デス・トゥ・スムーチー

ロビン・ウィリアムズが子供向け番組を降板させられた事をエドワード・ノートンのせいだと逆恨みして暗殺計画まで画策する、少々辛目のスパイスも効かしたブラックコメディーです。

なかなか豪華な俳優が競演してるものの日本では劇場未公開だったらしいんですが、内容を知ると未公開の判断は正解でしょうね。
単なるブラックコメディーじゃなくサスペンスにグロ、色んなモノ詰め込んだけど昇華しきれてないような・・・。

しかし、ノートンは勇気ある出演でしたね(笑)
サイの着ぐるみ姿を観るにつけ、俳優としてのキャリアに何らかのプラスになったと信じましょう。
ロビン・ウィリアムスの悪役は板に付きすぎでしょ。
特にイッっちゃってるサイコ系の演技は少々鼻につきます(笑)

物語自体色んな要素を織り交ぜてるんで退屈はしないんですが、特段笑いもしないし、感動もしない、はたまたハラハラドキドキもしないし、心が温かくなるでもなし、どれも中途半端な印象なんです。
特別な印象が無いものの、そこそこ楽しめる作品と言うことで^^;

おすすめ度★★☆☆☆

いまさらレビューです。

初めて観た時から何だか不思議な感覚のあるこの作品、
ジャンルは何かと言われたらサスペンス・コメディーになるのかな？
シニカル＆ブラックだけど、痛烈にスパイスがあるわけでもなく、
サスペンスって言っても人がただ殺されるだけ、コメディーとしても素直に笑えるところは見当たらず・・・。
強烈だったのは当時ストーカーキャラが板につき始めていたロビン・ウィリアムスの卑猥なセリフを含めた怪演くらい。

でも悪口ではないんです。
ビデオスルーっていうのはもったいないくらいの作品なので。

でもこういう映画って人を選ぶというか、一般的に観づらい代物だと思うんです。
まるで、流行らない個人の飲食店みたいに壁じゅう短冊メニューがぎっしり貼ってあって、
何が売りたいのかよく分かんない、それで敬遠されてますますダメになるという感じ？
　
キャストは超豪華で、
コメディの大御所、ダニー・デヴィート、
良い人か変人かの境目がこの頃あいまいになりつつあったロビン・ウィリアムス、
ハードあるいはほっこり系のエドワード・ノートン・・・。

んんー、やっぱり何屋さん？？って感じの映画だな(・_・;)

ダニー・デヴィートをちょっと持て余しちゃってるような気がする。
ブラックコメディとしていまひとつなのはそのせいかも。

でもあらすじ見ずに観てみると一体なんだ？って感じで楽しめると思います。
決してつまらない映画ではないです。

ミュージカル映画にストーカー、ハードボイルド、サスペンス、コメディ、青春ドラマを少しずつ足したような感じかな。
観てソンはないと思います〜。

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さすが、芸達者！ロビン・ウィリアムズ、ダンスがお上手！
エドワード・ノートンの着ぐるみ姿が何と愛らしいこと！スムーチーがキッズに大人気になるのもうなずけるかわいらしさ。あの、笑顔でにっこり笑われると癒されますねえ。
ただ、難を言えば、スムーチーを殺したいほど憎んでいたレインボーがいきなり味方になってイイ人になってしまう展開に、もう一ひねり欲しかったところ。あれほどまでに殺意を抱いていたのに、えっつ？いいの？って感じでした。あと、ヒロインの女性に魅力を全く感じませんでしたね。
まあ、気軽に見るには楽しい映画です。（ちょっと長いけど。。）

こういう子供番組好きデス。最近のロビンはヤバイ役が多いなー。
この作品って犯罪モノ？コメディ？恋愛？何だろうな。
それにしても、ロビンとノートンの弾け具合は面白かった。

ただ、例えばノートン目当てとか、ロビン目当てでも、結構楽しめると思います。
私はノートン目当て。
彼が着ぐるみ着てるだけでも、結構興味津々だったし〜
もちろん、ロビンも捨て難い〜♪
最初ね、彼のお得意？タップダンスと歌で始まって、で、いきなり場面変わって怪しげ〜なサスペンス色・・、ところがどっこい子供向け〜？
って思考回路が忙しく働いてましたね（笑）
うんと、結局は全編通して子供向けに感じる大人の作品でした（笑）
ブラックユーモアが散りばめられてて子供が見てもつまんないだろうから^^;
テンポは良いし、すっごい好青年のノートンは良いし、と楽しめるはずなんだけど・・何か足らないなぁ?(・_・;?って感じですかね。
ラストにハッピーエンドでめでたし、めでたし♪
監督のダニーも出演してますよ、彼らしい役で＾＾
あっ、そうそう、ＤＶＤ特典に入ってたメイキングやＮＧシーンも面白かったですよ。うーーん、ノートンの着ぐるみ＆ロビンの悪役キレぶりを見たい人は楽しめるかな＾＾