17歳のカルテ

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17歳のカルテ / ウィノナ・ライダー
全体の平均評価点:
(5点満点)

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「17歳のカルテ」 の解説・あらすじ・ストーリー

企画に惚れ込んだウィノナ・ライダーが、製作・主演を買って出た意欲作。精神療養施設・クレイモアへと送られる事になったスザンナは、自分より更に深い心の闇を抱えた患者達とかけがえのない時間を過ごす事になる。作品テーマから、傑作「カッコーの巣の上で」と比較されてしまうのは仕方のないところだが、本作でアカデミー賞受賞のアンジェリーナ・ジョリーを始めとする女優達の熱演は作品にエネルギッシュな魅力を与えている。

「17歳のカルテ」 の作品情報

製作年: 1999年
製作国: アメリカ
原題: GIRL, INTERRUPTED
受賞記録: 1999年 アカデミー賞 助演女優賞
1999年 ゴールデン・グローブ 助演女優賞

「17歳のカルテ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

17歳のカルテ コレクターズ・エディションの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
127分 日本語・英語 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
4:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/監督の音声解説
5:ドルビーデジタル/ステレオ/サウンド・トラック
レイティング: 記番: レンタル開始日:
RDD29083 2003年05月26日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
14枚 0人 2人

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ユーザーレビュー:167件

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アンジーの原点ネタバレ

投稿日:2009/03/13 レビュアー:こんちゃん

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 先日、劇場で見た「チェンジリング」のアンジーが素晴らしかったので、「トゥームレイダー」や「Mr.&Mrs.スミス」ではないアンジーを見たくて、久しぶりに再見。
 あの「チェンジリング」の演技の下地は、すでにここでできていたのですなあ。
 この作品で助演女優賞を獲っているのですから、できれば「チェンジリング」で主演女優賞獲らせてあげたかったなあ・・。

 ウィノナ・ライダー自身、境界性人格障害で入院歴があり、制作総指揮にまで名前を連ねたこの作品。同じように、家族に恵まれず自傷行為を繰り返したアンジーも感じる部分があったんでしょうね。皆さんの絶賛の通り、ウィノナを完全に食ってしまうキレっぷりを見せてくれます。
 後日、
「この役(リサ)をやれば、誰だってオスカーくらい獲れる」
とウィノナが露骨にひがみコメントをしたらしいですが、ウィノナがリサを演じても、ちょっと無理だろうなあと思いますね。

 「チェンジリング」と違うのは、あちらでは全くおかしいところは無いのに、警察の策略で精神病院に入れられてしまうのに対して、本作では破壊衝動を抑えきれず、精神的な障害は確かにある。しかも、彼女自身、外の世界では生きていけず、病棟の中でこそ生きていけるのだと自覚しているところです。脱走してもデイジーの部屋で彼女を罵りつつ、それを自覚してしまうのでしょう。

 不安的な10代の少女を描いているという意味では、先日観た「蛇にピアス」よりも、はるかにリアリティを感じますし、そこで呻吟し葛藤する気持ちもストレートに迫ってきます。「カッコーの巣の上で」ほど、マッセージ性がある訳ではなく、ある意味「ちょっと変わった青春ドラマ」なんでしょうね。
 気楽な娯楽作品でもないし、楽しめるような作品でもありませんが、観た人はそれぞれの年代なりに、その時々の自分の環境、精神状態なりに何かを感じ、考えてしまうような普遍性があるような気がします。
 
 松尾スズキの「クワイエットルームにようこそ」が、プロットとして非常によく似ているのですねえ。するとリサ役は大竹しのぶなのか、蒼井優なのか・・・。本人が意図しない自殺未遂で精神病院に入れられてしまうとか・・・芥川賞の候補にもなりましたけど、オリジナルだったのかなあ・・・?
 こちらの実話の方がだいぶ早いしね。フラッシュバックがちょっとうるさいなと思いますけど、編集も登場する患者達の葛藤の描き方や心理描写もこっちの方が深いなあと思います。
 ラストの主人公が退院していく様子と、その後の描き方は、個人的には「クワイエット〜」の方が好きですけどね。

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切迫した呼吸感、過敏な映像です。ネタバレ

投稿日:2007/05/03 レビュアー:干し草

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 先日、新幹線の車内で21歳の女性を脅してトイレに連れ込み、強姦した男が逮捕されたと、ニュースで流れました。40人の乗客がふたりを見かけ、声をかけた方もいるようですが、男に凄まれて手出しできなかったそうです。逮捕歴、同様の手口の犯行が何件も続いていたことから、常習犯である可能性が高いとか。泣きじゃくる娘を引きずり歩いて周囲を睨み、怒鳴りつけるような、“暴”の雰囲気を醸し出す男にある日すれ違ったとき、私たちにいったいどれほどのことができるでしょうか。
 妻も子もあり、通常生活に何ら支障がなかったという容疑者。年老いた両親はマイクを向けられ、『若い頃の頭の怪我が原因で、変わってしまった』のだと、切々と訴えていました。スタジオの精神科医は話します。『頭部への外傷によって“社会性人格障害”が起こることは、ありうることです。この障害は普通の人とほとんど変わらない生活が出来ますが、何が正しくて何をすべきでないのかという観念を持つことができないなどの特徴が表出することがあります。つまり、欲望を感じたとき、社会規範に照らし合わせることがそもそも出来なくて、自分を抑えるべきかどうか、というところまでいかないんですね...』。
 こんな男、かっこ良く感じますか?

 欲望を感じたら他者の心にもからだにも一片の尊厳をみとることなく、ただ吐き出すのみ。思うままに生きるという話にのぞんだとき、大抵の人は、“自分が”自由に、好きな通りに行動することを想像しますが、しかしほとんどの場合、自分“に”、好き勝手をされるのです。男女の差はあれど、リサと新幹線の男の本質は同じです。アンジェリーナ・ジョリーにかっこよさを感じるとしたら、それはリサが私たちと同じように良心の呵責を覚え、そして超越している、と思うからでしょう。違うのです。いくら60年代でも、そこまで普通の人を病棟に閉じ込めたりするものですか。リサが閉じ込められるのは、路傍にころがる卵の殻を踏み潰すくらいの意識で、すれ違った人間の心やからだや生活を、踏み壊してしまうからなのです。
 私にはhikariさんが『ミスリード』という言葉に込めた静かな怒りが理解できます。たくさんのレビューを拝読すると、この作品は伝えたかった本質よりむしろ、理解されないことへのいらだち、青春の反発心に、共感を集めていることがわかります。もしもこの作品がともに生きる人々の間に思いやりが欠落した存在がまぎれているという、あまりにも重大な問題をひも解くことに十分に成功していたなら、“留め置かれた少女”時代に主人公がたどりついた結論のほうに、より視線が向けられたことでしょう。
  『I'd rather be fucking IN It...(私はクソッタレな“そこ(実社会)”で生きていくのよ...)』、終盤のシーン、嘘だらけのゆがんだ世界を糾弾したうえでつむがれた、彼女の言葉です。『...than down here with you.(...あなたと同じところに堕ちるくらいならね。)』

 役者としてのノニーの演技は立派にアンジーのものを受け止めていたように思います。特にデイジーの家でのふたりの演技は、それぞれの精神構造を際立たせ、問題点をあらわにして、見ごたえがありました。
 ただ、プロデューサーとしての彼女の小説への強い思い入れが、かえって作品をくすませている、と思うのです。冒頭のシーンは本来はラストに響かせるはずのものだったでしょう。暗溶、涙、砕けた電球は、“死”の暗示です。最後の対決シーンでリサが“精神の死”を迎え、正常・異常とは何をもって判断すべきか、観劇者に投げかける。監督の狙いははっきりしています。
 ところが、物語は続きます。リサへの救い、師長への謝罪、隣人に向けた思いやり...、健康な社会復帰を暗示してはいますが、これは、純粋すぎるノニーがどうしてもひとつ一つに回答せずにおられなかった、やさしい付け加えでしょう。でも、これがために監督が用意した焦点がずれてしまい、判断すべき部分が、社会・隣人への思いやりの有無から、社会自体のふところの広さ・狭さに移っています。結果的にノニーが演じた適応障害の少女の、社会へのとまどいまで、ぼやけて感じられてしまうのです。

 珠肌の瑕、だと思います。しかし、ふつふつと沸く想いも、作品の美しさと鋭さから生まれたことは、間違いありません。この十年前の劇場で、「レインマン」が私の心に強烈な一撃となってくい込んだように、99年、たくさんの若者の心をうって、大きく動かしたことでしょう。このような作品が、名作と呼ばれ、受け継がれるのだと思います。

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誰もが抱えるもの

投稿日:2003/06/03 レビュアー:豆大福

主人公のスザンナ(ウィノナライダー)は、
精神病というよりも、誰もが抱える心の矛盾を持っていて、
その使い方がわかってないだけで、病院にはもっと重い様々な患者がいた。

同年代の女性棟の中で繰り広げられる
友情と葛藤と冒険のお話です。

アンジェリーナジョリーの熱演は必見です。
役柄のせいもあると思いますが、
カリスマ性をこの映画で披露しています。


心に矛盾を持って正直に生きることと、
受け入れられない子供であることは随分違うのだなーと感じました。


とってもいい映画でした。

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若い女性の情緒不安は正常範囲ネタバレ

投稿日:2009/10/25 レビュアー:マリコ

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この映画に出てくる「境界性人格障害」が病気なのか否かは解らないけれど、リサが格別個性的な破滅型でスザンナが内省的思い込み型という程度で、精神病院へ入院するほどのものとは思えなかった。
入院というより親から見捨てられたという方が当たっているのかも知れない。
リサは計り知れない心の傷に対しなんの手当もして貰っていない。
戸惑うスザンナは強い力に吸い寄せられるように「お局的」なリサの手下になっていく。
死にたい、という口癖は十代後半から二十代前半の女性なら良く言う言葉で確固たる具体的な内容はなく、幻想と似たようなもの。
なので、この原作を書いた彼女も、精神病棟での出来事を客観的にまとめあげる能力を持っていたのだから、はたして、病気と言えるだろうか。一種の個性ではないのか、と疑問に思った。

病院がとても奇麗で自由なので、日本の実情と合わなくて違和感を覚えた。精神病棟なのに、個室というのもアメリカは進んでいるのかどうか。いたるところに異質感を感じたが、追いつめられるリサと彼女を足がかりにして立ち直っていくスザンナという二人の女性に、二通りの生き方を見取れて興味深く観た。

つまり、やはり、彼女たちが病気とは思えない。

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あなたは何なの?

投稿日:2007/12/13 レビュアー:ムーンライト

夢と現実が混乱したことはある?

時間が乱れて さかのぼったり進んだりごちゃごちゃになって制御不能になる。
精神療養施設へ入所することになったスザンナ(ウィノナ・ライダー)に、タクシーの運転手は「なじむなよ」と声をかける。

「境界性人格障害」
目標不明確 衝動的 自傷行為 カジュアルセックス
反社会性と悲観的態度が顕著

自分は病気じゃない。
他の入所者とは違う。
最初は誰でもそう思うのだけど、だんだんそこの生活になじんでいってしまう。
「ここに住めば楽ちん」と。

感情のままに束縛を受けずに行動するリサ(アンジェリーナ・ジョリー)に影響され、行動をともにするスザンナだが、友人の死を目にし、自分を見つめなおす。

「自分は何なのか」

全ては変わる。 
「正常の基準なんてない」


一見自由に見えるが、そこでしか生きることができないリサ。

「外の世界も嘘だらけよ。
 たぶん世の中すべてが バカげててメチャクチャで・・・
 でもかまわない。 そこで生きるのを選ぶわ。
 ここよりはね。                   」

そう自分の意思ではっきりと決められたスザンナだから、中の世界になじまずに現実の世界に戻ってこられたのだろう。

自分が何なのか。
自分はその時何ができたのか。
周りに流されずに、自分をしっかり見ることって大切だ。

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