星に願いを。

　全てが薄っぺらくてまったく心は映画と一度もシンクロすることなく終わってしまいました。同じく竹内結子主演の『天国の本屋』があからさまにファンタジーを主張することで言い訳を作っていて「まあ、いいか」とこちらも大らかな気持ちで見られるの対し、こちらは観客に媚を売るために「ヒットの要素を揃えましたよ、ほらいい映画でしょ」と言わんばかりの薄ら寒いうそ臭さというか、いやらしさを感じます。竹内結子は竹内結子らしい演技だし、カメラも画はしっかり創っているのでそれだけにこの映画が余計空しく感じられます。しかし竹内結子も「看護婦を演じる竹内結子を竹内結子が演じさせられている」という雰囲気でちょっと痛かったです。唯一、國村隼だけが短い演技の中で映画をピリッと締めていたのだけは流石です。
　さらに輪をかけるようにそれまでのトーンとはまったく違う、オフザケ感ありありの天の声で、恐らくそれまで何とかこの映画に付いていけていた観客もさっと心が離れてしまったことでしょう。
　
　なんだか全体的に「こんな映画にしたい」「こんな映画を撮りたい」という作り手側の熱意が感じられない映画です。

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「今あいにゆきます」のラブシーンはなかなかうまい演出だった
が　中村ししわらべてめえほんとにやっちゃってたのか＜＜こら

まそれはおいといて　「黄泉がえり」と同じ企画物で　こりゃおいしいとやっぱ飛びつかなきゃね富樫君　予算も使えて　北海道でのんびりして　いいんじゃないの
シネフィル的興味からだと　記憶じゃなくて視覚についての話だな　盲目の彼は愛する彼女が見えない　半分幽霊になった時今度は　みんなが彼を認識しない　ところが観客は主人公がみんなにどう見えてるのかがわかんない　てな感じだけど　まあそれが　らしく展開されるわけでもないから　普通のラブストーリーか

「阿修羅城の瞳」の染五郎とりえのように　二人は赤い糸で結びついている　また「時をかける少女」の後日談のような話だな
それで赤だけにトマトジュースや　点字の日記やハモニカで事態が竹内結子に呑みこめちゃうってのはどうよ　あまりにも安易　まあいいけどさ　けどさどうしてこうも　不幸な状態に自分を置きたい願望症候群映画は続くかね　飽きるまでやってください

　三年程前に、香港映画『星願あなたにもういちど』を見ました。　今回、２本を続けて見直しました。　
　もう、何と言っても、香港のセシリア・チャンの素敵さ。　
　リッチー・レンの存在感には参りました。　
　自分の中にイメージが出来上がってしまった様です。　
　『ゴースト　ニューヨークの幻』以来、この手の映画は、　
　必ず、感動を呼ぶようです。　
　ただ、私は日本版では、泣けませんでした。　
　人それぞれですが、もし香港版を見てない方は、　
　　ぜひぜひご覧下さい。　

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出来すぎた、ありがちなストーリー。決してプロとは言えない演出。
しかし、この陳腐な物語に、自分自身の人生を重ねずにはいられなかった。竹内結子の情熱あふれる演技、率直で強い力をもつ言葉と行動、そして、か細いメロディ。すべてが儚く、消えそうな存在であるからこそ、人間の生き様や愛情を如実に語る力があるのだと感じた。
ラストシーンで竹内扮するヒロインが「どこにも行かないでよ」という。当然のように、最愛の彼はさよならという。彼女の胸の中に消える彼。ばかみたいなラブシーンだけど、正直言って僕は信じずにはいられなかった。語り尽くされることにない、終わり無き愛情の物語を。

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”あなたの想いは大切なあの人に伝わっていますか？”香港映画『星願。あなたにもう一度』のリメイクです。といっても．オリジナルはまだ観ていません。いまの時点ではあまり興味が湧きません．．．

なんだかイマイチ気持ちが乗らなかった．．．というより集中出来なかった。というのは．ファンタジーなのに現実に戻されてしまう瞬間というか．突っ込みどころが多かった気がする。
甦った人の顔が同じ！
人間が飛びすぎる事故のシーンがありえない！
バスの中のアナウンスのノリの軽さ！
爺さん婆さんの雰囲気の違う演技！
とってつけたような流れ星！
そして先が見え過ぎてしまうストーリー！
その日に消えると知っているのに最後に彼が隠れた理由はなんだったのか！

自分が観たときの体調や気持ちがそぐわなかったのか．どうも変なところに引っ掛かってしまった．．．

でも.唯一素晴らしかったのは．國村隼さんの演技。本当に素晴らしい！！その部分だけ観ても涙がこみ上げてきた。國村さんの演技が一番想いを伝えていたと思う。