「閉ざされた森」 の解説・あらすじ・ストーリー
ある夜、訓練中のレンジャー隊7名が、嵐の密林地帯で消息を絶つ。17時間後ヽ名の生存者が発見されるものの、彼らは味方同士で撃ち合っていた。そして、一人が捜索隊の目の前で殺される。結局、重傷者を含む2名が救助され、いまなお隊長のウエストを含む4名が行方不明のまま。間もなく、ジュリー・オズボーン大尉が調査を開始するが、救助された兵士は彼女の尋問に黙秘を続けた。そこで、オズボーンの上官スタイルズ大佐は、かつてウエストに訓練を受けていた元レンジャー隊員で尋問術に長けた麻薬捜査官トム・ハーディを呼び寄せる。
「閉ざされた森」 の作品情報
製作年: | 2003年 |
---|---|
製作国: | アメリカ |
原題: | BASIC |
「閉ざされた森」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | ジョン・マクティアナン |
---|---|
製作: | マイク・メダヴォイ 、 アーニー・メッサー 、 マイケル・タドロス 、 ジェームズ・ヴァンダービルト 、 モリッツ・ボーマン |
製作総指揮: | モリッツ・ボーマン 、 ベイジル・イヴァニク 、 ジョナサン・D・クレイン 、 ナイジェル・シンクレア |
出演: | コニー・ニールセン 、 ジョン・トラボルタ 、 サミュエル・L・ジャクソン 、 ジョバンニ・リビジ 、 ブライアン・バン・ホルト 、 テイ・ディグス 、 ティム・デイリー |
脚本: | ジェームズ・ヴァンダービルト |
---|---|
撮影: | スティーヴ・メイソン |
音楽: | クラウス・バデルト |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
98分 | 日本語・英語・音声解説用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD32649 | 2004年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
17枚 | 0人 | 2人 |
収録時間:
98分
字幕:
日本語・英語・音声解説用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
RDD32649
レンタル開始日:
2004年02月25日
在庫枚数
17枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
2人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
98分 | 日本語・英語・音声解説用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD32649 | 2004年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
17枚 | 0人 | 2人 |
収録時間:
98分
字幕:
日本語・英語・音声解説用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
記番:
RDD32649
レンタル開始日:
2004年02月25日
在庫枚数
17枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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フェアとアンフェアと
迷走を続けるマクティアナン。迷い続けているというか、もう見限ったほうがいいのかもしれない。本作の場合は脚本が悪すぎるので、彼のせいばかりではないのかもしれないけれど。
黒澤明『羅生門』に代表されるような、ひとつのできごとを複数の視点から再現する方法には、危険がつきまとう。
映像として描かれたことは普通、物語上の事実を意味するからだ。描かれたことが嘘だとすれば、観るものは物語を追う手がかりを失ってしまう(それ自体が狙いの映画もあるけれど、この場合は違うので省略)。
『羅生門』がその陥穽を免れているのは、描こうとしているのが「実際に何があったのか」ではなく、「登場人物の主観ではどう見えたのか」であるからだ。主観によって異なる事実から、観るものは人間のエゴや事実の歪曲を知り、楽しむことができる。
ところが、『閉ざされた森』では、登場人物が意図的に嘘をつき、それが映像として再現され、観るものにそれが嘘の再現であると分かるような手がかりは与えられずじまいなのである。
これはあまりにもアンフェアだ。
ジョン・ギラーミン『ナイル殺人事件』でも再現映像の嘘をめぐって一部で議論があったと記憶しているけれど、本作は観るものの混乱を「どんでん返し」に利用している気配が濃厚で、より問題が大きいと思う。
本当はなにより、オチがつまんないのが一番いけないんだけどね。ミステリーとしても失格。いい雰囲気でているところもあるので残念だけど、5点(100点満点のね)。
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ちょっと待て それでいいのか どんでん返し
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『ユージュアル・サスペクツ』的どんでん返しと言えばそうなんだけれど、
『ユージュアル〜』を観終わった後には「くっそ〜、ヤラレタ〜っ!」って、爽快かつ笑顔で言えたのに、この映画では言えなかったなぁ…。
というのも、この映画の場合、どこまでがウソで、どれが本当なのかこんがらがってしまったので。
ちょっとつじつまが合わないようなところもあるし…。
まぁ、自分で色々と推理して、友人と議論すると面白いわけではありますが(笑)。
この映画、もう1度観ればもっと理解できるようになるのかもしれないけれど、
何度も観なけりゃ理解できないような映画って、ちょっと問題だと思うんですよね〜。
「何回観ても面白い映画」と「何回か観ないと面白さが分からない映画」って、全然違うと思うんです。
そういう点ではなんだか残念。
ちょっと最近、どんでん返しの映画にもウンザリ感があるから余計なのかも…。
でも、トラボっちゃんは相変わらずの感じが嬉しかったんだけれど。
ちょっとダンスでも踊ってくれればもっと嬉しかったなぁ(笑)。
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雨に消える8
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ずっと見たかったのですが 100円ビデヨでようやくです みんな2004年にレヴューしてるのに 2006年にレヴューしてる よふかしさんのそのまた二年遅れのレヴューです はい
よふかしさんのおっしゃいます 描かれたことが嘘だとすれば 見るものは物語を追う手がかりを失ってしまう と ケチケチさんのおっしゃいます そこまで黒幕とかわかってるのなら そんな手の込んだことする必要はない ってのがだめなとこを要約してないでしょうか
そうは言われても こんぐらかった話であり 顔に傷でも付けてもらわないと 誰が誰だかわからないボク朕からすると つじつまがあっていたって 理解が出来ない物語でした まあ単純にトラボルタの仲間と 麻薬に関わる連中をはっきりわかるように 女捜査官が推理してくれるようにすれば すっきりするのかな
それでもまあ同じ閉ざされた「呪い村436」よりは 映画のグレードは高いし 雰囲気もあるので まあまあ最後まで追っかけて見れますね 「プレデター」の透明な皮膚でわかるように マクティアナンは皮膚や表層にいつも関心をそそぐ映画作家であり この作品においても 降り止まぬ雨がうっすらとスクリーンを皮膜のように覆いつくし これまた好きなジャングルの閉塞感を巧みに表わします 雨と言う名の皮膚が空想的な物語を二重に閉じ込めているのでしょうか
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嵐が晴れたとき
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中盤くらいまで、芥川龍之介の『藪の中』みたいな話だなー
と思って観てたんです。
確か、あの小説では結局“真相は藪の中”って感じで
明かされず終わってたと思いますが、
この作品はちゃんと明かされます。
しかも、なかなかの衝撃です。
これからご覧になる方は、
できれば鑑賞後にレビューを読んだ方がいいです。
もちろん、ネタバレレビューはあまりないですが。
でも、私のこのレビューだけだって
楽しみ半減するんじゃないかと心配になるくらいです。
あるとき、ある人物の、ある言葉で、
「何何何何?誰誰誰誰??」って感じで、
ものすごくとっちらかりました。
しかもその後もまだまだ展開します。
『藪の中』みたいと思い、油断して観ていたので
とっちらかった後はついていくのに必死でした。
そして、ラストにまた驚かされて、でもスッキリして終わりました。
前半「これで★3個+αかなー」と感じてた疑問も一緒に。
4個以上ついててもいいとすら思います。
とにかく、すごくおもしろかったです。
特にミステリー好きな方にお勧めだと思います。
もうこれ以上は書けないです。
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ミリタリーミステリードラマとでも言うのでしょうか?
う〜ん・・・難しい・・・私はこの作品を見る前にDVD&ビデオデータを持ち出し、登場人物を把握してから見ました。たぶんそうでもしないとわけわからん状態になると思ったのです。その予想は的中でした。ほとんど大雨&暗闇の中でのシーンが多いので登場人物を把握していても誰が誰やらわからなくなりそうでした。
割と早い内に「たぶん黒幕はコイツだな?」という目星はたてられたのですが推理は出来ませんでした(^^ゞ。つまりカンと言うしかないんですが・・(^^ゞ。でもなんかやっぱりわかりません。まだ1回見ただけですが何回か見ないと私にはわからないみたいです。どぉ〜もなんか納得できないと言うかつじつまがあわない感じがして気持ち悪いのです。何となくエンディングもそうなるのではって感じがしていたのですがその通りになってしまいました。あのエンディングのせいで納得がいかないのかもしれません。
でもどれが「うそ」でそれが「真実」なのか頭が痛くなります(^^ゞ。ミステリー好きにはたまらない作品に間違いないと思います。もう一回見るぞぉ〜(^^ゞ。
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閉ざされた森
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ユーザーレビュー:221件
2006/02/04
迷走を続けるマクティアナン。迷い続けているというか、もう見限ったほうがいいのかもしれない。本作の場合は脚本が悪すぎるので、彼のせいばかりではないのかもしれないけれど。
黒澤明『羅生門』に代表されるような、ひとつのできごとを複数の視点から再現する方法には、危険がつきまとう。
映像として描かれたことは普通、物語上の事実を意味するからだ。描かれたことが嘘だとすれば、観るものは物語を追う手がかりを失ってしまう(それ自体が狙いの映画もあるけれど、この場合は違うので省略)。
『羅生門』がその陥穽を免れているのは、描こうとしているのが「実際に何があったのか」ではなく、「登場人物の主観ではどう見えたのか」であるからだ。主観によって異なる事実から、観るものは人間のエゴや事実の歪曲を知り、楽しむことができる。
ところが、『閉ざされた森』では、登場人物が意図的に嘘をつき、それが映像として再現され、観るものにそれが嘘の再現であると分かるような手がかりは与えられずじまいなのである。
これはあまりにもアンフェアだ。
ジョン・ギラーミン『ナイル殺人事件』でも再現映像の嘘をめぐって一部で議論があったと記憶しているけれど、本作は観るものの混乱を「どんでん返し」に利用している気配が濃厚で、より問題が大きいと思う。
本当はなにより、オチがつまんないのが一番いけないんだけどね。ミステリーとしても失格。いい雰囲気でているところもあるので残念だけど、5点(100点満点のね)。
2004/09/14
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
『ユージュアル・サスペクツ』的どんでん返しと言えばそうなんだけれど、
『ユージュアル〜』を観終わった後には「くっそ〜、ヤラレタ〜っ!」って、爽快かつ笑顔で言えたのに、この映画では言えなかったなぁ…。
というのも、この映画の場合、どこまでがウソで、どれが本当なのかこんがらがってしまったので。
ちょっとつじつまが合わないようなところもあるし…。
まぁ、自分で色々と推理して、友人と議論すると面白いわけではありますが(笑)。
この映画、もう1度観ればもっと理解できるようになるのかもしれないけれど、
何度も観なけりゃ理解できないような映画って、ちょっと問題だと思うんですよね〜。
「何回観ても面白い映画」と「何回か観ないと面白さが分からない映画」って、全然違うと思うんです。
そういう点ではなんだか残念。
ちょっと最近、どんでん返しの映画にもウンザリ感があるから余計なのかも…。
でも、トラボっちゃんは相変わらずの感じが嬉しかったんだけれど。
ちょっとダンスでも踊ってくれればもっと嬉しかったなぁ(笑)。
2008/01/28
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ずっと見たかったのですが 100円ビデヨでようやくです みんな2004年にレヴューしてるのに 2006年にレヴューしてる よふかしさんのそのまた二年遅れのレヴューです はい
よふかしさんのおっしゃいます 描かれたことが嘘だとすれば 見るものは物語を追う手がかりを失ってしまう と ケチケチさんのおっしゃいます そこまで黒幕とかわかってるのなら そんな手の込んだことする必要はない ってのがだめなとこを要約してないでしょうか
そうは言われても こんぐらかった話であり 顔に傷でも付けてもらわないと 誰が誰だかわからないボク朕からすると つじつまがあっていたって 理解が出来ない物語でした まあ単純にトラボルタの仲間と 麻薬に関わる連中をはっきりわかるように 女捜査官が推理してくれるようにすれば すっきりするのかな
それでもまあ同じ閉ざされた「呪い村436」よりは 映画のグレードは高いし 雰囲気もあるので まあまあ最後まで追っかけて見れますね 「プレデター」の透明な皮膚でわかるように マクティアナンは皮膚や表層にいつも関心をそそぐ映画作家であり この作品においても 降り止まぬ雨がうっすらとスクリーンを皮膜のように覆いつくし これまた好きなジャングルの閉塞感を巧みに表わします 雨と言う名の皮膚が空想的な物語を二重に閉じ込めているのでしょうか
2010/08/15
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
中盤くらいまで、芥川龍之介の『藪の中』みたいな話だなー
と思って観てたんです。
確か、あの小説では結局“真相は藪の中”って感じで
明かされず終わってたと思いますが、
この作品はちゃんと明かされます。
しかも、なかなかの衝撃です。
これからご覧になる方は、
できれば鑑賞後にレビューを読んだ方がいいです。
もちろん、ネタバレレビューはあまりないですが。
でも、私のこのレビューだけだって
楽しみ半減するんじゃないかと心配になるくらいです。
あるとき、ある人物の、ある言葉で、
「何何何何?誰誰誰誰??」って感じで、
ものすごくとっちらかりました。
しかもその後もまだまだ展開します。
『藪の中』みたいと思い、油断して観ていたので
とっちらかった後はついていくのに必死でした。
そして、ラストにまた驚かされて、でもスッキリして終わりました。
前半「これで★3個+αかなー」と感じてた疑問も一緒に。
4個以上ついててもいいとすら思います。
とにかく、すごくおもしろかったです。
特にミステリー好きな方にお勧めだと思います。
もうこれ以上は書けないです。
2004/04/27
う〜ん・・・難しい・・・私はこの作品を見る前にDVD&ビデオデータを持ち出し、登場人物を把握してから見ました。たぶんそうでもしないとわけわからん状態になると思ったのです。その予想は的中でした。ほとんど大雨&暗闇の中でのシーンが多いので登場人物を把握していても誰が誰やらわからなくなりそうでした。
割と早い内に「たぶん黒幕はコイツだな?」という目星はたてられたのですが推理は出来ませんでした(^^ゞ。つまりカンと言うしかないんですが・・(^^ゞ。でもなんかやっぱりわかりません。まだ1回見ただけですが何回か見ないと私にはわからないみたいです。どぉ〜もなんか納得できないと言うかつじつまがあわない感じがして気持ち悪いのです。何となくエンディングもそうなるのではって感じがしていたのですがその通りになってしまいました。あのエンディングのせいで納得がいかないのかもしれません。
でもどれが「うそ」でそれが「真実」なのか頭が痛くなります(^^ゞ。ミステリー好きにはたまらない作品に間違いないと思います。もう一回見るぞぉ〜(^^ゞ。