こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
奈良の旧市街地で代々墨職人を受け継いできた麻生家は旧家に暮らす4人家族。ある熱い夏の日、麻生家の双子の兄弟、圭と俊は路地裏を駆け回り遊んでいた。ところがその最中、圭は突然姿を消してしまう。必死の捜索も虚しく圭が見つかることはなかった。5年後、17歳になった俊は美術部に在籍する高校生。幼なじみの夕とは互いに淡い気持ちを共有していた。夏場は作業のない墨職人の父は“バサラ祭”の準備に忙しく、母のお腹には新たな命が宿っていた。そして俊は、忘れることの出来ない兄・圭への想いをキャンバスに描き続けていた。
奈良の旧市街地で代々墨職人を受け継いできた麻生家は旧家に暮らす4人家族。ある熱い夏の日、麻生家の双子の兄弟、圭と俊は路地裏を駆け回り遊んでいた。ところがその最中、圭は突然姿を消してしまう。必死の捜索も虚しく圭が見つかることはなかった。5年後、17歳になった俊は美術部に在籍する高校生。幼なじみの夕とは互いに淡い気持ちを共有していた。夏場は作業のない墨職人の父は“バサラ祭”の準備に忙しく、母のお腹には新たな命が宿っていた。そして俊は、忘れることの出来ない兄・圭への想いをキャンバスに描き続けていた。
製作年: |
2003年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
原題: |
SHARA |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
166分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR1017 | 2004年05月13日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
166分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
GNBR1017
レンタル開始日:
2004年05月13日
在庫枚数
6枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
166分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR1017 | 2004年05月13日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
166分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
GNBR1017
レンタル開始日:
2004年05月13日
在庫枚数
6枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
※2022年2月 現在のタイトル数
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
生と死、時間と空気の中での人間、難題の消化、様々なテーマがよぎります。
高校生の走る靴や下駄の音、奥まった木漏れ日の民家。
自然で、役者が今となりにいる人のように生活感、息づかいがありました。
いつもは大袈裟であまり好きでない生瀬の演技も、とつとつとしており父として書く墨書の言葉は味わいがあります。樋口可南子の女将が娘に出生の秘密を打ち明ける路地裏の風情などは距離、歩く時間長さなど、淡々と尾を引かないで好き。
もしかしたらとても日常的で平凡に見える人間の営みの中にもかなり非日常的な出来事が息を潜めて存在している、、、という様な感覚はおぼろげに感じました。
JUCEさんが「映像にも文法がある。」とおっしゃる言葉が見終わってよぎります。「映像の文法」を学ばず、理解も及ばない私ですが、知らずに観ていても、その存在と活用があるからこそ観るものを魅了しあるいは突き放し、心に残る物語を作り上げるのだと言う風に思いますし、それが映画の大きな魅力であると思います。
さて、本作にその文法が存在するのかしないのか、あるいは掟破りや確信犯的手段なのか私にはわかりません。
ただ、このような映画ではグサッと心に何か打ち込んで欲しいなと思って観ているので少々物足りなかったのは確か。
感情を煽る音楽も無く台詞の間が、表現は悪いが、正直かったるい感じもした。
風情よい流し素麺を何気なく食べ続け、満足感が足りないような、ここが、心に残る。という場所が無かったのが残念な気がする。
このレビューは気に入りましたか? 11人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
すごくいい。もの凄くいい。一言で言うならドキュメンタリー調、別な言い方をするならヌーヴェル・ヴァーグにもにた生々しさと言うことになるのだろうが、ゴダールやヴェンダースをその名前くらいしか知らなかったというシネフィルとしての経験を持たない彼女の撮る画は、その味わいにおいてヌーヴェル・ヴァーグのそれとは明らかに一線を画した全く独自なものだ。史上最年少(28歳)でカンヌのカメラドール(監督賞)を「萌の朱雀」で受賞したのも充分に頷ける力量と独自性だ(ちなみにこの年今村昌平が「うなぎ」でパルムドールを受賞したため、河瀬直美のことは余り話題には上らなかったようだ)。
手持ちカメラ、長廻しを大原則とし(例外は恐らく1カットしかない)、粒子が見えるほどの粗いフィルム(現像)の効果とも相俟って、一見スタイル/意匠の作家とも感じられるのだが、自分や自分を取り巻くものを執拗に撮ることから映画を始めた彼女にとってはそれは意匠というような取り外し可能な道具ではなく、止むに止まれぬ必然がもたらした抜き差しならぬものなのだと思う。そこには(物語を)語ることと撮ることとが一体となった映画のある種の理想の姿がある。クライマックスの一つであるバサラ祭りのシーンにおいて、それが物語や主題とは直接的な連関を持たないにもかかわらず相当な時間が割かれ、そのピークで人影を辿ることしかできないほどの強さで放水される中で踊り狂う主人公達を見た時には流れ出る涙を抑えることができなかった。
素人や映画初出演の人物が中心で演技をしない自然さで構成された映画なのだが、樋口可南子の演技臭さが例によって浮きまくっていた。恐らく樋口可南子はうまい女優ということができるのだろうが、そのうまさ故に逆に周囲から浮かび上がってしまい空々しさが全面に出てしまう。「沙羅双樹」は良い失敗は沢山ある映画だと思うけれど、後味の悪さを感じるような唯一の悪い失敗は樋口可南子の演技と、彼女を起用したことだけだろう。独自の素晴らしい映画であるだけに画竜点睛を欠いた感が否めなかった。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:23件
投稿日
2007/07/07
レビュアー
花ちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
生と死、時間と空気の中での人間、難題の消化、様々なテーマがよぎります。
高校生の走る靴や下駄の音、奥まった木漏れ日の民家。
自然で、役者が今となりにいる人のように生活感、息づかいがありました。
いつもは大袈裟であまり好きでない生瀬の演技も、とつとつとしており父として書く墨書の言葉は味わいがあります。樋口可南子の女将が娘に出生の秘密を打ち明ける路地裏の風情などは距離、歩く時間長さなど、淡々と尾を引かないで好き。
もしかしたらとても日常的で平凡に見える人間の営みの中にもかなり非日常的な出来事が息を潜めて存在している、、、という様な感覚はおぼろげに感じました。
JUCEさんが「映像にも文法がある。」とおっしゃる言葉が見終わってよぎります。「映像の文法」を学ばず、理解も及ばない私ですが、知らずに観ていても、その存在と活用があるからこそ観るものを魅了しあるいは突き放し、心に残る物語を作り上げるのだと言う風に思いますし、それが映画の大きな魅力であると思います。
さて、本作にその文法が存在するのかしないのか、あるいは掟破りや確信犯的手段なのか私にはわかりません。
ただ、このような映画ではグサッと心に何か打ち込んで欲しいなと思って観ているので少々物足りなかったのは確か。
感情を煽る音楽も無く台詞の間が、表現は悪いが、正直かったるい感じもした。
風情よい流し素麺を何気なく食べ続け、満足感が足りないような、ここが、心に残る。という場所が無かったのが残念な気がする。
投稿日
2006/01/06
レビュアー
parole※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
すごくいい。もの凄くいい。一言で言うならドキュメンタリー調、別な言い方をするならヌーヴェル・ヴァーグにもにた生々しさと言うことになるのだろうが、ゴダールやヴェンダースをその名前くらいしか知らなかったというシネフィルとしての経験を持たない彼女の撮る画は、その味わいにおいてヌーヴェル・ヴァーグのそれとは明らかに一線を画した全く独自なものだ。史上最年少(28歳)でカンヌのカメラドール(監督賞)を「萌の朱雀」で受賞したのも充分に頷ける力量と独自性だ(ちなみにこの年今村昌平が「うなぎ」でパルムドールを受賞したため、河瀬直美のことは余り話題には上らなかったようだ)。
手持ちカメラ、長廻しを大原則とし(例外は恐らく1カットしかない)、粒子が見えるほどの粗いフィルム(現像)の効果とも相俟って、一見スタイル/意匠の作家とも感じられるのだが、自分や自分を取り巻くものを執拗に撮ることから映画を始めた彼女にとってはそれは意匠というような取り外し可能な道具ではなく、止むに止まれぬ必然がもたらした抜き差しならぬものなのだと思う。そこには(物語を)語ることと撮ることとが一体となった映画のある種の理想の姿がある。クライマックスの一つであるバサラ祭りのシーンにおいて、それが物語や主題とは直接的な連関を持たないにもかかわらず相当な時間が割かれ、そのピークで人影を辿ることしかできないほどの強さで放水される中で踊り狂う主人公達を見た時には流れ出る涙を抑えることができなかった。
素人や映画初出演の人物が中心で演技をしない自然さで構成された映画なのだが、樋口可南子の演技臭さが例によって浮きまくっていた。恐らく樋口可南子はうまい女優ということができるのだろうが、そのうまさ故に逆に周囲から浮かび上がってしまい空々しさが全面に出てしまう。「沙羅双樹」は良い失敗は沢山ある映画だと思うけれど、後味の悪さを感じるような唯一の悪い失敗は樋口可南子の演技と、彼女を起用したことだけだろう。独自の素晴らしい映画であるだけに画竜点睛を欠いた感が否めなかった。
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
商品をポストに投函すればOK!
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。
定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
沙羅双樹