ザ・スカルズ　髑髏の誓い

大学での成績が優秀な生徒とOBを集めてつくられている秘密結社。
このような組織がアメリカには実際に存在しているようなことをにおわせていますが、どうなのでしょう。
出だしは、歴代大統領のうちの三人は、こういった組織に属していたとかということが語られます。
その秘密組織とは、いかなるものかと興味深く観ていました。恵まれた環境の大学が舞台で、開始早々は映像を見ていて気持ちがいいのですが、秘密結社（スカル）の内部の話になってくると、馬鹿げた儀式が出てきて唖然。
法律よりも秘密結社の規律が優先されるだのと、もって回った大言壮語的な口調にも辟易。
ストーリィも途中から安直なサスペンス・タッチに変貌。
若者二人と老年の秘密結社のリーダー二人の確執が描かれていて、年寄りがうまく若者を利用しているなあと、その狡猾さが意味深長で、大国同士が直接争わずに力のない国を使って戦争をするという図式を思い出しました。見所はそれぐらい。
時代錯誤の漫画っぽく現実味が感じられない、子供の集会のような秘密結社では、いかにも映画用のつくられた世界という気がします。
こんなのに誘われても、良識のある優秀な生徒ならあほらしくなって辞退するでしょう。

秘密のエリートのための組織が
なんでそんなコモノ暴走族みたいな名前なのだ。
なんて思うと手首の焼き鏝も根性焼きに見えちゃう。

ウィルの死の真相は、
それ、首吊りに見せかけるの無理でしょう。
転落事故死に見せかけるならまだしも。

天下の秘密組織がそんなこともわからんのでしょうか。
それとも解剖のほうは裏から手を回せばいいってこと？
だったらそもそも死んだこと自体
いくらでもごまかせるんじゃないの？

で、そんな組織に相当たてついちゃったけど、
ルークは無事で済むのか？
済むわけなかった。

エリート候補生なんだからそれくらい考えて行動しろよ。
と文句をつけてたら、
２回目はちゃんと考えて行動して、
“友情”に少し感動。

したのはいいけど、終わり方がしまらなすぎ。
続編か、余韻に繋げたつもりかもしれないけど、
どうなんだろう。これ。

あのアメリカ大統領ブッシュ氏も、その一員であったなど改めて最近のニュースで報じられていましたが、実在する組織らしい。
主に大学時代から優秀な人材を取り入れ、そのＯＢたちも組織内の結束は非常に固く、秘密厳守。それゆえ、外部に対しては排他的要素が強い。秘密を漏らす者には死あるのみ、ってのはこの映画が誇張しすぎてるとこかな。もともとは、自衛的な目的の組織だったんだろうけど、大国だけに組織力も増大しすぎてコワイって話です。

サスペンス？なんでしょうけど事件が起こるまでが長い、
ボートの試合とかは必要あったのかしら？？？
テープだって消そうとすれば出来たはずなのに
なんか変！？
無理がありますよね・・・。

いつの時代の設定か良くわかりませんけど
決闘！？
やっぱり変ですよね！！

あの黒人の刑事の行動も理解できなかったし・・・ね

　希望に満ちた優秀な男子学生がいっぱい出てきます。みんなイケメンで、スーツ姿もきまってます。　
　正義や友情をとるか、贅沢や名誉をとるか、彼らなりに悩んでいきます。
　秘密結社の存在はこの映画で初めて知ったけど、実際にはどんな活動をしてるのかよく分かりませんねー。もっとも、映画に出てくるいくつかの掟や儀式みたいなのはちょっとおかしいです。
　最後には主人公が、映画を見てるみんなの望む行動に出てくれて、お決まりのパターンにおさまってくれるので安心ですかね。