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アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦
アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦
アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦 / ディネッシュ・チェトリ
アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦
/ヨハン・クレイマー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(9)
解説・ストーリー
2002年6月30日、横浜の競技場ではFIFAワールドカップの決勝戦、ブラジル対ドイツのキックオフが迫っている。一方その約6時間前、アジアの小国ブータンで“もう一つの決勝戦”が行なわれた。FIFA加盟203ヵ国中202位のブータンと203位のモントセラトによる対戦。カリブ海に浮かぶ小さな島モントセラトの代表チームは遥かアジアのそれも高山に位置するブータンまで計5日もかけてやって来た。迎えるブータンでは歓迎のゲートが用意され、国民挙げての盛り上がりを見せる。そんな両国にはサッカー先進国に負けない情熱が確かに存在した。
2002年6月30日、横浜の競技場ではFIFAワールドカップの決勝戦、ブラジル対ドイツのキックオフが迫っている。一方その約6時間前、アジアの小国ブータンで“もう一つの決勝戦”が行なわれた。FIFA加盟203ヵ国中202位のブータンと203位のモントセラトによる対戦。カリブ海に浮かぶ小さな島モントセラトの代表チームは遥かアジアのそれも高山に位置するブータンまで計5日もかけてやって来た。迎えるブータンでは歓迎のゲートが用意され、国民挙げての盛り上がりを見せる。そんな両国にはサッカー先進国に負けない情熱が確かに存在した。
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「アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
2002年6月30日、横浜の競技場ではFIFAワールドカップの決勝戦、ブラジル対ドイツのキックオフが迫っている。一方その約6時間前、アジアの小国ブータンで“もう一つの決勝戦”が行なわれた。FIFA加盟203ヵ国中202位のブータンと203位のモントセラトによる対戦。カリブ海に浮かぶ小さな島モントセラトの代表チームは遥かアジアのそれも高山に位置するブータンまで計5日もかけてやって来た。迎えるブータンでは歓迎のゲートが用意され、国民挙げての盛り上がりを見せる。そんな両国にはサッカー先進国に負けない情熱が確かに存在した。
「アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦」 の作品情報
「アザー・ファイナル もうひとつの決勝戦」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
アザー・ファイナルの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
77分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
AFD10306 |
2004年08月28日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
|
アザー・ファイナルの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
77分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
AFD10306 |
2004年08月28日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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|
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ユーザーレビュー:9件
応援すべきは、強者か?弱者か?
投稿日:2008/07/20
レビュアー:ぴよさん
「世界でいっちゃんサッカーが弱い国って、どこなんだ?」 W杯ヨーロッパ最終予選で自国チームが敗れ、出場が叶わなかった、オランダのある青年。彼が腹立ちまぎれにそう思ったのが、コトの始まり。この最下位決定戦のニュースは当時、多分に色モノ的な扱いだった。それはしかし試合の外面だけを観ての報道ということが、本作を観れば分かる。
当時のFIFAランキング203位の国、モントセラはカリブ海に浮かぶ火山島で、全人口が1万人に満たない島国。全国民の総収入がベッカム1人の年収より少ないという小国だ。
対する202位、ブータンは中国とインドに挟まれつつ「国民総幸福」を目指す、チベット仏教の国だ。
何が嬉しいって、「最下位決定戦」という、取り様によっては屈辱的な企画に「おう、やったろうじゃないか」と快く乗った両国の心意気。貧困や火山被害といった問題を抱えながら、やってみることで何かが始まるという気概に(そこには色々な思惑もあろうが)ケチをつけるべきじゃないのだ。
そして、常夏のカリブ海からはるばるヒマラヤ山脈の地へ、モントセラ選手団はやって来た!
この話のよく出来ているところは、この両国が「偶然にも」地理的、人種的、文化的に全く共通点の無い、対極にあるような国同士だったということ。それが「サッカーやろうぜ」という一点だけで、ヒョイとすべての障壁を乗り越えてしまうのが、素晴らしい。
今やW杯などの世界大会が、宿命的に背負ってしまうモロモロの重荷が、この場には無い。ゆえにただ純粋に「どっちが強いかやってみようぜ」ゲームが、出来てしまうのだ。これはもはや、Jリーグレベルでも出来ないこと。観ていてほのぼの、その後なぜかグッと来るのは、その虚飾の無さゆえだろう。
個人的には、子供の頃から強いチームを応援する趣味が無かった。だって強いんだから、応援する意味が無いよね。嫌だったのは、強いチームを応援してるから、自分も強いんだと勘違いして偉ぶる輩。ああはなるまいと思って育ったおかげで、主流には乗れずじまいだったけど、悔いは無いなぁ、全く。
このドキュメンタリーを快く思えるかどうかは、そこんところの志向次第かもしれない。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
ドキュメンタリー?
投稿日:2009/12/28
レビュアー:なおくん
う〜ん・・<映画>としてはイマイチ^^;
TVでドキュメンタリーでやってたら見てたかも?
俺って冷たい人間なのか、この作品見て一体何が面白いのかさっぱり。。
愛が不足ぎみ?w
こんな作品を素晴らしいと言って見れる人間になりたいなぁ^^;
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
のどかでゆる〜い、ステキなお話
投稿日:2007/03/25
レビュアー:すかんぴん
2002年のワールドカップがやっていた頃、ニュースにもなり、非常に楽しみにしていた映画だったのだが、これがまた期待を上回る映画でした。
時は、2002年のワールドカップ決勝戦「ブラジル×ドイツ」が行われた日と同日。舞台はブータン。
FIFAランキング203位のモントセラト対202位のブータンによるFIFAランキング最下位を決めるサッカーの試合が行われた。両国とも、普段は他国からさしたる注目を浴びることもない小国である。しかしながら、このサッカーの祭典が決定してたからというものの、外国から記者が多数やってきたり世界各国のニュース番組で報道されたりもして文字通り両国にとっては”お祭り”となってしまう。
そんな試合が行われるまでの様子も含めドキュメンタリー映画にしたのが本作です。
もうこの題材だけで、十分ステキなのですが、実際に描かれる数々のエピソードがステキなのです。
試合中にボールがどこかに行ってしまいそれを探すために中断となったり、試合中に犬が迷い込んで追いかけっこになったり、審判が試合前日になっても引き受け手がなかなか見つからなかったりなどなど、とにかくゆる〜いエピソードの数々。
彼らは、どんな事件に遭遇しようとも徹底的に”のどか”であり続けます。そして、その彼らの”のどかさ”に対して、この映画の監督の眼差しがまたとても愛情に満ちていて、観ている側まで優しい気持ちにさせてくれます。
パキっとした日差しに原色のブータンの景色がまたよく映え、これまたよいです。
ホント、ステキなお話でした。
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サッカーを愛するということ
投稿日:2010/08/14
レビュアー:zeta2
ワールドカップ。
毎日ビデオ撮りをし、そのあとテレビもつけずネットも見ず、ときには知人との会話も拒否し、結果が耳に入るのををひたすら回避して、なぜかといえば、それはひたすらビデオを見る2時間強を至福の時とするためであった。
熱烈なサッカーファンというわけでもない私が、どうして4年に一度、いつもひとりで盛り上がるのか。
そこにはまちがいなく、最上のドラマが待っているからだ。
この映画「アザーファイナル」、最下位争いというのは、正確ではない。勝負の世界なのだから、どう転んでもこれはブービー争いと言わなければならない。
などと、ケチをつければ、それはたくさんあるだろう。
しかし、志のある(資金の少ない)作品については、技術的なことや細々を云々するのはフェアではない。
楽しかったかどうか、を判断の基準にすべきだ。
私はこの「アザーファイナル」、おすすめ映画である。
世界ランキング最下位という一見突拍子もない題材を扱ってはいるが、この映画は勝負の行方が見たいというサッカー、スポーツの真髄を、1本の映画のなかで見事に表現している。
モントセラトとブータンという国、国土、サッカー事情、チームを知るにつれ、観る者は間近に迫る「アザーファイナル」にのめりこんでいく。
最下位かブービーかなんてそんなんどっちでも同じやん、とたかをくくっていたのが、登場人物の名前、人柄、抱えている問題、人物的な魅力を知っていく過程がすべて勝負のこだわりへと転化していく。
ドキュメンタリーとはいえ、この映画はドラマそのものであり、勝負の行方が見たいという切実な欲求を核とするスポーツ観戦と、まったく内容が同じなのだ。
ひるがえって、FIFA公認のサッカー映画は、なぜおもしろくないのか。
FIFAの記録映画は感動の焼き直しでしかないし、他はすべてサクセスストーリーでしかない。つまり、手に汗握るドラマがそこにはない。
FIFAは、世界中のサッカーのすべての権限をにぎっているように見えて、「最下位決定戦」のような試合にあっても感動の質においては同等である、という真実を忘れている。
ワールドカップで3位決定戦の放映がないというのは、その最たるものであろう。
そのときも「アザーファイナル」を見た後も、私は思った。バカヤローと。
バカヤローついでに、言ってやる。
金儲けしたければ、少しは考えろよ。
全世界で行われる数百、数千の試合。数万、数千万の感動。ほとんどの人はその場に居合わせていない。つまり、結果は知られていない。
当地のメディアやファンの反応をさぐるリサーチ網を充実させ、その中から今年度ベスト10を選ぶ。
ナレーションを練り、アナウンサーを厳選し、インタビューなども編集し直し、試合そのものをメインとしたドキュメントを作る。
もし、そんなシリーズがあるなら、どんなに素晴らしいことだろう。
あらゆるスポーツの中で、このような企画にマッチするのは、サッカーだけである。
金儲けでいい。素材をあたらどぶに捨てていないか。
「アザーファイナル」の志を継ぐ者はいないのか。
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1人の会員が気に入ったと投稿しています
サッカーを愛する全ての人へ
投稿日:2010/08/11
レビュアー:chue
2002年ワールドカップ決勝の同日、FIFAランキングブービーのブータンと最下位モントセラト(昔はモンセラトとかモンセラットとか言ってた気がする)によるFIFA公認試合が行われた。
元々は予選落ちしたオランダのサッカーファンが思いつきで始めたこの企画、いつの間にやら両国やマスコミを巻き込んで一大イベントに。いつも思うがオランダ人の行動力はすごい。多分「失敗したら」なんて考えないんだと思う。
開催地はブータン。モントセラトから選手たちが飛行機を6回乗り継いでやってくる。火山の被害に苦しむモントセラトと貧国のブータン、両国の選手はすぐに打ち解ける。金のためではなく、サッカーのためだけにプレイする彼らは、敵同士ではなく同志なのだ。
サッカーのレベルは日本のアマチュア以下、犬が歩き回るグラウンドはデコボコでグラウンダーのパスもバウンドしてしまう。試合は一方的な展開になってしまうが、試合後の双方の表情はまさにノーサイドそのもの。商業主義のない純粋なサッカーには、トップリーグにない魅力があるのも確かだ。
世界最高峰のサッカーは確かに魅力的だし、このレベルのサッカーをずっと見たいとは思わない。でも、レベルに関係なくサッカーを愛する者が世界中にいることと、スポーツのもたらす大事なものを再確認するために、このドキュメンタリーを観ることは時間の無駄ではないと思う。
このレビューは気に入りましたか?
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ユーザーレビュー
応援すべきは、強者か?弱者か?
投稿日
2008/07/20
レビュアー
ぴよさん
「世界でいっちゃんサッカーが弱い国って、どこなんだ?」 W杯ヨーロッパ最終予選で自国チームが敗れ、出場が叶わなかった、オランダのある青年。彼が腹立ちまぎれにそう思ったのが、コトの始まり。この最下位決定戦のニュースは当時、多分に色モノ的な扱いだった。それはしかし試合の外面だけを観ての報道ということが、本作を観れば分かる。
当時のFIFAランキング203位の国、モントセラはカリブ海に浮かぶ火山島で、全人口が1万人に満たない島国。全国民の総収入がベッカム1人の年収より少ないという小国だ。
対する202位、ブータンは中国とインドに挟まれつつ「国民総幸福」を目指す、チベット仏教の国だ。
何が嬉しいって、「最下位決定戦」という、取り様によっては屈辱的な企画に「おう、やったろうじゃないか」と快く乗った両国の心意気。貧困や火山被害といった問題を抱えながら、やってみることで何かが始まるという気概に(そこには色々な思惑もあろうが)ケチをつけるべきじゃないのだ。
そして、常夏のカリブ海からはるばるヒマラヤ山脈の地へ、モントセラ選手団はやって来た!
この話のよく出来ているところは、この両国が「偶然にも」地理的、人種的、文化的に全く共通点の無い、対極にあるような国同士だったということ。それが「サッカーやろうぜ」という一点だけで、ヒョイとすべての障壁を乗り越えてしまうのが、素晴らしい。
今やW杯などの世界大会が、宿命的に背負ってしまうモロモロの重荷が、この場には無い。ゆえにただ純粋に「どっちが強いかやってみようぜ」ゲームが、出来てしまうのだ。これはもはや、Jリーグレベルでも出来ないこと。観ていてほのぼの、その後なぜかグッと来るのは、その虚飾の無さゆえだろう。
個人的には、子供の頃から強いチームを応援する趣味が無かった。だって強いんだから、応援する意味が無いよね。嫌だったのは、強いチームを応援してるから、自分も強いんだと勘違いして偉ぶる輩。ああはなるまいと思って育ったおかげで、主流には乗れずじまいだったけど、悔いは無いなぁ、全く。
このドキュメンタリーを快く思えるかどうかは、そこんところの志向次第かもしれない。
ドキュメンタリー?
投稿日
2009/12/28
レビュアー
なおくん
う〜ん・・<映画>としてはイマイチ^^;
TVでドキュメンタリーでやってたら見てたかも?
俺って冷たい人間なのか、この作品見て一体何が面白いのかさっぱり。。
愛が不足ぎみ?w
こんな作品を素晴らしいと言って見れる人間になりたいなぁ^^;
のどかでゆる〜い、ステキなお話
投稿日
2007/03/25
レビュアー
すかんぴん
2002年のワールドカップがやっていた頃、ニュースにもなり、非常に楽しみにしていた映画だったのだが、これがまた期待を上回る映画でした。
時は、2002年のワールドカップ決勝戦「ブラジル×ドイツ」が行われた日と同日。舞台はブータン。
FIFAランキング203位のモントセラト対202位のブータンによるFIFAランキング最下位を決めるサッカーの試合が行われた。両国とも、普段は他国からさしたる注目を浴びることもない小国である。しかしながら、このサッカーの祭典が決定してたからというものの、外国から記者が多数やってきたり世界各国のニュース番組で報道されたりもして文字通り両国にとっては”お祭り”となってしまう。
そんな試合が行われるまでの様子も含めドキュメンタリー映画にしたのが本作です。
もうこの題材だけで、十分ステキなのですが、実際に描かれる数々のエピソードがステキなのです。
試合中にボールがどこかに行ってしまいそれを探すために中断となったり、試合中に犬が迷い込んで追いかけっこになったり、審判が試合前日になっても引き受け手がなかなか見つからなかったりなどなど、とにかくゆる〜いエピソードの数々。
彼らは、どんな事件に遭遇しようとも徹底的に”のどか”であり続けます。そして、その彼らの”のどかさ”に対して、この映画の監督の眼差しがまたとても愛情に満ちていて、観ている側まで優しい気持ちにさせてくれます。
パキっとした日差しに原色のブータンの景色がまたよく映え、これまたよいです。
ホント、ステキなお話でした。
サッカーを愛するということ
投稿日
2010/08/14
レビュアー
zeta2
ワールドカップ。
毎日ビデオ撮りをし、そのあとテレビもつけずネットも見ず、ときには知人との会話も拒否し、結果が耳に入るのををひたすら回避して、なぜかといえば、それはひたすらビデオを見る2時間強を至福の時とするためであった。
熱烈なサッカーファンというわけでもない私が、どうして4年に一度、いつもひとりで盛り上がるのか。
そこにはまちがいなく、最上のドラマが待っているからだ。
この映画「アザーファイナル」、最下位争いというのは、正確ではない。勝負の世界なのだから、どう転んでもこれはブービー争いと言わなければならない。
などと、ケチをつければ、それはたくさんあるだろう。
しかし、志のある(資金の少ない)作品については、技術的なことや細々を云々するのはフェアではない。
楽しかったかどうか、を判断の基準にすべきだ。
私はこの「アザーファイナル」、おすすめ映画である。
世界ランキング最下位という一見突拍子もない題材を扱ってはいるが、この映画は勝負の行方が見たいというサッカー、スポーツの真髄を、1本の映画のなかで見事に表現している。
モントセラトとブータンという国、国土、サッカー事情、チームを知るにつれ、観る者は間近に迫る「アザーファイナル」にのめりこんでいく。
最下位かブービーかなんてそんなんどっちでも同じやん、とたかをくくっていたのが、登場人物の名前、人柄、抱えている問題、人物的な魅力を知っていく過程がすべて勝負のこだわりへと転化していく。
ドキュメンタリーとはいえ、この映画はドラマそのものであり、勝負の行方が見たいという切実な欲求を核とするスポーツ観戦と、まったく内容が同じなのだ。
ひるがえって、FIFA公認のサッカー映画は、なぜおもしろくないのか。
FIFAの記録映画は感動の焼き直しでしかないし、他はすべてサクセスストーリーでしかない。つまり、手に汗握るドラマがそこにはない。
FIFAは、世界中のサッカーのすべての権限をにぎっているように見えて、「最下位決定戦」のような試合にあっても感動の質においては同等である、という真実を忘れている。
ワールドカップで3位決定戦の放映がないというのは、その最たるものであろう。
そのときも「アザーファイナル」を見た後も、私は思った。バカヤローと。
バカヤローついでに、言ってやる。
金儲けしたければ、少しは考えろよ。
全世界で行われる数百、数千の試合。数万、数千万の感動。ほとんどの人はその場に居合わせていない。つまり、結果は知られていない。
当地のメディアやファンの反応をさぐるリサーチ網を充実させ、その中から今年度ベスト10を選ぶ。
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もし、そんなシリーズがあるなら、どんなに素晴らしいことだろう。
あらゆるスポーツの中で、このような企画にマッチするのは、サッカーだけである。
金儲けでいい。素材をあたらどぶに捨てていないか。
「アザーファイナル」の志を継ぐ者はいないのか。
サッカーを愛する全ての人へ
投稿日
2010/08/11
レビュアー
chue
2002年ワールドカップ決勝の同日、FIFAランキングブービーのブータンと最下位モントセラト(昔はモンセラトとかモンセラットとか言ってた気がする)によるFIFA公認試合が行われた。
元々は予選落ちしたオランダのサッカーファンが思いつきで始めたこの企画、いつの間にやら両国やマスコミを巻き込んで一大イベントに。いつも思うがオランダ人の行動力はすごい。多分「失敗したら」なんて考えないんだと思う。
開催地はブータン。モントセラトから選手たちが飛行機を6回乗り継いでやってくる。火山の被害に苦しむモントセラトと貧国のブータン、両国の選手はすぐに打ち解ける。金のためではなく、サッカーのためだけにプレイする彼らは、敵同士ではなく同志なのだ。
サッカーのレベルは日本のアマチュア以下、犬が歩き回るグラウンドはデコボコでグラウンダーのパスもバウンドしてしまう。試合は一方的な展開になってしまうが、試合後の双方の表情はまさにノーサイドそのもの。商業主義のない純粋なサッカーには、トップリーグにない魅力があるのも確かだ。
世界最高峰のサッカーは確かに魅力的だし、このレベルのサッカーをずっと見たいとは思わない。でも、レベルに関係なくサッカーを愛する者が世界中にいることと、スポーツのもたらす大事なものを再確認するために、このドキュメンタリーを観ることは時間の無駄ではないと思う。
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