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マルホランド ドライブ

マルホランド ドライブの画像・ジャケット写真

マルホランド ドライブ / ナオミ・ワッツ
  • 画質は本編映像とは異なります。

全体の平均評価点: (5点満点)

152

マルホランド ドライブ /デヴィッド・リンチ

全体の平均評価点: 

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DVD

Blu-ray

映画賞受賞作品

旧作

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「マルホランド ドライブ」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

ある真夜中、マルホランド・ドライブで車の衝突事故が発生。ただ独り助かった黒髪の女は、ハリウッドの街までなんとか辿り着き、留守宅へ忍び込む。すると、そこは有名女優ルースの家だった。そして、直後にやってきたルースの姪ベティに見つかってしまう。ベティは、とっさにリタと名乗ったこの女を叔母の友人と思い込むが、すぐに見知らぬ他人であることを知った。何も思い出せないと打ち明けるリタ。手掛かりは大金と謎の青い鍵が入った彼女のバッグ。ベティは同情と好奇心から、リタの記憶を取り戻す手助けを買って出るのだが…。

「マルホランド ドライブ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2001年

製作国:

アメリカ

原題:

MULHOLLAND DR./MULHOLLAND DRIVE

受賞記録:

2001年 カンヌ国際映画祭 監督賞
2001年 NY批評家協会賞 作品賞
2001年 LA批評家協会賞 監督賞

「マルホランド ドライブ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:152件

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1〜 5件 / 全152件

秋の夜長に最高な謎解き作品、未見の方は以下ご注意を。 ネタバレ

投稿日:2006/09/16 レビュアー:masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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文字数制限の都合で全て語れませんが、その点ご容赦を。

前半は「Dianeの見た夢」なのは間違いない。冒頭のファミレスのシーンで展開が断片的で話が繋がらない、これは「夢」だからに他ならない。ヒントとしてDanが「夢以外の場所で浮浪者の顔を見たくない」と語っている。前半で登場する人物はDianeが現実に知ってた人物でリタ(カミーラ)、ケシャー監督、ココ、殺し屋ジョー、12号室の住人は実在した人物と思われる。謎の人物Mr.ロークは大物プロデューサーといった処か。次にDianeの叔母は死んだとパーティーでの会話で示す通り叔母は実際には有名女優でない。前半がトントン拍子に進む点からも「夢」で有る事を暗示している。因みにベティは「ベティ・デービス」リタは「リタ・ヘイワース」に由来してると思われる。後半は「夢」でなく現実だ。要約するとカミーラ殺しを依頼し成功した事で逆にDianeが錯乱し過去をフラッシュバックしてる、と思われる。Dianeは死んで欲しくないという気持ちもあった。それがオープニングなのだ。その願望がドジなジョーの描写として描かれてる。文字通り鍵となるブルーキーは「死」の意味。リタが自分が殺された証拠であるブルーキーを持ち歩くのは大きな矛盾。ブルーキーがDianeを混乱させ死に追いやった。と考えると筋が通る。次に死体の正体について、これは死の証であるブルーキーを見て混乱し、自分の部屋で自殺したのだ。カウボーイが囁くと画面が暗転し、その死体にDianeの寝姿が映し出される。つまりDianeの部屋のベッド上の死体は本人以外には考えられないのでは?前半のオーディションで登場したカミーラは、ハーディングではなくメリッサだったのは?メリッサとカミーラは既に「関係」が有った。恋人はDianeだけでなかった。リタが同性愛が初めてではない事が語られてた事でも判る。ブルーボックスの意味?これはブルーボックスにブルーキーを差し込む行為は、ベティとリタ、つまりDianeとカミーラが心の中で「一体化」した事の象徴、この時ベティの姿が無いのは彼女が念願を果たしてカミーラと死後の世界で一体化した事で物語りは終わる。最後にカウボーイは「死神」を暗示すると思われ、調べると「シレンシオ」はスペイン語で黙祷を意味する様だ。私はDianeがカミーラと「心中」する事で自らの魂を救済し死の間際に見た夢が本作の物語だと思う、根拠は死体が「黒髪」だから。さて貴方の推理は?

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何度でも観て何度でも墜ちていきたい ネタバレ

投稿日:2007/06/18 レビュアー:ウォッカ★

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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時折ハリウッドの街並みを上から見下ろしている映像がでてくるのでハリウッドに対する挑戦状のような映画ともとれますが、これは悲しい女のラブストーリーでもあると思います。
私は三回目でようやく自分の中の?を自分なりに解釈する事が出来ました。まあ、この映画に関しては本当に理屈では不可能な解釈が必要だと思いますが・・。
デビッド・リンチ監督が冒頭に二つのヒントが隠れている、と言っていました。ひとつは深紅の布団にくるまったダイアンが眠っているシーンでしょうか。寝息をたてているのでこれは夢なのです、と教えてくれていたんじゃないかと思います。もうひとつは老夫婦です。あの老夫婦は主観的に、時に客観的にダイアンをみた自身なのではないかと思っています。ジルバで優勝したときには両サイドで祝福し、ベティを応援し、最後には小さな二人が罪の重さを感じるがごとく、どんどん声も体も大きくなっていくのです。自分自身の罪悪感に責め立てられダイアンは自殺します。

つまり前半はダイアンが自殺の直前にみた儚い“夢”であり単なる理想を思い描いた“妄想という名の夢”でもあるのです。以下は私なりの大まかなまとめです。

田舎町のジルバ大会で優勝したダイアンは夢や希望をもってハリウッドへやってきた。憧れのスターを夢見てオーディションを受けるがなかなか役がもらえずウエイトレスの仕事をしながら、オーディション会場で知りあったカミーラという魅力的な女性と知り合い、二人は愛し合います。カミーラは演技力だけではなくプロデューサーなど有力なポジションとのコネもありアダムの映画の主役に抜擢されます。そしてカミーラのおかげでダイアンもついでのように役をもらえました。ところが撮影中カミーラとアダムは盛り上がり婚約してしまうのです。しかも婚約発表の席でカミーラが他の女性との交際を匂わせたためダイアンの頭の中に芽生え始めた感情がダイアンを支配し始めます。殺し屋ジョーに叔母の遺産を渡し、カミーラ殺害を依頼します。その場面を目撃していた男はダイアンの妄想の中で店の裏に潜む正体不明の何かに怯えます。(おそらくあれはダイアンの心の闇が一人歩きしてみせた幻影だったのではないかと思います。現実世界ではブルーボックスを持っている浮浪者。ダイアンが自殺した後にも彼は出てきているので死神か?とも思いましたが・・・)そしてジョーはカミーラを殺します。(約束通りブルーキーが置かれていたので間違いないと思います)ダイアンはそれを見て苦しみます。愛していたカミーラを本当は失いたくなかったのにどうして殺してしまったんだろう、なぜこうなってしまったのだろう・・・そんな絶望的な気持ちのまま眠りにおち、こうであったら良かったのに、こうであるべき、といった夢(妄想)をみます。(そこから冒頭の布団にくるまって寝息をたてるダイアンの姿を思い出していただければわかりやすいのでは?)
シレンシオ劇場はあの世とこの世を結ぶ場所、そこで泣き女の歌を聴き、ベティとリタは初めて悟るのです。この歌がベティの歌で私たちの魂はあの世で一つになったのだと。だから家に帰りブルーキーをブルーボックスに差し込んだとき一人になっていたのです。カウボーイの目覚めよ、という声で現実世界に戻ったダイアンは本当に起こった現実に向き合います。そしてその時は来ました。自分自身の心をけたたましくノックする音、声、襲いかかってくる罪の意識・・・。ダイアンは自殺し、はれてあの世でカミーラと結ばれたのです。ラストに青い髪の女が言います。〜シレンシオ〜  静かに、という意味と黙祷をささげる、という意味があるので二人はようやく一つになれたのだから見守ってあげよう、もう誰も邪魔しないでおこう、という意味があるのだと思います。

こうやって時系列を整理してからもう一度観てみてください。そうするとダイアンの夢の中でどうして殺し屋ジョーはドジばかりだったのか、大事故だったのにリタはなぜかすり傷だけだったのか、エディはなぜ散々な目にあわされたのか、夢の中のカミーラはなぜ金髪だったのか(現実でカミーラとキスをしていた女性です)、死んだはずの叔母がなぜ大女優の設定だったのか、赤いカーテンの部屋の小人は何を意味していたのかもすんなり理解できます。結局愛するが故の嫉妬心や猜疑心からつくりあげたまやかしだったのですね。それにプラス場所がハリウッドだったということでハリウッドの裏の部分をさらけ出し、かなり皮肉っている部分がありました。それにしても切ない。切なすぎる夢です。ものすごく泣けます。悲恋物語の、本当に感動する映画です。私は好きです。とっても好きです。

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超難解映画・・・消化不良な方へ ネタバレ

投稿日:2004/12/07 レビュアー:ヤルフ

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この映画を見たのはDISCASに加入する前ですが、複雑だったので何度も観ました。強く印象に残っているのでレビューを書いておこうと思います。

複雑な映画ですが、前半部分でベティがリタの記憶を取り戻そうとするサスペンス的なところは普通に楽しめると思います。

(注)ここから完全にネタバレです。

事故で記憶喪失になったリタがダイアン・セルウィンという名前を思い出し、ベティが電話帳でダイアンの家を発見して中に入ると女の死体が・・・ダイアンがリタではなかったのか? 打ちひしがれて戻った二人は夜をともに・・・

この辺りで、謎が謎を呼び、観るものの好奇心は最高潮に達するはずです。
ですが、このあとよくわからなくなるんですよね。それでも何度か観ることで全体像が見えてきます。

ベティがリタに誘われるままに不思議な劇場に行き、戻ってからリタが青い箱の鍵を探し出して蓋を開けます。
その直後に場面が代わり、なぜかベティが死んでいた女(ダイアン?)のベットに寝ています。

ここで、観ている人は混乱に陥るのですが、結論を言えば、それまでがダイアンがベティとして見た夢だったということです。

現実では、リタは夢で名前が出てきたカミーラ・ローズであり、ハリウッドで女優として成功していることがわかります。現実のダイアンは三流女優でしかありません。そのためでしょう、夢ではベティ(ダイアン)は行動的で有能、リタ(カミーラ)は弱い存在でした。

かつてダイアンとカミーラはレズの関係にあり、夢の中でカミーラ・ローズを採用せざるを得なかった監督とカミーラが恋仲のためダイアンとは破局したこともわかります。

ダイアンは、カミーラに嫉妬、恨みを抱いて、彼女の暗殺を依頼するのですが、夢で暗殺者は失敗ばかりしてしまいます。夢は願望を表すので、本当はカミーラに死んで欲しくなかったのかもしれません。

しかし現実は違いました。その証拠にダイアンとして目覚めたとき、暗殺成功の証としてテーブルに鍵がありました。夢でも現実でも鍵はまさにこの映画の鍵となっています。

鍵でカミーラの死を知ったダイアンは自らも自殺します。
死んでいく間に見た夢がこの映画だったと解釈する事で話の了解が可能となります。

このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています

間違いなく大傑作です ネタバレ

投稿日:2006/05/18 レビュアー:勝王

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この映画は、ナオミ・ワッツが死ぬ直前に見た夢ですね。ハリウッドを夢見てきたナオミですが、薬に溺れ、成功した女友だちに嫉妬し、殺しを依頼して、絶望し自殺するわけです。しかし、そんな現実をとても受け入れられないので、自分を正当化するために、ハリウッドで成功し、女友達と愛し合うピカピカの自分の夢を見ます。しかし、しょせん夢なので、何となく夢の中でも現実でないことが分かっており、夢を破るような不気味な出来事が次々と起こります。身も蓋もなく言ってしまえばそんな話ですが、時系列をバラバラにし、イメージのつらなるままに、ハリウッドの様々な都市伝説も交え、実に豊かに語られます。その語り口は奇跡に近いほど完璧です。昨年末にハリウッドに行って、マルホランド・ドライブを車で走ったのですが、高台にあるこの道路からは、一方にLAのダウンタウン、もう一方にサンフェルナンド・バレーが見渡せます。バレーの景色がハリウッドの夢と栄光だとすれば、ホームレスがうろつくダウンタウンは現実でしょうか。この道路はその夢と現実の間を縫って走っており、どちらにも転びそうな、ぎりぎりのところで非常に美しい景色を見せてくれます。映画もまた、ハリウッドの夢と現実を描いており、デビッド・リンチの最高傑作であると確信しています。あまりにも見事です。

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妄想を観ていただいたら、現実にしますね ネタバレ

投稿日:2008/12/21 レビュアー:よふかし

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 主人公は夢破れた女優志願者で、映画の前3分の2は彼女の希望が入り混じった妄想、後3分の1は悲惨な現実を認識し始めた彼女の姿、とおおまかに解釈すれば、それほど難解とは思われない。
最初に「妄想」があって、次に「現実」が描かれるので、僕は「現実」のディテイルが「妄想」ではどのように変貌されていたかを頭の中で組み立て直し、推理し、そこに込められた彼女の悲痛な思いを想像する。すると、基本的にはハリウッド・バビロンなシンプルな物語を一回バラバラにして、人物やエピソードを少しずつズラして組み直しているだけだ、と思う。
 あまり胸が躍らない。ことに演技力も天才的で性格も優しく人柄も滅法いい女優(ナオミ・ワッツ好演)の素人探偵という陳腐な前半、そもそもこの作品がテレビ用に作られ始めたということもあるのかもしれないが、この長い「妄想」部分は画に力がない。テレビサイズの画面でも分かりやすいような構図やつなぎが優先されていて、凡庸に感じられる(敢えて狙っていると考えてもつまらないことに変わりない)。彼女が現実に目覚めていくという繊細な描写がないのも、物足りない。
 ラスト30分はいわゆるリンチ節になるけれど、いわば「解答編」なのだ。僕の脳は映画そのものというより、物語を読み解くこと(解釈)に夢中になるばかり。それは実は、あまり豊かとは言えない行為なのに。
 リンチの作品はたいてい、ある歪みをもった精神が、世界を解体し、自分なりに再構築している様を描いていると思う。リンチは「なか」に怖いものがあると感じている、と言うのはそんな意味である。これは芸術家が自分に見えるように世界を切り取ることと同じだ。だからリンチ自身は、物語の解釈などせずに、あるがままで受け止めてほしいと発言している。不思議な青い箱だの謎のホームレスだの、異空間めいた劇場だの、だんだん小さくなる気持ち悪い老夫婦だの、リンチ的な小道具の「正体」を追及することに意味はないと言うのだ。
 僕も意味はないと思うので端からそんなトリビアルな努力は放棄しているが、そうした解釈合戦を誘っているのはリンチ自身ではないかと思えてならない。つまり彼は、すべてに意味と答えがありそうに描いているのだ。解きたくなるような形で謎を散らしておけば、観客がより作品に関心を持ってくれるという計算が見え隠れする。僕がリンチ作品にあざとさを感じるのは、そういうところだ。本作は、過去作に比べ、そのあざとさを覆い隠す映画的な魅力に欠けている。
 さて本作は、上に挙げたように、「妄想」と「現実」を一応区分けして解釈することはできる。しかし、本当に後半3分の1は「現実」だろうか? 「妄想」と「現実」は逆かもしれないではないか。つまり天才的な新進女優が、謎の女への同情のあまり「自分が不幸だったら」という夢を見ているだけかもしれない。あるいは、すべてはダイナーの裏で謎のホームレスを目撃して失神した男性の、妄想なのかもしれない。彼はきっとケネス・アンガーやブラック・ダリア事件の本を読みすぎたのだ。それでは映画としては非常識と思われるかもしれない。しかし、そもそもが虚構の映画のなかで「ここからここまでが現実だ」と断言することなど、本当にできるのだろうか? 60点。

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秋の夜長に最高な謎解き作品、未見の方は以下ご注意を。

投稿日

2006/09/16

レビュアー

masamune

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文字数制限の都合で全て語れませんが、その点ご容赦を。

前半は「Dianeの見た夢」なのは間違いない。冒頭のファミレスのシーンで展開が断片的で話が繋がらない、これは「夢」だからに他ならない。ヒントとしてDanが「夢以外の場所で浮浪者の顔を見たくない」と語っている。前半で登場する人物はDianeが現実に知ってた人物でリタ(カミーラ)、ケシャー監督、ココ、殺し屋ジョー、12号室の住人は実在した人物と思われる。謎の人物Mr.ロークは大物プロデューサーといった処か。次にDianeの叔母は死んだとパーティーでの会話で示す通り叔母は実際には有名女優でない。前半がトントン拍子に進む点からも「夢」で有る事を暗示している。因みにベティは「ベティ・デービス」リタは「リタ・ヘイワース」に由来してると思われる。後半は「夢」でなく現実だ。要約するとカミーラ殺しを依頼し成功した事で逆にDianeが錯乱し過去をフラッシュバックしてる、と思われる。Dianeは死んで欲しくないという気持ちもあった。それがオープニングなのだ。その願望がドジなジョーの描写として描かれてる。文字通り鍵となるブルーキーは「死」の意味。リタが自分が殺された証拠であるブルーキーを持ち歩くのは大きな矛盾。ブルーキーがDianeを混乱させ死に追いやった。と考えると筋が通る。次に死体の正体について、これは死の証であるブルーキーを見て混乱し、自分の部屋で自殺したのだ。カウボーイが囁くと画面が暗転し、その死体にDianeの寝姿が映し出される。つまりDianeの部屋のベッド上の死体は本人以外には考えられないのでは?前半のオーディションで登場したカミーラは、ハーディングではなくメリッサだったのは?メリッサとカミーラは既に「関係」が有った。恋人はDianeだけでなかった。リタが同性愛が初めてではない事が語られてた事でも判る。ブルーボックスの意味?これはブルーボックスにブルーキーを差し込む行為は、ベティとリタ、つまりDianeとカミーラが心の中で「一体化」した事の象徴、この時ベティの姿が無いのは彼女が念願を果たしてカミーラと死後の世界で一体化した事で物語りは終わる。最後にカウボーイは「死神」を暗示すると思われ、調べると「シレンシオ」はスペイン語で黙祷を意味する様だ。私はDianeがカミーラと「心中」する事で自らの魂を救済し死の間際に見た夢が本作の物語だと思う、根拠は死体が「黒髪」だから。さて貴方の推理は?

何度でも観て何度でも墜ちていきたい

投稿日

2007/06/18

レビュアー

ウォッカ★

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時折ハリウッドの街並みを上から見下ろしている映像がでてくるのでハリウッドに対する挑戦状のような映画ともとれますが、これは悲しい女のラブストーリーでもあると思います。
私は三回目でようやく自分の中の?を自分なりに解釈する事が出来ました。まあ、この映画に関しては本当に理屈では不可能な解釈が必要だと思いますが・・。
デビッド・リンチ監督が冒頭に二つのヒントが隠れている、と言っていました。ひとつは深紅の布団にくるまったダイアンが眠っているシーンでしょうか。寝息をたてているのでこれは夢なのです、と教えてくれていたんじゃないかと思います。もうひとつは老夫婦です。あの老夫婦は主観的に、時に客観的にダイアンをみた自身なのではないかと思っています。ジルバで優勝したときには両サイドで祝福し、ベティを応援し、最後には小さな二人が罪の重さを感じるがごとく、どんどん声も体も大きくなっていくのです。自分自身の罪悪感に責め立てられダイアンは自殺します。

つまり前半はダイアンが自殺の直前にみた儚い“夢”であり単なる理想を思い描いた“妄想という名の夢”でもあるのです。以下は私なりの大まかなまとめです。

田舎町のジルバ大会で優勝したダイアンは夢や希望をもってハリウッドへやってきた。憧れのスターを夢見てオーディションを受けるがなかなか役がもらえずウエイトレスの仕事をしながら、オーディション会場で知りあったカミーラという魅力的な女性と知り合い、二人は愛し合います。カミーラは演技力だけではなくプロデューサーなど有力なポジションとのコネもありアダムの映画の主役に抜擢されます。そしてカミーラのおかげでダイアンもついでのように役をもらえました。ところが撮影中カミーラとアダムは盛り上がり婚約してしまうのです。しかも婚約発表の席でカミーラが他の女性との交際を匂わせたためダイアンの頭の中に芽生え始めた感情がダイアンを支配し始めます。殺し屋ジョーに叔母の遺産を渡し、カミーラ殺害を依頼します。その場面を目撃していた男はダイアンの妄想の中で店の裏に潜む正体不明の何かに怯えます。(おそらくあれはダイアンの心の闇が一人歩きしてみせた幻影だったのではないかと思います。現実世界ではブルーボックスを持っている浮浪者。ダイアンが自殺した後にも彼は出てきているので死神か?とも思いましたが・・・)そしてジョーはカミーラを殺します。(約束通りブルーキーが置かれていたので間違いないと思います)ダイアンはそれを見て苦しみます。愛していたカミーラを本当は失いたくなかったのにどうして殺してしまったんだろう、なぜこうなってしまったのだろう・・・そんな絶望的な気持ちのまま眠りにおち、こうであったら良かったのに、こうであるべき、といった夢(妄想)をみます。(そこから冒頭の布団にくるまって寝息をたてるダイアンの姿を思い出していただければわかりやすいのでは?)
シレンシオ劇場はあの世とこの世を結ぶ場所、そこで泣き女の歌を聴き、ベティとリタは初めて悟るのです。この歌がベティの歌で私たちの魂はあの世で一つになったのだと。だから家に帰りブルーキーをブルーボックスに差し込んだとき一人になっていたのです。カウボーイの目覚めよ、という声で現実世界に戻ったダイアンは本当に起こった現実に向き合います。そしてその時は来ました。自分自身の心をけたたましくノックする音、声、襲いかかってくる罪の意識・・・。ダイアンは自殺し、はれてあの世でカミーラと結ばれたのです。ラストに青い髪の女が言います。〜シレンシオ〜  静かに、という意味と黙祷をささげる、という意味があるので二人はようやく一つになれたのだから見守ってあげよう、もう誰も邪魔しないでおこう、という意味があるのだと思います。

こうやって時系列を整理してからもう一度観てみてください。そうするとダイアンの夢の中でどうして殺し屋ジョーはドジばかりだったのか、大事故だったのにリタはなぜかすり傷だけだったのか、エディはなぜ散々な目にあわされたのか、夢の中のカミーラはなぜ金髪だったのか(現実でカミーラとキスをしていた女性です)、死んだはずの叔母がなぜ大女優の設定だったのか、赤いカーテンの部屋の小人は何を意味していたのかもすんなり理解できます。結局愛するが故の嫉妬心や猜疑心からつくりあげたまやかしだったのですね。それにプラス場所がハリウッドだったということでハリウッドの裏の部分をさらけ出し、かなり皮肉っている部分がありました。それにしても切ない。切なすぎる夢です。ものすごく泣けます。悲恋物語の、本当に感動する映画です。私は好きです。とっても好きです。

超難解映画・・・消化不良な方へ

投稿日

2004/12/07

レビュアー

ヤルフ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この映画を見たのはDISCASに加入する前ですが、複雑だったので何度も観ました。強く印象に残っているのでレビューを書いておこうと思います。

複雑な映画ですが、前半部分でベティがリタの記憶を取り戻そうとするサスペンス的なところは普通に楽しめると思います。

(注)ここから完全にネタバレです。

事故で記憶喪失になったリタがダイアン・セルウィンという名前を思い出し、ベティが電話帳でダイアンの家を発見して中に入ると女の死体が・・・ダイアンがリタではなかったのか? 打ちひしがれて戻った二人は夜をともに・・・

この辺りで、謎が謎を呼び、観るものの好奇心は最高潮に達するはずです。
ですが、このあとよくわからなくなるんですよね。それでも何度か観ることで全体像が見えてきます。

ベティがリタに誘われるままに不思議な劇場に行き、戻ってからリタが青い箱の鍵を探し出して蓋を開けます。
その直後に場面が代わり、なぜかベティが死んでいた女(ダイアン?)のベットに寝ています。

ここで、観ている人は混乱に陥るのですが、結論を言えば、それまでがダイアンがベティとして見た夢だったということです。

現実では、リタは夢で名前が出てきたカミーラ・ローズであり、ハリウッドで女優として成功していることがわかります。現実のダイアンは三流女優でしかありません。そのためでしょう、夢ではベティ(ダイアン)は行動的で有能、リタ(カミーラ)は弱い存在でした。

かつてダイアンとカミーラはレズの関係にあり、夢の中でカミーラ・ローズを採用せざるを得なかった監督とカミーラが恋仲のためダイアンとは破局したこともわかります。

ダイアンは、カミーラに嫉妬、恨みを抱いて、彼女の暗殺を依頼するのですが、夢で暗殺者は失敗ばかりしてしまいます。夢は願望を表すので、本当はカミーラに死んで欲しくなかったのかもしれません。

しかし現実は違いました。その証拠にダイアンとして目覚めたとき、暗殺成功の証としてテーブルに鍵がありました。夢でも現実でも鍵はまさにこの映画の鍵となっています。

鍵でカミーラの死を知ったダイアンは自らも自殺します。
死んでいく間に見た夢がこの映画だったと解釈する事で話の了解が可能となります。

間違いなく大傑作です

投稿日

2006/05/18

レビュアー

勝王

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この映画は、ナオミ・ワッツが死ぬ直前に見た夢ですね。ハリウッドを夢見てきたナオミですが、薬に溺れ、成功した女友だちに嫉妬し、殺しを依頼して、絶望し自殺するわけです。しかし、そんな現実をとても受け入れられないので、自分を正当化するために、ハリウッドで成功し、女友達と愛し合うピカピカの自分の夢を見ます。しかし、しょせん夢なので、何となく夢の中でも現実でないことが分かっており、夢を破るような不気味な出来事が次々と起こります。身も蓋もなく言ってしまえばそんな話ですが、時系列をバラバラにし、イメージのつらなるままに、ハリウッドの様々な都市伝説も交え、実に豊かに語られます。その語り口は奇跡に近いほど完璧です。昨年末にハリウッドに行って、マルホランド・ドライブを車で走ったのですが、高台にあるこの道路からは、一方にLAのダウンタウン、もう一方にサンフェルナンド・バレーが見渡せます。バレーの景色がハリウッドの夢と栄光だとすれば、ホームレスがうろつくダウンタウンは現実でしょうか。この道路はその夢と現実の間を縫って走っており、どちらにも転びそうな、ぎりぎりのところで非常に美しい景色を見せてくれます。映画もまた、ハリウッドの夢と現実を描いており、デビッド・リンチの最高傑作であると確信しています。あまりにも見事です。

妄想を観ていただいたら、現実にしますね

投稿日

2008/12/21

レビュアー

よふかし

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 主人公は夢破れた女優志願者で、映画の前3分の2は彼女の希望が入り混じった妄想、後3分の1は悲惨な現実を認識し始めた彼女の姿、とおおまかに解釈すれば、それほど難解とは思われない。
最初に「妄想」があって、次に「現実」が描かれるので、僕は「現実」のディテイルが「妄想」ではどのように変貌されていたかを頭の中で組み立て直し、推理し、そこに込められた彼女の悲痛な思いを想像する。すると、基本的にはハリウッド・バビロンなシンプルな物語を一回バラバラにして、人物やエピソードを少しずつズラして組み直しているだけだ、と思う。
 あまり胸が躍らない。ことに演技力も天才的で性格も優しく人柄も滅法いい女優(ナオミ・ワッツ好演)の素人探偵という陳腐な前半、そもそもこの作品がテレビ用に作られ始めたということもあるのかもしれないが、この長い「妄想」部分は画に力がない。テレビサイズの画面でも分かりやすいような構図やつなぎが優先されていて、凡庸に感じられる(敢えて狙っていると考えてもつまらないことに変わりない)。彼女が現実に目覚めていくという繊細な描写がないのも、物足りない。
 ラスト30分はいわゆるリンチ節になるけれど、いわば「解答編」なのだ。僕の脳は映画そのものというより、物語を読み解くこと(解釈)に夢中になるばかり。それは実は、あまり豊かとは言えない行為なのに。
 リンチの作品はたいてい、ある歪みをもった精神が、世界を解体し、自分なりに再構築している様を描いていると思う。リンチは「なか」に怖いものがあると感じている、と言うのはそんな意味である。これは芸術家が自分に見えるように世界を切り取ることと同じだ。だからリンチ自身は、物語の解釈などせずに、あるがままで受け止めてほしいと発言している。不思議な青い箱だの謎のホームレスだの、異空間めいた劇場だの、だんだん小さくなる気持ち悪い老夫婦だの、リンチ的な小道具の「正体」を追及することに意味はないと言うのだ。
 僕も意味はないと思うので端からそんなトリビアルな努力は放棄しているが、そうした解釈合戦を誘っているのはリンチ自身ではないかと思えてならない。つまり彼は、すべてに意味と答えがありそうに描いているのだ。解きたくなるような形で謎を散らしておけば、観客がより作品に関心を持ってくれるという計算が見え隠れする。僕がリンチ作品にあざとさを感じるのは、そういうところだ。本作は、過去作に比べ、そのあざとさを覆い隠す映画的な魅力に欠けている。
 さて本作は、上に挙げたように、「妄想」と「現実」を一応区分けして解釈することはできる。しかし、本当に後半3分の1は「現実」だろうか? 「妄想」と「現実」は逆かもしれないではないか。つまり天才的な新進女優が、謎の女への同情のあまり「自分が不幸だったら」という夢を見ているだけかもしれない。あるいは、すべてはダイナーの裏で謎のホームレスを目撃して失神した男性の、妄想なのかもしれない。彼はきっとケネス・アンガーやブラック・ダリア事件の本を読みすぎたのだ。それでは映画としては非常識と思われるかもしれない。しかし、そもそもが虚構の映画のなかで「ここからここまでが現実だ」と断言することなど、本当にできるのだろうか? 60点。

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