タイムマシン / ガイ・ピアース
タイムマシン
/サイモン・ウェルズ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(126)
解説・ストーリー
1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。現実をどうしても受け入れられないアレクサンダーは過去に遡ってエマを救い出したいとの一念で、ついにタイムマシンを発明してしまうのだった。しかし、エマの死んだ日に戻ったアレクサンダーはそこで、エマの運命そのものはどうやっても変えようがないことを知る。諦めきれないアレクサンダーはその理由を解き明かすため、今度は一転、未来へ向け時間移動し2030年の世界へと降り立つのだったが……。
1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。現実をどうしても受け入れられないアレクサンダーは過去に遡ってエマを救い出したいとの一念で、ついにタイムマシンを発明してしまうのだった。しかし、エマの死んだ日に戻ったアレクサンダーはそこで、エマの運命そのものはどうやっても変えようがないことを知る。諦めきれないアレクサンダーはその理由を解き明かすため、今度は一転、未来へ向け時間移動し2030年の世界へと降り立つのだったが……。
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「タイムマシン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。現実をどうしても受け入れられないアレクサンダーは過去に遡ってエマを救い出したいとの一念で、ついにタイムマシンを発明してしまうのだった。しかし、エマの死んだ日に戻ったアレクサンダーはそこで、エマの運命そのものはどうやっても変えようがないことを知る。諦めきれないアレクサンダーはその理由を解き明かすため、今度は一転、未来へ向け時間移動し2030年の世界へと降り立つのだったが……。
「タイムマシン」 の作品情報
「タイムマシン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
タイムマシン 特別版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
127分 |
日本語・英語・音声解説用字幕1・音声解説用字幕2 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説1) 4:ドルビーデジタル//英語/(音声解説2)
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR22191 |
2003年05月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説1)
4:ドルビーデジタル//英語/(音声解説2)
タイムマシン 特別版の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
127分 |
日本語・英語・音声解説用字幕1・音声解説用字幕2 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル//英語/(音声解説1) 4:ドルビーデジタル//英語/(音声解説2)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DLR22191 |
2003年05月09日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:126件
大感動して泣きました
投稿日:2005/05/01
レビュアー:iuiu
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
レビューを拝見すると、どちらかというと辛い評価のほうが多いようだが、私は感動して泣いた。
SFというよりは哲学的というご意見があったが私も賛成だ。哲学的で観念的なため、SF娯楽作を期待する層には受けが悪くて当然とも思う。
素直に期待される結末は、タイムトラベルの結果、無事にエマを救い出すというパターンだろう。しかし、どうしてエマを救うことが不可能なのか、映画のなかで答えはきちんと示されている。残念ではあるが納得だ。ウォーロックの存在とその仕組についても、その時代に生きたくはないが、納得はできる。そしてエマ(過去)に縛られていた主人公がその殻を打ち破ることで未来に希望が生まれる。同じ場所で80万年もの時を隔てて、アレクサンダーの親友と家政婦が語り合う場面は涙なしには見られなかった。製作者は、タイムトラベルもので泣かせようとはあまり考えないだろうが、私は「タイムライン」でも泣けちゃったので、時間超越モノになにかミョーなツボがあるのかも知れない。
わかりにくい部分は音声解説がかなり助けになると思う。解説がなければわかりにくいという時点で映画としてはどーなのよ?というご意見もあろうが、今はメイキングや解説の存在は半分くらいは前提となっている。あれこれ考えずに楽しむのも一興かと思う。
このレビューは気に入りましたか?
10人の会員が気に入ったと投稿しています
最悪の脚本ですね
投稿日:2004/10/22
レビュアー:ケチケチ
最初に見終わった時、「えっ、これで終わっちゃうの?」と思ってしまいました。
この映画で何を言いたかったのやら???
こういう脚本を書いちゃいけないという見本のような映画。そういう意味では見る価値ありかもしれませんね。
また脚本だけじゃなく、前半の現在から過去へのレトロな雰囲気と後半の映像タッチの違いはなんなんでしょう? そこにどんな意味づけがあるの? 演出の狙いが全く理解できません。単にCGに頼りすぎただけの演出不在の結果なのでは?
パイレーツ・オブ・カリビアンのヴァービンスキー監督とは到底思えない。原作者の曾孫というサイモン・ウェルズを監督に起用したのがそもそも大失敗だったんじゃないでしょうか。
DVDに収録されているメーキングで、プロデューサーは「科学技術の進歩に対する警鐘」というようなことをいってますが、それならばこんなストーリーでは、無理がありすぎるのではないかと思います。また、DVDに収録されている「未公開オープニングシーン」をカットしてしまったのは誰なんでしょう? 少なくともテーマを定義しているオープニングなんじゃないかと思いますが・・・。この脚本じゃとてもテーマを表現できないと思ってカットしちゃったんでしょうかねぇ。
さてさて、どんな映画でも、いいところを探すようにしてるんですが、この映画のいいところってどこだろうと、3回も見直しちゃったんですよね。(笑)
40年以上昔に制作されたパル監督のタイムマシンを見ている人にとっては、かつてのタイムマシンのディテールを生かしながら現在風にアレンジしているのは面白いかもしれませんね。またパル監督お得意のコマ撮りのアニメーションで表現されていた時間旅行の表現を、マネキンや天窓の景色、草花の息吹、という同じモチーフを使って現在のCGで描き出しているのも笑えてしまうかも。
40年以上昔の作品の方が、共感できるかどうかは別にして、よっぽど映画としてしっかりできあがっていたという実に情けないリメイク映画。恋人を救うなんていう余計なストーリーをくっつっけずに、現代の映像技術で素直にリメークした方がよっぽどよかったんじゃないかと思えます。5段階評価では迷うことなく1です。
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
いつの間にか「猿の惑星」に・・・(笑)。
投稿日:2004/09/20
レビュアー:RUSH
おいらはこの作品についてなんの知識も持たずに見ました。リメイク版であるというのも見た後にしりましたし、原作も恥ずかしながらSF小説にあまり興味がなくて知りませんでした(^^ゞ。
タイムマシンのデザインを見た時、いい感じだと思い、ワクワクしました。動き出すと綺麗で時間のすすみ具合がタイムマシンの周りの風景で過去へ行っているのか未来へ行っているのかがわかるのでもうそれだけで楽しかったです。未来へ行った時の高層ビルがニョキニョキッっと伸びていく様はまるでシミュレーションゲームでもしているかのようでした(笑)。CG処理に結構お金つぎ込んでいますよね?(笑)。っていうかこの作品CGのでき次第で評価が変わってしまいますからね(笑)。
未来へ行っている内は良かったです。何処まで行くのだろう?彼女を助けることが出来るのだろうか?など色々とワクワクしていたからです。ところが80万年後という未来まで来てしまってから「なんじゃこりゃ?」って感じになってしまったのが残念でした(^^ゞ。地上に生きる人と地下に生きる人の世界。原作がそうなっているようですね。おいらはそのことを知らなかったので「これじゃまるで猿の惑星じゃん(笑)」と思ってしまったのです。SFのようなアドベンチャーのような本当に猿の惑星と感じが似ていました。
しかし、あのモーロックのデザインなんとかならないのでしょうか?(笑)。ちょっと醜すぎます。ウーバーモーロックだけ真っ白で人に近い感じなのはなんでなのかよくわかりませんがちょっとモーロックのデザインに関しては納得がいきません(^^ゞ。それからエマさんは結局タイムマシンを作るきっかけにしかならなかったんですね(涙)。ちょっと残念です。
どうでもいいことですけど、主人公を演じたガイ・ピアーズはハンサムなのかそうでないのか良くわからないですね(^^ゞ。前作も見てみたくなりました。
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ジョージ・パル監督版との観比べ
監督:サイモン・ウェルズ(2002年・米・127分)
原作:H・G・ウェルズ『タイム・マシン』
本作の監督が、原作者H・G・ウェルズの曾孫と聞いて、興味津々の鑑賞となった。
レビュアー諸氏の評判は賛否両論あるようだが、私は酷評する要素は感じられなかった。
オリジナルから40年も経過しての制作で、CG技術も進歩しており、映像的にも迫力が増している。
オリジナルと異なるのは、主人公がタイムマシンを作ることになった動機だと思う。
オリジナルでは、「タイムトラベル」への科学的な探求心、好奇心がマシンを作るきっかけとなったが、本作では、亡くなった恋人エマの運命を変えたいというアレクサンダーの思いが、タイムマシン研究への原動力となった。
エマを失ってから4年後、タイムマシンはついに完成した。
アレクサンダーは、エマが強盗に殺された瞬間よりも前の時間に戻り、あの日、エマに買うのを忘れた花を買おうと花屋に立ち寄った。
ところが、蒸気自動車に驚いて暴走した馬車に轢かれて、エマは、またもや命を落としてしまうのだ。
本編ではカットされていたが、特典のコメンテタリーによると、アレクサンダーは4度、過去に戻ってやり直したらしい。
しかし、何度過去をやり直しても“運命は変えられない”と絶望した彼は、その理由や答えを求めて、今度は未来へと向かうのだった。
タイムマシンが未来へと時を進む様子は、オリジナルと同じように天窓越しに見える空や季節ごとの風景の移り変わり、向かいの店のショーウィンドーのマネキンの衣装、ガレージ内の車の変化(進化)などによって感じ取ることが出来た。
2030年の世界では、月が崩壊して地表に落ちて来る場面に居合わせ、アレクサンダーは落下して来た隕石にぶつかり、気絶したまま更に未来へと向かっていた。
そして、彼が辿り付いたのは80万年も先の未来だった。
そこは、エロイ族とモーロック族という二つの民族が暮らす世界で、人々の話す原語はアレクサンダーとは違う言葉だった。
オリジナルでは、主人公は一度、自分がかつていた時代に戻るのだが、本作のアレクサンダーは、この時代で生きることにしたようだ。
* * * * *
特典やオーディオコメンタリーが充実しているので、時間に余裕があれば是非ご覧頂きたい。
アレクサンダー(ガイ・ピアース)の恋人役のエマ(シエンナ・ギロリー)が美しくて、笑顔が魅力的だった。
アレクサンダーの住む街や、エマと待ち合わせした公園の景色も本物の雪が降っていて綺麗だった。
画面奥へと続く風景が、CGで描いたものだったとは驚きだ。
もう一つの主役である「タイムマシン」は、オリジナルとは比較にならない程進化していて立派だった。
しかし、(懐古趣味と言われようとも)ジョージ・パル版のタイムマシンには、シンプルの中にも夢や期待がギッシリ詰まっていた。
本作も悪くはないけれど、オリジナルには原作者の思いや、登場人物たちの気持ちがさり気なく語られていたように思う。
例えば、時間旅行に旅立ってしまった友人を思う気持ち、いつか友人が帰って来た時のためを考えた配慮など。
勿論、オリジナルを知らない人には、違った楽しみ方があって良いのだけれど。
さて、「何故、過去を変えることが出来ないのか?」の答えをアレクサンダーは見つけることが出来たのだろうか?
恐らく「否」である。
ただ、答えは見つけられなかったにしても、アレクサンダー以降に「タイムマシン」を作った人物がいない事だけはハッキリした。
それを理解した上で、彼は80万年後の未来で生きて戦うことを選択したのだろう。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
原作者の曾孫が監督した映画
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
原作者のH・G・ウェルズはタイムマシンや透明人間や火星人、宇宙人の侵略など現在まで続くSFの設定の源流の殆どを考えたSFの父です。漫画界でいったら手塚治虫さんのような偉人です。
でこの映画はそのウェルズ氏の曾孫にあたるサイモン・ウェルズが監督しているのですが随分と原作をいじっちゃってますね。
やっぱり原作をぴったりなぞるだけの映画というのは許せなかったんでしょうね。SFという創造力がもの言うジャンルでひーじーちゃんの猿マネというのは出来なかったのでしょう。
でも身内がやるのだからまあいいかと思うと、これはこれで見応えのある作品になっています。
特にCG(VFXと言うのかな)が凄いです。随分と迫力ある仕上がりです。この映像の描写は原作では果たせなかったことだと思うので素直に良かったです。
主人公がタイムトラベルを決意したきっかけが原作では知的好奇心のように描かれていますが、映画では妻が殺害されたことがきっかけです。この設定が後々まで尾を引いてモーロックとエロイの関係など色んな部分が原作と変わってしまった気がします。
別に原作至上主義という訳ではないので(ただし、原作よりつまらなくなるのはNGですが)、これはこれで楽しんで観れたと思います。
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ユーザーレビュー
大感動して泣きました
投稿日
2005/05/01
レビュアー
iuiu
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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レビューを拝見すると、どちらかというと辛い評価のほうが多いようだが、私は感動して泣いた。
SFというよりは哲学的というご意見があったが私も賛成だ。哲学的で観念的なため、SF娯楽作を期待する層には受けが悪くて当然とも思う。
素直に期待される結末は、タイムトラベルの結果、無事にエマを救い出すというパターンだろう。しかし、どうしてエマを救うことが不可能なのか、映画のなかで答えはきちんと示されている。残念ではあるが納得だ。ウォーロックの存在とその仕組についても、その時代に生きたくはないが、納得はできる。そしてエマ(過去)に縛られていた主人公がその殻を打ち破ることで未来に希望が生まれる。同じ場所で80万年もの時を隔てて、アレクサンダーの親友と家政婦が語り合う場面は涙なしには見られなかった。製作者は、タイムトラベルもので泣かせようとはあまり考えないだろうが、私は「タイムライン」でも泣けちゃったので、時間超越モノになにかミョーなツボがあるのかも知れない。
わかりにくい部分は音声解説がかなり助けになると思う。解説がなければわかりにくいという時点で映画としてはどーなのよ?というご意見もあろうが、今はメイキングや解説の存在は半分くらいは前提となっている。あれこれ考えずに楽しむのも一興かと思う。
最悪の脚本ですね
投稿日
2004/10/22
レビュアー
ケチケチ
最初に見終わった時、「えっ、これで終わっちゃうの?」と思ってしまいました。
この映画で何を言いたかったのやら???
こういう脚本を書いちゃいけないという見本のような映画。そういう意味では見る価値ありかもしれませんね。
また脚本だけじゃなく、前半の現在から過去へのレトロな雰囲気と後半の映像タッチの違いはなんなんでしょう? そこにどんな意味づけがあるの? 演出の狙いが全く理解できません。単にCGに頼りすぎただけの演出不在の結果なのでは?
パイレーツ・オブ・カリビアンのヴァービンスキー監督とは到底思えない。原作者の曾孫というサイモン・ウェルズを監督に起用したのがそもそも大失敗だったんじゃないでしょうか。
DVDに収録されているメーキングで、プロデューサーは「科学技術の進歩に対する警鐘」というようなことをいってますが、それならばこんなストーリーでは、無理がありすぎるのではないかと思います。また、DVDに収録されている「未公開オープニングシーン」をカットしてしまったのは誰なんでしょう? 少なくともテーマを定義しているオープニングなんじゃないかと思いますが・・・。この脚本じゃとてもテーマを表現できないと思ってカットしちゃったんでしょうかねぇ。
さてさて、どんな映画でも、いいところを探すようにしてるんですが、この映画のいいところってどこだろうと、3回も見直しちゃったんですよね。(笑)
40年以上昔に制作されたパル監督のタイムマシンを見ている人にとっては、かつてのタイムマシンのディテールを生かしながら現在風にアレンジしているのは面白いかもしれませんね。またパル監督お得意のコマ撮りのアニメーションで表現されていた時間旅行の表現を、マネキンや天窓の景色、草花の息吹、という同じモチーフを使って現在のCGで描き出しているのも笑えてしまうかも。
40年以上昔の作品の方が、共感できるかどうかは別にして、よっぽど映画としてしっかりできあがっていたという実に情けないリメイク映画。恋人を救うなんていう余計なストーリーをくっつっけずに、現代の映像技術で素直にリメークした方がよっぽどよかったんじゃないかと思えます。5段階評価では迷うことなく1です。
いつの間にか「猿の惑星」に・・・(笑)。
投稿日
2004/09/20
レビュアー
RUSH
おいらはこの作品についてなんの知識も持たずに見ました。リメイク版であるというのも見た後にしりましたし、原作も恥ずかしながらSF小説にあまり興味がなくて知りませんでした(^^ゞ。
タイムマシンのデザインを見た時、いい感じだと思い、ワクワクしました。動き出すと綺麗で時間のすすみ具合がタイムマシンの周りの風景で過去へ行っているのか未来へ行っているのかがわかるのでもうそれだけで楽しかったです。未来へ行った時の高層ビルがニョキニョキッっと伸びていく様はまるでシミュレーションゲームでもしているかのようでした(笑)。CG処理に結構お金つぎ込んでいますよね?(笑)。っていうかこの作品CGのでき次第で評価が変わってしまいますからね(笑)。
未来へ行っている内は良かったです。何処まで行くのだろう?彼女を助けることが出来るのだろうか?など色々とワクワクしていたからです。ところが80万年後という未来まで来てしまってから「なんじゃこりゃ?」って感じになってしまったのが残念でした(^^ゞ。地上に生きる人と地下に生きる人の世界。原作がそうなっているようですね。おいらはそのことを知らなかったので「これじゃまるで猿の惑星じゃん(笑)」と思ってしまったのです。SFのようなアドベンチャーのような本当に猿の惑星と感じが似ていました。
しかし、あのモーロックのデザインなんとかならないのでしょうか?(笑)。ちょっと醜すぎます。ウーバーモーロックだけ真っ白で人に近い感じなのはなんでなのかよくわかりませんがちょっとモーロックのデザインに関しては納得がいきません(^^ゞ。それからエマさんは結局タイムマシンを作るきっかけにしかならなかったんですね(涙)。ちょっと残念です。
どうでもいいことですけど、主人公を演じたガイ・ピアーズはハンサムなのかそうでないのか良くわからないですね(^^ゞ。前作も見てみたくなりました。
ジョージ・パル監督版との観比べ
投稿日
2020/06/10
レビュアー
kazupon
監督:サイモン・ウェルズ(2002年・米・127分)
原作:H・G・ウェルズ『タイム・マシン』
本作の監督が、原作者H・G・ウェルズの曾孫と聞いて、興味津々の鑑賞となった。
レビュアー諸氏の評判は賛否両論あるようだが、私は酷評する要素は感じられなかった。
オリジナルから40年も経過しての制作で、CG技術も進歩しており、映像的にも迫力が増している。
オリジナルと異なるのは、主人公がタイムマシンを作ることになった動機だと思う。
オリジナルでは、「タイムトラベル」への科学的な探求心、好奇心がマシンを作るきっかけとなったが、本作では、亡くなった恋人エマの運命を変えたいというアレクサンダーの思いが、タイムマシン研究への原動力となった。
エマを失ってから4年後、タイムマシンはついに完成した。
アレクサンダーは、エマが強盗に殺された瞬間よりも前の時間に戻り、あの日、エマに買うのを忘れた花を買おうと花屋に立ち寄った。
ところが、蒸気自動車に驚いて暴走した馬車に轢かれて、エマは、またもや命を落としてしまうのだ。
本編ではカットされていたが、特典のコメンテタリーによると、アレクサンダーは4度、過去に戻ってやり直したらしい。
しかし、何度過去をやり直しても“運命は変えられない”と絶望した彼は、その理由や答えを求めて、今度は未来へと向かうのだった。
タイムマシンが未来へと時を進む様子は、オリジナルと同じように天窓越しに見える空や季節ごとの風景の移り変わり、向かいの店のショーウィンドーのマネキンの衣装、ガレージ内の車の変化(進化)などによって感じ取ることが出来た。
2030年の世界では、月が崩壊して地表に落ちて来る場面に居合わせ、アレクサンダーは落下して来た隕石にぶつかり、気絶したまま更に未来へと向かっていた。
そして、彼が辿り付いたのは80万年も先の未来だった。
そこは、エロイ族とモーロック族という二つの民族が暮らす世界で、人々の話す原語はアレクサンダーとは違う言葉だった。
オリジナルでは、主人公は一度、自分がかつていた時代に戻るのだが、本作のアレクサンダーは、この時代で生きることにしたようだ。
* * * * *
特典やオーディオコメンタリーが充実しているので、時間に余裕があれば是非ご覧頂きたい。
アレクサンダー(ガイ・ピアース)の恋人役のエマ(シエンナ・ギロリー)が美しくて、笑顔が魅力的だった。
アレクサンダーの住む街や、エマと待ち合わせした公園の景色も本物の雪が降っていて綺麗だった。
画面奥へと続く風景が、CGで描いたものだったとは驚きだ。
もう一つの主役である「タイムマシン」は、オリジナルとは比較にならない程進化していて立派だった。
しかし、(懐古趣味と言われようとも)ジョージ・パル版のタイムマシンには、シンプルの中にも夢や期待がギッシリ詰まっていた。
本作も悪くはないけれど、オリジナルには原作者の思いや、登場人物たちの気持ちがさり気なく語られていたように思う。
例えば、時間旅行に旅立ってしまった友人を思う気持ち、いつか友人が帰って来た時のためを考えた配慮など。
勿論、オリジナルを知らない人には、違った楽しみ方があって良いのだけれど。
さて、「何故、過去を変えることが出来ないのか?」の答えをアレクサンダーは見つけることが出来たのだろうか?
恐らく「否」である。
ただ、答えは見つけられなかったにしても、アレクサンダー以降に「タイムマシン」を作った人物がいない事だけはハッキリした。
それを理解した上で、彼は80万年後の未来で生きて戦うことを選択したのだろう。
原作者の曾孫が監督した映画
投稿日
2007/09/18
レビュアー
雑種犬ラック
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
原作者のH・G・ウェルズはタイムマシンや透明人間や火星人、宇宙人の侵略など現在まで続くSFの設定の源流の殆どを考えたSFの父です。漫画界でいったら手塚治虫さんのような偉人です。
でこの映画はそのウェルズ氏の曾孫にあたるサイモン・ウェルズが監督しているのですが随分と原作をいじっちゃってますね。
やっぱり原作をぴったりなぞるだけの映画というのは許せなかったんでしょうね。SFという創造力がもの言うジャンルでひーじーちゃんの猿マネというのは出来なかったのでしょう。
でも身内がやるのだからまあいいかと思うと、これはこれで見応えのある作品になっています。
特にCG(VFXと言うのかな)が凄いです。随分と迫力ある仕上がりです。この映像の描写は原作では果たせなかったことだと思うので素直に良かったです。
主人公がタイムトラベルを決意したきっかけが原作では知的好奇心のように描かれていますが、映画では妻が殺害されたことがきっかけです。この設定が後々まで尾を引いてモーロックとエロイの関係など色んな部分が原作と変わってしまった気がします。
別に原作至上主義という訳ではないので(ただし、原作よりつまらなくなるのはNGですが)、これはこれで楽しんで観れたと思います。
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