リトル・ダンサー / ジェイミー・ベル
リトル・ダンサー
/スティーヴン・ダルドリー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(284)
解説・ストーリー
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。<br>●ご注意ください●<br><BR><BR>本作品は、【音声:英語】【字幕:なし】で本編再生がスタートします。<BR>他の音声、字幕での再生をご希望の場合には、以下手順をお試しください。<BR><BR>1.リモコンのメニューを押す。<BR>2.メインメニューから「オーディオ・メニュー」を選択。<BR>3.音声メニューから以下ご希望にあわせて選択<BR> 英語5.1chサラウンド/英語ドルビー・サラウンド/日本語吹替えドルビー・サラウンド<BR>4.字幕メニューから以下ご希望にあわせて選択<BR> 日本語字幕/英語字幕/吹替え用日本語字幕/字幕OFF
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。<br>●ご注意ください●<br><BR><BR>本作品は、【音声:英語】【字幕:なし】で本編再生がスタートします。<BR>他の音声、字幕での再生をご希望の場合には、以下手順をお試しください。<BR><BR>1.リモコンのメニューを押す。<BR>2.メインメニューから「オーディオ・メニュー」を選択。<BR>3.音声メニューから以下ご希望にあわせて選択<BR> 英語5.1chサラウンド/英語ドルビー・サラウンド/日本語吹替えドルビー・サラウンド<BR>4.字幕メニューから以下ご希望にあわせて選択<BR> 日本語字幕/英語字幕/吹替え用日本語字幕/字幕OFF
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「リトル・ダンサー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。<br>●ご注意ください●<br><BR><BR>本作品は、【音声:英語】【字幕:なし】で本編再生がスタートします。<BR>他の音声、字幕での再生をご希望の場合には、以下手順をお試しください。<BR><BR>1.リモコンのメニューを押す。<BR>2.メインメニューから「オーディオ・メニュー」を選択。<BR>3.音声メニューから以下ご希望にあわせて選択<BR> 英語5.1chサラウンド/英語ドルビー・サラウンド/日本語吹替えドルビー・サラウンド<BR>4.字幕メニューから以下ご希望にあわせて選択<BR> 日本語字幕/英語字幕/吹替え用日本語字幕/字幕OFF
「リトル・ダンサー」 の作品情報
「リトル・ダンサー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
リトル・ダンサーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日本語・英語 |
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーサラウンド、日:ドルビーサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX5140 |
2003年08月01日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
3人
|
5人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーサラウンド、日:ドルビーサラウンド
リトル・ダンサーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日本語・英語 |
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーサラウンド、日:ドルビーサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX5140 |
2003年08月01日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚
|
3人
|
5人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーサラウンド、日:ドルビーサラウンド
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ユーザーレビュー:284件
現在の状況だからなお観たい映画
投稿日:2008/10/22
レビュアー:JUCE
寂びれ行く炭鉱を舞台にした物語と言うことで『フラガール』や『遠い空の向こうに』をやはり連想される方が多いのですね。エイちゃんさん(最近レビューお休みしてますね、お元気ですか?)は炭鉱三部作として『我が谷は緑なりき』『マイレフトフット』『リトルダンサー』を挙げていらっしゃいます。
私もこの作品を観てある映画を思い出したのですが、実は炭鉱ものではありません。それは現在劇場公開している黒沢清監督の『トウキョウソナタ』です。この二つの作品を観て、この炭鉱という斜陽産業の街で仕事が無く、そうした中で家族を持ち養っていかなければいけない。これは今日本を始め多くの国が抱えている構造的な不況で人々が職を失っている状況と良く似ています。私もサラリーマンの時代にはあまり深く考えていなかったのですが、個人で仕事をし始めてから、仕事が無くなるという不安感や恐怖というものはひしひしと感じます。ですからこの『リトル・ダンサー』や『トウキョウ・ソナタ』に出てくる父親の姿を他人事のようには思えません。
そして二人の作品に出てくるある才能の秀でた息子は一見父に支えられているかのように見えますが、むしろ彼らの未来の可能性が家族に生きる活力を与えてくれているのです。
この作品ストーリーはシンプルですが力強いです。
音楽の使い方も良いですね。BGMとしての使い方から一転して劇中の音楽として乗り換えたりするのをはじめ様々な演出が音楽の使い方にされています。
また編集面でも演出は凝っています。この映画では随所にカットバックが使われるのですが、主人公の時間軸をメインとして、そのオンタイムをザッピングするような形で主人公の家族やまわりの人物のシーンがカットバックされていきます。そしてそのカットバックによって別々の方向に向いているように見えても家族が根底で繋がっているような表現がされていたりするのがニクイところです。
一見地味に見えそうな映画ですが、音楽も編集も程よく弾んだ気持ちの良い作品です。
不況で先が見えにくい今だからこそ、より深くこの映画のメッセージを受け取れると思います。
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28人の会員が気に入ったと投稿しています
なにかと身につまされる映画だよ
投稿日:2005/12/03
レビュアー:iuiu
バレエってお金かかるのよね。
普通に習うだけでも結構かかる。うっかりちょっとばかり才能があったりした日には、天文学的コースへいらっしゃい状態。そしてちょっとばかりの才能があってもどうにもならない世界。行くか留まるか、そこで人は海よりも深く悩む。
親としても、子としても、身につまされる映画でもあった。
親としての場合。子どもに十分な教育費をかけてやれなくて、望む道へ進ませてやれないということがどれほど情けないか。
子としての場合。やはり主たる原因は教育費で、望む道へ進めなかったりする。「お金がないので行かせてあげられません」と言われれば子どもは案外納得するのだが、そういう部分はひた隠しに隠されて、「お前にそんなものは必要ない」とかなんとか論点がすり替えられる。あれも傷つくんだよなあ。お金がないという理由がいちばん納得できるのに。
生まれた土地から出たことがなく、生まれてから死ぬまでの人生が決まりきっているかのような価値観の中で生きていた人間は、子どもに意外な才能があったりしたら驚くだろうなあ。それも、商売の才などのわかりやすく実利的なものではなく、バレエの才なんていう(自分にとっては)まったく無意味に思えるものでは…。
この映画を見ている人はバレエの才能というものの価値を評価しているから(最初は)無念な思いで見ることになるのだろうが、もしわが子が突然(一見)妙な才能を発揮しだしたら…。それを正しく評価できるかどうか親は試されることになる。一見どうでもよさげな役に立たなさそうな才能が、5年後10年後には喝采を浴びたり人々の役に立ったり富を生んだりするかも知れないんだよなあ。
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23人の会員が気に入ったと投稿しています
夢に向かって飛び続けるビリーと家族の愛情
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
サッチャー政権下での、炭鉱町が舞台。
ダンスの才能を持った炭鉱労働者の息子、少年ビリーが、バレエ学院に入るまでの成長が描かれています。
炭鉱労働者の厳しい現実を捉え、改革の裏側を垣間見たような気がします。
炭鉱スト中の町は暗いし、どんよりしている。
そんな中で、父親の考えは、男はバレエなんかもっての外で、ボクシングをやれば良いという固定概念。
しかし、炭鉱が閉山されることを知っていて、「やりたいことを、やれ!」というお父さんの決断。
息子を真剣に愛している親の愛にやられてしまいました。
頑固なお父さんが、不器用でぎこちない愛情表現が、なんともいえない気持ちになります。
将来ある息子のためなら、スト破りするシーンもう、最高ですね。
お兄ちゃんや、周りの人たちもビリーの本気を理解し、応援する姿もいいです。
成長したビリーを見守る父親の表情も愛情溢れていました。
さらには、男の子の友達、同性愛者への眼差しの温かさをも感じられる映画でした。
階級や、性差別を乗り越えることが、まだまだ難しいけれども、不可能ではないと教えてくれたような気がします。
さすがイギリス映画、派手さはないけれども、奥深さを感じます。
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18人の会員が気に入ったと投稿しています
父と子
父と子の関係を描いた映画ってたくさんありますね。
この「リトル・ダンサー」もメインストーリーではないながらも
炭鉱夫の父とバレエ・ダンサーを夢見る少年ビリーの関係が
大きな鍵を握っています。
はじめのうち、父親からも兄からも虐げられ、
認知症の祖母の世話を押し付けられ・・・
愛に飢えた少年の話かと思ってしまいました。
でも、そうではなかったんです。
ビリーの才能にお父さんが気づくまで時間はかかりましたが
不器用ながらも応援する姿は感動的です。
ビリーが踊っている様も印象的です。
テクニックはきっとまだまだなんでしょうが
心から楽しんで踊っている・・・
踊らずにはいられない、といった感じです。
ビリー自身の家族への愛、自己愛、友情・・・
それに父や兄のそれぞれの思い、バレエの先生の愛
いろんな愛にあふれた、素敵な映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
跳躍が象徴するもの
主人公ビリーの跳躍から始まるこの映画。跳躍は、伝統とか慣習とか自分たちを縛り付けているものを打ち破り、外の世界に羽ばたきたいという希望の象徴なのだ。
貧しい炭鉱町に育ったビリーが、自分の夢をかなえてバレーダンサーになり、白鳥の湖を踊るラストシーン、大人になったビリーのダンスシーンをたっぷり見せるのではなく、少年時代の跳躍と大人になったビリーの跳躍を重ねた映像はまことに正解。アダム・クーパーのダンスをこれ以上みせる必要は全くなかったと思う。
跳躍が希望の象徴であることを考えると、バレーのレッスンを反対されたビリーが怒りをぶつける場面ではタップになっていることも頷ける。ダンスが下手だという批判もあるようですが、別にうまくなければいけないということもないように思う。
ビリーの友人として、ホモセクシャル(イギリス英語ではpoofっていうんですね。)の少年を登場させているところが、以前は理解できなかったのだが、古い価値観を捨て去り新しい世界に出て行くためには、女性らしい柔軟さが必要だったのかなと思った。
「男はこうあるべき」という価値観に凝り固まった父親ではあるが、ビリーのためにとストをする仲間を裏切るシーンは泣けた。「遠い空の向こうに」の父クリス・クーパーと比較してみたくなります。
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15人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
現在の状況だからなお観たい映画
投稿日
2008/10/22
レビュアー
JUCE
寂びれ行く炭鉱を舞台にした物語と言うことで『フラガール』や『遠い空の向こうに』をやはり連想される方が多いのですね。エイちゃんさん(最近レビューお休みしてますね、お元気ですか?)は炭鉱三部作として『我が谷は緑なりき』『マイレフトフット』『リトルダンサー』を挙げていらっしゃいます。
私もこの作品を観てある映画を思い出したのですが、実は炭鉱ものではありません。それは現在劇場公開している黒沢清監督の『トウキョウソナタ』です。この二つの作品を観て、この炭鉱という斜陽産業の街で仕事が無く、そうした中で家族を持ち養っていかなければいけない。これは今日本を始め多くの国が抱えている構造的な不況で人々が職を失っている状況と良く似ています。私もサラリーマンの時代にはあまり深く考えていなかったのですが、個人で仕事をし始めてから、仕事が無くなるという不安感や恐怖というものはひしひしと感じます。ですからこの『リトル・ダンサー』や『トウキョウ・ソナタ』に出てくる父親の姿を他人事のようには思えません。
そして二人の作品に出てくるある才能の秀でた息子は一見父に支えられているかのように見えますが、むしろ彼らの未来の可能性が家族に生きる活力を与えてくれているのです。
この作品ストーリーはシンプルですが力強いです。
音楽の使い方も良いですね。BGMとしての使い方から一転して劇中の音楽として乗り換えたりするのをはじめ様々な演出が音楽の使い方にされています。
また編集面でも演出は凝っています。この映画では随所にカットバックが使われるのですが、主人公の時間軸をメインとして、そのオンタイムをザッピングするような形で主人公の家族やまわりの人物のシーンがカットバックされていきます。そしてそのカットバックによって別々の方向に向いているように見えても家族が根底で繋がっているような表現がされていたりするのがニクイところです。
一見地味に見えそうな映画ですが、音楽も編集も程よく弾んだ気持ちの良い作品です。
不況で先が見えにくい今だからこそ、より深くこの映画のメッセージを受け取れると思います。
なにかと身につまされる映画だよ
投稿日
2005/12/03
レビュアー
iuiu
バレエってお金かかるのよね。
普通に習うだけでも結構かかる。うっかりちょっとばかり才能があったりした日には、天文学的コースへいらっしゃい状態。そしてちょっとばかりの才能があってもどうにもならない世界。行くか留まるか、そこで人は海よりも深く悩む。
親としても、子としても、身につまされる映画でもあった。
親としての場合。子どもに十分な教育費をかけてやれなくて、望む道へ進ませてやれないということがどれほど情けないか。
子としての場合。やはり主たる原因は教育費で、望む道へ進めなかったりする。「お金がないので行かせてあげられません」と言われれば子どもは案外納得するのだが、そういう部分はひた隠しに隠されて、「お前にそんなものは必要ない」とかなんとか論点がすり替えられる。あれも傷つくんだよなあ。お金がないという理由がいちばん納得できるのに。
生まれた土地から出たことがなく、生まれてから死ぬまでの人生が決まりきっているかのような価値観の中で生きていた人間は、子どもに意外な才能があったりしたら驚くだろうなあ。それも、商売の才などのわかりやすく実利的なものではなく、バレエの才なんていう(自分にとっては)まったく無意味に思えるものでは…。
この映画を見ている人はバレエの才能というものの価値を評価しているから(最初は)無念な思いで見ることになるのだろうが、もしわが子が突然(一見)妙な才能を発揮しだしたら…。それを正しく評価できるかどうか親は試されることになる。一見どうでもよさげな役に立たなさそうな才能が、5年後10年後には喝采を浴びたり人々の役に立ったり富を生んだりするかも知れないんだよなあ。
夢に向かって飛び続けるビリーと家族の愛情
投稿日
2008/08/08
レビュアー
ミルクチョコ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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サッチャー政権下での、炭鉱町が舞台。
ダンスの才能を持った炭鉱労働者の息子、少年ビリーが、バレエ学院に入るまでの成長が描かれています。
炭鉱労働者の厳しい現実を捉え、改革の裏側を垣間見たような気がします。
炭鉱スト中の町は暗いし、どんよりしている。
そんな中で、父親の考えは、男はバレエなんかもっての外で、ボクシングをやれば良いという固定概念。
しかし、炭鉱が閉山されることを知っていて、「やりたいことを、やれ!」というお父さんの決断。
息子を真剣に愛している親の愛にやられてしまいました。
頑固なお父さんが、不器用でぎこちない愛情表現が、なんともいえない気持ちになります。
将来ある息子のためなら、スト破りするシーンもう、最高ですね。
お兄ちゃんや、周りの人たちもビリーの本気を理解し、応援する姿もいいです。
成長したビリーを見守る父親の表情も愛情溢れていました。
さらには、男の子の友達、同性愛者への眼差しの温かさをも感じられる映画でした。
階級や、性差別を乗り越えることが、まだまだ難しいけれども、不可能ではないと教えてくれたような気がします。
さすがイギリス映画、派手さはないけれども、奥深さを感じます。
父と子
投稿日
2008/08/08
レビュアー
ムーミンママ
父と子の関係を描いた映画ってたくさんありますね。
この「リトル・ダンサー」もメインストーリーではないながらも
炭鉱夫の父とバレエ・ダンサーを夢見る少年ビリーの関係が
大きな鍵を握っています。
はじめのうち、父親からも兄からも虐げられ、
認知症の祖母の世話を押し付けられ・・・
愛に飢えた少年の話かと思ってしまいました。
でも、そうではなかったんです。
ビリーの才能にお父さんが気づくまで時間はかかりましたが
不器用ながらも応援する姿は感動的です。
ビリーが踊っている様も印象的です。
テクニックはきっとまだまだなんでしょうが
心から楽しんで踊っている・・・
踊らずにはいられない、といった感じです。
ビリー自身の家族への愛、自己愛、友情・・・
それに父や兄のそれぞれの思い、バレエの先生の愛
いろんな愛にあふれた、素敵な映画でした。
跳躍が象徴するもの
投稿日
2007/03/18
レビュアー
パープルローズ
主人公ビリーの跳躍から始まるこの映画。跳躍は、伝統とか慣習とか自分たちを縛り付けているものを打ち破り、外の世界に羽ばたきたいという希望の象徴なのだ。
貧しい炭鉱町に育ったビリーが、自分の夢をかなえてバレーダンサーになり、白鳥の湖を踊るラストシーン、大人になったビリーのダンスシーンをたっぷり見せるのではなく、少年時代の跳躍と大人になったビリーの跳躍を重ねた映像はまことに正解。アダム・クーパーのダンスをこれ以上みせる必要は全くなかったと思う。
跳躍が希望の象徴であることを考えると、バレーのレッスンを反対されたビリーが怒りをぶつける場面ではタップになっていることも頷ける。ダンスが下手だという批判もあるようですが、別にうまくなければいけないということもないように思う。
ビリーの友人として、ホモセクシャル(イギリス英語ではpoofっていうんですね。)の少年を登場させているところが、以前は理解できなかったのだが、古い価値観を捨て去り新しい世界に出て行くためには、女性らしい柔軟さが必要だったのかなと思った。
「男はこうあるべき」という価値観に凝り固まった父親ではあるが、ビリーのためにとストをする仲間を裏切るシーンは泣けた。「遠い空の向こうに」の父クリス・クーパーと比較してみたくなります。
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