風花

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風花 / 小泉今日子
全体の平均評価点:
(5点満点)

45

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ジャンル:

「風花」 の解説・あらすじ・ストーリー

満開の桜の樹の下で目覚めた男と女。男は文部省のエリート官僚・澤城廉司。女は30過ぎの風俗嬢・富田ゆり子。澤城はエリートながら酒を飲みだすと止まらず、必ず記憶をなくす。いまは酒で失敗し謹慎中。この日も、ここがどこなのか、隣の女が誰なのかさっぱり分からない。しかし、ゆり子の話では、彼女の故郷北海道への5年ぶりの帰郷に付き合うと約束したらしい。状況の把握できないまま澤城はゆり子とともに北海道まで旅をすることに……。浅野忠信、小泉今日子共演のロード・ムービー。

「風花」 の作品情報

製作年: 2000年
製作国: 日本

「風花」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

風花 kaza-hanaの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
116分 英語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
THD13151 2002年10月01日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
25枚 1人 0人

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ユーザーレビュー:45件

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1〜 5件 / 全45件

素晴らしい遺作を残してくれてありがとうネタバレ

投稿日:2006/01/06 レビュアー:parole

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相米慎二が52歳の時に撮り結果的には遺作となってしまった作品。この作品の完成のほぼ一年後に相米は53歳で死去してしまうのだが、その余りにも早い死に単なる哀悼以上のものを感じる。
素晴らしい。「風花」には「ションベン・ライダー」以前の異形さもなければ、「お引越し」における迷いもない。ここにあるのは端正で正統的な完成度の高さだ。もちろん相米の作品なのでお得意の長廻しや唐突さや特異性を感じさするシーンやカットはあるが、いずれも慎ましやかに用いられる程度で、らしさを感じさせる程度のものでしかない。むしろ、持ち前の、あるいは本来の優れた画面構成力がいかんなく発揮された「普通」のシーンにこそこの映画の持ち味と最良の部分があり、その端正さには「天才」という言葉さえ浮かんでしまうほどだ。いや、恐らく相米はやはり天才だったのであり、しかしながらゴダールがその天才的な造形の才能をそのままひけらかしたりそれに頼って惰性的に作品を創り上げることに汲みしなかったのと同じように、相米もまた自らの才能を或る意味では充分に生かし切ることなく、また或る意味においては別な使い方をしていたのだろうと思う。「ションベン・ライダー」はその別の使い方をした最良のケースであり、その途方もない美しさは日本映画史にとって記録と記憶に確かに残すべきだと密かに確信しているが、それが遺作となることを実は本人は知っていたかのように本来の才能を開花し生かし切ったのがこの「風花」だと言えるだろう。
大人になってしまったためか、商業作品であることを意識した(意識し過ぎた)ためか、小泉今日子の独白や彼女の過去のシーンのように多分に説明的で興醒めな部分も少なからずあるため二の句を告げることができない程の傑作とまでは言えないのだが、それでもファーストシーンやクライマックスシーン、そして主に東京で撮影されたロード・ムーヴィー以外のシーンの幾つかは思わず息をのみ、いやそれどころかそのまま窒息死してしまいそうな美しさだ。また、この映画においてもテーマは相米の一貫した「わけのわからなさ」なのだが、本作品においてはその「わけわか」が物語や時間の進行と共にある種の収束を果たしているところなどは完成度が高いと評することができると思う。

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5年前に見ました。巻頭の美しさは忘れられない。

投稿日:2007/03/03 レビュアー:吟遊旅人

「願はくは 花の下にて 春死なん その如月の望月のころ」

という西行の歌を思い出すような、花また花の巻頭のシーンは幻想的で美しい。花の下に男女が死んでいるような錯覚を覚えるこの場面だけでも、大スクリーンで観たかった。

 主人公は文部省の若手エリート官僚。いかにもそれらしく見える浅野忠信の風貌が笑いを誘ってしまう。ところがこの役人は酒癖が悪く、酔っ払うと記憶喪失になり、盗癖まで出る始末。酒癖が悪いと書いたが、風俗嬢ゆり子に言わせると、「酔っ払ってるときはとってもかわいいのに、素面のときはとっても嫌な奴」なんだそうで、「酒乱の逆」と言われている。おまけに若いのに、なぜかたびたび性的不能に陥る。

 この映画は、そんな廉司とゆり子のロードムービーである。酒癖の悪さで謹慎処分をくらった廉司が、どういうわけか東京から、ゆり子の実家がある北海道へと車を駆ることになる。旅の途中でだんだんこの旅の目的が明らかになってくるのだが、その回想シーンが、幾度となく重ねられていくうちに、どんどん夢幻のような美しさを帯びてくる。

 カメラはゆったりと動き、映像は北海道の広々とした風景、春なお雪が残るその厳しく寂しく、そして誘うような山並を映し出す。

 旅館の主人を演じた柄本明が、いかにも柄本らしい味を出していた。無愛想なのに芸達者で、なんとも言えないそこはかとない温かみがある人物を好演していた。暗くなりそうなストーリーに一抹のユーモアを与える場面だ。

 本作は相米監督の遺作。この作品を監督は死を意識して作ったのだろうか。死の魅惑にかられる美しい場面が散りばめられ、これが「死」なら、死んでもいいんじゃないかと思わせる映像だ。
 ゆり子が舞う、月の光に浮かび上がる賽の河原のような風景、否むしろ、月そのもののようなその風景、孤絶の世界に一人たった一人で、死の細く長く美しい指先の誘惑にかられていく様は、夢見るように美しかった。

 愛なんて通わない不毛の男女のはずなのに、いつしか廉司はゆり子を救おうと必死になっている。そして温かさを求め合って肌寄せ合うそのひと時、それもまたつかの間の安らぎに過ぎないことをいやというほど知っている二人。
 「温かい」。廉司がゆり子の肌に感じた温かさは、帰るところのない二人をつなぎ止める、刹那の温かさだった。

 最後はしんみり泣けて、なんだか温かい。ストーリーはありきたりでキャラクターもステレオタイプで、でもでも、まさに風に舞う花のようなはかなさと危うさを込めた佳作。この映画を観て北海道へ死にに行く人がいるんじゃないかと心配してしまうほどの美しさだった。

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浅野って、やっぱり男前じゃないっすよね!?

投稿日:2003/10/14 レビュアー:しゃれこうべ

まずびっくりしたのが、浅野のイケてなささ。
眼鏡かけて、髪型もボサボサで、ダサいスーツ来てたらほんまにブサイク!
でも、浅野の雰囲気とファッションって、女性からも男性からもすごい支持がありますよね〜。
そういう浅野だからこそ、こんなブサイクになっちゃって、落胆というか、驚きというか…。

ちなみに、ストーリーとしては私にとってはいまいちでした。
淡々としすぎてて。さらに、なんだか甘すぎる気がしました。
でも、浅野演じるほんっまにイヤな男の心情の変化は、観てて嬉しくなりました。

あ〜、しかし、ほんまにブサイクだった…。

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心にジンワリくるロード・ムービー

投稿日:2002/10/19 レビュアー:usibey

見終わったときの心にジンワリ来る感じがよかった。「パリ、テキサス」が好きな人にはおすすめ。

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心に傷を持つふたりの逃避行は・・・

投稿日:2002/09/27 レビュアー:Shibako

相米慎二監督の遺作、浅野忠信、小泉今日子共演のロード・ムービーは小泉今日子の演技に注目! 30過ぎの風俗嬢という少し痛い役を熱演。アイドル映画を十八番としていた相米監督だが、このキョンキョンはアイドルではない!退廃エロスを醸すそのお姿は、大女優の風格。いい女になりました。
あ、浅野君も相変わらず器用に役をこなしています。エリートには見えづらいですが。

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