マリー・アントワネットの首飾り / ヒラリー・スワンク
マリー・アントワネットの首飾り
/チャールズ・シャイアー
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(45)
解説・ストーリー
かつて王位にもついていた名門ヴァロア家は、政敵の罠によって消滅してしまう。わずか9歳にして、ジャンヌは頼る者のない孤児となる。すべてを失った彼女は再び名誉を取り戻し、ヴァロア家を再興することだけを人生の目的として生きていく。15年後、美しく成長したジャンヌは、爵位を得るためだけに愛のない結婚をし、宮廷に取り入るチャンスをうかがう。晩餐会で知り合ったジゴロのレトーがジャンヌの野望を知り、協力を買って出る。やがて、二人はある壮大な企みを思いつくのだった。そして、王妃の知らぬまますべては進行していった……。
かつて王位にもついていた名門ヴァロア家は、政敵の罠によって消滅してしまう。わずか9歳にして、ジャンヌは頼る者のない孤児となる。すべてを失った彼女は再び名誉を取り戻し、ヴァロア家を再興することだけを人生の目的として生きていく。15年後、美しく成長したジャンヌは、爵位を得るためだけに愛のない結婚をし、宮廷に取り入るチャンスをうかがう。晩餐会で知り合ったジゴロのレトーがジャンヌの野望を知り、協力を買って出る。やがて、二人はある壮大な企みを思いつくのだった。そして、王妃の知らぬまますべては進行していった……。
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「マリー・アントワネットの首飾り」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
かつて王位にもついていた名門ヴァロア家は、政敵の罠によって消滅してしまう。わずか9歳にして、ジャンヌは頼る者のない孤児となる。すべてを失った彼女は再び名誉を取り戻し、ヴァロア家を再興することだけを人生の目的として生きていく。15年後、美しく成長したジャンヌは、爵位を得るためだけに愛のない結婚をし、宮廷に取り入るチャンスをうかがう。晩餐会で知り合ったジゴロのレトーがジャンヌの野望を知り、協力を買って出る。やがて、二人はある壮大な企みを思いつくのだった。そして、王妃の知らぬまますべては進行していった……。
「マリー・アントワネットの首飾り」 の作品情報
「マリー・アントワネットの首飾り」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
マリー・アントワネットの首飾りの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBP71060 |
2003年06月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
3枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
マリー・アントワネットの首飾りの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
日本語・日本語吹替え用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBP71060 |
2003年06月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
3枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:45件
導火線に火をつけた女性
『ベルサイユのばら』、全巻は読んでいないのですが、
遠い昔、この事件の話のあたりくらいまでは読んでいたので、無理なく理解できました。
私の場合、そうでなかったら理解しきれていないと思います。
もちろん、漫画のほうとは細かいところで違いはあります。
ロザリーは使用人のようですし。
序盤、自分の足元で気を失ったジャンヌをよけながら、
「私の足を讃えなくて結構よ」と言って、
アントワネットが立ち去るシーン。
まさか、後にこの女性がひとつの要因となって斬首されるハメになるなんて、
その豪華な帽子、それだけで貧しい民衆が何人パンを食べられるのかと思うほどの
帽子の飾り羽の先ほども想像することもなく、ただ無関心に優雅に。
かなり、皮肉で象徴的なものを感じました。
一人の女性が、めぐらせた策略は
王家や国をどうこうしようとしたわけではなく、
ただ奪われた生家を取り戻したかっただけだった。
けれど、それがフランス革命の引き金となった。
この事件に関しては、アントワネットは完全な被害者です。
何もしていないし、何も知らない。
まったく関わっていないから、もちろん罪にも問われていないのに、
民衆の心に、実は関わっていたのではないかという疑念を抱かれてしまう。
この事件以前にそうなるだけの経緯はあったわけですから、
自業自得と言ってしまえばそれまでですが、
漫画では、この事件が民衆の心理を決定的にフランス革命に駆り立てたと、
描かれていたような気がします。
誰もが無意識でも、そこへ収束してしまう、それが歴史の渦なのでしょうか。
ジャンヌにしても、アントワネットを陥れようとしたわけではないけれど、
結果的には、彼女が王妃を処刑台のもとへと背中を押したことになるのでしょう。
胸に灼きつけられたVの字と引き換えに。
二人の女性は、フランスが変革するための、必要悪だったのかもしれないと思いました。
そう考えたら、もう一人の
もっと有名なほうの『ジャンヌ』という女性を思い出しました。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
ベルばらのジャンヌとは別人
私も例に倣って「ベルばら」が好きで興味を持った1人。
ベルばらではあまり良い印象を持っていなかったジャンヌだったが、本作品では孤独な・可哀想なと、どちらかというとジャンヌ側で見る事が出来た。
しかし下記レビュ通り「ミスキャスト」感は否めないかな。
今までは自己の野望の為なら人の命を奪ってでも・・・という悪女的イメージを持つジャンヌが、ごく普通の人に見えてしょうがなかったのが残念。
男を手玉にとって自分の野望を推し進めるほどの魅力が・・・。
やはりこれだけではなくベルばら見て、これを見ると各々の背景や思いもある程度掴み取ることが出来るのでは・・・と思います。
事実に基づいて作成されたこの話は、昔の理不尽さを見事に物語っていると思いました。
何故そこであなたが裁判を起こすのか、何故そこまで、どうして気が付かないの・・・と歯痒い思いで見ていた。
そう考えると結果はどうあれ、ロアンにしろカリオストロにしろ、利用されただけでむしろ被害者なのに裁判を受ける羽目になるなんてあんまりだな。
また、王家が望まない物は例えその家系の崩壊であろうと助かる道は無く願いは届かない。
う〜ん、現代に生を受けて本当に良かったと一安心しつつ・・・。
マリー・アントワネット、結構好きだったんだけど実際はこちらの方が事実に近いのかな??とも思ったりして。
レトーとニコラスの印象もまたガラっと違い、同じ人物を描写してもこうも違うんだな〜と改めて思いました。
映像・衣装は結構綺麗だったと思います。
欲を言うと宮殿の中をもっともっと見せて欲しかったな。
飾り立てる事で市民の怒りを募らせ、結果死刑宣告をされるに至ったマリー・アントワネットの過ごした宮殿の中やプチ・トリアンも飾り立て煌びやかにする事で、より一層ジャンヌサイドに持っていって欲しかったかな。
最後のシーンは一瞬「えっ??」と思いましたが・・・あぁ〜それならばと納得。
にしてもこの手の歴史モノはやりきれないものが残るかな。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ヒラリー・スワンクはフランス貴族には観えない。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
フランス革命に於いて「首飾り事件」とジャンヌ・ド・ヴァロアの存在はスキャンダラスで有名な部分です。
それだけにジャンヌを通じて観た王室・王妃・革命を描いた作品である事を期待したのですが、どうも見当外れだった様です。
事件事態が革命のほんの一部分に過ぎないのですから、それも無理からぬ事なのかも知れませんが。
革命を庶民の目を通して描いたものでは、遠藤周作さんの小説『王妃マリー・アントワネット』が面白い。
王妃と同い年の孤児マルゴット(確か名前はそうだったと…)の眼を通して観る革命と王妃の姿が有ります。
パン屋の下働きから娼婦へと社会の底辺を這いずり回る彼女は、愛・富・名誉全てを持つ王妃を憎悪する事で惨めな自分の境遇を生き抜くエネルギーとします。
憎んで憎んで憎んで憎み続けた末に、しかし王妃が断頭台の露と消えたその時彼女は泣きます。
それは勝者の涙か、哀れみの涙か、生き抜いた自分への涙か……。
憎しみの対象であった王妃を、実は愛してもいた事に気付いた涙か……。
本作のジャンヌ・ド・ヴァロアには家名の再興と言う大義名分はあるものの、事件そのものには只の詐欺以上の意味合いは感じられず、その詐欺を構築していく過程も薄っぺらい印象しか残りません。
王妃や王室・革命に対する想い入れも特に無く、これは結果として革命を扇動するひとつの材料となっただけの事件なのかも知れません。
演じるヒラリー・スワンクは確かに貫禄ですがどうしてもフランス貴族には観えず、その違和感は拭い難い。
歴史物語を期待する向きには、ちょっと残念な作品であったと思います。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
作品の出来としてはベルばらの圧勝だと思う
ヒラリー・スワンク作品九枚連続鑑賞中。
この映画を観る前に「ヘルサイユのばら5(1979)」を観ていたので『首飾り事件』は分かっていた。
同じストーリーなのに、ビジュアル(美術や衣装)はこちらが面白いが、作品の出来としてはベルばらの圧勝だと思う。やっぱりアニメの利点として役に合わせた見かけ上の誇張ができる事が効いている。また、こっちは脚本も盛り上がりが無くてずっと平坦だが、30分で盛り上がりを作って次回も見に来させようというアニメ作りの力を逆に思い知った。
ただ、同じ物を題材にしてこれだけ違うという事を知って物の見方を勉強するというのには良いと思う。
※マリー・アントワネット役のジョエリー・リチャードソンが歌を唄ったときは期待がふくらんだが吹き替えだった。そして二度と唄わない。この人が本当に唄えば相当魅力があると思うが。
※偽アントワネット役のハーミオネ・ギルフォードは一曲唄っている。(One Fine Queenly Day)初めて見る人だが、唄える人は次も観てみたい。
※ヒラリー・スワンクはアスリートであって貴族キャラでは無いとつくづく思いました。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
3つ☆
実話とも思えないほどドラマチックな展開に、どっぷりはまって一気に観てしまった。野心に満ちたジャンヌ役に、ヒラリー・スワンクの攻撃的な演技はピッタリはまっていたけど、宮廷内でのし上がるために徐々に洗練されていくジャンヌのはずなのに、なぜかヒラリーだと洗練されているように見えない。顔立ちがミスマッチ?(失礼?)☆☆☆
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
導火線に火をつけた女性
投稿日
2011/01/24
レビュアー
蒼生
『ベルサイユのばら』、全巻は読んでいないのですが、
遠い昔、この事件の話のあたりくらいまでは読んでいたので、無理なく理解できました。
私の場合、そうでなかったら理解しきれていないと思います。
もちろん、漫画のほうとは細かいところで違いはあります。
ロザリーは使用人のようですし。
序盤、自分の足元で気を失ったジャンヌをよけながら、
「私の足を讃えなくて結構よ」と言って、
アントワネットが立ち去るシーン。
まさか、後にこの女性がひとつの要因となって斬首されるハメになるなんて、
その豪華な帽子、それだけで貧しい民衆が何人パンを食べられるのかと思うほどの
帽子の飾り羽の先ほども想像することもなく、ただ無関心に優雅に。
かなり、皮肉で象徴的なものを感じました。
一人の女性が、めぐらせた策略は
王家や国をどうこうしようとしたわけではなく、
ただ奪われた生家を取り戻したかっただけだった。
けれど、それがフランス革命の引き金となった。
この事件に関しては、アントワネットは完全な被害者です。
何もしていないし、何も知らない。
まったく関わっていないから、もちろん罪にも問われていないのに、
民衆の心に、実は関わっていたのではないかという疑念を抱かれてしまう。
この事件以前にそうなるだけの経緯はあったわけですから、
自業自得と言ってしまえばそれまでですが、
漫画では、この事件が民衆の心理を決定的にフランス革命に駆り立てたと、
描かれていたような気がします。
誰もが無意識でも、そこへ収束してしまう、それが歴史の渦なのでしょうか。
ジャンヌにしても、アントワネットを陥れようとしたわけではないけれど、
結果的には、彼女が王妃を処刑台のもとへと背中を押したことになるのでしょう。
胸に灼きつけられたVの字と引き換えに。
二人の女性は、フランスが変革するための、必要悪だったのかもしれないと思いました。
そう考えたら、もう一人の
もっと有名なほうの『ジャンヌ』という女性を思い出しました。
ベルばらのジャンヌとは別人
投稿日
2005/05/12
レビュアー
berry☆
私も例に倣って「ベルばら」が好きで興味を持った1人。
ベルばらではあまり良い印象を持っていなかったジャンヌだったが、本作品では孤独な・可哀想なと、どちらかというとジャンヌ側で見る事が出来た。
しかし下記レビュ通り「ミスキャスト」感は否めないかな。
今までは自己の野望の為なら人の命を奪ってでも・・・という悪女的イメージを持つジャンヌが、ごく普通の人に見えてしょうがなかったのが残念。
男を手玉にとって自分の野望を推し進めるほどの魅力が・・・。
やはりこれだけではなくベルばら見て、これを見ると各々の背景や思いもある程度掴み取ることが出来るのでは・・・と思います。
事実に基づいて作成されたこの話は、昔の理不尽さを見事に物語っていると思いました。
何故そこであなたが裁判を起こすのか、何故そこまで、どうして気が付かないの・・・と歯痒い思いで見ていた。
そう考えると結果はどうあれ、ロアンにしろカリオストロにしろ、利用されただけでむしろ被害者なのに裁判を受ける羽目になるなんてあんまりだな。
また、王家が望まない物は例えその家系の崩壊であろうと助かる道は無く願いは届かない。
う〜ん、現代に生を受けて本当に良かったと一安心しつつ・・・。
マリー・アントワネット、結構好きだったんだけど実際はこちらの方が事実に近いのかな??とも思ったりして。
レトーとニコラスの印象もまたガラっと違い、同じ人物を描写してもこうも違うんだな〜と改めて思いました。
映像・衣装は結構綺麗だったと思います。
欲を言うと宮殿の中をもっともっと見せて欲しかったな。
飾り立てる事で市民の怒りを募らせ、結果死刑宣告をされるに至ったマリー・アントワネットの過ごした宮殿の中やプチ・トリアンも飾り立て煌びやかにする事で、より一層ジャンヌサイドに持っていって欲しかったかな。
最後のシーンは一瞬「えっ??」と思いましたが・・・あぁ〜それならばと納得。
にしてもこの手の歴史モノはやりきれないものが残るかな。
ヒラリー・スワンクはフランス貴族には観えない。
投稿日
2010/03/13
レビュアー
まりこ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
フランス革命に於いて「首飾り事件」とジャンヌ・ド・ヴァロアの存在はスキャンダラスで有名な部分です。
それだけにジャンヌを通じて観た王室・王妃・革命を描いた作品である事を期待したのですが、どうも見当外れだった様です。
事件事態が革命のほんの一部分に過ぎないのですから、それも無理からぬ事なのかも知れませんが。
革命を庶民の目を通して描いたものでは、遠藤周作さんの小説『王妃マリー・アントワネット』が面白い。
王妃と同い年の孤児マルゴット(確か名前はそうだったと…)の眼を通して観る革命と王妃の姿が有ります。
パン屋の下働きから娼婦へと社会の底辺を這いずり回る彼女は、愛・富・名誉全てを持つ王妃を憎悪する事で惨めな自分の境遇を生き抜くエネルギーとします。
憎んで憎んで憎んで憎み続けた末に、しかし王妃が断頭台の露と消えたその時彼女は泣きます。
それは勝者の涙か、哀れみの涙か、生き抜いた自分への涙か……。
憎しみの対象であった王妃を、実は愛してもいた事に気付いた涙か……。
本作のジャンヌ・ド・ヴァロアには家名の再興と言う大義名分はあるものの、事件そのものには只の詐欺以上の意味合いは感じられず、その詐欺を構築していく過程も薄っぺらい印象しか残りません。
王妃や王室・革命に対する想い入れも特に無く、これは結果として革命を扇動するひとつの材料となっただけの事件なのかも知れません。
演じるヒラリー・スワンクは確かに貫禄ですがどうしてもフランス貴族には観えず、その違和感は拭い難い。
歴史物語を期待する向きには、ちょっと残念な作品であったと思います。
作品の出来としてはベルばらの圧勝だと思う
投稿日
2009/10/31
レビュアー
bokensdorf
ヒラリー・スワンク作品九枚連続鑑賞中。
この映画を観る前に「ヘルサイユのばら5(1979)」を観ていたので『首飾り事件』は分かっていた。
同じストーリーなのに、ビジュアル(美術や衣装)はこちらが面白いが、作品の出来としてはベルばらの圧勝だと思う。やっぱりアニメの利点として役に合わせた見かけ上の誇張ができる事が効いている。また、こっちは脚本も盛り上がりが無くてずっと平坦だが、30分で盛り上がりを作って次回も見に来させようというアニメ作りの力を逆に思い知った。
ただ、同じ物を題材にしてこれだけ違うという事を知って物の見方を勉強するというのには良いと思う。
※マリー・アントワネット役のジョエリー・リチャードソンが歌を唄ったときは期待がふくらんだが吹き替えだった。そして二度と唄わない。この人が本当に唄えば相当魅力があると思うが。
※偽アントワネット役のハーミオネ・ギルフォードは一曲唄っている。(One Fine Queenly Day)初めて見る人だが、唄える人は次も観てみたい。
※ヒラリー・スワンクはアスリートであって貴族キャラでは無いとつくづく思いました。
3つ☆
投稿日
2004/02/15
レビュアー
しゃけ
実話とも思えないほどドラマチックな展開に、どっぷりはまって一気に観てしまった。野心に満ちたジャンヌ役に、ヒラリー・スワンクの攻撃的な演技はピッタリはまっていたけど、宮廷内でのし上がるために徐々に洗練されていくジャンヌのはずなのに、なぜかヒラリーだと洗練されているように見えない。顔立ちがミスマッチ?(失礼?)☆☆☆
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
マリー・アントワネットの首飾り
(C)2001 Warner Bros. All Rights Reserved.