レプリカント

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一人二役のジャンクロードヴァンダム。
お疲れ様でした。

TV放送で観ましたが、なかなかのアクション物で、楽しめた！
スリルが有りました！

が…クローン作って捜査って…無駄使いに感じたのは私だけ？
普通に捕まえろよｗってぼやきながらも最後まで鑑賞。

ラスト…あんなんで良かったのか…？
クローンったら…そんな事の為に…生き延びたのか？やりたかったんかいｗ
エローンやんｗ　§*≧з≦) ぷっ!

と、まあ、ツッコミ所満載ですが、アクションシーンはマジでハラハラドキドキ物でした！

アクション好きな方にはお勧めの作品ですね♪

変な言い方だけど、ヴァンダムって、どの映画でもヴァンダムだね。それ以上でもそれ以下でもない。お世辞にもうまい役者とは思えないから、アクション売りでそこそこがんばってます、みたいな位置から全然踏み出せないって言うか。

で、この映画で彼は善悪の二役やってるんだけど、断然悪役がイイね。この際徹底した悪役に挑んでみたら意外と化けるかもよ。

作品としての出来は…うーん。退職した刑事を演じるマイケルルーカーが一人、気を吐いてます。

クローンに犯人を追わせる、なんていうぶっ飛んだ設定の割には普通の刑事アクションの枠におさまってしまったな、という印象。

つっこみ所を想像して２倍楽しめます。

オリジナルvsクローンの設定の面白さで細かい脚本を気にせずに一気に観れる楽しさ。ヴァン・ダムアクション映画なので、さすがに観る人限定の少ないレビュー数。それでもおおむね好評価なのがうなずける。
ちょっとイヤなことがあって、すっきりしたいアクション映画としてお勧めできる１本。

見せ場のアクションは文句なしで楽しめますし、珍しい救急車のカーアクションも、圧巻の新鮮さでした。
SF映画好きの人にとって「レプリカント」＝『ブレードランナー』。
ラストの「レプリカント」でありながらも奥底に流れてる人間らしさ、美しさ、希望みたいなオチが、観終えた後、爽快な気持ちにさせてくれる…。

で、観終えて一息ついたところで「あのシーンさぁ…」の面白さを語りましょう。
＜ネタバレ＞で↓











＜ネタバレ＞
後半のアクション＆あれっ？の脚本。
殺人鬼トーチ（ヴァン・ダム）は首にシートベルトぐるぐる巻きにされて、逆さまの救急車から危機一発の脱出。
ライリー刑事（マイケル・ルーカー）との家族愛を選択せず、自分の悪の遺伝子を恐れ、爆発する火の中に飛び込んだ善良なレプリカント（ヴァン・ダム）…。
人間の道具として生まれたレプリカントの悲しい宿命か…と思わせておいてのラストなので、ヴァン・ダムが引田天功のスーパーイリュージョンの才能（遺伝子）を受け継いでいたエピソードシーンをカットしても感動できるんです。（きっと…）

娼婦街の居場所発見は、体内に埋め込まれたGPS探知機。の見事な伏線。
で、ラストは「また、逢いましょう」の娼婦の元で人間としての新たな人生を歩みはじめるレプリカントに拍手！
に感動し、「なぜ体内探知機で見つかからなかったの？？？」の疑問符が３つ付くところですが、爆破の衝撃でGPS探知機が壊れてしまったシーンを割愛したんですね。（きっと…）

その他にも、純粋にレインマン（ダスティン・ホフマン）の前かがみ歩きや、体操着地で殴られシーンとか、レプリカントは、元の遺伝子を数倍上回る肉体・知能を持つことができるから覚えていない言葉も話せるンですね。（きっと…）
と、後から想像して楽しいシーンをたくさん語れる映画です。

って言うか、「レプリカント」は題名で、最初から純粋なクローン（人間）だし…。
（『ブレードランナー』のオマージュタイトルじゃないのかも、きっと…）

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ヴァン・ダムの一人二役の本作。
「犯人の毛髪から再生したというレプリカントを見せられる。犯人と瓜二つで、彼の記憶と特殊なテレパシー能力を有するこのレプリカントを使って“オリジナル”を逮捕するのがＮＳＡの狙いだったのだ」
犯人の毛髪から採取したＤＮＡで犯人のクローンを作るという発想はオモシロい。
ＤＮＡには犯人の記憶も刻まれているという設定だ。
悪くないぞ。

後半は、容易く想像できるように(笑)、本物ＶＳクローンの戦い。
本物＝悪、レプリカント＝善という設定。
ただ、伏線もあり、ストーリー自体は悪くない。

特筆なのは、長髪でグラサンの本物ヴァン・ダムの容姿。
これがヴァン・ダムぽくなくて笑っちゃいます。
一方、生まれたばかりのクローンのヴァン・ダムの赤ちゃん的行動も見ものです。
楽しくて爽快、単純で、気持ちよ〜く一気に観られるアクション作品です。

しかし、DISCASのヴァン・ダムの紹介文もオモシロい！

「４度目の離婚後、現在は３番目の奥さんとヨリを戻し円満な家庭生活を送っているようである。」

余計なお世話であると思う(笑)

凶悪犯のレプリカ、コピーされたもう一人のクローンを
作り出し、様々な物を見せてどのような状況だったか
思い出させようという設定が面白い。
本人同士が出逢い「お前が俺を殺すと自分自身を殺す事に
なるんだぞ」と言っていたシーンが印象的。
アクションもなかなかすごくて、ハイキック同士で
ぶつけ合うシーンが面白かった。
大車輪や鞍馬シーンも良かった。
お勧め。