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魔法遣いが公務員という以外はなにも変わらない東京で、魔法遣い研修生・ユメが体験するハートフルファンタジー。国家公認の魔法遣いになるために上京した17歳の菊池ユメ。両親共に魔法遣いだった彼女は、子供の時から自分もそうなるものだと信じて育ってきた。研修は順調で、魔法の依頼を受けるように。でも、様々な人とふれあううちに、彼女は自分にとっての“魔法”というものを考えはじめる。悩み傷ついたユメが出した結論は…?
製作年: |
2003年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
原題: |
SOMEDAY’S DREAMERS |
1〜 6件 / 全6件
魔法遣いが公務員という以外はなにも変わらない東京で、魔法遣い研修生・ユメが体験するハートフルファンタジー。国家公認の魔法遣いになるために上京した17歳の菊池ユメ。両親共に魔法遣いだった彼女は、子供の時から自分もそうなるものだと信じて育ってきた。研修は順調で、魔法の依頼を受けるように。でも、様々な人とふれあううちに、彼女は自分にとっての“魔法”というものを考えはじめる。悩み傷ついたユメが出した結論は…?
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
47分 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR9151 | 2005年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
魔法遣いが公務員という以外はなにも変わらない東京で、魔法遣い研修生・ユメが体験するハートフルファンタジー。国家公認の魔法遣いになるために上京した17歳の菊池ユメ。両親共に魔法遣いだった彼女は、子供の時から自分もそうなるものだと信じて育ってきた。研修は順調で、魔法の依頼を受けるように。でも、様々な人とふれあううちに、彼女は自分にとっての“魔法”というものを考えはじめる。悩み傷ついたユメが出した結論は…?
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
47分 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 |
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レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR9152 | 2005年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 0人 |
魔法遣いが公務員という以外はなにも変わらない東京で、魔法遣い研修生・ユメが体験するハートフルファンタジー。国家公認の魔法遣いになるために上京した17歳の菊池ユメ。両親共に魔法遣いだった彼女は、子供の時から自分もそうなるものだと信じて育ってきた。研修は順調で、魔法の依頼を受けるように。でも、様々な人とふれあううちに、彼女は自分にとっての“魔法”というものを考えはじめる。悩み傷ついたユメが出した結論は…?
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
47分 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 |
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レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR9153 | 2005年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 1人 | 0人 |
魔法遣いが公務員という以外はなにも変わらない東京で、魔法遣い研修生・ユメが体験するハートフルファンタジー。国家公認の魔法遣いになるために上京した17歳の菊池ユメ。両親共に魔法遣いだった彼女は、子供の時から自分もそうなるものだと信じて育ってきた。研修は順調で、魔法の依頼を受けるように。でも、様々な人とふれあううちに、彼女は自分にとっての“魔法”というものを考えはじめる。悩み傷ついたユメが出した結論は…?
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
47分 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 |
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レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR9154 | 2005年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 1人 |
魔法遣いが公務員という以外はなにも変わらない東京で、魔法遣い研修生・ユメが体験するハートフルファンタジー。国家公認の魔法遣いになるために上京した17歳の菊池ユメ。両親共に魔法遣いだった彼女は、子供の時から自分もそうなるものだと信じて育ってきた。研修は順調で、魔法の依頼を受けるように。でも、様々な人とふれあううちに、彼女は自分にとっての“魔法”というものを考えはじめる。悩み傷ついたユメが出した結論は…?
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
47分 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 |
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レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR9155 | 2005年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 0人 | 0人 |
魔法遣いが公務員という以外はなにも変わらない東京で、魔法遣い研修生・ユメが体験するハートフルファンタジー。国家公認の魔法遣いになるために上京した17歳の菊池ユメ。両親共に魔法遣いだった彼女は、子供の時から自分もそうなるものだと信じて育ってきた。研修は順調で、魔法の依頼を受けるように。でも、様々な人とふれあううちに、彼女は自分にとっての“魔法”というものを考えはじめる。悩み傷ついたユメが出した結論は…?
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
47分 | 1:リニアPCM/ステレオ/日本語 |
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レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
GNBR9156 | 2005年02月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
1〜 6件 / 全6件
DVD
1〜 6件 / 全6件
1〜 6件 / 全6件
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「魔法遣いに大切なこと」は、2003年1月〜3月の木曜深夜に、テレビ朝日で放映されていたアニメです。
毎週、楽しみに観ていました。眠いときは、録画して。
でも、前の番組の影響で、放送時間がズレていて、痛い目を見たこともあります。お陰さまで“深夜の番組は録画時間を長めに!”が教訓になりました。
さて、本題。
DISCASさんのイントロダクションにもあるように、現代の東京のお話ですが、そこでは“魔法遣い”の存在が普通に認められています。
“魔法遣い”には、例えば“弁護士”のように、国に認められた資格があり、正式な依頼があれば、公に魔法を使って仕事をすることができます。
その資格を得るために、夏休みを利用して上京してきた、岩手の女子高校生=菊池ユメ。慣れない環境や難しい課題にぶつかって、くじけそうになりながらも頑張る彼女の姿は、さわやかで、ほほえましくて、応援したくなります。
ユメちゃんの教育係=魔法遣いの“小山田雅美”先生(お名前からして…)が、これまたとびっきりの美形なんですよね〜。で、ときおり怪しげな発言をなさる。…気になります。
でも、この作品の中で一番気に入ったのは“ケラ”。たくましさと優しさのブレンド加減が絶妙です。雅美先生とのやりとりも、本気と遊びを行ったり来たり。妄想させてくれます。
映像の見所は、何といっても魔法シーン。“魔法遣い”ごとにイメージが違うんですよね。それぞれの個性が立体ホログラムのようにダイナミックに出現し、飛び回ります。ユメちゃんのは、とってもメルヘンチック。かわいいです!
さあどうぞ、ゆったりとした時の中で、思いっきり癒されちゃってください。
☆キャラクター&ヴォイスキャスト☆
菊池ユメ/宮崎あおい
小山田雅美/諏訪部順一(すわべ じゅんいち)
ケラ=加藤剛/飯田浩志(いいだ ひろし)
アンジェラ・シャロン・ブルックス/渡辺明之(わたなべ あけの)
遠藤耕三/中博史(なか ひろし)
古崎力哉/清川元夢(きよかわ もとむ)
森川瑠奈/石毛佐和(いしげ さわ)
ギンプン/辻谷耕史(つじたに こうじ)
ミリンダ=岩下美由紀/平松晶子(ひらまつ あきこ)
この世界感が気に入った方には、公式サイトもお勧めします。キレイな映像と、ちょっぴり深い情報が楽しめますよ。
http://www.yume-mahou.com/
このレビューは気に入りましたか? 13人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
魔法が当たり前に存在する世界というものを前提として、魔法能力者は国家に管理され、魔法を行使するためには、国(魔法局)による研修を受け、免許を取得しなければならないという架空の日本を舞台に、岩手県遠野から上京してきた高校2年生の少女・菊地ユメが、東京渋谷にある魔法事務所での研修を通じて成長していく姿を描いた物語でした。
原作・脚本は、「中学生日記」の脚本家として知られている山田典枝さんということで、少年少女たちの揺れ動く心や瑞々しい感性などを繊細なタッチで描いていた点などは、「さすが!」といった感じでした。
物語のメインテーマは、「魔法はけっして万能ではない」「魔法でできることは限られている」というもので、主人公のユメが、そうした魔法の限界や無力感などを研修の中で経験していきながら、魔法の存在する意味に悩みつつも、夢に向かって一歩前に踏み出していくというストーリー展開になっていました。
ユメの声を演じていた女優・宮崎あおいさんの台本棒読みに近い演技であるとか(後半慣れました:笑)、3本のアホ毛が非常に違和感のあるユメのキャラデザインであるとか・・・、興ざめしそうな部分もけっこうありましたが、それらを補って余りあるような心に響いてくる青春ドラマに仕上がっていたように思います。
ただ、個人的には、一つだけ大きな不満要因があって・・・、それは、この作品世界における「魔法でできることの限界」についてでした。
例えば、ユメは作中で、魔法により、精巧な偽1万円札の束を無数に創造したり、瞬時に数十台の車を上空高く浮上させたり、同じ研修生のアンジェラに至っては、東京タワーを真っ二つに折り曲げたりしておりました(苦笑)。
このような高度で大規模な魔法を、一研修生が簡単に行使でき、国による防衛対策も何ら講じられていないという状況は、言い換えるなら、たった一人の魔法遣いの悪意によって、大規模な災害やテロを容易に起こすことが可能な世界ということになり・・・、作中のように長閑で平和な世界観は「絶対にあり得ないのではないか?」と感じてしまいました。
また、ユメは第2話で、一生動かないと診断された青年の足を魔法により瞬時に治していましたが、後半の別のエピソードでは、交通事故で重傷を負った女性や衰弱した子猫を魔法で助けることは絶対に不可能であると定義していました。
別のある話では、車に轢かれそうになった複数の人間を魔法で瞬時に上空へ持ち上げて助けていたのに、終盤で明かされる悲劇的なエピソードの中では、センターラインを超えて向かってきたトラックとの衝突事故を魔法で避けることは絶対にできなかったと定義しているなど、作中における「魔法の限界点」について、多くの矛盾が散見していたように感じています。
ということで、この物語の作者は、感動的なドラマの創作を優先する余り、その世界において「魔法でできることの限界」を行き当たりばったりに決めていたのではないか?という疑念を抱いてしまいましたし・・・、「魔法は万能ではない」ということを大きなテーマとしておきながら、主人公に何度も「万能に限りなく近い魔法」を簡単に使わせていた点などが、個人的には大きな不満要因でした。
まあ、ここまで魔法の整合性にこだわる人間はあまりいないと思いますので、大部分の方にとっては、心あたたまるおすすめの作品だったのではないかと思っています。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
舞台は現代。
魔法遣いが存在している。
かといって激しいバトルなんてなく、ただ淡々と魔法遣いになるための日々が描かれます。
魔法は万能ではない。
これがキーワードになっていますが……主人公ユメの魔法って初回だけだとかなり万能に見えますよね。
お金の創造なんて危険すぎるほどに強力な魔法では?
生命に関わる事はできないのに善之助の足を快復させたりと素質ありすぎって感じなのですが、どうもその辺はどうでもよかったんでしょうね。
前半は色々な人たちと出会いながら様々な依頼を失敗しつつ解決していき、ひたすら葛藤しているのが後半部分の印象でした。
これといって印象はないんですよね、あのアホ毛以外。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
この夏シーズンから放映開始の「魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜」。録画だけして未見ですが、弁護士みたいに公的に登録された魔法遣い、って設定が面白そうで、まずは第一弾のこちらを。
っで、観た。
っで、とりあえず一巻だけ観た感想は、うーんチグハグ。
魔法遣いという人々が当たり前に存在して(どうやら天性の能力らしい)、その人権や魔法に対する法的な規制、職制なんかがシミュレートされている反面、母親も魔法遣いという主人公が「お金を出す魔法を使っちゃいけない」ことを知らなかったり、この巻のラストでは「そういう魔法は魔法遣いという職業以前に人間としてまずいんじゃないの」というシーンが出てきたり・・・・
舞台設定をしっかりやっても、時たま羽目をはずしたオマヌケな展開をすることもできるはずなんだけど、少なくともこの出だしではそのバランス感覚はないな。
オマヌケなお話しは嫌いじゃないんで、古くは「魔法使いサリー」とかね。
ただこれだけね「設定してまっせ」を見せられちゃうと、やっぱりオマヌケもそれなりに気合入れてやってくれないと観ているこっちがこけちゃうわけで。
さてどのへんにおちつくのか、もう少し付き合ってみますか。
このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています
なんの予備知識もなく、ヨドバシカメラの店頭で見かけたことがあったので借りてみました。しかも2巻から…
まあ面白いです。魔法。美少女。キャラはスレンダー系ですが、お約束っちゃお約束ですけど、タイトルの「遣い」ってのがいいですね。なんかそれにすべてが集約されている感じです。
全巻借りようと思いますが、僕が借り終わるまでみんなあんまり借りないでくださいね(笑)
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
魔法遣いに大切なこと
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:17件
投稿日
2006/05/19
レビュアー
素敵な声で抱きしめて「魔法遣いに大切なこと」は、2003年1月〜3月の木曜深夜に、テレビ朝日で放映されていたアニメです。
毎週、楽しみに観ていました。眠いときは、録画して。
でも、前の番組の影響で、放送時間がズレていて、痛い目を見たこともあります。お陰さまで“深夜の番組は録画時間を長めに!”が教訓になりました。
さて、本題。
DISCASさんのイントロダクションにもあるように、現代の東京のお話ですが、そこでは“魔法遣い”の存在が普通に認められています。
“魔法遣い”には、例えば“弁護士”のように、国に認められた資格があり、正式な依頼があれば、公に魔法を使って仕事をすることができます。
その資格を得るために、夏休みを利用して上京してきた、岩手の女子高校生=菊池ユメ。慣れない環境や難しい課題にぶつかって、くじけそうになりながらも頑張る彼女の姿は、さわやかで、ほほえましくて、応援したくなります。
ユメちゃんの教育係=魔法遣いの“小山田雅美”先生(お名前からして…)が、これまたとびっきりの美形なんですよね〜。で、ときおり怪しげな発言をなさる。…気になります。
でも、この作品の中で一番気に入ったのは“ケラ”。たくましさと優しさのブレンド加減が絶妙です。雅美先生とのやりとりも、本気と遊びを行ったり来たり。妄想させてくれます。
映像の見所は、何といっても魔法シーン。“魔法遣い”ごとにイメージが違うんですよね。それぞれの個性が立体ホログラムのようにダイナミックに出現し、飛び回ります。ユメちゃんのは、とってもメルヘンチック。かわいいです!
さあどうぞ、ゆったりとした時の中で、思いっきり癒されちゃってください。
☆キャラクター&ヴォイスキャスト☆
菊池ユメ/宮崎あおい
小山田雅美/諏訪部順一(すわべ じゅんいち)
ケラ=加藤剛/飯田浩志(いいだ ひろし)
アンジェラ・シャロン・ブルックス/渡辺明之(わたなべ あけの)
遠藤耕三/中博史(なか ひろし)
古崎力哉/清川元夢(きよかわ もとむ)
森川瑠奈/石毛佐和(いしげ さわ)
ギンプン/辻谷耕史(つじたに こうじ)
ミリンダ=岩下美由紀/平松晶子(ひらまつ あきこ)
この世界感が気に入った方には、公式サイトもお勧めします。キレイな映像と、ちょっぴり深い情報が楽しめますよ。
http://www.yume-mahou.com/
投稿日
2008/12/11
レビュアー
ひら※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
魔法が当たり前に存在する世界というものを前提として、魔法能力者は国家に管理され、魔法を行使するためには、国(魔法局)による研修を受け、免許を取得しなければならないという架空の日本を舞台に、岩手県遠野から上京してきた高校2年生の少女・菊地ユメが、東京渋谷にある魔法事務所での研修を通じて成長していく姿を描いた物語でした。
原作・脚本は、「中学生日記」の脚本家として知られている山田典枝さんということで、少年少女たちの揺れ動く心や瑞々しい感性などを繊細なタッチで描いていた点などは、「さすが!」といった感じでした。
物語のメインテーマは、「魔法はけっして万能ではない」「魔法でできることは限られている」というもので、主人公のユメが、そうした魔法の限界や無力感などを研修の中で経験していきながら、魔法の存在する意味に悩みつつも、夢に向かって一歩前に踏み出していくというストーリー展開になっていました。
ユメの声を演じていた女優・宮崎あおいさんの台本棒読みに近い演技であるとか(後半慣れました:笑)、3本のアホ毛が非常に違和感のあるユメのキャラデザインであるとか・・・、興ざめしそうな部分もけっこうありましたが、それらを補って余りあるような心に響いてくる青春ドラマに仕上がっていたように思います。
ただ、個人的には、一つだけ大きな不満要因があって・・・、それは、この作品世界における「魔法でできることの限界」についてでした。
例えば、ユメは作中で、魔法により、精巧な偽1万円札の束を無数に創造したり、瞬時に数十台の車を上空高く浮上させたり、同じ研修生のアンジェラに至っては、東京タワーを真っ二つに折り曲げたりしておりました(苦笑)。
このような高度で大規模な魔法を、一研修生が簡単に行使でき、国による防衛対策も何ら講じられていないという状況は、言い換えるなら、たった一人の魔法遣いの悪意によって、大規模な災害やテロを容易に起こすことが可能な世界ということになり・・・、作中のように長閑で平和な世界観は「絶対にあり得ないのではないか?」と感じてしまいました。
また、ユメは第2話で、一生動かないと診断された青年の足を魔法により瞬時に治していましたが、後半の別のエピソードでは、交通事故で重傷を負った女性や衰弱した子猫を魔法で助けることは絶対に不可能であると定義していました。
別のある話では、車に轢かれそうになった複数の人間を魔法で瞬時に上空へ持ち上げて助けていたのに、終盤で明かされる悲劇的なエピソードの中では、センターラインを超えて向かってきたトラックとの衝突事故を魔法で避けることは絶対にできなかったと定義しているなど、作中における「魔法の限界点」について、多くの矛盾が散見していたように感じています。
ということで、この物語の作者は、感動的なドラマの創作を優先する余り、その世界において「魔法でできることの限界」を行き当たりばったりに決めていたのではないか?という疑念を抱いてしまいましたし・・・、「魔法は万能ではない」ということを大きなテーマとしておきながら、主人公に何度も「万能に限りなく近い魔法」を簡単に使わせていた点などが、個人的には大きな不満要因でした。
まあ、ここまで魔法の整合性にこだわる人間はあまりいないと思いますので、大部分の方にとっては、心あたたまるおすすめの作品だったのではないかと思っています。
投稿日
2009/07/10
レビュアー
なゆ(21)デンゲリ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
舞台は現代。
魔法遣いが存在している。
かといって激しいバトルなんてなく、ただ淡々と魔法遣いになるための日々が描かれます。
魔法は万能ではない。
これがキーワードになっていますが……主人公ユメの魔法って初回だけだとかなり万能に見えますよね。
お金の創造なんて危険すぎるほどに強力な魔法では?
生命に関わる事はできないのに善之助の足を快復させたりと素質ありすぎって感じなのですが、どうもその辺はどうでもよかったんでしょうね。
前半は色々な人たちと出会いながら様々な依頼を失敗しつつ解決していき、ひたすら葛藤しているのが後半部分の印象でした。
これといって印象はないんですよね、あのアホ毛以外。
投稿日
2008/07/07
レビュアー
べっち この夏シーズンから放映開始の「魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜」。録画だけして未見ですが、弁護士みたいに公的に登録された魔法遣い、って設定が面白そうで、まずは第一弾のこちらを。
っで、観た。
っで、とりあえず一巻だけ観た感想は、うーんチグハグ。
魔法遣いという人々が当たり前に存在して(どうやら天性の能力らしい)、その人権や魔法に対する法的な規制、職制なんかがシミュレートされている反面、母親も魔法遣いという主人公が「お金を出す魔法を使っちゃいけない」ことを知らなかったり、この巻のラストでは「そういう魔法は魔法遣いという職業以前に人間としてまずいんじゃないの」というシーンが出てきたり・・・・
舞台設定をしっかりやっても、時たま羽目をはずしたオマヌケな展開をすることもできるはずなんだけど、少なくともこの出だしではそのバランス感覚はないな。
オマヌケなお話しは嫌いじゃないんで、古くは「魔法使いサリー」とかね。
ただこれだけね「設定してまっせ」を見せられちゃうと、やっぱりオマヌケもそれなりに気合入れてやってくれないと観ているこっちがこけちゃうわけで。
さてどのへんにおちつくのか、もう少し付き合ってみますか。
投稿日
2005/05/14
レビュアー
らいよんなんの予備知識もなく、ヨドバシカメラの店頭で見かけたことがあったので借りてみました。しかも2巻から…
まあ面白いです。魔法。美少女。キャラはスレンダー系ですが、お約束っちゃお約束ですけど、タイトルの「遣い」ってのがいいですね。なんかそれにすべてが集約されている感じです。
全巻借りようと思いますが、僕が借り終わるまでみんなあんまり借りないでくださいね(笑)