詩人の大冒険

チャウシンチーというと少林サッカーのイメージがぼーん☆ですが、なんとなくパッケージに惹かれてみてみました。
ふっつーの中国的話しなんだけど、それがいいですねえ　私凄い気に入った。少林サッカーの時はなんて言うかヤローの世界炸裂で汗のくささとかなんか男のゴツさとか惨めっぽい良さとか一杯見さされて、どう　おれって凄いだろみたいな　んなもんらねーよ、みたいな気持で　なんていうか強引すぎるのも飽きられるよね。
で、サッカー映画ではブルースリーみたいだったチャウシンチーが女の子に向かってこの映画の中で、センスをひらぱたさせながら歌うシーンがあるんですが、それ見てびっくり。いい男じゃん！可愛い顔してる！どうしてこんな甘さのある感じのイケメンがあんなむっさい少林サッカーなんてマンガっぽいもん作ったんだろう。などと思いました。後天的な物かなあ。彼はかなり可愛いよ。素材もそうだけど、きっと性格も。中国は男はカンフー！っていう雰囲気あるからなあ。でもマフィアっぽい映画作ってみたり、なかなかそっち路線に進んでいただいても結構いい感じになりそうでドキドキしました。甘い雰囲気って出そうと思って出せるもんじゃないしな。うん。
これは少林サッカーのおまけ映像だったかちょっと忘れたのだけど、どういう発想でこの映画を…とかなんとか（少林サッカーの収録でした）インタビュー受けていて、いやあそれは日本のマンガですよぉ〜などとイキった調子でフフンみたいな仕草で答えるあたり、鼻高々になっている中国人そのもので面白かったー☆当分見ないけどまた思い出した頃に面白い新作作っていてね。劇場で見てもいい、こんだけ濃いい頑張り見せてくれるなら。

ストーリーがよくできているし、中国の昔ふうの画像が見られる、という事だけでも楽しめます。
さらには、ワイヤーアクションあり、これでもかの、おばかなギャグも満載、存分に楽しめました。
特典インタビューで、チャウシンチーが、やりすぎた、なんて言っていますが、若かりし彼のあふれる才能とエネルギーを見たようで、感慨があります。

　珍しくストーリーがしっかりしていると思ったら、古典を基に作られていました。わかりやすくて楽しかった。
シンチーはやりすぎたといってましたけど、それほど下品にもならず、楽しく見ることができました。
作られてから年月がたっている割には古臭さもなく、そんなにアクも強くなくいい出来だと思います。
コンリーはいい役者さんだけど、コメディのノリはやっぱり余りよくないかな？というか無理があるのかな？という感じでした。

コン・リーを観るだけでも絶対にオススメです。
２０４６のときのような少しおばさんのコン・リーも魅力があって素敵ですが、若い頃の彼女は山口百恵みたいでかわいいです。

シンチー作品でも度を越したシーンがないので、
最初から最後まで安心して楽しめます。

シンチーは本作品のような若旦那（少爺シウイェ）
の役がとても似合います。

このタイトルの映画は、はっきり言って知らなかった。チャウ・シンチー自体、あまり知らなかった。しかし、この映画を観ると彼の映画を観たくなる要素がふんだんにある。まず、この時代劇の彼がよく似合ってるという点。主演も演出にも一部手掛けていて、そのユーモアセンスは抜群の点。ただ、この作品でも爆笑するシーンは沢山あるのだけれど、一人で観るには問題はないが、恋人や夫婦二人で観る場合は、笑いの箇所によぉく気をつけなければセンスを疑われる。『こんなシーンで爆笑するなんて下品ねぇ』と言われない様にしましょう。何れにしても彼の主演作の中でもかなり面白い方だと思う。よくコン・リーが出たなぁと思う。