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夜になるまえに / ハビエル・バルデム

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「夜になるまえに」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

キューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスが死の直前に綴った自伝を基に、「バスキア」で監督デビューを果たしたジュリアン・シュナーベルが映画化。その波乱に満ちた生涯を力強く描く。1943年、キューバに生まれたアレナスは詩に夢中になり、カストロによるキューバ革命の熱狂を経て、20歳で作家としてデビューをはたす。が、カストロ独裁政権下では、芸術家、しかもホモセクシャルであるアレナスは激しい迫害の対象となってしまう……。

「夜になるまえに」 の作品情報

作品情報

製作年:

2000年

製作国:

アメリカ

原題:

BEFORE NIGHT FALLS

受賞記録:

2000年 ヴェネチア国際映画祭 男優賞

「夜になるまえに」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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自由って何だろう?

投稿日:2006/07/14 レビュアー:吟遊旅人

 独裁にもいい独裁と悪い独裁があるのだとかつて思っていたが、独裁は独裁であること自体で誤りなのだと今は思う。

 革命的であるかどうかは誰が決めるのか? 同性愛がなぜ反革命なのか? 革命とは、その胎内に反革命をも生かしておくことを認めることではなかったのか?

 書くことを禁じられた作家、歌うことを禁じられた詩人。彼らから手足を奪い、言葉を奪うことが革命か?

 レイナルド・アレナスというキューバの作家は自国内でただ1作品だけを出版し、あとはすべて発禁処分を受けて、作品はすべて外国で出版されたという稀有な作家である。1980年にアメリカに亡命し、やがてエイズを発症、90年に自殺した。

 自由を求めて旅立ったアメリカで彼は決して幸せではなかったという。しかし、この映画からは自由がどこにもないという絶望感がなぜか伝わってこないのだ。

 キューバでの生活、社会主義政権への批判はすっきりと見通せるのに、なぜ自由の国アメリカの不自由をもっときちんと描けていないのか? 本作への不満はそこに尽きるような気がする。

 全編にわたって、とうてい明るい南米を映しているとは思えない暗い画面が続き、手回しのカメラの画像が観客を疲れさせる。説明的な科白が少なくて、人々の表情や歌や踊りで、その絶望も希望もみんな受け取らなければならないのだが、映像の美しさがあまり感じられないので、わたしはどうしても少し退いた眼で観てしまう。

 ただ一つ、強烈に訴えかけたのが、レイナルドの少年時代に、彼の詩の才能をを告げた女性教師に怒りを露わにした彼の祖父の姿だ。何一つ言葉を発するわけではなく、ただ祖父は怒りにまかせて庭の木を切り刻んだ。極貧の農民にとって詩が何になる? 彼の怒りの眼はそう語っていた。

 端正な軍人役で登場したジョニー・デップの美しさがひときわ印象に残った。彼ってこんな美貌だったのか。艶めかしくてぞくぞくした。

 涙は出なかった。流せなかった。ただ腕組みをしてじっと考え込んでいた。自由ってなんだろう? と。

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iuiuさんへ、出てるんですよ、ショーン・ペン。

投稿日:2005/06/13 レビュアー:パープルローズ

観たのが4年くらい前なので、またまた詳細は忘れてしまいましたが、ショーン・ペンは馬車だか牛車だかをひいている農夫の役でちょっとだけ出てました。ほんのちょっとですよ!何のために出てきたんだろうってくらい。
ジェニー・デップはインパクトありますよね。最近彼のファンになった人には、「えっ〜、こんな役??」って感じかも。

でも、この映画でいちばんすごいのはやっぱりハビエル・バルデム。全く知らない役者さんでしたが、アカデミー賞にノミネートされてましたよね、確か。
そして今年の「海を飛ぶ夢」!もうほんとにすごい映画で、私は2度も映画館に行ってしまいました。必見ですよ。
今年も上半期がほぼ終わって、ベスト3はミリオンダラーベイビー(ラヴァースさん、私も感動してしまいました!)、海を飛ぶ夢、ネバーランドってとこでしょうか。

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レイナルド・アレナスという作家を知らない自分にとっては普通の映画

投稿日:2009/07/18 レビュアー:KASPAR

レイナルド・アレナスという作家を自分は知らなかったんすけど、この映画を観てこの作家の作品を読んでみたいなとは思わんかったすねー

よく出来てて(特に映像と演技は素晴らしい)普通に最後まで観れるんやけど、ストーリー自体はよくある話なんでなんか妙にダレるんよねー・・・。

こういう映画にとって悪いことではないんやけど、レイナルド・アレナスという作家を知ってる人のための映画になってしまってる感じやね。

知らない自分のような人が観て、『この作家の作品を読んでみたい!』って思えるぐらいのもんが欲しかったかなぁー・・・

自分にとって、この作品の中でで一番素晴らしかったのは、DVDのメインメニューの映像やったという話も・・・(´艸`)ぐふふw(雨に打たれるシーンとか卵を食べるシーンとかが流れてます)

まぁ、よく出来てる(構成、演出、映像はGOOD)んで、ちょっと長いけど普通に面白いと思います!

※ちょっとダレた頃にジョニー・デップが出てくるんで間が持つしね(自分は知らずにジョニーデップに似てる奴がでてるなぁーって思っただけやったんやけどね)

満足度 70点

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キューバ革命の裏側で

投稿日:2010/04/22 レビュアー:ロンリー火真西

キューバ革命といえば、カストロとゲバラの英雄伝みたいになっているので、その裏側で反革命の運動もあったとは知りませんでした。
誰もがハッピーになる革命なんてないから当然といえば当然なんですけど、カストロとゲバラがあまりに有名なので思いもしませんでした。

ゲイに生理的拒絶反応があるので、その辺は見ていて不快でしたがデップの演技は面白かったです

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ラテンの血、その明るさが なお悲しいです

投稿日:2006/03/20 レビュアー:素敵な声で抱きしめて

☆お勧め特典映像=Special Features☆

◎撮影風景 by ローラ・シュナーベル
ジュリアン・シュナーベル監督の娘さん=ローラが別のカメラで撮った、本編の撮影風景です。
これを観れば、キューバの痛く苦しい時代から、す〜っと現代に戻ってくることが出来ます。
俳優さんたちの、屈託のない笑顔を見て、とりあえずホッとしてください。
ジョニー・デップのお茶目な姿も、ちょびっと観られますよ。

さて、本題。

キューバといえば、コーヒー,カストロ,社会主義くらい。
首都ハバナを、バハマだと思ってて、「そりゃ、隣の国だろうが!」と、友人に突っ込まれたほど何も知らずに、ジョニー・デップ狙いで観たんです。

…ショックでした。キューバの芸術家や、ゲイの人たちが、こんなにも理不尽で腹立たしい扱いを受けていたなんて…。それも、ついこないだのような時代に。

心は果てしなく大空を飛び回っているのに、肉体は制限と拘束の中にある。
汗・砂・泥まみれになって、もがいても抜け出せない。閉塞感。

観終わった後、たまらなく風呂に入りたくなりました。

お目当てのジョニー・デップは二役。それぞれが、ストーリーの展開を左右するキーパーソン。登場シーンは短かいけど、彼の演技力と美しさなくしては成立しない、重要な役でした。

どちらもコスチュームがぴったり。そして、すごくセクシー。
もしかしたら、この映画を観るゲイの男性たちへのサービスショットなんじゃないかと、勘違いするくらい、思いっきりやってくれてます。

英語版のジョニー・デップ本人と、日本語吹替版の平田広明さんの両方とも、しっかりいただきました。不謹慎で申し訳ない!

でも、酒は当分、やめとこうかな。

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夜になるまえに

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自由って何だろう?

投稿日

2006/07/14

レビュアー

吟遊旅人

 独裁にもいい独裁と悪い独裁があるのだとかつて思っていたが、独裁は独裁であること自体で誤りなのだと今は思う。

 革命的であるかどうかは誰が決めるのか? 同性愛がなぜ反革命なのか? 革命とは、その胎内に反革命をも生かしておくことを認めることではなかったのか?

 書くことを禁じられた作家、歌うことを禁じられた詩人。彼らから手足を奪い、言葉を奪うことが革命か?

 レイナルド・アレナスというキューバの作家は自国内でただ1作品だけを出版し、あとはすべて発禁処分を受けて、作品はすべて外国で出版されたという稀有な作家である。1980年にアメリカに亡命し、やがてエイズを発症、90年に自殺した。

 自由を求めて旅立ったアメリカで彼は決して幸せではなかったという。しかし、この映画からは自由がどこにもないという絶望感がなぜか伝わってこないのだ。

 キューバでの生活、社会主義政権への批判はすっきりと見通せるのに、なぜ自由の国アメリカの不自由をもっときちんと描けていないのか? 本作への不満はそこに尽きるような気がする。

 全編にわたって、とうてい明るい南米を映しているとは思えない暗い画面が続き、手回しのカメラの画像が観客を疲れさせる。説明的な科白が少なくて、人々の表情や歌や踊りで、その絶望も希望もみんな受け取らなければならないのだが、映像の美しさがあまり感じられないので、わたしはどうしても少し退いた眼で観てしまう。

 ただ一つ、強烈に訴えかけたのが、レイナルドの少年時代に、彼の詩の才能をを告げた女性教師に怒りを露わにした彼の祖父の姿だ。何一つ言葉を発するわけではなく、ただ祖父は怒りにまかせて庭の木を切り刻んだ。極貧の農民にとって詩が何になる? 彼の怒りの眼はそう語っていた。

 端正な軍人役で登場したジョニー・デップの美しさがひときわ印象に残った。彼ってこんな美貌だったのか。艶めかしくてぞくぞくした。

 涙は出なかった。流せなかった。ただ腕組みをしてじっと考え込んでいた。自由ってなんだろう? と。

iuiuさんへ、出てるんですよ、ショーン・ペン。

投稿日

2005/06/13

レビュアー

パープルローズ

観たのが4年くらい前なので、またまた詳細は忘れてしまいましたが、ショーン・ペンは馬車だか牛車だかをひいている農夫の役でちょっとだけ出てました。ほんのちょっとですよ!何のために出てきたんだろうってくらい。
ジェニー・デップはインパクトありますよね。最近彼のファンになった人には、「えっ〜、こんな役??」って感じかも。

でも、この映画でいちばんすごいのはやっぱりハビエル・バルデム。全く知らない役者さんでしたが、アカデミー賞にノミネートされてましたよね、確か。
そして今年の「海を飛ぶ夢」!もうほんとにすごい映画で、私は2度も映画館に行ってしまいました。必見ですよ。
今年も上半期がほぼ終わって、ベスト3はミリオンダラーベイビー(ラヴァースさん、私も感動してしまいました!)、海を飛ぶ夢、ネバーランドってとこでしょうか。

レイナルド・アレナスという作家を知らない自分にとっては普通の映画

投稿日

2009/07/18

レビュアー

KASPAR

レイナルド・アレナスという作家を自分は知らなかったんすけど、この映画を観てこの作家の作品を読んでみたいなとは思わんかったすねー

よく出来てて(特に映像と演技は素晴らしい)普通に最後まで観れるんやけど、ストーリー自体はよくある話なんでなんか妙にダレるんよねー・・・。

こういう映画にとって悪いことではないんやけど、レイナルド・アレナスという作家を知ってる人のための映画になってしまってる感じやね。

知らない自分のような人が観て、『この作家の作品を読んでみたい!』って思えるぐらいのもんが欲しかったかなぁー・・・

自分にとって、この作品の中でで一番素晴らしかったのは、DVDのメインメニューの映像やったという話も・・・(´艸`)ぐふふw(雨に打たれるシーンとか卵を食べるシーンとかが流れてます)

まぁ、よく出来てる(構成、演出、映像はGOOD)んで、ちょっと長いけど普通に面白いと思います!

※ちょっとダレた頃にジョニー・デップが出てくるんで間が持つしね(自分は知らずにジョニーデップに似てる奴がでてるなぁーって思っただけやったんやけどね)

満足度 70点

キューバ革命の裏側で

投稿日

2010/04/22

レビュアー

ロンリー火真西

キューバ革命といえば、カストロとゲバラの英雄伝みたいになっているので、その裏側で反革命の運動もあったとは知りませんでした。
誰もがハッピーになる革命なんてないから当然といえば当然なんですけど、カストロとゲバラがあまりに有名なので思いもしませんでした。

ゲイに生理的拒絶反応があるので、その辺は見ていて不快でしたがデップの演技は面白かったです

ラテンの血、その明るさが なお悲しいです

投稿日

2006/03/20

レビュアー

素敵な声で抱きしめて

☆お勧め特典映像=Special Features☆

◎撮影風景 by ローラ・シュナーベル
ジュリアン・シュナーベル監督の娘さん=ローラが別のカメラで撮った、本編の撮影風景です。
これを観れば、キューバの痛く苦しい時代から、す〜っと現代に戻ってくることが出来ます。
俳優さんたちの、屈託のない笑顔を見て、とりあえずホッとしてください。
ジョニー・デップのお茶目な姿も、ちょびっと観られますよ。

さて、本題。

キューバといえば、コーヒー,カストロ,社会主義くらい。
首都ハバナを、バハマだと思ってて、「そりゃ、隣の国だろうが!」と、友人に突っ込まれたほど何も知らずに、ジョニー・デップ狙いで観たんです。

…ショックでした。キューバの芸術家や、ゲイの人たちが、こんなにも理不尽で腹立たしい扱いを受けていたなんて…。それも、ついこないだのような時代に。

心は果てしなく大空を飛び回っているのに、肉体は制限と拘束の中にある。
汗・砂・泥まみれになって、もがいても抜け出せない。閉塞感。

観終わった後、たまらなく風呂に入りたくなりました。

お目当てのジョニー・デップは二役。それぞれが、ストーリーの展開を左右するキーパーソン。登場シーンは短かいけど、彼の演技力と美しさなくしては成立しない、重要な役でした。

どちらもコスチュームがぴったり。そして、すごくセクシー。
もしかしたら、この映画を観るゲイの男性たちへのサービスショットなんじゃないかと、勘違いするくらい、思いっきりやってくれてます。

英語版のジョニー・デップ本人と、日本語吹替版の平田広明さんの両方とも、しっかりいただきました。不謹慎で申し訳ない!

でも、酒は当分、やめとこうかな。

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