ロードキラー

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最後まで早送りしなかったからね　まあいいんじゃないの
ちょっと反則があるんだけど　それはこのトラックの運ちゃんアホないたずらにひっかかるバカのくせに　異常に頭がよく　手際も良い　だけど主人公達を絶体絶命に追い込む設定って意味では許しちゃおうかな

観客の読みを微妙にずらす演出が面白い
犯人にやたらあやまったり　警察に鼻から洗いざらいしゃべっちゃたり　バーでからまれても　こそこそ逃げる　この人たち覇気がなく弱気で好感がもてる　笑

犯人にやられる寸前の野朗どもを　女の子が助けて大活躍って　ありがちの展開にならないんでびっくり　どこまでも受身の人たち　笑

しかしそれによって　じわじわとした恐怖感をうまく作り出している　別のエンヂングを見ると　演出意図が確信的であるのがわかる

嫌いになれないこんなバカ兄弟♪
無線で遊びだしたらそりゃネカマの一つも
してみたくなるのは人情でしょうが（違う？）
相手がごっつ悪かった。

地獄の底からじゃないかと思っちゃうしっぶーーーい声で
終始冷静に兄弟を追い詰めるのですが
案外これがスリリングです。
頭が切れるのかエスパーか、トンデモな所まで
ホイホイ追跡してきますからこの子達にしてみれば
『もぉやめて〜』だし
『ごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっ・・』です♪

突如奮起して対決だぁっ！！って
まるで無いです♪
ヘタレのペッポコ兄弟は、あごを切断された死体にビビリ
人違いな男に悲鳴をあげ逃げ惑い警察にさっさと泣きをいれます。

なんだか憎めないし、一緒にギャーギャー言いたくなる。

ストーリーはゴチャゴチャしてて
まとまりが無いなぁ〜でも　
見ごたえは中々ある、捨てたモンでもないです。
ホラー度・・・ゴーストにあらずモンスターにあらず
サイコキラーで、シリーズにもしなったら
ジェイソンみたいになるんだよきっと♪

ラスト？
これがまた懐かしいテイストで結構好きです。

これは、掘り出し物でしょ。正体不明の大型トラックに追い掛け回される話はどっかで聞いたこと有るけど、そのマイナス部分を差し引いてもスリリングな演出と緊張感は充分、サスペンススリラーとして及第点あげられる作品に仕上がってると思います。

オリジナリティの欠如について云々有るけど、今時そんな斬新な物語はそんなにお目にかかれる訳でも無し、俺敵には面白けりゃＯＫ。この作品にはなんと言っても犯人の尋常ならぬ陰湿な執念が最後まで途切れることなく主人公達を襲うわけで単純なストーリーながらドキドキ、ハラハラ楽しませてもらいました。この手の作品はとにかく徹底的に主人公達が追い込まれないと面白く無いんだな、中途半端はダメなんです。

レビュー少なくて注目度も低そうですが、スリラー好きの皆さん観て欲しい作品です。決してホラーではないので間違えないでね。

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ちょっと後味が悪いドラマかな？こんな事までしなくても、といってもこの手の作品はとことん嫌なことをするんだよね〜この作品を見ると、スピルバーグの「激突」をちょっぴり思い出すけど内容は陰湿ですっきりしないです。

BOOWYの”ホンキートンキークレイジー”のライブ映像を観て、
”へぇ〜布袋さん女性コーラスの声もやっちゃうんだぁ〜”とびっくり（ちょっと引いた？）したものですが、
はたして男性の声を女性の声と間違ったりするだろうか？

（ちなみに、アルバムのコーラスさんは布袋さんのファーストソロアルバムでも”Dance　with　Moonlight〜♪”とか参加されてました。）

吹き替えの声を聞くと、”こんなんで引っ掛かるバカはいねえよ〜”と思っちゃいますが、
ポール・ウォーカーさんの声で聞くと”まぁ、引っ掛かるのもありかも！”とも思っちゃいます。

ホラー映画にありがちな主人公らが突然強くなるってこともなく、恐ろしく冴えわたるラスティ・ネイルの追跡能力に唖然としながらも、
予想をはるかに上回るハラハラドキドキ感いっぱいの面白い作品でした。

但し、『バンテージ・ポイント』よりも『ボンテージ・ポイント』を先に鑑賞してしまう”リーリー・ソビエスキー”大好き人間の意見であり、
彼女が殺人鬼に追い回されるだけでも満足してしまう私の意見ですので、過度の期待は。。。(*^.^*)