだったのは、本当に中小企業の社員さんでしょ? って感じの板尾さん(130R)! もう彼の姿を見るだけで爆笑しちゃいました! これまたため息(笑)。

主演のふたりがとても素晴らしい

投稿日

2006/04/14

レビュアー

ガラリーナ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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邦画の純粋なラブストーリーで、これは!という作品に出会えることはあまりない。大体旬の若手女優を起用して、センチメンタルな音楽とありきたりなストーリーで泣かせようという作り手の魂胆が丸見えで、見終わったら「アホか」という言葉しか出てこない。だけど、この映画は違う。正直妻夫木くんは、この映画を見るまではただの人気俳優の1人だと思ってたけど、この映画を見てからはれっきとした映画俳優だな、と認識を改めた。それぐらいいい。

そして、ジョゼを演じる池脇千鶴。もう、強烈なキャラクターを自分のものにしてます。この子、すんごい口悪いんです。初めて出会った恒夫に「アンタ」呼ばわりやし、「アホか」とか「どっかいけ」とか大阪弁で連発。普通、こんな子好きにならんやろう、と思うのだが、なんとも魅力的なんですね。まっ、こんなにぶっきらぼうな女が料理を作らせるとうまい。そんなギャップがいいんです。足が不自由ということで台所の椅子から突然ドサッと落ちるシーンは、毎回ドキドキしてしまいます。ジョゼの危うさとかぶっきらぼうさを象徴したシーンです。

(以下ネタバレ)結末は悲しい。だけど、私にはこの結末があまりにリアルに感じられて怖いくらいだった。ジョゼの部屋を出て行った恒夫が、そのすぐ後で女友達と待ち合わせをしていて、しかもその女の目の前で別れのつらさに泣いてしまう。ほんとにどうしようもない男。だけど、なんか許せてしまう。そこは妻夫木くんの演技力によるところが大きいと思う。カンチは許せなかったけど、恒夫は許せるぞ。

好きになればなるほど、相手のために何かしたいと思う。でも、それが行き過ぎると空回りしたり、相手はそんなこと望んでなかったりして、臆病になったりする。でも恒夫は、ジョゼの笑顔が見たくて、がんばる。他人から見れば、同情や偽善と言われかねない行動も、恒夫にとっては純粋な愛情から出た行為。その末に行き着いた結末だからこそ、二人は受け入れられる。恒夫の愛という贈り物をもらったからこそ、ジョゼはようやく外界に飛び出す勇気を得たのだ。しかしまた、あんなに人を愛することはもうないことも、ジョゼはわかっている。いつも通り鮭を焼く彼女の表情は、晴れやかで、そして、切ない。

日本にもこんなにいい映画があるだ・・と思わせてくれた作品。

投稿日

2004/08/07

レビュアー

RUSH

この作品を見ようと思ったのは妻夫木・池脇というキャスティングが理由です。この二人がどんな演技を見せてくれるのか?とても気になったからです。ホント見て良かったです。最後にとても切なくなる作品なんですが主役の二人の演技はたとえストーリーがどんなに変であっても見るだけの価値ありだと思いました。あ、この作品のストーリーは変じゃないですよ、念のため(笑)。あ、それとこの作品のタイトル「ジョゼと虎と魚たち」これっていったいなんだ?と思いませんでしたか?おいらはずぅ〜っと気になっていました(^^ゞ。でもこの作品を見終わって「あ、なるほど」と納得できました。何のことはないそのまんまだったんです(笑)。見ればきっとわかりますよ(^^ゞ。

この作品は妻夫木くんと池脇さんの魅力が炸裂しています・・う〜ん、ちょっとほめすぎかな?(^^ゞ。特に池脇さんの演技には見とれてしまいました。この女優さんはきっといい女優さんになるっていうかもうなっているのかもしれません(^^ゞ。以前からファンでしたがますます好きになりました。ホントいい演技を見せくれます(^○^)。妻夫木くんの方は彼らしい軽いノリのキャラを演じていました(^^ゞ。彼はやっぱり明るい役がよく似合いますね。人気があるのもうなずけます。この二人の息がぴったり合っているので海岸でのシーンやラブホテルでのシーンは本当に恋人同士って言う感じがすごくしていていい感じに仕上がっていました。それだけではなく、江口さんとのラブシーンや上野さんとのラブシーンもすごく自然な感じでいかにも今風な恋人達って言う感じがして「あぁ〜なんかいいなぁ〜こういうのって」と思わず思ってしまいました(^^ゞ。

作品の中に出てくる「あの雲、もって帰りたいわ」「ずっとそばにおって」「兄ちゃん、ひるんだと?」この3つのセリフは主人公の二人の心情をものの見事に表していると思いました。見ているおいらの心にズゥ〜ンっと響きました(^^ゞ。

おいらはラブロマンスは苦手であまり見ないのですがこの作品はすごく気に入りました。ちょっと切ないラブストーリーが見たいならこの作品をお薦めします。いい雰囲気を持った作品ですよ(^○^)。

今年の邦画DVD'超'最高傑作

投稿日

2004/08/13

レビュアー

SKY MESSAGE

まだ8月の段階ですが、おそらく個人的ランキングで今年見た邦画NO.1になるでしょう。今まで見たきた邦画の中でもTOP3に入ります。ただこの映画の良さを書こうと思うのだが、言葉が見付かりません。どう表現すればいいのだろう・・・。

まぁとにかくレンタルせずに、DVDを買いなさい!!

カナイハルキのSMキング

投稿日

2009/03/28

レビュアー

こんちゃん

 これ、手元にありながら何故か見ていなかった作品です。
 いろんなところでの高評価を聞いて構えてしまっていたのかもしれませんが、素直に良い映画です。

 最近はちょっと尻すぼみな感じですが、妻夫木聡ってちゃんとした演技も出来るんだなあと感心しました。池脇千鶴がベッドシーンに挑戦したということで話題になったらしいですが、演技として考えればこの作品では、妻夫木がすごいです。
 カナイハルキをコンパで発見し、大笑いしながら、
「何で、こんなところにいるんだよ!」
とぼこ殴りにするシーンや、ジョゼとの最初のときの、
「やべ・・俺、なんだか泣きそう・・」
なんてセリフは、普通脈絡が無くてうまく言えないと思うんですよね。
 どうも妻夫木と言うと泣きの芝居ばかりと思って辟易してしまうんですけど、この作品のエンディングの「泣き」は見事です。思わずもらい泣きしてしまいます。
 ジョゼの特異なキャラクターに対し、どこまでも平凡な大学生を演じきっています。この「普通」とか「平凡」とかを演技で出すのはめちゃくちゃ難しいんですよね。

 池脇千鶴は、この時点ではまだ演技は完成されていないんでしょうが、いい女優に育つだろうなと言う可能性は感じますね。セリフの「間」に関するセンスは絶妙です。こう言う感覚って訓練で習得できるものではなく、持って生まれたセンスみたいなものが大きいと思うのですが、彼女はお笑い芸人と言うか、漫才の「ボケ」でも、そこそこいけるんじゃないかと言うセンスを感じます。
 同じように上野樹里も。この作品の当時はたぶん、17か18でしょう。そこはかとなく嫌な女を演じながらも、どこか不思議な魅力が滲み出している不思議な感覚ですよね(顔はパンパンですけど・・・笑)
 新家英子や板尾創路、江口のりこ、大倉孝二、荒川良々、森下能幸等々、個性派俳優の中にあっても主演二人が食われることもなく、良質の青春ドラマが展開されます。ここらへんは犬童一心のうまさなんでしょうね。

 実際にはありえないのに、どこにでもありそうなストーリーに感じさせる普遍性が渡辺あやの脚本と共に料理にも感じられます。よく言うことですが(そして、敵を増やしてますが・・・笑)まったく熱さや匂いを感じない「かもめ食堂」や「めがね」の料理に比べると、
「うわ!出し巻き卵で熱いご飯、食いてえなあ・・・」
と思わせます。そして、それを妻夫木が実に旨そうに食うんですよね。常日頃、かみさんから、
「あなたって、ホントにおいしそうに食べてくれないから作り甲斐がない」
と言われている私としては、うらやましい限りなのです(笑)
 恒夫が最後に「逃げる」のですが、その逃げを責められない情景に描いているところに脚本としての完成度を感じますよね。お涙頂戴物語にしてしまうと、恒夫はとんでもない悪者になるんでしょうけど、
「いや・・・お前は悪くないよ。俺でも逃げるさ・・」
と感じてしまうんですよね。

 そして使われている音楽が良いです。くるりの「ハイウェイ」ですか・・・単体でもそこそこ良い曲なんですが、この映画に載せてみると、
エンディングでのジョゼの、
「それでも、あたしは生きていく」
と言う強さと言うかしたたかさが際立つんですよね。
 映画でもTVドラマでもいえる事だと思うんですけど、良い作品には必ず良い音楽がセットで提供されています。その曲を聴いた途端に映像が浮かび上がってくるんですよね。

 くるりの「ハイウェイ」を聞いたら、きっと恒夫におぶさったジョゼを思い出すに違いありません。




 

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